その他の観光地旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 2013年の年末の休みはターク県の山に登って来ました。目的地はミャンマー国境地帯のターソンヤーン郡にあるメームーイ国立公園。ここで3泊(うち1泊は山上泊)し、帰りにはタクシン・マハラート国立公園で1泊しました。<br /> タイの山は比較的冷涼で空気も乾いた12月から1月にかけてがベストシーズン。雨季に悩まされるヒル、蚊もこの季節はおとなしく、タイの平地では味わえない涼しさが最高です。タイ人も車で上がれる山で厚着をして「冬」を楽しもうと押しかけます。

ターク県メームーイ国立公園

4いいね!

2013/12/26 - 2013/12/30

430位(同エリア587件中)

0

60

bangkok230

bangkok230さん

 2013年の年末の休みはターク県の山に登って来ました。目的地はミャンマー国境地帯のターソンヤーン郡にあるメームーイ国立公園。ここで3泊(うち1泊は山上泊)し、帰りにはタクシン・マハラート国立公園で1泊しました。
 タイの山は比較的冷涼で空気も乾いた12月から1月にかけてがベストシーズン。雨季に悩まされるヒル、蚊もこの季節はおとなしく、タイの平地では味わえない涼しさが最高です。タイ人も車で上がれる山で厚着をして「冬」を楽しもうと押しかけます。

PR

  •  12月26日朝7時頃、バンコクの家を出発し、アユタヤ、ナコンサワン、ガムパンペットと北上。タークで左折し、ミャンマー国境の町メーソッドに向かう国道105号線で山越えします。標高千メートル弱の最高地点の峠地点にはムスー族(ラフ族)の村々が点在しており、タクシン・マハラート国立公園、国の高地農業試験所、山岳民族市場(タラード・チャオカオまたはタラード・ムスー)が2か所あります。<br /> 写真は最初に寄った高地農業試験所(正式にはドーイ・ムスー畑作研究所)。ガイド本にはコーヒー豆(アラビカ種)も栽培しており、販売しているとのことでしたが、販売店のようなものはありませんでした。

     12月26日朝7時頃、バンコクの家を出発し、アユタヤ、ナコンサワン、ガムパンペットと北上。タークで左折し、ミャンマー国境の町メーソッドに向かう国道105号線で山越えします。標高千メートル弱の最高地点の峠地点にはムスー族(ラフ族)の村々が点在しており、タクシン・マハラート国立公園、国の高地農業試験所、山岳民族市場(タラード・チャオカオまたはタラード・ムスー)が2か所あります。
     写真は最初に寄った高地農業試験所(正式にはドーイ・ムスー畑作研究所)。ガイド本にはコーヒー豆(アラビカ種)も栽培しており、販売しているとのことでしたが、販売店のようなものはありませんでした。

  •  同試験所の入り口近くにある野菜売り場。イチゴを近くで栽培していましたが、この日は販売していませんでした。試験所の入り口は、タクシン・マハラート国立公園の入り口看板(右手にあります)を過ぎ、しばらくして左側です。

     同試験所の入り口近くにある野菜売り場。イチゴを近くで栽培していましたが、この日は販売していませんでした。試験所の入り口は、タクシン・マハラート国立公園の入り口看板(右手にあります)を過ぎ、しばらくして左側です。

  •  国道105号線をさらに行くと左手に市場があります。ここは新しい市場で、その先右手にある市場より店の数は少ないですが、駐車場があり、整った感じです。写真は市場の前面。

     国道105号線をさらに行くと左手に市場があります。ここは新しい市場で、その先右手にある市場より店の数は少ないですが、駐車場があり、整った感じです。写真は市場の前面。

  •  市場の中。野菜、果物がメインで、北部の観光地でよく売られている山岳民族グッズも多少置いています。

     市場の中。野菜、果物がメインで、北部の観光地でよく売られている山岳民族グッズも多少置いています。

  •  ムスー族の親子。

     ムスー族の親子。

  •  日本から移入したメロン。夕張メロンの札付き。日本のものより小ぶりな玉で、甘味も少なく、CPグループが平地で栽培しているメロンに比べれば品落ち感は否めず。その代わり1個50バーツ(150円)ぐらいですが。

