2014/01/15 - 2014/01/18
5876位(同エリア28202件中)
ゆみるかさん
前回午前中に行ったお店が開いてなかったり、スタッフが来てなかったりと言うことが多々あり、台北の夜は遅く、朝も遅いんだということを学習したのでした。そこで今回は寺関係、博物館など確実にやってるところを午前の予定に入れて行きました。
3日目の午前中は「二二八和平公園」と「総督府」見学。たまにはきっちりお勉強的観光も入れるのです。
午後はここにきて今だ自由自在予定は未定のフリータイム。
そこで中日最後の盛り上がりタイムに向けて考えたプランは次の3つ。
1、台湾人の余さんが勧めてくれた「烏来」。トロッコ列車に乗って温泉に入って、原住民博物館で台北とは違う台湾を知る。
2、前日の疲れも残ってるので行き損ねた新北投温泉でまったり~未だ未踏の東區でショッピング・スイーツ三昧~士林夜市、いやいや夜はロープウェイで「猫空」からの夜景を楽しむのもよいかも。
3、オーソドックスに「九份」か。私は前回行ってるんだけどなぁ。それならば朝から出発して、九份、猫村、十份で点燈上げがしたいけど、ちょっとハードすぎるかな。
考えるだにわくわくしてきます。
夫は今回の旅行の予定に関してはノータッチ。行きたいところもよくわからないと言います。旅行の連れとしては困ったものです。
ところが意外な展開。故宮での私のトイレ待ちの間にるるぶをちら見した夫。「九份というところに行ってみてもいいかも。」とぽつり。
まあ、どれを取っても楽しそうだけど、今回は初台北の夫の希望を取り入れて九份に出向くことにしました。
夜は夜でお楽しみが・・・^^
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
PR
-
朝ご飯は前夜ついついコンビニで買いすぎた食料ですませました。
コンビニ事情ですが、驚いたことにおにぎりは日本より高いくらいなのに、パン類はすごく安いです。サンドイッチにいたっては数十円です。
おにぎりは写真の紫米飯がおいしかったです。
短い巻き寿司といった形で紫米の中に卵焼きなどの具が入っています。 -
たっぷり食べて元気が出たところで朝の散歩。
シーザーパークホテルを南下すると二二八和平公園に行き当たります。二二八和平公園 広場・公園
-
台北市の真ん中にあるとは思えないほど大きな公園です。
少し歩くとこんな中国風の涼亭もありました。二二八紀念館 (旧NHK台北支局) 博物館・美術館・ギャラリー
-
変った形のモニュメントが目を引きます。
二二八事件をきっかけに平和を祈念して作られたそうです。
近付いていくとさらさらと水の流れる音がします。
モニュメントの中央に向かって深い井戸のようになっていて、そこに向かって水が流れる不思議な設計でした。二二八和平公園 広場・公園
-
こんなところに鳥居があります。
ここから出られたら総督府への近道なんだけどなぁ。。
あきらめて二二八公園の正面入り口まで行って出ましたが、後でみたら人間は通れるようになってました。総督府からの帰りはここから入りました。二二八和平公園 広場・公園
-
総統府に向かって公園の柵沿いに歩きます。
亜熱帯らしい植物が異国情緒を盛り上げてくれます。中華民国総統府 建造物
-
総統府正面です。
日本統治下の総督府の建物です。今も海、空、陸軍の最高司令部と行政府が置かれ台湾総統が執務を行っています。
ルネッサンス様式の建物がステキです。
近くまで行くと、軍人さんが警戒態勢か!という勢いで立ってました。 -
入り口でパスポートを見せ、手荷物の中もすべて検査されます。
日本語の話せるガイドさんが私たちふたりについてくださいました。要は他に日本人観光客がいなかったようです。建物の様式をはじめ、台湾の歴史、日本との関わりなどそれは丁寧に説明してくださいました。
