2013/12/21 - 2013/12/23
86位(同エリア543件中)
小朋友さん
宮崎県出身の私は、以前から、遠く離れた東北の地・秋田県が気になっていました。東北・雪国、日本海に面する秋田県。日本列島の地理で見ると、宮崎県とは正反対の位置にある秋田県。あきたこまちとなまはげしか思い浮かびません、一体どんな県なんだろう?
ある日ふと、大好きな画家・藤田嗣治の巨大絵画が、秋田にあることを知りました。この絵をみたい! あとどこか、冬でもレンタカーで旅行できそうな秋田の名所を探したところ、日本海に突き出た男鹿半島に決定。
しかし…直前で雪道(凍った道)の運転に躊躇した私たち。結局、タクシー貸切で贅沢に、効率的に観光できました。
男鹿半島の観光スポットは、春〜秋がメインの場所が多いです。
冬はいろんな場所が「閉鎖」「閉館」「終了」してました。
それでも! 私は冬に男鹿へ行って本当によかったと思います。
男鹿の民俗行事、なまはげを、より深く体感できた気がするからです。
年末、雪が舞い、手足凍える季節に、男鹿真山伝承館で見たなまはげ実演は、本当に心震える体験でした。
実演中“なまはげさん”は、私たち観光客にも「来年も福がきますように」との言葉を残してくれました。
なまはげの恐ろしさ、神聖さ、ありがたさ、この行事の尊さは、やはりこの時期が一番伝わるものだと思います。
冬の男鹿もよいですよ!
★今回の旅のまとめ★
〜交通〜
●東京から秋田市へ
羽田空港 → 秋田空港 (飛行機、約1時間)
秋田空港 → 秋田駅 (リムジンバス、約45分)※帰路も同じ
●秋田市から男鹿市へ
行き 秋田市の宿泊ホテル発 → 男鹿各所観光 → 男鹿市の宿泊ホテル
(個人タクシー貸切、約6時間き)
帰り 宿泊ホテル → 男鹿駅 (宿泊先からの無料リムジンバス)
男鹿駅 → 秋田駅 (JRなまはげライン、約1時間)
お金はかかりますが、貸切タクシーを利用して本当によかった!
私たちはここを利用しました。おすすめです〜
◎秋田市個人タクシー協同組合
http://www.akitataxi.com/
〜宿泊〜
秋田市:ドーミーイン秋田
http://4travel.jp/dm_hotel_tips_each-10956582.html
男鹿市:セイコーグランドホテル
http://4travel.jp/dm_hotel_tips_each-10943660.html
〜観光・秋田市〜
●秋田市民族芸能伝承館
(竿燈実演、体験、旧金子家住宅/秋田駅周辺)
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/ak/fm/fmtop.htm
●赤れんが郷土館
(旧秋田銀行本店、版画家・勝平得之展示/秋田駅周辺)
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/ak/default.htm
●ショップ「秋田贔屓」
(メイドイン秋田の民芸品、小物雑貨等/秋田駅周辺)
http://akita-biiki.sakura.ne.jp
●秋田県立美術館
(藤田嗣治の絵画「秋田の行事」の常設展示)
http://common.pref.akita.lg.jp/art-museum/
〜観光・男鹿市〜
●赤神神社 五社堂
(赤神・漢の武帝を祀った神社)
http://www.fun-ms.com/akagami/
●八望台
(一ノ目潟、二ノ目潟が一望できる場所)
http://www.oganavi.com/data/071.php
●男鹿水族館GAO
(白クマの親子が人気)
http://www.gao-aqua.jp/index.html
●なまはげ館
(男鹿の風土を体感できる場所)
http://www.namahage.co.jp/namahagekan/
●男鹿真山伝承館
(なまはげ館に隣接し、なまはげの訪問を実際に見られる場所)
●居酒屋「福の家」
(秋田三味線のライブ演奏を行うお店)
http://www.oganavi.com/data/202.php
〜食・秋田市〜
●稲庭うどん「寛文五年堂」 http://www.kanbun.co.jp
●秋田の旬の食 小料理屋「金平」
●ジャズ喫茶「ジャズスポット ロンド」
●比内地鶏「あべや」 http://honkeabeya.com/
〜食・男鹿市〜
●男鹿焼きそば「海洋水族館GAO」内レストラン
●ハタハタづくし 男鹿セイコーグランドホテルの夕食
●赤鬼ラーメン 居酒屋「福の家」
〜秋田の旅(文化・民俗編)をもっと楽しめるキーワード〜
秋田県 × ブルーノ・タウト、木村伊兵衛、藤田嗣治
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1日目 午後2時近く、JR秋田駅に到着!
寒い!!!!
