2013/09/27 - 2013/10/04
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hirokiさん
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いよいよ旅もフィナーレへ。前半天気の悪かったエズへ再訪問し、モナコのカジノにも出かけてみます!
第1日目:出発~ニース到着(http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10822736)
第2日目:エズ・モナコ観光→エクス・アン・プロヴァンス郊外(http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10826009/)
第3日目:リル・シュル・ラ・ソルグ~アビニョン(http://4travel.jp/travelogue/10843740)
第4日目:ポンデュ・ガル~リュベロン地方田舎巡り(ルールマラン・ボニュー・ルシオン)(http://4travel.jp/travelogue/10843907)
第5日目:ゴルド~リル・シュル・ラ・ソルグ(リベンジ)~エクス・アン・プロヴァンス(http://4travel.jp/travelogue/10844067)
第6日目:エクス・アン・プロヴァンス~グラース~カーニュ・シュル・メール(http://4travel.jp/traveler/hakase705/album/10844343/)
第7日目:エズ(リベンジ)~モナコ(リベンジ)
最終日:ニースから帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8時30分に起床し、9時に朝食を取りました。昨夜と同じテラス席での優雅な朝食です。夕食と同じくらいおいしい朝食をのんびり撮って、10時30分にホテルを出発し、駐車場まで送ってもらいました。
ホテルを出るときに、「ここで車が1時間つっかえていたんだよ」という角を見せてもらいました。。。確かにこれは無理がある角だなぁ、と納得です。
さて、この日は、なんとしてもエズに行こうと決めていました。
というのも、2日目に訪れたエズは、村全体が雲に覆われてしまって、ほとんど外界が見えない状態だったためです。
カーニュ・シュル・メールからエズ村までは車で45分ほどかかります。 -
1回目はIngridさんの引率で来たエズでしたが、今回は自力。とはいえ、一度来たことがあるので、駐車場の位置もわかっていますし、少ない時間だったとはいえ、見どころポイントを前回抑えているので、気分的にゆとりがあります。
ツアーの有り難さを感じたのは、エズ村を登るとき。前回は中腹まで車で送ってもらいましたが、今回は坂の一番下からエッチラオッチラ登らねばなりません。
この日は前回パスした頂上の熱帯植物園にも入場してみることにしました。
良い眺めが得られるかも・・・と淡い期待をしていたのですが・・・。 -
生憎エズはこの日も曇り空。無論、2日目ほどのドンヨリ感はないのですが、全般的にうっすらと雲がかかっているのです。
やはり5月〜8月に来ないと良い天気には恵まれないのでしょうか。
抜けるほどの青い海を見てみたかったものです。また季節が合えば、ココに来てみたいものです。 -
これは熱帯植物園から見たシャトーエザ。パラソルの下で食べる食事はさぞかし美味しいことでしょう。
10月のこの時期ですら、1泊5万円ほどだったので、ハイシーズンの5月〜8月にココへ訪れようとしたら偉いことになるんでしょう。
この日は、中国語と思わしき言葉を話す方が、10名ほどこのシャトーエザに大きなスーツケースを運びつつチェックインするところに出くわしました。
経済大国になっていることを改めて実感します<中国 -
これも熱帯植物園から見えた橋です。
説明看板によれば、どうやら下記のような伝説が有るそうです。
谷をまたぐ2つの村をつなぐ橋をかけたいと願っていた神父様が、悪魔に対して「橋をかけてくれたら、”最初に橋を渡った”ものの命を差し出そう」と言い渡したところ、あっという間に悪魔は橋をかけてしまったんだとか。
これは大変、誰かの命がなくなってしまう・・・と、神父様は思い悩んで橋の途中から身を投げたのですが、悪魔はあくまでも「最初に”橋を渡った”ヤツの命をもらうんだ」と譲らず、村人は一向に橋を渡れない状態に。
