2013/06/10 - 2013/06/14
26位(同エリア524件中)
Rolleiguyさん
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前回とは反対側のシュヴェンディ湖の辺りを歩きました。この日は生憎天気が悪く、ぱっとしませんでしたが、シーズン前で人気も少なく、静かな散歩を楽しめました。 シュヴェンディ湖は、2つの小さな沼から成り、葦が生い茂っています。こんなところでと思いますが、泳ぐ人もいるようで、そのための設備もありました。
この地域は有名観光地がいくらでもあるスイスではマイナーな地域ですが、私が滞在していたときにはドイツ人も来ていました。ずっと昔のことですが、私が滞在していたホテルにはオランダの女王の家族が4週間も、しかも2回も休暇を過ごしに来たことがあるとのことです。喧騒に妨げられない、寛ぎの場所としてはとてもいい村だと思います。 バスとロープウェイがあるので移動は楽ですが、レンタル電動自転車もあって、山に行くにもとても気持ちが良さそうです。人の少ない観光地というのは何とも侘しいイメージがありますが、ここはそうした印象は受けません。有名な場所を見てやろう的な観光には向かないかもしれませんが、スイスを殆どくまなく訪れた私には、観光客の少ない、しかし美しく、気持ちのよいこうした場所には捨てがたい魅力があります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
先ず、目的地とは反対側から。残雪のクーアフィルステン。シュヴェンディ湖は山の裾野にあります。この写真を撮影した場所は、谷を挟んで反対側の山道を少し入ったエンネットビュールの近くで、もう少し早い時期だとタンポポとリンゴの白い花が背景とマッチして、桃源郷のような美しさです。
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同じ場所から少し谷の方向を見たところ。こんな急斜面を牧草地にしているのにはいつも感心します。斜面が急過ぎる場所では今でも背負って刈り取った牧草を運んでいます。政府からの補助があるとはいえ、本音ではどうなのか分かりませんし、綺麗ごとは第3者だから言えることなのでしょうが、スイス人の労働に対する姿勢、肉体を使っての生き方は、自然との共生という観点からだけでも、大変価値のある生活だと常々思っています。
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麓のアルト・サンクト・ヨハン郊外からウンターヴァッサー方面を見たところ。近くに老人ホームのような施設がありましたが、日本のような喧騒とは無縁のこうした場所が好きな人には、毎日が楽しいかもしれません。
20年ほど前に、仕事でブルガリアのソフィアからルーマニアに車で向かったときに、死んだような静かな村を通りかかり、こんな村で生活するのもいいかもね、と言ったところ、当時60歳くらいだった上司から、それは都会に住んでいるから言えるのだ、死ぬほど退屈するさと言われたことを思いだしました。 -
同じ場所から望遠レンズで写したもの。素晴らしいロケーションです。住むならこちらの方が快適かも。
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「地上における私たちのパラダイス」と書かれている家。この家を見ていて思ったのは、日本だったら雑草がすぐ生い茂ってしまい、その対応だけでパラダイスではなくなってしまうだろうと言うことです。 北海道でもここと同じ印象を持ったことがありますが、日本の本土以南の気候は、さっぱり、すっきりした住環境には適していないのではないかと思います。雑草と呼べる草があるのかと思うほど、スイスの自然には感心します。(後記)「ヨーロッパの草は日本と比べると草丈が短く密生しない。生え方も日本のように旺盛ではない。これは緯度がもたらす差異である」という専門家の説明に接して納得しました。(「アルプスハイキングー氷河の地形と自然、人、村ー 塚本良則・靖子著)
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タンポポの季節は終わっていましたが、キンポウゲのような花が見ごろでした。
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違う場所ですが、この辺りは山の中腹に沿って横に道が通っており、上も下も見ながら散策出来ます。
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途中にあったラマ牧場。 このラマは山歩きをする観光客の荷物を運搬するために飼われており、なかなか優雅で楽しそうです。
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ウンターヴァッサーの村を見下ろしたところ。向かい側の丘の上の方にシュヴェンディ湖があります。徒歩でも、リフトでも、自動車でも登って行けます。
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西側に移動して、谷間を眺めたところ。
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谷を下りて、向かい側の山へ。シュヴェンディ湖はこんな小さな沼です。向かい側はセンティスとシャーフベルクです。
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静かな湖面。
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シャーフベルクを背景に。シャーフとは羊のことですが、アルプスではあちこちにこの名前のついた山があります。
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湖面(沼面?)には、泳ぐ人が一休みする場所が備えられています。
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無風の湖面。
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2つ目の沼を過ぎた辺りから谷の向こう側の山を眺めたもの。
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農家の犬。とても人懐こく、アメをあげたらすぐ食べて尻尾を振ってくれました。すこし運動不足気味では? それともおめでた?
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これには感心しましたが、犬の落し物を入れるボックス。
垂れ流しを放置することは恥ずかしいと思っているのか、住環境を守るためなのか、ドイツでも見かけました。こうしたものが、街中だけではなく、山の中にもあるのにはびっくりしました。 -
私が滞在したウンターヴァッサーの村の入り口にある歓迎の看板。
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隣村のヴィルトハウスに残る宗教改革者ツヴィングリの生家。内部は当時のままとのことで、さぞ寒かっただろうと思いました。
ツヴィングリは、キリスト教の聖餐式で使われるワインをキリストの血と受け止めるのか、別の受け止め方とするのかについて、
当時の宗教指導者との間で論争したことでも知られています。
後年、従軍牧師としてチューリッヒ郊外での戦いで亡くなりました。 -
4泊したウンターヴァッサーのホテル・シュテルネン。
1泊2食付きで1万円くらいで、スイスでは大変嬉しい存在です。
夕食も手抜きはなく、おいしく頂けました。次回もここに泊まろうと思っています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ドロミティさん 2016/04/16 09:39:34
- 初めまして。
- Rolleiguyさん、初めまして。
4トラのお薦め旅行記の鮮やかな菜の花に惹かれて訪問いたしましたが、思いがけず大好きなスイスの旅行記に出会い、とても得した気分になりました。
素敵なスイスを綺麗なお写真と丁寧な解説でご紹介くださり、ありがとうございます。
クーアフィルステン♪とても魅力的なところですね。
今年は間に合いませんが、是非とも訪問したいと思います。
他の旅行記もゆっくり拝見させてください。
本当はいっきに拝見したいところですが、楽しみがなくなってしまうので我慢します*(^o^)*
これからも宜しくお願いいたします。ドロミティ
- Rolleiguyさん からの返信 2016/04/16 15:00:12
- RE: 初めまして。
- ドロミティさん
私の旅行記をご覧頂きありがとうございます。
何故急に訪問者が増えたのかと不思議に思っていたのですが、お勧め旅行記というのがあるのを知りませんでした。
是非来年は菜の花を見にお出で下さい。
スイスの旅行記のうち、地味なクーアフィルステンをご覧頂き嬉しく思います。ここは外国人の観光ルートからはずれているので、殆どスイス人ばかりですが、アイガーやユングフラウとは違う、山の魅力を感じるところです。
スイスの住んでいたころ子供を連れて頻繁にハイキングに出かけましたが、四季折々の美しさのあるところです。機会がありましたら是非一度行ってみて下さい。
ドロミティさんのお名前はDolomitiですね。ここも私の好きな地方です。
もう20年近く行っていませんが、また行きたいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。
Rolleiguy
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