でも、くもり空ながら雪はなく、街歩きには問題なさそう。
秋田駅のいたるところに「だれだ?秋田だ!」「秋田にしました」のキャッチコピーであふれていました。
このポスター大好き! -
お昼は稲庭うどんの老舗「寛文五年堂」へ。秋田駅から徒歩5分、エリアなかみちという施設内にあります。
ここでは、稲庭うどんの生めんと乾めんの食べ比べセットがあります。比べてみると、確かに触感が全然違う!私は生めんが好みかなあ。
クリスマス前のこの日。
秋田の中心地、中通一丁目のマスコットキャラ、狐の「与次郎」が、サンタ帽をかぶって街を練り歩いていました。
店の外から窓越しに、手を振ってきた与次郎。
店内の客に、与次郎からナントお菓子のプレゼントがありました! -
ホテル「ドーミーイン秋田」で荷物をおろし、街歩き開始!
まずは秋田の夏祭り・竿灯の体験ができる「秋田市民族芸能伝承館」へ向かう。その道途中に、昔ながらの民家を利用したショップ「秋田贔屓」があります。 -
そしてその数軒となりに、ジャズ喫茶「ジャズスポットロンド」。
2軒とも、ぜひ秋田市で行ってみたかった場所です。 -
「秋田市民族芸能伝承館」は、秋田駅からも徒歩で行ける距離にあります。
秋田市の竿灯は、真夏の病気や邪気を払うため生まれたものだそう。
実際の祭りでは、大人は長さ12m、重さ50?の竿灯を使います。
ここでは子供用の竿灯(重さ5?)を体験できます。
「これで子供用???」って疑うくらい重たい…。
竿灯は、片手のひらに竿の底をのせ、バランスを取るのが基本形。
しかし…バランス感覚のない私は、結局両手どまりでした。 -
彼は、なんなく片手のひらをクリア。
指導の方からも、「センスあるねえ」と褒められました。 -
基本形ができたら、このように腕を天に伸ばしたり、肩や腰、そしてなんと額の上にも竿の底を置き、練り歩くのです。
信じられない。熟練の技です。 -
伝承館の脇には、江戸時代から明治時代にかけて商いをしていた金子家の住宅が残されています。
建物内には立派な内蔵がどっしりと佇んでいました。 -
秋田市の夜。
秋田駅そばでみつけた小料理屋、「金平」へ。
引き戸をガラリと開けると、こぢんまりとしたカウンター。
大将さんが、人懐っこい笑顔で迎えてくれました。
奥には個室が3つ。
私たちが通された部屋のとなりでは、地元のおじさん達が忘年会。
おじさん達の会話は私たちに筒抜けでしたが、酒の入った秋田弁はまったく理解できず、何とも心地よい、風情あるBGMでした。
このお店に、メニューは一切なし。
予算と希望を伝えたあとは、料理もお酒もすべてお任せです。
フグやハタハタ、秋田の旬の食材を使った家庭料理。
秋田の地酒と堪能しました。 -
ご飯のあとは、ジャズ喫茶「ジャズスポット ロンド」へ。
-
明治時代の米蔵を改造して作られたこのお店。
大音量でジャズを聴きながら、深夜までおいしいコーヒーやお酒が楽しめます。
オーナー・那珂さんのインタビュー記事によると、土壁が適度に音を吸収するので、大音量でもお客さん同士が会話を楽しめるのだそう。
最高に雰囲気がよく、BGMがなんとも心地よい。
コーヒーを入れるときの豊かな香りもたまりません。
秋田にこういう素敵なお店があること、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!
●秋田経済新聞による「ロンド」那珂さんのインタビュー
http://akita.keizai.biz/column/8/ -
夜の秋田駅。
秋田杉で作られた、西口バスターミナルです。
私の故郷・宮崎県にも、飫肥杉や日向杉など、良い杉がたくさんあります。
秋田杉は全国的にとても有名ですね。
とても美しく、やわらかな雰囲気。
このサイトに、秋田駅西口バスターミナルにまつわる記事がたくさん。
ぜひご一読を♪
●月刊「杉」WEB版
http://www.m-sugi.com/ -
2日目
ドーミーイン秋田のお部屋からは、久保田城跡にできた千秋公園が見えます。
夜のうちに、うっすらと雪が積もっていました。 -
今日は、男鹿半島へ向かいます。
観光タクシーを6時間貸し切って、午前10時に出発!
雪がだんだんと激しくなってきました。
男鹿半島に入りかかると、吹雪!吹雪! -
男鹿半島は、民俗行事「なまはげ」が今も伝わる場所。
吹雪もなんのその、でっかいなまはげ像にテンションがあがる! -
1時間も走ると、吹雪から一転。
雲ひとつない青空が広がりました。
まずは、赤神神社の五社堂へ。 -
雪の残る参道をてくてくてく…
-
五社堂へは結構険しい道のり。
駐車場からは15〜20分ほどですが、ちょっとした登山です。
雪がなくても、スニーカーで行ったほうがよいです。
参道の入り口に、地元の方々が観光案内所を設置しており、
そこで杖を貸してくれます。杖、ほんとうに助かりました。 -
着いた!