真ん中に中庭があり、建物を上から見ると日本の日という漢字の形になっているなど、台湾が日本の統治下にあったという日頃忘れていた事実をまのあたりにします。
そして現代の台湾と日本の事情。ガイドさん曰く「ごうさ・・こういうのをごうさといいますか?」私が「相互」と手帳に書いてみせると、「その言葉はそうごですね。それではなくて、一緒に作るという意味の言葉です。」
「もしかして合作?!」「そうです。それです。私の日本語まだまだです。」などとおっしゃいながらお互いに頷き合うシーンも。
ガイドさんは日本の統治下で小学校三年生まで日本の教育を受けたそうです。
そのことについて、「私はとても幸せ。」と何度もおっしゃるので嬉しく思いました。
最後にガイドさんを囲んで記念撮影。
台湾の人の生の声に触れることができました。ここは来てよかったです。 -
今度は二二八公園を横切り、台大醫院の車寄せの前を突っ切ると、台大の医学部、教育学部があります。角を曲がると目指す「蘇杭」はすぐそこです。
台湾大学付属医院旧館 現代・近代建築
-
予約をしてないので無理かなと思いながら着いたのが11時半ちょうど。
2名だと告げるとなんとか入れてもらえました。次のお客さんは断られてたので、かなりラッキーでした。やはり人気なんですね。
写真は個室との間の刷りガラスに描かれた絵。スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
以前4トラベルでどなたかがお勧めしていた蝦チャーハン。
エビがぷりっぷりです。よくあるような冷凍臭がしないどころか、噛むと口の中ではじけるような感覚です。
薄味なのにとにかくおいしい。スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
蝦と糸瓜(ヘチマ)の小籠包。
実はあまり小籠包が好きでないという夫が、「これはうまい!!」とほとんど食べてしまいました。私も好きなのよ〜〜!!
レジの後ろに「絲瓜蝦仁湯包」というメニューで金賞をとったという表彰状の額が飾られていたので、メニューと付き合わせて探してみたらこれのことでした。
ヘチマと蝦という組み合わせは珍しいそうです。
他店と比べると小籠包独特のあのじゅわ〜〜っと出てくるお汁は少ないですが、それだけに素材で勝負して勝った感が強いです。
ちなみに、このお店は小籠包類はすべて定価の半額で食べられます。最初から半額にしておいてもよさそうだけど、それだと他のメニューとの釣り合いが取れないのでしょうか。スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
白湯スープのネギラーメンみたいなの。
時間が早いのであまりお腹はすいてないはずですが、見た目と違ってあっさりしているので、ぐびぐび食べてしまいます。スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
ネギ餅。外はパリッとしていて中はふっくら。
そのまま食べてもいけますが、小籠包のタレにつけると二度おいしい。スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
ちょこっと食べただけですが、オレンジをサービスしてくれました。
スーハン (蘇杭) (濟南店) 地元の料理
-
さあ、午後は九份に向けて出発です。
行き方は台北駅→瑞芳→九份。瑞芳までは鉄道、瑞芳からはバスという予定です。
12時半に食べ終わったので、この分ならゆっくり歩いて台北駅に行き13:10発の瑞芳行き特急に乗れるねと話していたところ、ここで事件発生。
夫が眼鏡を失くして探すも見つからず、一度ホテルに予備の眼鏡を取りに戻ることになりました。こういう時ホテルが台北駅にあるというのは便利です。
