前旅行記の山口編の続きとなりますが、青春18切符の最後の1回分を使用して、博多から熊本の水前寺まで移動。翌日、翌々日と飛行機を乗り継ぎ、ようやく2014年も10日になって漸く北海道に上陸。2013年末から続いた国内旅はこれにて終了となりました。

2014年新春・約5年振りの九州旅

10いいね！

2014/01/07 - 2014/01/10

66位(同エリア144件中)

#街歩き

エリア

水前寺公園周辺(熊本)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

交通: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

小倉駅に到着しました。
早速、あの方がお出迎えです！

あの〜、でも、まだ熊本でないんですけど…（汗）。
JR九州は普通列車からしてお洒落ですよね。
JR各社の中で、今一番勢いを感じるのがJR九州かもしれませんね。

それに対して、我らがJR北海道は…。
いや、これ以上は何も申しません。
博多駅に到着。

九州の中心とこの駅も随分と変わりましたね。
九州新幹線開通後は、初めての訪問でした。
九州と言えば、豚骨ラーメンでも食べたくなるのですが、何せ貧乏（涙）なので、またまたぐ○なびのポイント飯です。

ぐる○びさんも、ポイントバックキャンペーンのルールが徐々に厳しくなっていますね。1月からは17時〜24時の間しかポイントバックにならなくなったので、夕食でしか使えません。（てか別に使えるんですけどね。ポイントバックが不要なら…（汗）。）

という訳で博多駅傍にあるリ○ガーハットで夕食後、宿に向かいました。
JR九州といえばSUGOCA、SUGOCAといえば、そう、カエルさんですね！

う〜ん、キタカのエゾモモンガさんとバクって（注：バクる、は北海道弁で交換するの意）欲しいケロ〜。

ただ、名前がKEROCAでないのが残念…。
翌朝は、あまり天気が良くないので、テンションも上がらずに10時過ぎに博多駅を出発です。尚、ここで青春１８きっぷの博多印をゲットし、前旅行記から続く”JR5社の道県所在地”でのスタンプゲット達成となりました。

いつかはもっと完成度を高く、購入場所をJR6社のうちの一社、残る五つのスタンプを残りの五社のスタンプで、という完全制覇も成し遂げたいものです。完全な自己満足…。
佐賀を目指す旅はこんな感じの座席で快適でした。
佐賀に到着。
ここに来るのも5年振りです。
しかも前回は長崎から上海行きの飛行機に乗るための通過でしたので、下車したとなれば、何年振りか記憶にありません。
こんな方もお出迎えです。丁度元日に善光寺の七福神めぐりをしたばかりだったので、何となく親近感がわきました。
佐賀駅構内にて、カエルさんの広告を発見！！！

今の佐賀名物の一つに挙げられるのがこちらですよね！
勿論、一部ゲットして帰ります（笑）。
さて、佐賀市内では雨が強く降り続いていて、本当は歩いていつものように散策しようと思ったのですが、全くやる気がなくなり、駅前のミスドでお茶した後、次を目指すことにしました。

うーん、久し振りの佐賀だったのに…。
でも、こういう口惜しさがあると、また次こそは、というモチベーションにもなると思うので、無理はしません。

と車内で言い訳…（汗）。
鳥栖で乗り換え時間があったので、これこそ10年振り位にこの駅で駅弁を購入することにしました。かしわめしが確か有名だったと思いますが、ここでは敢えて焼売、じゃなかった焼麦（しゃおまい）弁当を購入してみます。

JR九州はまだまだ昔ながらの駅弁が健在ですよね。そう言えば、折尾駅の立ち売りのおじさんも頑張っていました。
そして熊本へ。
今度は正しいお出迎え（？）です。
個人的には、19歳の時に47番目の都道府県として最後に立ち寄ったのがこの熊本県でした。あれから熊本へは、20代の頃はサイクリングで阿蘇近辺などを何回か走っていましたが、それ以降は意外と立ち寄ることがなかったように思います。