     日本から移入したメロン。夕張メロンの札付き。日本のものより小ぶりな玉で、甘味も少なく、CPグループが平地で栽培しているメロンに比べれば品落ち感は否めず。その代わり1個50バーツ(150円)ぐらいですが。

  •  ポービットという薬草の類も売られていました。薬効は糖尿病、癌、痛風、心臓病、その他たくさんの病気に効き目があるとタイ語で書かれていました。一瞬買おうかと思いましたが、やめときました。

     ポービットという薬草の類も売られていました。薬効は糖尿病、癌、痛風、心臓病、その他たくさんの病気に効き目があるとタイ語で書かれていました。一瞬買おうかと思いましたが、やめときました。

  •  山を越えてメーソッドの町まで来ました。午後1時となり、カオマオ・カオファーンという有名な店で昼食です。広い庭園のような敷地に庭園、人工の滝もあります。料理は地元料理中心で味も良く、値段もそれなりですが、お奨めです。場所はメーソッドの町からメーホンソン方面に北上する国道105号線沿い。ナレースアン像公園のあるT字路を右に曲がってから2キロぐらいの左側。写真は店の入り口。

     山を越えてメーソッドの町まで来ました。午後1時となり、カオマオ・カオファーンという有名な店で昼食です。広い庭園のような敷地に庭園、人工の滝もあります。料理は地元料理中心で味も良く、値段もそれなりですが、お奨めです。場所はメーソッドの町からメーホンソン方面に北上する国道105号線沿い。ナレースアン像公園のあるT字路を右に曲がってから2キロぐらいの左側。写真は店の入り口。

  •  店の中には大きな池があり、人工の滝が。涼しくて、ここでキャンプしたいくらいでした。

     店の中には大きな池があり、人工の滝が。涼しくて、ここでキャンプしたいくらいでした。

  •  午後4時過ぎにやっとメームーイ国立公園に到着です。この日と翌々日、公園事務所のあるエリアにあるバンガローを予約しました。料金は4ベッドの家で1200バーツ/泊(平日は30%割引)。この季節の北部の国立公園内のバンガローは人気で、予約を取るのは困難を極めます。我が家は60日前に国立公園局のウェブサイトを通じて予約、料金も銀行送金で支払い済み。ちなみにここにはバンガローが4棟ありますが、予約できるのは2棟で、残り2棟は何らかのコネがある人向けのようです。<br /> 写真は国立公園の入り口の料金所。タイ人は入場料20バーツですが、外国人は100バーツ。このほか車が30バーツ。貸しテントは大きさにより200-300バーツぐらいから。テントの場合、テント場代も数十バーツかかります。

     午後4時過ぎにやっとメームーイ国立公園に到着です。この日と翌々日、公園事務所のあるエリアにあるバンガローを予約しました。料金は4ベッドの家で1200バーツ/泊(平日は30%割引)。この季節の北部の国立公園内のバンガローは人気で、予約を取るのは困難を極めます。我が家は60日前に国立公園局のウェブサイトを通じて予約、料金も銀行送金で支払い済み。ちなみにここにはバンガローが4棟ありますが、予約できるのは2棟で、残り2棟は何らかのコネがある人向けのようです。
     写真は国立公園の入り口の料金所。タイ人は入場料20バーツですが、外国人は100バーツ。このほか車が30バーツ。貸しテントは大きさにより200-300バーツぐらいから。テントの場合、テント場代も数十バーツかかります。

  •  国立公園の看板。左側にはサービスセンター。テントなどの装備をここで有料で貸してくれます。我が家もここで翌日、テントで敷くマットを借りました。1つ20バーツ。芝地に見えるところはテント場です。

     国立公園の看板。左側にはサービスセンター。テントなどの装備をここで有料で貸してくれます。我が家もここで翌日、テントで敷くマットを借りました。1つ20バーツ。芝地に見えるところはテント場です。

  •  こちらが国立公園の事務所です。

     こちらが国立公園の事務所です。

  •  事務所の右は炊事場になっていて、ここで観光客向けに食事を作ってくれます。カップラーメン、コーラ類も販売しています。ちなみに観光客の多い時は公園入り口のすぐ外で焼き鳥、もち米、ソムタムなども売っています。水は上流からパイプで引いた水道があります。共同トイレはきれいです。

