初めてシンガポール、マレーシアへ行って一周した時の旅行記（1991年4月～5月）

1991/04/26 - 1991/05/04

　１９９１年４月に初めてシンガポールとマレーシアに旅行した時の旅行記です。古い写真が出てきたので、当時の記録を元に思い出してまとめてみました。
　成田からシンガポールへ飛んだ後、何処へ行くかはっきりとルートは決めてなかったのですが、結局 マレー半島の東海岸を北上し、クアンタン～ランタウ・アバン～コタバル～ペナン～クアラルンプール～シンガポールとマレー半島のマレーシア領土内を反時計回りに１周しました。
　
＜旅程＞
4/26：成田-(飛行機)→シンガポール(泊)
4/27：シンガポール-(バス)-ジョホールバル-(バス)-メルシン-(乗合いタクシー)→クアンタン(泊)
4/28：クアンタン-(バス)→ランタウ・アバン
4/29：ランタウ・アバン-(バス)-クアラトレンガヌ-(バス)→コタバル
4/30：コタバル-(バス)→バターワースへ(バス車内泊)
5/1：バターワース-(フェリー)→ペナン島(泊)
5/2：ペナン-(フェリー)→バターワース-(列車)→クアラルンプール
5/3：クアラルンプール-(列車)→シンガポール
5/4：シンガポール-(飛行機)→成田

エリア コタバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

1991年4月26日 成田空港18:00発予定のNW011便は、約1時間遅れました。シンガポールに現地時間の午前1時20分頃到着し、ベンクーレンの安宿のドミトリーに宿泊。（S$8)
翌27日朝、オーチャード通りの伊勢丹の6階にあるNWオフィスへ行ってNWの帰りの便の予約再確認をしました。

その後リトルインディアのバスターミナルへ行って、クアンタン行きのバスに乗りたかったのですが、既に出発した後。仕方なくジョホールバル行きのバスに乗りました。
ジョホールバルからメルシン行きバスに乗り換え、マレー半島の東海岸を北上しメルシンへ向かいました。

メルシンからワンボックスカーに乗り換え、ジャングルの中をクアンタンに向けてひたすら北上。６時間も走りました。

クアンタン到着後、New Embassy Hotel という安宿にチェックイン。(M$12) シャワーを浴び、近くの屋台へ食事に出かけました。
“MEE-TOM-KUNが大変美味しかった、何故か中国系のおじさんにビールをおごってもらった”と当時の記録に。

New Embassy Hotel と前の道路の様子。

これはクアンタン。
その後ホテルをチェックアウトして、朝８時発のバスでクアラトレンガヌへ向かう。

同じバスに西洋人（スイス人夫妻）と話をする。クアラトレンガヌ手前のランタウ・アバンのビーチがとても綺麗だよ、と言われて、そこで一緒にバスを下車する。
なるほど、真っ白な砂の綺麗なビーチだった。

ランタウ・アバンのビーチの様子。誰も居ません。

これもビーチの様子。バンガローに宿をとりました。(M$8)

翌29日、9:30にバンガローを出てバス停へ行くと、もう11ヶ月も旅行しているというベルギー人がいて話をする。彼の話によると、クアラトレンガヌへ行ってもそこから先のバスが無いそうだ。
とりあえず、クアラトレンガヌ迄バスで行って(M$2.8)、そこからもう１人加わった３人で旧式のM.ベンツのタクシーでコタバルへ行く(１人M$10)。

コタバル到着後、Prince Hotel！にチェックイン。(M$18)
明日のバターワース行きのバスチケットを買いに行ったが、売り切れでなかった。途方にくれていたら、そこにちょうどチケットをキャンセルしに女性が来て、彼女からチケットを買う。(M$18.5)
本当にラッキーだった！

翌30日朝、Prince Hotelをチェックアウトして、バスでパンタイ・カハヤ・ブランというリゾート地区へ向かいました。

パンタイ・カハヤ・ブランでシャレーを借りる。(M$13)

パンタイ・カハヤ・ブラン。人影も少ない。

同じくパンタイ・カハヤ・ブラン。
写真を撮ってくれる人も居ないので、セルフタイマー撮影。

競泳用水着に着替えてひと泳ぎ。広い海岸を独り占め状態でした。

なぜかそこに居た子猫と遊ぶ。

その後、コタバル市内に戻り屋台で食事。
店で、日本人の客は初めてだよ、と言われた。

夜10:00発バターワース行きのバスに乗るため、屋台をはしごして時間を潰す。
その後、バスに乗車して、マレー半島の東海岸から西海岸へ、一路バターワースへ向かいました。

翌5月1日の朝8時にバターワースに到着。
駅で明日のクアラルンプール迄の切符と明後日のシンガポールまでの切符を買う。(M$58)
その後、フェリーでペナン島へ渡りました。

島の中をブラ歩き。

旅の記録には、“日本へ行ったことのあるマレー人にコーラをご馳走になる。/娘が大阪に嫁いでいる華僑の人に天ぷらやお茶をご馳走になる。/ビーチでコーラをご馳走になる、、、”と、色んな人からお世話になったと書いてあった。

バトゥ・フェリンギビーチへ行きました。
東海岸と比べると水質はイマイチかな。

これはペナンヒルへ行くケーブルカーの中（だと思います）。
ピンボケ。

ペナンヒルに到着した頃は、もう真っ暗闇でした。
（見づらいですが、Penang Hillの看板が見えます)

ペナン島のユースホステルのドミトリーに宿を取りました。(M$5)
涼しくて綺麗なドミトリーでした。

翌5月2日、6:15にユースを出て、バスとフェリーでバターワースへ。
バターワース駅 7:45発の列車でクアラルンプールへ向かいました。（約30分遅れ）

列車内の様子。

午后2:15頃、30分遅れでクアラルンプール駅に到着。

イスラム教の Praying Roomがありました。

イスラム色が感じられる建物。

これもそうです。
この日はチャイナタウンの楽安酒店に宿泊。(M$48) やはり都会は物価が高い。

翌3日、クアラルンプール駅7:30発の列車でシンガポールへ。

シンガポール駅に到着。
列車で隣の席の中国系の若者と記念撮影しました。

シンガポールではメトロポリタンYMCAのドミトリーに宿をとりました(S$17)。エアコンが効いてて清潔で、客はワタクシ以外にインド人１人だけでした。
シンガポール内を簡単に見学したあと、翌5月4日、チャンギ空港7:05発のNW12便で無事日本へ帰着しました。

初めてのマレーシア旅行は大変満足のいくものでした。