結局、眼鏡は出てきたのですが、そんなてんやわんやで台北駅に着いたのは1時過ぎ。ギリギリ間に合うか?と思うもキップ売り場は長蛇の列。13:10発は無理そう。この次の急行莒光号は14:40発なので一時間半もあります。そこで鉄道は諦めてバスで行くことにしたのですが、台北駅からだと基隆経由で乗り換えでした。それはめんどくさいと一度買った切符を払い戻し、中正復興駅から九份まで直行の路線バスに乗ることにしました。このバスは前回にも使ったので安心です。
運良くバスはすぐにやってきました。乗り込む時に写真のような切符?を渡されましたが、悠々カードで90元でした。降りるときに返すものだったらしいけど、うっかりそのまま持って帰ってしまいました。 -
九份老街ではなくひとつ先の舊道というバス停で降りました。
セブンイレブン横から基山街というプロムナードが始まります。縁日のような賑わいに魅かれて、何も考えず吸い寄せられるように入っていってしまいます。こんな色とりどりのお店がある種の郷愁を呼び起こすのか、子供心に戻ってしまうせいかもしれません。右を見ても左を見てもわくわくしてしまいます。
この前の旅では、九份に着いたのが夕刻で速く夕暮れまでに絶景スポットに辿りつかねばと焦るあまり、こういう雰囲気をあまり味わえませんでした。普通に歩くとほんの十数分の道のりですが、何時間でもかけて味わいつくしたい、そんな不思議な街並みです。 -
途中、すごく喉が渇いてるということに気付きました。
楽しさと興奮と少し汗ばむくらいの陽気のせいでしょうか。このお店の看板を見た途端、立ち止まってしまいました。
何かわからないけどひんやりしてとても美味しそうです。
しばらく看板メニューを眺めていると、薄い黄色のが愛玉、黒いコーヒーゼリーみたいなのが仙草だとわかりましたが、仙草って何?状態。
右から二番目の黒っぽいのの写真を指さすと、おねえさんが背伸びジャンプしてその写真部分にタッチして「これか?」と聞いてくれます。頷きながら共通言語がないのは百も承知で「それはなんですか?」と尋ねると、カップについで、看板と交互に指さしては見せてくれるのです。煮えきらない日本人相手に面倒がることもなく、本当に親切です。
黒いものが何かわからず、薬草みたいでこわいなあと思いましたが、喉の渇きには抗えず買ってみました。先ほどついでくれたのとは別に新たに作り直してくれました。きちんとしてます。
一口食べて(飲んで?)、ひゃっほう!です(笑)小躍りするほどのおいしさです。冷たいカフェラテみたいな中にゼリーが浮かんでいるのですが、これが珈琲ゼリーよりも舌触りがよく滑らかで、甘くも苦くもない。こんな田舎町(失礼!)で、これほどの美味に出くわすとは。あなどるなかれ!台湾です。
これ以降、仙草のとりこになってしまった私たちでした。 -
判子屋さんがあったので、戯れに作ってみました。
写真のハートの部分に名字が入ります。
娘の干支ですが宅急便用に玄関に置いとこうかな。
100元也。もちろん高級なのもたくさんありました〜。 -
基山街を右手に曲がって階段を下りて行くがのポピュラーな九份の歩き方、らしい・・・。
というか、人の流れに沿うと自然とそうなるのでしょう。
有名な阿妹茶語の手前あたりにこんな洞窟がありました。鉱山の名残りでしょうか。「悲情城市」の撮影地 旧市街・古い町並み
-
阿妹茶語を右手に見た左側の先に映画館がありました。
二二八事件を取り上げた映画「悲情城市」のロケ地となったことで若者で賑うようになったのだとか。
当時の面影がそのまま残っているような場所です。「悲情城市」の撮影地 旧市街・古い町並み
-
映画館の内部です。
切符売り場を通り過ぎると、こんな売店が。。 -
映画を上映してました。
「悲情城市」でしょうか。
一度きちんと見てみたいと思うのですが、近所のレンタルDVDやさんにはありませんでした。もう見られないのでしょうか。
この写真を撮るために立った場所には大きな映写機が置いてありました。 -