それを聞いた牧羊犬を連れた羊飼いが、橋の途中まで行き、その途中で骨を向こう岸にエイヤ!と投げたところ、犬が走ってそれを追いかけて橋を渡りきってしまい、悪魔は仕方がなく、その犬の生命を奪っていったとか。
神父様が「最初に渡った”人間”の命」と約束をしていなかったからこそのトンチというわけです・
悪魔は、これ以降「もう人間には騙されないぞ」と言い残してそれ以降、二度と顔を表してないとか。
とはいえ、この話は20世紀になって出来ているらしいので、そんな伝説も?ですね。 -
エズ村では、1時間ちょっと景色を眺めていました。(少しでも晴れないかと期待していたためです)とはいえ、一向に雲が晴れる気配がないので、坂道を降りる途中にあったカフェで、ガレット(そば粉のクレープ)を食べました。
お昼だったので、ビスマルク的なガレットにしましたが、これがそこそこ美味しいものだったのが救いでした。 -
エズ村から30分ほど車で行くとモナコに到着です。そう、今日はモナコもリベンジします。
やはり2日目の予習が聞いていて、スムースに王立海洋博物館の地下にある駐車スペースに車を停めることが出来ました。
今回はゆっくりと時間が取れるので、海洋博物館前から出ているトラム(8EURO)に乗ります。これにのると、F1レースのコースをしっかり走れるのです。(Ingridさんも走ってはくれましたが、時間がなかったので、さっと通り過ぎただけだったので)
今回はかなりじっくりとモナコF1コースを実感することが出来ました。
ただし残念ながら、モナコのトラムは、アヴィニョン・エクス・アン・プロヴァンスのトラムよりも1EURO高いにも関わらず、内容が薄いように思いました。 -
トラムに乗った後は、モナコの王宮見物です。王宮に旗がひらめいている日は、大公が宮殿内にいるという合図とのこと。ということは、どこかですれ違うかも・・・と目を皿のようにしてアルベール大公を探しましたが、居ませんでした。(が、王宮の中庭向かって右側の窓に背の高い人影を見ました。そこだけ窓が装飾されていたので、もしや・・・とは思ったのですが、詳しくは確認出来ず)
さて、王宮そのものは非常に見応えのあるものでした。
戴冠式やら実際の儀式やらで使われる部屋が、そのまま見学出来るのです。
玉座?も特に厳重な警備がされているわけでもなく、ロープ一本が前にあるだけ。
観光が重要な資源であるとはいえ、ここまで気さくにいろんなモノが見られるのか、と感心しました。 -
調べによるとヨーロッパのお金持ち王族の第1位は、リヒテンシュタイン公で、第2位がモナコ大公だそうです。
それを裏付けるかのように、宮殿内は諸外国からの豪華な贈り物が随所に飾られていました。とはいえ、一番目立っていたのはグレース元王妃の肖像画類。
レーニエ大公はよっぽど奥様の事を気に入っていたんだなぁ(あんなに美人だから当然といえばそれまでですが)、ということがわかります。 -
宮殿を出たところで、是非衛兵さんと写真を取りたいと思い、一枚よろしいでしょうか?と話しかけたところ、少し離れたところで撮ってくれる分には構わないよ、とのこと。
確かに彼らはお仕事中ですから、観光客と一緒にパチリと収まっている場合ではないはず。失礼なことをお願いしたと、恐縮しながら別の方に写真を撮ってもらったところ・・・しっかりと目線をこちらに向けてくれたではありませんか。
観光客にやさしい衛兵さんでした。無理を申し上げて申し訳ない・・・。 -
王宮を見た後は、バスで王宮からモンテカルロへと向かいます。バスで向かったのは、2日目にIngridさんに連れられてきた時に、駐車スペースがあまりないと聞いていたためです。
バスは、事前券売機で切符を買うとモンテカルロまで1.5EURO、社内精算すると2EUROというシステムになっていました。ある種合理的です。
この日もモンテカルロカジノ前は、ゴージャスな車であふれていました。
さて、2日目には行けなかったカジノへいよいよ足を踏み入れます・・・が、ここでびっくりしたことが。なんと2013/7/15から、カジノ場は無料で開放されているのです。奥の”プライベートルーム”へは10EUROを支払い、さらにパスポートが必要なのですが。
思わす拍子抜けしてしまいました。とはいえ、せっかくパスポートを持参してきたので、奥の”プライベートルーム”に足を踏み入れようと手続きを開始します。
無事手続きが終わり、一歩プライベートルームへと踏み出したのですが・・・。
”場違い”という言葉を久しぶりに実感しました。そこはは、ブラックタイを来た紳士がのんびりとブラックジャックなどをしており、とても観光客がふらりとやってきて、ビールの一杯でも飲んで見物しようなどという雰囲気ではないのです。