ある意味、自分の中で一番未知な部分が多いのも熊本県だという印象を持っています。
勿論、熊本でもケロちゃん頑張ってますよ！
でも、熊本エリアでSUGOCAが使えるようになったのは、意外と最近なんですね。本日は大人しくここで豊肥本線にちょっとだけ乗り継いで、水前寺公園傍の安宿でステイします。
さて翌日、前日とは違って、朝からすっきりとした青空が広がってくれました。この日は昼前の飛行機に乗る予定だったので、あまり時間はありませんが、せっかくなので、水前寺公園付近を散策してから空港に向かいます。

水前寺公園内の成趣園は出水神社でもありますが、その鳥居が地元では水前寺鳥居として知られているみたいですね。詳細はクチコミをご参照ください。
朝の成趣園は静かな佇まいが心地良かったです。
そして夏目漱石の第三住居へ。
このおっさんも、色々と転々していたんですね…（笑）。
熊本が誇る洋風建築と言えば、こちらのジェーンズ邸ですよね。
2013年の大河「八重の桜」で熊本関連の人々も登場しましたが、彼らを教えた教師たちがここを拠点にしていたようです。尚、西南戦争以降の歴史の中で、ここが日本赤十字の先駆的な所になったそうです。

詳細な説明はこちらでご確認ください。
てな訳で、時間もあまりないので空港を目指します。
水前寺公園の近くに空港行きバスの停留所があるのが便利でした。
途中から乗ったので、混雑して座れないのかな、と思いきや、意外とガラガラでした。
30分ほどで熊本空港に到着。実はこちらの空港は搭乗目的のみならず、来るのも初めてでした。これで離島を除く九州の空港で、あと行っていないのは大分空港と北九州空港を残すのみとなりました。
熊本空港には、結構立派な国際線ターミナルビルもあるんですね。
もっと路線が就航していると良いんですけどね…。
勿論、ここにもいらっしゃいますよ。
でも、彼って国際的な知名度って如何程なのかしら？？？
１階チェックインカウンターを見る限り、定期便はOZしかないのかな？
2階はこんな感じでした。
尚、熊本空港といえば、やはり忘れ去られたように屋外展示されているこちらのYSも見逃せませんね。という訳で表紙にも取り上げさせて頂きました。ここでは反対側からの様子を…。
そして国内線ターミナルへと移動します。

勿論、まずは展望デッキへ。
熊本空港は展望デッキが無料開放されていました（嬉）。
遠くに見えるのは阿蘇の方かしら？？？
違ってたらごめんなさい…。
そして記念スタンプもゲットです。

熊本ではくまもんだけではなく、空港のレアキャラ（？）としてあそら君も頑張っています（笑）。
そして熊本のJLラウンジへ。
私が日本のナショナルフラッグのラウンジに入らせてもらえるようになったのは、JLのワンワールド加盟後ですので、実はまだ羽田・成田・新千歳・関西・那覇しかありません（この約3週間後に初伊丹）。なので、ここは九州島内で初めて入ったサクララウンジとなります。

福岡より先に来ることになるとは思わなんだ…。
九州らしさを期待して入ったのですが、東北の応援をされているようでした。これはこれで素敵なことですけどね…。
そして羽田に到着。
この日は大学時代の友人に会う予定でしたので、まず25マイル目的（？）で、浜松町までモノレールに乗車します。
そして山手線で待ち合わせ場所の大崎駅へ。

山手線内の駅として、大崎って下車したのいつ以来だろう？？？
恐らく20年振り位だと思います。
そして誘われるが儘に戸越銀座へ。

都民の方には、”銀座”の発祥地としてとても有名な場所だと思いますが、”おのぼりさん”の私にとっては、これが初訪問です。
関東大震災後の復興の証としても頑張って来た商店街なんですね。
貴重な煉瓦も銀座の一角にひっそりと展示されていました。
そして翌朝、その名の通りの東急池上線の戸越銀座駅から蒲田に向かいます。東急に乗るのも10年振り位かも…。