「千と千尋の神隠し」の湯屋モデルになった阿妹茶酒館あたり。日本人にとっては写真スポットなので入れ替わり立ち替わり写真を撮りまくってます。自分も含めてですが、なんだか写真を撮りに来たかのように思えてきます。前回も散々いろんな角度から写真を撮りましたが、よくガイドブックにあるこの角度からは初めて。あまり目立たない(すみません)お茶屋さんに入っていくための路地というか敷地からこっそり撮りました。
阿妹茶酒館 カフェ
-
さらに下っていくと、九份茶語の手前、目の前に海、振り向くと九份の街並みと両方が見渡せる場所に出ます。今日の九份は曇り。夕陽は望めそうもないけれど、この薄曇りの景色もいいなあ。
いつまでも佇んで眺めていたくなります。九戸茶語(旧称:八番黄金地) カフェ
-
元来た階段を上って、横道に入っていくと、絶景ポイントがありました。ここはなぜか台湾人の観光客ばかり。
実は台湾に来てから目にするのは漢字ばかりということもあって異国情緒というものはあまり感じてなかったのですが、こうして中国語の飛び交う喧噪の真っただ中で海をぼーっと眺めていると異国に来たなあとしみじみ思うのです。
景色のあまりの美しさに写真を撮ることも忘れてただ眺めていました。 -
しばらく海を見た後はまた散策に戻ります。
九分はくねくねした道ばかりで地図を見てもよくわかりません。グーグルナビで自分のいる場所はかろうじてわかるのですが、せっかくの九份で俯いて携帯頼りに歩きたくありません。
というわけで基山街と豎崎路あたりのメインのスポットを歩いた後は、結局地図は頼りにせず、小道を見つけては適当に歩きました。人けのないような小道は案外おしゃれなお店があったりするのです。猫のイラストだけが描かれた雑貨屋さんなんかもありました。お店のない通りには民家があり、そこに住む人の生活を垣間見ることもできます。散策の醍醐味です。
そろそろ切り上げようかと思い始めたところに急に上りの階段がありました。大分疲れてきてたのでどうしようかと迷いましたが、ここまで来たらと頑張って上がったところにあったのがこの「 阿柑姨芋圓」です。
ガイドブックでおなじみですが、こんな高いところにあったのね。
ちょうど小腹もすいてきたところなので買ってみることにしました。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
立ち食いの露天のような店先で、カタコトの日本語で暖かいのか冷たいのか聞いてくれます。「暖かい」とこちらもカタコトで答え、後の種類はよくわからないので指さして注文しました。おそらく総合芋圓というものです。
ふたりで一つでも多すぎるくらいの量があります。
ちょっと見はぜんざいのようですが、シロップは甘くないけどほんのり甘いという不思議な味。甘いもの苦手な私の手が止まりません。
芋圓は一口サイズでタロイモを練りこんだ白、地瓜(サツマイモ)を練りこんだ黄色、抹茶を練りこんだ緑とそれぞれの味を楽しめました。
今まで食べた芋圓の中で一番おいしかったです。 -
実はお店の前に来た時に食べるスペースも見当たらなかったので、食べ歩きすることになると当然のように思ってました。
ところがお店のおにいさん芋圓を手渡しながら
「食べるところ、景色いい。あっちあるよ〜〜」と店の奥を指さすのです。
店の奥は写真のような様子なので首をかしげていると、にこにこしながら「あっち、あっち」と。言われるままに奥に入っていきました。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
先ほどの写真の場所を通っていくと、左手にはこんな場所が。豆を煮てるような感じです。店先は半間ほどなのに、すごい大量生産していることに驚き。
阿柑姨芋圓 スイーツ
-
今度は煮た豆を大量においてあるところに出ました。
こんな工場みたいなとこの横を無防備に歩いていっていいのかしらん??