-
赤神神社を降りても、まだまだ快晴。
男鹿では所々で、なまはげが迎えてくれました。 -
寒風山にも連れて行ってもらいました。
完全な雪山です。
でも、雪深くなってきたので、早々に退散。 -
-
とってもいい眺め。
-
続いて八望台へ。
一ノ目潟と二ノ目潟が見渡せる場所ですが、
ここに着くころには雲がもくもく…
男鹿半島は、短い時間でどんどん天気が変わります。 -
お昼御飯は、水族館GAOのレストランで、男鹿焼きそばを食べました。
ここに到着した頃には、ものすごく吹雪いてたのですが、水族館は大盛況。たっくさんの家族連れやカップルで賑わっていました。
水族館の目玉は、白クマ親子。
巨大なからだで、ざっぱんざっぱん飛び込みを繰り返す父親、豪太。
白クマのダイナミックな水中ダイブが、私たちを魅了。
何回見ても飽きません〜 -
水族館には白クマのはく製もあって、
一緒に記念撮影ができます^^ -
午後4時、男鹿半島のハイライト、男鹿真山伝承館。
到着するなり、「ささ、こちらへどうぞ〜」と、民家の奥へ通されました。
まるで地元のお宅に呼ばれたような感じで。
ここでは、なまはげの訪問を、実際に見て体感できます。
集まった観光客全員(10人弱)で、しばし正座して待っていると…
まずは、なまはげの先導役である先立ちの方がやってきました。
この家の主人(役)に挨拶し、なまはげの来訪の許諾を得ます。
そして…
「ウオー ウオー …」
ドンドンドンッ(雨戸を叩く音)
「ウオー ウオー …」
き き き 来た!!!!
(なまはげが来ると分かっていたのに、この声と音を聞いたときは、本当に恐ろしかったです) -
なまはげが玄関でしこを踏み、家の中へと入ってきました。
家の主人は、ようこそいらっしゃいましたと歓迎します。
悪い子はいないか、悪い嫁はいないか、家の中をなまはげは探し回ります。 -
「なまはげさん、うちには悪い子も悪い嫁もいません。
どうぞごちそうを用意しましたので、食べていってください」
というようなことを、主人はなまはげに伝えました。
ここから、なまはげと主人の問答が繰り広げられます。
主人は家の嫁や子供をかばい、なまはげに良い気分で帰ってもらおうとします。
なまはげは、主人の言うことを疑い、本当に悪い子がいないのか何度も聞き返します。
結局、なまはげは主人の言うことに納得し、
「来年もこの家に幸せが訪れるように」願い、去っていきました。
すごい臨場感。
傍観者である私たちにも、なまはげはとても恐ろしく、神聖なものだということが、十分伝わったひとときでした。
私たちが見たなまはげは、真山地区に伝わるなまはげで、地区によって作法などが違ってくるのだそうです。 -
となりの「なまはげ館」では、いろんななまはげの展示があり、見応えがあります。
そして、こんな風になまはげに変身することもできます。
全身で変身できるので、写真で見ると、展示の一部に見えますね。 -
ふふふ
-
午後5時半。
宿泊先のグランドセイコーホテルまで観光タクシーに送ってもらい、観光終了。とっても効率よく観光地を回れたので、本当に大満足。
運転手さん、お世話になりました。
夕食を食べた後は、ホテルから徒歩圏内にあった「福の家」へ。
ここでは、お店のご主人が息子さんと一緒に秋田三味線を披露してくれます。
私たちが行った日はご主人だけでしたが、
すぐ眼の前で三味線の音色を楽しむことができ、いろいろな解説やお話を聞かせてくれて、とても面白かったです。 -
3日目。
本日も曇り空。ちょっと雪が降っています。 -
ホテルの無料シャトルバスで、男鹿駅まで送っていただきました。
-
-
電車の車窓から、雪景色を楽しみながら、ガタゴト…
-
-
最後は、当初一番の旅の目的だった、秋田県立美術館へ。
藤田嗣治の特別展示と、大作「秋田の行事」の常設展示を鑑賞。
秋田県の風土に触れてから観たので、より感慨深かったです。
館内には素敵なカフェスペースもありました(ちと寒い)が、
時間の関係で行けず。残念! -
安藤忠雄設計の美術館。らせん階段が印象的。
-
空港へ向かう前に、県立美術館と同じエリアにある「あべや」へ。
おいしいおいしい親子丼。
また食べたい!
【完】
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