     事務所の右は炊事場になっていて、ここで観光客向けに食事を作ってくれます。カップラーメン、コーラ類も販売しています。ちなみに観光客の多い時は公園入り口のすぐ外で焼き鳥、もち米、ソムタムなども売っています。水は上流からパイプで引いた水道があります。共同トイレはきれいです。

  •  敷地の真ん中を流れる渓流。

     敷地の真ん中を流れる渓流。

  •  我が家が借りた家。事務所の裏にあります。電気は夕方から夜10時まで灯りますが、コンセントはなし。トイレと水浴び場が付属。ガスの温水器がありましたが壊れていました。水が冷たくて頭からかぶるのは無理でした。<br /> ちなみにこの地点で標高は640メートル。バンコクに比べると5度以上低い気温です。夜は13度ぐらいでした(山上では11度)。

     我が家が借りた家。事務所の裏にあります。電気は夕方から夜10時まで灯りますが、コンセントはなし。トイレと水浴び場が付属。ガスの温水器がありましたが壊れていました。水が冷たくて頭からかぶるのは無理でした。
     ちなみにこの地点で標高は640メートル。バンコクに比べると5度以上低い気温です。夜は13度ぐらいでした(山上では11度)。

  •  この日はまだ連休前なので観光客は数組しかなく、テント客は一等地の渓流のそばにテントを張っていました。<br /> ところが山から下りてきた28日には観光客が続々詰め掛け、クルマが百台ぐらいに。少し離れた場所にもテントを張る人たちがいました。

     この日はまだ連休前なので観光客は数組しかなく、テント客は一等地の渓流のそばにテントを張っていました。
     ところが山から下りてきた28日には観光客が続々詰め掛け、クルマが百台ぐらいに。少し離れた場所にもテントを張る人たちがいました。

  •  渓流を見下ろす場所で夕飯の用意。

     渓流を見下ろす場所で夕飯の用意。

  •  キャンプファイヤーもできます(1ヶ所のみ)

     キャンプファイヤーもできます(1ヶ所のみ)

  •  さて翌日、山に上がる日です。事前に国立公園に連絡し、ガイドとポーターを頼んでおきました。ポーターは近くのカレン族の村からやってきたおじさんでした。ポーターは2人頼んでおいたのですが、1人で上げると言って、行きは44キロを担ぎました。体は小さく、痩せており、自分の体重もそれくらいしかなさそうですが、サンダルで上りきりました。荷物の担ぎ方はネパールと一緒で、竹で編んだかごに、頭に帯紐のスタイルでした。ちなみに料金はガイドが往復700バーツ(ガイドは国立公園で働くカレン族雇員の息子さんで高校2年生)、ポーターは荷物1キロにつき15バーツ(片道)。支払いは山を下りてきてから職員に支払い、チップとして2人合わせて300バーツあげました。

     さて翌日、山に上がる日です。事前に国立公園に連絡し、ガイドとポーターを頼んでおきました。ポーターは近くのカレン族の村からやってきたおじさんでした。ポーターは2人頼んでおいたのですが、1人で上げると言って、行きは44キロを担ぎました。体は小さく、痩せており、自分の体重もそれくらいしかなさそうですが、サンダルで上りきりました。荷物の担ぎ方はネパールと一緒で、竹で編んだかごに、頭に帯紐のスタイルでした。ちなみに料金はガイドが往復700バーツ(ガイドは国立公園で働くカレン族雇員の息子さんで高校2年生)、ポーターは荷物1キロにつき15バーツ(片道)。支払いは山を下りてきてから職員に支払い、チップとして2人合わせて300バーツあげました。

  •  午前11時にスタートです。渓流に沿って上がって行くのでせせらぎを聞きながら気持ちいい道がしばらく続きます。国立公園事務所から目的地のモン・プイモークの山頂までは3.5キロメートルの行程で、山頂の標高が1170メートル、標高差530メートルですが、傾斜のある山道がけっこうあります。ただし山頂近くまでは森の中を歩くので日陰が多く、涼しい風も吹いているので、汗だくだくで疲れるという感じにはなりません。職員の人に聞くと、標準で所要4時間ということでした。自分たちは5時間から6時間かかるかも知れないと覚悟しました。