手には芋圓を持ったままです。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
矢印に沿ってどんどん奥へ右へ左へと歩いて行くと、つきあたりに小さめのフードコートのようなスペースがありました。
先は半円状の窓になっていて景色が一望できます。窓に向かって座れる席がちょうどふたつ空いたので腰をおろしてあらためて前を見てびっくり!海がさらに高いところから見渡せます。
海のはるか向こうには小高い山や半島も見えます。おそらくは基隆と陽明山でしょうか。
これぞ絶景です。
私たちのようにお茶には興味ないけど、どこか見晴らしのよいところでゆっくりしたいという人にはお勧めです。のどかな景色とほのかに甘い芋圓で心も身体も解きほぐされました。
まあ、周りの若いカップルに囲まれてというシチュエーションを気にしなければですけど。。 -
帰り道で見た民宿の看板。
リゾートホテルかと思うくらい綺麗なお部屋ですが、よく見ると二人で1500元。日本円にして五千円弱です。こういうところに泊まって、九份から金爪石の方まで散策するのもいいかもしれないなあ。 -
今度こそそろそろ帰ろうと「九份」のバス停をめざして階段をどんどん下っていきます。バス通りを一直線に見下ろすこの階段道も中々よかったです。
ところでこのバス停、時刻表も何もありません。少し待ってると「台北行き」のバスが来ましたが満車で止まってもくれません。そういえば、前回はここからひとつ上のバス停から乗って帰ったなあと思いだしました。ということは、いくら待ってても上のバス停の人が全員乗り終わるまで乗れないということになります。
いつになるかわからないし、途中の瑞芳までタクシーで行こうか。
確か瑞芳まではタクシーは固定料金180元。瑞芳からなら鉄道もバスもたくさんあるに違いない。行きで乗りそびれた台鉄に乗るチャンスでもある。
と頭をめぐらし周りを見渡すと、日本人らしき女性二人組が歩いてきました。すかさず瑞芳までのタクシー相乗りを提案してみたものの彼女らは基隆経由で基隆夜市に寄り途するつもりなのだそうです。「そうですか〜〜。」と言いながらも「夜市なら基隆よりも曉河夜市の方が絶対いいですよ!瑞芳から鉄道なら松山駅で降りればいいし、バスも前で止まりますよ。」などと雑談混じりに話していたら、なんとその気になってくれました。いや、説得するつもりはなかったんですが・・・。
めでたく、4人でタクシーチャーターして一人45元也。ありがたや。
瑞芳で別れて、私たちは列車で帰ることにしました。
切符を買う窓口の人は日本語が上手で、普通列車だと立つ可能性が高いこと、急行と特急は全席指定なこと、急行が11分ほど遅れていることなどを説明してくださいました。これ聞いてなかったら、ホームで列車が来ない〜〜!!とドギマギしたことでしょう。またしてもありがたや。
瑞芳→台北の急行は写真の通り59元。安いです。
台湾は他のものはそうめちゃくちゃお得感はないけれど、こと交通費に関しては日本とは比べ物にならないくらい安いですね。 -
瑞芳はいろんな拠点の乗り換え駅のせいか活気がありました。
列車の待ち時間に駅の周りを歩いてみましたが、いたるところに露天の食べるところがあり、道行く人がどんどん吸い込まれていきます。なぜに今ここでそれを食べるんだ?という感じです。台北市内でもあちこちで見かける「好頂」というスーパーにも行ってみました。超でかいパックに入ったフルーツトマトを思わず買い求める夫。そういえば、こちらで食べたトマトはおいしかったです。
写真は人でごった返す瑞芳駅のホーム。 -
列車の旅は快適であっという間に台北駅まで戻りました。
それでも、列車の中でその夜の予定を立てることに暇がありません。
夜の予定第一弾はこれ、台湾シャンプー。
前に行った「曼都髪型 伊通店」がすごくよかったので、すっかり台湾シャンプーのとりこになったのです。
今回はわざわざタクシーで乗り付けるにはあまりにも庶民的な(笑)お店をチョイス。路地裏にはまり込み、タクシーの運転手さんもほんとにここでいいのかとお店の人に聞きに言ってくれました。びっくりしたことに聞きにいってる間にタクシーのメーターが上がったのですが、その分はいらないといって戻してくれました。良心的なんですね。
シャンプーはまず肩と首のマッサージを20分くらい。思ったより疲れてたようで芯から癒されました。前日の足つぼよりもずっと上手でした。
