伊豆半島の旅その３　～浄蓮の滝編～

2011/01/22 - 2011/01/24

　河津七滝からループ橋をくるくる上って国道414号を北上し、当日最後に予定していた観光スポット、伊豆の踊り子や石川さゆりの歌謡曲で有名な『浄蓮の滝』。期待に胸を膨らませて向かいました。

　期待が大きすぎたせいか、行ってみて実際に感じた正直な印象は、残念ながら普通の滝・・・でした。
　もっと水量が多い時期もあるのかもしれませんので、この時の印象ですべて判断するのは間違いかもしれませんが・・・。それにしても、石川さゆりの情念のこもった歌謡から受ける印象からは想像できないものでした。

　時間的にかなり遅かったこともあり、わさび畑（畠？）を眺めたりしながら駐車場に戻り、修善寺経由で最終的に遠笠山道路を通って宿に帰りました。
　当日の宿泊客は１組でしたので、隠れ家風の宿で時間を気にせず、貸切の露天風呂が自由に入れ、食事ゆっくりとできました。宿のご主人も気さくで、滞在中連泊しても飽きることがなく過ごすことができました。

エリア 天城湯ヶ島温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

駐車場から滝への入口。

伊豆の踊子の銅像ですね。

浄蓮の滝の案内図と説明。

案内図の拡大写真です。

浄蓮の滝の説明です。

滝見スポットから見た浄蓮の滝の全景です。
わさび畑（水つきなので、本来は火田ではなく、白田の畠だと思うんですが・・・）の先からです。

滝の向かって左側中心に、日本では珍しいシダ類が群生しているとそうなので、横長に撮ってみました。

こちらは向かって右側の玄武岩という黒っぽい岩盤の柱状節理です。

国内で九州南部と伊豆半島にしか分布しない『ハイコモチシダ』の説明。
最初に見つかったのがここなので、『ジョウレンシダ』とも言うそうです。

そんなに珍しいのなら・・・と拡大して写してみました。
多分、シダ類特有の葉の形をして垂れ下がっているのがそうでしょう。

滝見の地点に石川さゆりが歌っている『天城越え』の歌碑があります。
湿気が多いからでしょう、コケ類が付着していました。

光が反射して見え辛いですが、作詞・作曲・歌手名と楽譜・歌詞が刻まれています。

川と平行なわさび畑です。

一部を拡大してみました。
この特徴ある葉っぱを覚えていると、深山のきれいな沢（東日本なので・・・、西日本では谷？）や湿地で自生しているわさびにお目にかかれるかもしれません。
私は自生している場所を何ヵ所も知っています。

わさび畑沿いの通路から浄蓮の滝と河床の様子を見たものです。

付近の河床です。
流れる水がとてもきれいです。

わさびの栽培状況です。

右側から塩ビのパイプで水を引いていますね。

お別れにもう一枚浄蓮の滝を撮っておしまいです。
時刻はもう16時を過ぎたので、宿まで急がなければなりません！