     午前11時にスタートです。渓流に沿って上がって行くのでせせらぎを聞きながら気持ちいい道がしばらく続きます。国立公園事務所から目的地のモン・プイモークの山頂までは3.5キロメートルの行程で、山頂の標高が1170メートル、標高差530メートルですが、傾斜のある山道がけっこうあります。ただし山頂近くまでは森の中を歩くので日陰が多く、涼しい風も吹いているので、汗だくだくで疲れるという感じにはなりません。職員の人に聞くと、標準で所要4時間ということでした。自分たちは5時間から6時間かかるかも知れないと覚悟しました。

  •  これはテント場を流れる渓流ですが、だんだんと傾斜がきつくなり、途中で滝のようになっています。

     これはテント場を流れる渓流ですが、だんだんと傾斜がきつくなり、途中で滝のようになっています。

  •  スタートしてから10分で女房は休憩です。山を登るのは1年以上前のネパール以来で、日頃の運動不足がたたっています。運動不足は自分も一緒で、とにかくバンコクで生活しているとほとんど歩きません。1か月前からオフィスのビル(18階)の階段を朝夕、上り下りして準備しましたが、急登になると息切れします。そんなわけで小休止を何度も入れながら登りました。

     スタートしてから10分で女房は休憩です。山を登るのは1年以上前のネパール以来で、日頃の運動不足がたたっています。運動不足は自分も一緒で、とにかくバンコクで生活しているとほとんど歩きません。1か月前からオフィスのビル(18階)の階段を朝夕、上り下りして準備しましたが、急登になると息切れします。そんなわけで小休止を何度も入れながら登りました。

  •  けっこう急です。

     けっこう急です。

  • 滝が見えるところまで来ました。ここまで距離は1.5キロ、ここまでかかった時間は1時間半ほどです。

    滝が見えるところまで来ました。ここまで距離は1.5キロ、ここまでかかった時間は1時間半ほどです。

  • 滝が見えるここで昼食にしました。

    滝が見えるここで昼食にしました。

  •  森が途切れた地点。岩の多い斜面に枯れた草がはえ、タイ人は黄金色の草地と呼びます。ここも急ですが、視界が開け気持ちいいところです。この急登を上りきると稜線に出て、その後は楽になります。

     森が途切れた地点。岩の多い斜面に枯れた草がはえ、タイ人は黄金色の草地と呼びます。ここも急ですが、視界が開け気持ちいいところです。この急登を上りきると稜線に出て、その後は楽になります。

  •  結局、3時間40分で山頂に到着しました。テントの先が山頂で、手前側は木が生えているため、こちら側で休息です。この日、山に登ったのは我が家だけでした。翌日は1人のカメラ愛好家と登山道ですれ違い、昼前後に4、5人組の若者グループが2パーティー上がっていきました。

     結局、3時間40分で山頂に到着しました。テントの先が山頂で、手前側は木が生えているため、こちら側で休息です。この日、山に登ったのは我が家だけでした。翌日は1人のカメラ愛好家と登山道ですれ違い、昼前後に4、5人組の若者グループが2パーティー上がっていきました。

  •  テント2張。いかにも風に吹かれそうな地形(風の通り道を意味するギウ・ロム地形)ですが、この季節は風も比較的穏やかでキャンプ用の安いテントでも問題ありませんでした。ここがテント場であるのはひとえに傾斜が少ないためと思われます。テント初体験の女性陣2人は寒さと風音であまり寝れなかったそうです。

     テント2張。いかにも風に吹かれそうな地形(風の通り道を意味するギウ・ロム地形)ですが、この季節は風も比較的穏やかでキャンプ用の安いテントでも問題ありませんでした。ここがテント場であるのはひとえに傾斜が少ないためと思われます。テント初体験の女性陣2人は寒さと風音であまり寝れなかったそうです。

  •  暗くなる前に食事。フリーズドライ食品、即席麺、パンなど。ホットサンドを作るバウルーを持参しました。

     暗くなる前に食事。フリーズドライ食品、即席麺、パンなど。ホットサンドを作るバウルーを持参しました。

  •  ガイドとポーター。焚き火の近くでガイドはハンモック、ポーターは地べた寝です。ポーターのほうは太い竹を切ってきて(写真左の木に立てかけてあります)、水筒、炊事道具、食器、箸を自製してました。ガイドとはカレン語で話をしますが、タイ語はまったくしゃべれません。食事は即席麺と自分の家から持ってきた白米のようです。

