2014新春のバングラ～その２ヒンズー教徒の街・プティアからクルナへ

2014/01/02 - 2014/01/02

世界遺産と経済発展途上の様子を訪ねるバングラデシュの旅。
その２はラジシャヒ近郊のプティアから、川を越えてクルナに向かうバスの旅。

ヒンズー教徒が半数を占めるプティアには、たくさんのヒンズー寺院が残っています。しっとり落ち着いた街の佇まいはとてもフォトジェニックでした。

・この日も警察の先導で
・ヒンズー教徒の街、プティア（シヴァ寺院、大ゴヴィンダ寺院、アニク寺院など）
・ラロン橋を越えて
・クシュティア、ジョショールを通過。エビの養殖やレンガ工場

表紙写真は、プティアの小ゴヴィンダ寺院の前にて、先導のおまわりさんたちの整列。

エリア その他の都市(バングラデシュ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

移動に使ったマイクロバス。前面にデカデカと、フォーリン・ツーリストと書いてあります。

ポルジョトン モーテル ラジシャヒ ホテル

ラジシャヒの街。乗り合いの車は人を満載しています。

この日も警官の先導で走ります。途中、交代のおまわりさん待ち。

ようやく交代なって、出発です。

管区がかわると、微妙に警察のトラックや、服装も変わります。

再び乗り合い。朝晩は冷えるので、マフラーを頭に巻いている人がたくさんいました。

こんなに乗り込んで、落っこちないのかな。

プティアに到着。出迎えてくれたのは籠に入れられた鶏。

街の入口に立つのはシヴァ寺院。

アーチが連なる回廊。向こうに見えるのはロッド寺院。

建物は鍵がかかっていて、街のガイドさんが開けてくれます。

中にはシヴァリンガムが。

壁にはシヴァ神の姿を描いた絵がたくさんかけられていました。

回廊の神像。顔をはじめとしてかなり破壊されています。

シヴァ寺院をあとにして、市場へ。

みずみずしい野菜がたくさん。下に置いてあるのはナス。緑色でとても大きい。

やぎもシャツを着ています。寒いからね。

市場で見かけた親子。お父さんもマフラーを頭に巻いています。

市場の角にあったのは、葉たばこ屋さん。いわゆる、ビンロウです。

広場の向こう、立派な建物はその昔の領主の館（ラジバリ）。

子どもたち、学校にいくところかな？

広場の反対側にはドルモンチョ。

一番見応えがあるのは、大ゴヴィンダ寺院。

正面の柱。レリーフで飾られています。

その奥にはご本尊が見えています。

レリーフのアップ。

神話や歴史物語を描いたレリーフは、建物の四面にびっしりと嵌めこまれています。

街の中心には池。池に映るシヴァ寺院やドルモンチョ。

奥はアニク寺院。手前は小ゴヴィンダ寺院。

青い制服のおまわりさんが見えています。
つまり、観光中はトラックを降りて、そばを警護してくれているわけ。すごいVIP待遇です。

アヒルの行進。大きい！

プティアをあとにして。途中、バナナの市が立っていました。

橋の上は市場になっているよう。

遠くでデモ行進。今回の旅の間に、一度だけ見かけたデモの様子です。

新しいロラン橋で、ポッダ川を渡ります。

日本の資金協力で作られた橋です。この橋のおかげで、交通が一挙にスムーズになったそう。それまではフェリーを待つのに何時間もかかったのに、今や数分で渡れるのですから。

ロラン橋と平行するのは、鉄道用のハーディング橋。

クシュティアの警察トラックは黄色。

街の風景。よく見ると、牛が引かれています。

途中のガソリンスタンドで。

この乗り合いは幌付き。日差しを遮ることができて少しは快適なのかな。

前からみたところ。カラフルですね〜。

これがシンプルなタイプ。幌もベンチもありません。

前を走るのは、じゃがいもを満載したトラック。

トラックの後ろ側には、家の絵が描かれています。

途中、列車と行き違いました。のどか。

ジョショールの手前。溜池風のものが増えてきたと思ったら、エビの養殖だそう。田んぼとエビ養殖を交代にやっているのだそう。

エビの糞が稲の良い肥料になり、稲の切り株がエビの餌になるのだとか。

乾季ならではの風景はレンガづくり。

土をこねて、型にいれて、取り出して天日干し。

瓦も干していました。まずは土の状態で干して、そのあと釉薬を塗って更に干す。

レンガを焼く窯。

煉瓦工場で出会った男の子たち。はにかみながらも笑顔を見せてくれました。

バングラデシュは鉄道網が発達しています。何度も踏切を越えました。

エビ養殖池の向こうに沈む夕日。

もうすぐ、本日の宿泊地、クルナです。