と気がつくと、夫は隣に座っているもののお茶のお代わりをもらったりして一向にしてもらえる気配がありません。身振り手振りで、こっちの人もやってあげてねと頼むと、冗談だと思ったのか笑い飛ばされます。いやいや、やってくださいよ〜としつこく言うと、ちょっと考え込んでから別の美容師さんに相談してました。そしてOKだって。
だってこんなに気持ちがいいんですから。たとえ髪の毛がなくてもこのマッサージの施術だけでも受けさせてあげたい。
夫の担当になった若い美容師さんは、全身全霊という感じで夫の背中にひじをあてて必死でマッサージしてくれてました。見てるだに申し訳ないほどです。頼んだ甲斐がありました。
さてさて、お待たせの台湾シャンプー。席についたままで泡泡になっていきます。お約束の髪の毛立ち姿です(笑)。
自分撮りしていると、美容師さんは夫に私を撮るように促します。ところが夫はiphoneで撮るのが大の苦手。もたもたしてると髪の毛がぺしゃ〜と落ちるのですが、美容師さんまた泡を盛っては再チャレンジを促すのです。3回ほどやったでしょうか。もうプロの意地ですね(笑)
帰ってきてからチェックするとカメラを長押ししたのかバースト(連写)になっており、髪の毛が立った状態からぺたりと落ちるまでがコマ割りで見られて面白かったです。
もちろん、仕上がりはサラサラ〜。思わず夫に「頭触ってみて!」と(笑)
夫のほうは立つ髪の毛がないけれど、若い美容師さんに「お父さん、かわい〜〜」を連発されながらまんざらでもない様子。
後日、台湾シャンプーはどうだったか聞いたところ、「ひとつは髪型が全然違ってみえた。すごくサラサラでびっくりした。」
私の髪の毛についてコメントしたのは結婚して初めてのことです。こっちの方がびっくり。
そしてもひとつ。
「何よりもあんなに仕事を楽しそうにしてるってことが羨ましかった。」との感想でした。なるほどねえ。確かに仕事が楽しくて愉快でしょうがないといったスタッフさんたちでした。 -
美容院から歩いてすぐのところにある行天宮に向かいます。
路地裏でトラックに野菜やなんかを積んで売っています。人はいません・・・。 -
-
大通りに出るとすぐ行天宮です。
夜にも関わらず大勢の人がお参りしてました。
せっかくなのでお参りしたかったけど、線香の買い方がわからず。
明日、龍山寺でリベンジします。行天宮 寺院・教会
-
さてさて行天宮からてくてく歩いて今夜最後のお楽しみ。
「鑫鱻生猛活海鮮」という海鮮ビアホール。
お店の前に生け簀があって好きな魚を好きな料理法で出してくれるシステムです。
それ以外のメニューもすごくたくさん。日本語のメニューもありましたが、「少し悪い魚」などと書かれていたりして、「悪い魚ってなんや〜〜!!」と突っ込みたくなったり。
いまいちよくわからないので、隣で盛大に飲み食いしてる台湾人青年グループに「それは何ですか」と聞いてみたりしました。どこまでも日本語で通しますが、なんとなく伝わるようです。メニューを広げて、これだ、あれだと教えてくれました。 -
アサリの炒め物。
信じられないくらい大量のアサリ。これで100元(約350円)です。
ここは、100元と150元のメニューだけなのです。
白いご飯は無料でした。 -
筍の炒め物。オイスターソース味。
ビアホールというだけあって、ハイネケンガールがいました。
いまどきの小顔でとても綺麗です。この子がすぐにビールをつぎに来てくれるのであっという間にビールがあいてしまいます。
夫がうっかりと最初にハイネケンを頼んでしまいましたが、せっかくなので台湾ビールを頼むと、それもいやな顔せず。性格も可愛らしい子でした。 -
牛肉と青菜の炒め物。
-
台北駅まで戻ってきました。
ホテルの裏通りでお風呂上がりのビールとつまみを見繕います。
コンビニだけでなくこんなお店でもついつい。
こんな風に3日目の夜も更けていきます。
宵っ張りで朝も早いという強欲な毎日を送っています。だんだん身体がついていかなくなってきました。
明日で最後だ。がんばろ〜〜 -
コンビニで買ったビール。おうちまで持って帰ってしまいました。
夫は薄いというけど、私はこの味結構好きです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ゆみるかさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45