     ガイドとポーター。焚き火の近くでガイドはハンモック、ポーターは地べた寝です。ポーターのほうは太い竹を切ってきて(写真左の木に立てかけてあります)、水筒、炊事道具、食器、箸を自製してました。ガイドとはカレン語で話をしますが、タイ語はまったくしゃべれません。食事は即席麺と自分の家から持ってきた白米のようです。

  •  夕日がミャンマーの山に沈んでいきます。<br /> 山頂の看板にはモン・プイモークの山名が書かれています。モンは北部方言で山(山の北部方言は一般的にドーイですが、山頂に木が生えていない比較的低い山をモンと呼ぶようです。その違いははっきりせず、もともとは別系統の言葉かも知れません)、プイは綿のようにふわふわ、もこもこした様子、モークは霧、靄です。このあたりはこの時期に国境を流れるムーイ川から発する朝靄で雲海のような景色が見られるので有名です。

     夕日がミャンマーの山に沈んでいきます。
     山頂の看板にはモン・プイモークの山名が書かれています。モンは北部方言で山(山の北部方言は一般的にドーイですが、山頂に木が生えていない比較的低い山をモンと呼ぶようです。その違いははっきりせず、もともとは別系統の言葉かも知れません)、プイは綿のようにふわふわ、もこもこした様子、モークは霧、靄です。このあたりはこの時期に国境を流れるムーイ川から発する朝靄で雲海のような景色が見られるので有名です。

  •  朝になりました。これは西側。

     朝になりました。これは西側。

  •  東側。

     東側。

  •  西側。雲海(靄海?)が見えてきました。

     西側。雲海(靄海?)が見えてきました。

  •  東の空が明るんで来ました。

     東の空が明るんで来ました。

  •  西側です。

     西側です。

  •  靄海(タレー・モーク)は数百メートルの高さです

     靄海(タレー・モーク)は数百メートルの高さです

  •  こちらは山を下りた翌日の朝、クルマでいける展望台(モン・クルーバサイ、標高700メートルぐらい)から見た風景。

     こちらは山を下りた翌日の朝、クルマでいける展望台(モン・クルーバサイ、標高700メートルぐらい)から見た風景。

  •  メームーイ国立公園からメーソッドまで戻って来ました。距離は120キロほど、クルマで1時間半から2時間かかります。<br /> 写真は国境のムーイ川に架かる友好橋。正月で国に帰るビルマ人労働者たちがいっぱいです。正規に橋を渡って帰国する者だけでなく、川を渡し舟で渡る者もたくさんいます。

     メームーイ国立公園からメーソッドまで戻って来ました。距離は120キロほど、クルマで1時間半から2時間かかります。
     写真は国境のムーイ川に架かる友好橋。正月で国に帰るビルマ人労働者たちがいっぱいです。正規に橋を渡って帰国する者だけでなく、川を渡し舟で渡る者もたくさんいます。

  •  ミャンマー側の町。<br /> タイ側の橋のたもとにはリム・ムーイ市場という大きな土産物市場があり、ここでビルマ物産、中国物産が売られています。

     ミャンマー側の町。
     タイ側の橋のたもとにはリム・ムーイ市場という大きな土産物市場があり、ここでビルマ物産、中国物産が売られています。

  •  渡し舟。

     渡し舟。

  •  メーソッドではタイ・ヤイ族(シャン族)の寺、ワット・タイ・ワタナラームにお参りしてきました。友好橋から大通りを2キロぐらい戻った北側に位置し、タイ・ヤイ式(ビルマ式)の仏像、建築が見られます。<br /> 写真は本尊のマハー・ムニー仏。マンダレーにある有名な仏像の写しとされています。

     メーソッドではタイ・ヤイ族(シャン族)の寺、ワット・タイ・ワタナラームにお参りしてきました。友好橋から大通りを2キロぐらい戻った北側に位置し、タイ・ヤイ式(ビルマ式)の仏像、建築が見られます。
     写真は本尊のマハー・ムニー仏。マンダレーにある有名な仏像の写しとされています。