蒲田に到着しました。
ここから京急には高くて乗れません（汗）ので、いつもの通り、セコくバス移動で空港に向かいます。そう言えば、使い残しの京急バスカードが500円ほど残っているのですが、もう使えないんだろうなぁ〜（涙）。

プリペイド式の使い切りタイプのカードは昨年のオレンジカード廃止に続き、元札幌市民としては、最近のウィズユーカードの廃止の発表もショックでした。時代の流れとはいえ、記念に残るタイプのカードがなくなってしまうのは、硬券がなくなっていくときに感じたのと似たような寂しさがあります。
そして羽田に到着。本日もJL利用なので、こちらのターミナルとなります。
大げさなゲートがあるんですね。ここを通れるのはワンワールドではエメラルドの人だけと思っていたら、実はサファイアでも通れるとのこと。

ちょっと得意げに通過してみます（笑）。
（昨年米系某社を実質20000マイル程しか乗っていない私のような不良顧客がここを通過するのは、ちょっと申し訳ない気持ちにもなるのですが…（汗）。）
特にやる気もないので、ラウンジ内の端の方で、ひっそりとうたた寝しながら、搭乗時刻を待ちました…。
そして年明け後初めての北海道を目指します。
旭川便は沖止めでした。うーん、やっぱり新千歳便とは格が違うのかしら…（涙）。
そして旭川に到着。
うーん、見るからに寒そう…。

慣れているとはいえ、勿論寒いのは辛いです（涙）。
空港内到着ロビー内にて、わが町のパンフレットも発見。

皆さん、旭川空港にお立ち寄りの際には、是非見つけて持って行って下さいね！
そして、旭川と言えばあさっぴーですが、全国的な知名度は？？？

ご存じない方は、あさっぴーに関する解説も是非ご覧下さい。
そして空港から旭川駅前行きのバスに乗り込みます。

しかし私は旭川駅までは乗車しません。
空港から最初に停車するバス停で下車。

多くの場合、他のお客さんからこんな所で降りると不思議そうな顔をされます。特に冬は…。
お天気は特に良い、という訳でもありませんでしたが、下車時には
何とか雪も止み、雲の中に弱弱しいお天道様も…。

この時期の道北では、これ位の天候でもラッキーと思わなければなりません。

はぁ〜…。
バス停から白銀の世界を歩くこと約20分で、ようやくこちらの集落が見えてまいります。ここまで来ればしめたものです。
ここにはローソンもあるので、またタヌキのポイントを使ってお試し引換券のコーヒーをゲットし、冷えた体を温めます。
そして富良野線の西神楽駅に到着。基線八号のバス停からここまでは約30分の道のりです。
さて、この駅から旭川までは220円、旭川から和寒までは710円なので、合計930円となりますが、自販機があるからといって、通しで買ってしまうと100円以上高くなってしまいます。
逆に、和寒の手前にエレ○バンで有名になった比布という町がありますが、ここまで通しで買うと530円です。西神楽〜旭川は220円、旭川〜比布は350円なので、こちらに関しては、通しで買う方が40円安くなります。

しかも、比布から和寒までは350円なので、合計で880円で行くことが出来ます。ということで、旭川で丁度乗り継げそうな接続列車があったので比布まで購入。

しかし、列車が遅れて目的の接続列車に乗れず、結局旭川駅で精算、というオチとなりました。冬の北海道はこれがあるから困ります…（涙）。
そして、旭川からは列車の接続が悪いので、最後はバスで帰りました。

年末から二週間ほど空けていたので、とにかく玄関の積雪状況が気になりますが、案の定凄いことになっていて、入るまで雪はねで一時間位掛かってしまいました（涙）。

という訳で、この旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。