しかも、だれでも入れる大カジノ場は最低5EUROくらいから賭けが出来るのに、ここのブラックジャックは最低100EUROから賭け金・・・。
海辺のテラス席では、私よりも若そうに見える方が、軽やかに談笑しながら賭けをしている状態です。。。
・・・5分と持たずに退場しました。宝くじで10億円あたってもココには立ち入ってはイケナイ、そう思える場所でした。 -
圧倒的な「セレブ」の世界に打ちのめされながらオテル・ド・エルミタージュへと足を運びました。カジノ場の眼の前に有るオテル・ド・モナコも雰囲気のある良いホテルでしたが、少し離れた場所にあるここのホテルのシャンデリアは、非常に良い雰囲気を醸し出しています。ここに行くには、少しホテル内を歩く必要がありますが、見物客が多いらしく、案内看板も充実しており、迷いはしませんでした。
シャンデリア自体は、結構古いもののようで、1920年代当時の様子が写った写真が広間に展示されていました。
シャンデリアを見終わって、バスで王宮へと戻ります。19時頃に王宮へと着いたのですが、もう人通りは全くなくスッカラカンの状態です。一体全体皆どこにいったのでしょう?レストランすら空いていません。
モンテカルロまで車で立ち寄りましたが、やはり人通りは少なかったです。
夜は、ホテルかカジノで過ごすのが一般的なんだろう、と自分の中で結論付けて、今宵の宿であるイビスバジェットニースカリフォルニランヴァル(ibis budget Nice Californie Lenval、1日目にも泊まった2つ星ホテル)へと向かいます。
夕飯を食べていなかったので、少し歩いてLe Magnanというレストラン(どうやら、同名のホテル1Fにあるレストランのようです。http://www.hotelmagnan-nice.com/Francais--Acces.phtml)で、軽く食事をして寝ることにしました。
相変わらずホテル前のAvenue de la Californie(カリフォルニー通り)はあまり治安が良くないような気がします。女性一人での出歩きはオススメ出来ません。 -
さて、今回も充実した旅でした。
最終日は8時30分に起床し、IBIS budgetでは毎度ととなるお手製チョコクロを頬張り帰国に向けてニース空港へドライブです。
途中、ガソリンスタンドがあったのですが、うっかり入りそびれてしまい、そのまま空港のレンタカー返却場へと向かってしまいました。満タンオプションをつけていたとはいえ、それを使わずにいたら、そこそこ返金になっていたのに・・・。自分でガッカリです。
ポン・デュ・ガールからの道筋で一度給油しましたが、1000キロを超える道のりをBMW X1はスイスイと走ってくれました。
帰国便は時間の関係でミュンヘン経由としました。ニースからミュンヘンへの空路は、往路と同じく軽いサンドイッチが出ます。何度も言いますが、これが結構美味しいのです。 -
ミュンヘン空港で少し時間があったので、プライオリティパスを使ってどこかのラウンジでも行こうと思いましたが、Terminal1でしか休めないことがわかりました。
ミュンヘン発のLH714便(Airbus340-600使用)で成田へと向かいます。
機内食で出たグヤーシュが美味しかったです。(ハンガリー風のビーフシチューとでも言うのでしょうか。) -
この機材で面白かったのは、トイレの位置。通常、貨物室になっているようなところにトイレが有るのです。
(動画を見つけました。http://www.youtube.com/watch?v=E-i0Y4yIcCU)
ここが広いので血栓症防止の運動をするにもいいですし、トイレも広いのでゆったりしています。どうやらルフトハンザ独自の工夫らしいです。
帰りはなぜかほとんど眠れず、映画も再度スタートレックイントゥ・ダークネス1本だけ見て帰国となりました。
今回の旅は、左ハンドル・右側通行には慣れていたものの、やはりフランス独自の交通事情(駐車場事情と高速道路でコインが必須であること)に少しと惑わされましたが、概ねスムースでした。
また一部天気が悪かったものの、リュベロン地方の田舎巡りは快晴の中でドライブが出来快適でした。
途中の古城ホテルでの素晴らしい出会い等も有りましたので、今度はヨーロッパ人のように、ゆっったりとした日程で旅行をしてみたいものです。
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