  •  白大理石の仏像。ビルマ様式の仏像はこのように大概白いお顔をしています。

     白大理石の仏像。ビルマ様式の仏像はこのように大概白いお顔をしています。

  •  顔を傾けた珍しい仏像。手に持つのはお鉢です。

     顔を傾けた珍しい仏像。手に持つのはお鉢です。

  •  境内の風景。金色の鳥の像はビルマの神鳥というかトーテム的存在の鳳凰(タイ人はホンと呼びます)。

     境内の風景。金色の鳥の像はビルマの神鳥というかトーテム的存在の鳳凰(タイ人はホンと呼びます)。

  •  境内には一見して古い遊園地のジオラマ、アトラクションのようなものもありました。

     境内には一見して古い遊園地のジオラマ、アトラクションのようなものもありました。

  •  仏像が池の周りをぐるぐる機械仕掛けで回り、信者はお賽銭を喜捨します。

     仏像が池の周りをぐるぐる機械仕掛けで回り、信者はお賽銭を喜捨します。

  •  巨大な涅槃像。全長40メートルだそうです。

     巨大な涅槃像。全長40メートルだそうです。

  •  メーソッドから国道105号線を上がってきた左側(ターク側を基点にして62キロ地点)にあるチャオポー・パウォー廟。

     メーソッドから国道105号線を上がってきた左側(ターク側を基点にして62キロ地点)にあるチャオポー・パウォー廟。

  •  パウォー像。パウォーはタクシン王の副将としてメーソッド方面軍の指揮官を務めたカレン族の英雄です。この地方一帯の守り神(チャオポー)として信仰を集めています。

     パウォー像。パウォーはタクシン王の副将としてメーソッド方面軍の指揮官を務めたカレン族の英雄です。この地方一帯の守り神(チャオポー)として信仰を集めています。

  •  これが神廟。廟の裏では爆竹を鳴らし、前の道路では行きかうクルマが警笛を鳴らして通過していきます。

     これが神廟。廟の裏では爆竹を鳴らし、前の道路では行きかうクルマが警笛を鳴らして通過していきます。

  •  山をかなり上がってきた左側にあるビューポイント。コーヒー店になっており、山の景色を見ながら一休み。

     山をかなり上がってきた左側にあるビューポイント。コーヒー店になっており、山の景色を見ながら一休み。

  •  タクシン・マハラート国立公園にやってきました。駐車しきれないクルマがいっぱい。テントもご覧のように牛ぎゅう詰め。この日は土曜日で連休が始まっており、ざっと見て500台はあります。ここは標高800メートルながら峠にあり、風が吹き、霧も出て体感温度は寒いくらいです。この寒さを求めて来る観光客であふれ、テント場は足りなくなり、かなりの斜面にある場所にテントを張っている人たちも少なくありません。道路横に張れれば、まだましといったところです。年末年始の北部の標高の高い国立公園はだいたいどこもこんな感じで、本来なら入場規制が必要ですが、国立公園にとってこの時期が書き入れ時、何とか受け入れようと頑張っています。

     タクシン・マハラート国立公園にやってきました。駐車しきれないクルマがいっぱい。テントもご覧のように牛ぎゅう詰め。この日は土曜日で連休が始まっており、ざっと見て500台はあります。ここは標高800メートルながら峠にあり、風が吹き、霧も出て体感温度は寒いくらいです。この寒さを求めて来る観光客であふれ、テント場は足りなくなり、かなりの斜面にある場所にテントを張っている人たちも少なくありません。道路横に張れれば、まだましといったところです。年末年始の北部の標高の高い国立公園はだいたいどこもこんな感じで、本来なら入場規制が必要ですが、国立公園にとってこの時期が書き入れ時、何とか受け入れようと頑張っています。

  • この国立公園は巨木で有名ですが、足の筋肉痛がひどく見に行きませんでした。ここのバンガローで1泊し、翌朝9時出発、帰宅は午後3時でした。

    この国立公園は巨木で有名ですが、足の筋肉痛がひどく見に行きませんでした。ここのバンガローで1泊し、翌朝9時出発、帰宅は午後3時でした。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

タイで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
タイ最安 205円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

タイの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP