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 3/14(木)受付場所の清水港に車で向かう。東名高速を使うのでやや早めに出発した。出航時間の1時間以上前に清水港に到着し、荷物を下ろす。今回の旅行は、釣りを1つの目的にしているので、竿やクーラー、電動リールなどの小物が入ったボックスなどがあり、少し大掛かりになってしまった。乗船手続きを済ませ、今回のクルーズでお世話になる「ふじ丸」に乗り込む。長い竿などがあるため、他の乗船客と異なってしまい、目立ってしまう。友人と参加だが、お互いにプライバシーを尊重するために、ぜいたくに一人一人の部屋にした。ふじ丸はすべての部屋が海に面しているので、それほどグレードをあげなくても閉塞感はない。16時出航、色とりどりのテープに見送られて清水港を出発した。いよいよ片道約1000kmの船旅が始まる。部屋は一人なのでゆったりとしているし、大浴場、ランドリーなどもあり、不便さはまったくない。クルーズは、食事がいいのがうれしい。夕食には、毎回友達とワインのボトルを1本空けていた。他の旅行と違って、ずっと同じ部屋で過ごせるので、衣類などはロッカーやタンスの中に入れておくことができる。<br /> 3/15(金)船内のイベントがいろいろと用意されているので、退屈はしない。自分の趣味に合ったイベントに参加するといいです。私は、カメラの講座があったので、参加した。しかし、モーニングコーヒーから始まって、朝食、昼食、アフターヌーンティー、夕食、夜食と用意されているので、メタボが心配になる。<br /> 3/16(土)いよいよ小笠原が近づいてきた。なんと、少し遠いが、クジラが見えるではありませんか。望遠を持ってきたので、さっそく撮影した。300mmでも小さくしか写りません。オプショナルツアーもありますが、私はバイクを借りて父島を周遊することにした。坂が多いので、自転車では体力が必要だ。バイクなら、どこでも止められるし、すごくやすくすむ。車と違って荷物は最小限にする必要がある。それでも小笠原の自然を体で感じることができる。途中であった人から、「旭山の山頂が見晴らしがよくて、いいよ」といわれて少し登りがあるが、山頂は360°の展望で、小笠原を見渡すことができる。<br /> 午後は、船に戻って、目的の1つである釣りをした。友達が朝から釣っていて、6kgの鯛を釣りあげている。自分も持ってきた電動リールの竿で、さっそく釣り始めた。しばらくすると、竿がぐぐっと引き込まれた。かなりの引きで、大物の予感がする。乗客が集まってきて、私のやり取りを見ているので、ばらしてしまうわけにいかない。慎重にやりとりしながら、魚が弱るのを待つ。20分くらいやり取りして、やっと浮かび上がってきた。見ると鯛だ。鯛は一度浮かせてしまえば、あとはそれほど暴れない。しかし、甲板から水面まで10mはあるので、下した網に入れるのが一苦労。友人と呼吸を合わせて、やっと網の中に鯛を入れることができた。二人がかりで、甲板に上げるとギャラリーから拍手がおきた。私もうまくいってほっとした。計量の結果なんと7kgの鯛だった。家に持って帰ることができないので、クルーにあげることにした。その日の夕食は、友達と二人で祝杯をあげた。<br /> 3/17(日)この日は、夕方に出航するので、それまで釣りをすることにした。しかし、2時間ほどまったく当たりがない。それでもやっと笛吹き鯛と外道を釣ることができ、満足できた。出航の時は、小笠原の漁師の方々が湾の入り口まで船で見送りをしてくれた。湾をでると、くじらの潮吹きが見られたが、遠いので望遠でも小さくしか写らない。<br /> 3/18(月)途中、船は「鳥島」の近くまで行ってくれて、アホウドリを見ることができた。さらに、孀婦岩を見ながら、船は進む。昼食は船長さんの好意により、デッキでバイキングの食事となった。天候に恵まれ、潮風に吹かれながらのビールは最高であった。今回もいろいろなイベントが用意されていて、落語を聞いたり、カメラの講座に参加したりして過ごす。<br /> 3/19(火)楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまう。予定通りに清水港に入港し、解散となる。「葉から芽」という植物の葉っぱを土産にもらった。今も家で育っている。

世界自然遺産「小笠原」

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2013/03/14 - 2013/03/19

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チュウチャン

チュウチャンさん

 3/14(木)受付場所の清水港に車で向かう。東名高速を使うのでやや早めに出発した。出航時間の1時間以上前に清水港に到着し、荷物を下ろす。今回の旅行は、釣りを1つの目的にしているので、竿やクーラー、電動リールなどの小物が入ったボックスなどがあり、少し大掛かりになってしまった。乗船手続きを済ませ、今回のクルーズでお世話になる「ふじ丸」に乗り込む。長い竿などがあるため、他の乗船客と異なってしまい、目立ってしまう。友人と参加だが、お互いにプライバシーを尊重するために、ぜいたくに一人一人の部屋にした。ふじ丸はすべての部屋が海に面しているので、それほどグレードをあげなくても閉塞感はない。16時出航、色とりどりのテープに見送られて清水港を出発した。いよいよ片道約1000kmの船旅が始まる。部屋は一人なのでゆったりとしているし、大浴場、ランドリーなどもあり、不便さはまったくない。クルーズは、食事がいいのがうれしい。夕食には、毎回友達とワインのボトルを1本空けていた。他の旅行と違って、ずっと同じ部屋で過ごせるので、衣類などはロッカーやタンスの中に入れておくことができる。
 3/15(金)船内のイベントがいろいろと用意されているので、退屈はしない。自分の趣味に合ったイベントに参加するといいです。私は、カメラの講座があったので、参加した。しかし、モーニングコーヒーから始まって、朝食、昼食、アフターヌーンティー、夕食、夜食と用意されているので、メタボが心配になる。
 3/16(土)いよいよ小笠原が近づいてきた。なんと、少し遠いが、クジラが見えるではありませんか。望遠を持ってきたので、さっそく撮影した。300mmでも小さくしか写りません。オプショナルツアーもありますが、私はバイクを借りて父島を周遊することにした。坂が多いので、自転車では体力が必要だ。バイクなら、どこでも止められるし、すごくやすくすむ。車と違って荷物は最小限にする必要がある。それでも小笠原の自然を体で感じることができる。途中であった人から、「旭山の山頂が見晴らしがよくて、いいよ」といわれて少し登りがあるが、山頂は360°の展望で、小笠原を見渡すことができる。
 午後は、船に戻って、目的の1つである釣りをした。友達が朝から釣っていて、6kgの鯛を釣りあげている。自分も持ってきた電動リールの竿で、さっそく釣り始めた。しばらくすると、竿がぐぐっと引き込まれた。かなりの引きで、大物の予感がする。乗客が集まってきて、私のやり取りを見ているので、ばらしてしまうわけにいかない。慎重にやりとりしながら、魚が弱るのを待つ。20分くらいやり取りして、やっと浮かび上がってきた。見ると鯛だ。鯛は一度浮かせてしまえば、あとはそれほど暴れない。しかし、甲板から水面まで10mはあるので、下した網に入れるのが一苦労。友人と呼吸を合わせて、やっと網の中に鯛を入れることができた。二人がかりで、甲板に上げるとギャラリーから拍手がおきた。私もうまくいってほっとした。計量の結果なんと7kgの鯛だった。家に持って帰ることができないので、クルーにあげることにした。その日の夕食は、友達と二人で祝杯をあげた。
 3/17(日)この日は、夕方に出航するので、それまで釣りをすることにした。しかし、2時間ほどまったく当たりがない。それでもやっと笛吹き鯛と外道を釣ることができ、満足できた。出航の時は、小笠原の漁師の方々が湾の入り口まで船で見送りをしてくれた。湾をでると、くじらの潮吹きが見られたが、遠いので望遠でも小さくしか写らない。
 3/18(月)途中、船は「鳥島」の近くまで行ってくれて、アホウドリを見ることができた。さらに、孀婦岩を見ながら、船は進む。昼食は船長さんの好意により、デッキでバイキングの食事となった。天候に恵まれ、潮風に吹かれながらのビールは最高であった。今回もいろいろなイベントが用意されていて、落語を聞いたり、カメラの講座に参加したりして過ごす。
 3/19(火)楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまう。予定通りに清水港に入港し、解散となる。「葉から芽」という植物の葉っぱを土産にもらった。今も家で育っている。

旅行の満足度
5.0
観光
4.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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  • 私の部屋です。一人なら十分すぎる広さです。

    私の部屋です。一人なら十分すぎる広さです。

  • 遠いのですが、くじらの尻尾が見えるでしょう。

    遠いのですが、くじらの尻尾が見えるでしょう。

  • 登った小笠原の旭山です。この山頂は狭いのですが、360°の見晴らしです。

    登った小笠原の旭山です。この山頂は狭いのですが、360°の見晴らしです。

  • 乗ってきた「ふじ丸」が停泊しています。大きい船なので、岸壁に接岸できないから、漁船がはしけの代わりをして父島に渡してくれます。

    乗ってきた「ふじ丸」が停泊しています。大きい船なので、岸壁に接岸できないから、漁船がはしけの代わりをして父島に渡してくれます。

    二見港 乗り物

  • 小笠原のメインストリートです。

    小笠原のメインストリートです。

  • このように、小笠原の漁師さんが見送ってくれます。

    このように、小笠原の漁師さんが見送ってくれます。

  • 鳥島です。

    鳥島です。

  • 鳥島のアホウドリです。

    鳥島のアホウドリです。

  • デッキでの昼食です。

    デッキでの昼食です。

  • 孀婦岩です。

    孀婦岩です。

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