2013/07/10 - 2013/07/10
48位(同エリア151件中)
まみさん
2013/07/10水 ズズダリ観光
~特急サプサン号でウラジーミル経由でズズダリへ
・クレムリン<世界遺産>
ラジヂェストヴェンスキー聖堂ほか5つの博物館
ウスペンスキー聖堂<世界遺産>
・民芸品マーケット
・トルゴヴァヤ広場のヴァスクレシェンスカヤ教会&鐘楼
・リザバラジェーンスキー修道院
・スパソ・エフフィミエフ修道院<世界遺産>
イコンと文書博物館
ナイーヴ画家展
スパソ・プレオヴラジェーンスキー聖堂
・レーニン通り沿いに戻り時々カーメンカ川沿いの景色を楽しむ
・21時日没のクレムリン周辺散策
【ズズダリ泊:ソコル・ホテル】
ズズダリ───トレチャコフ美術館で見て来た、美しいロシアの風景画そのものの風景が見られて感動!
一目惚れしてしまいました。
天気に恵まれたおかげもありますが、それはいわば可愛い子ちゃんが、ちょっとだけおめかししたようなもの。
と言っても、やっぱり教会内部や博物館の見学はしたいものです。
写真が撮れるなら、なおよし!
それが目をみはる素晴らしい豪華なロシア正教会であれば、サイコー!
それがまず叶ったのは、ズズダリのクレムリン。
ホテルは、クレムリンからほど近い町の中心のトレゴヴァヤ広場に面したところにとったため、到着してすぐ、持参した1泊用の荷物をホテルに預けて(チェックインにはまだ早かったので)、真っ先にクレムリン見学に出かけました。
クレムリンの博物館はセクションがいくつかに分かれていて、それぞれに料金が設定されていました。
でも、規模は大きくないし、とにかく今日はズズダリをじっくり見学するつもりでしたから、何の博物館かいちいちチェックせず、チケットを全部まとめて買い、片っ端から見学しました。
ズズダリでは、クレムリンを含め、有料で中に入れるところは、別途写真代を払わなくても、どこも撮影OKでした。
それが教会も、なんです@
私はズズダリの歴史にあまり詳しくないので、歴史展示は写真を撮ったものの、意味はよく分かっていないです。
また、クレムリンの博物館では、歴史ある「応接の間」は必見ですが、子供向けの展示も、けっこう楽しかったりしました。
なにしろ私は、ロシアに関することは、ロシアの子供よりも知らないのですから、子供向けの作り物であっても新鮮なのです。
でも、圧巻だったのは、やっぱりラジヂェストヴンスキー聖堂です。
そしてつくづく思いました。
私を東欧に引き寄せるのは、こうした正教会の教会だなぁと。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴオーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
「ズーズダリ発祥の地クレムリン
(中略)府主教宮殿の最も古い部分は15世紀の建設となる。現在は博物館となっており、通常4つの展示が行われている。見どころは長いテーブルが置かれた宮殿の応接室と、ロシアに唯一残る17世紀の「ヨルダンの天蓋」の展示だろう。「ヨルダンの天蓋」は、ロシアの洗礼式(1月19日)に使われたもので、川や湖の氷上に開けた十字形の穴をこの天がで覆って、その周りで儀式を行った。ちなみに儀式のあと冷水浴をするのが習わしで、今もよくその様子がテレビなどでも放映されている。このほか町の歴史資料を集めた展示や、イコンの展示がある。(後略)」
(「地球の歩き方 ロシア(2012~2013年版)」より)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クレムリンのズズダリの見どころ案内〜英語併記
ゲート近くの花壇の前にありました。
見どころは5か所あり、それぞれ料金が設定されていましたが、私は全部のチケットをまとめて買いました。
合計で250ルーブル。
(2013年7月現在、1ルーブル=約3.5円で換算) -
博物館の展示室前のロビーへ向かう
右の壁に、コピーでしたが、なんだかテーマがソ連チックなパネル絵がありました。
博物館のチケット売り場はこの階段の上です。 -
まずは、「100年前のズズダリ」展へ
-
入口側の展示
子供向けの展示というかんじはしましたが、壁のイラストと当時の同武具の展示で、なんの解説かなくても分かりやすく、興味深かったです。 -
100年前のズズダリの人々の聖俗生活の道具
イコンを覆うリーザや鐘、ろうそく立てもあれば、サモワールやアイロンや秤などもあります。 -
100年前の行商人───薪売り
壁のイラストも、当時の様子が分かりやすいです。 -
リザパラジェーンスキー修道院とその周辺のイラスト
人々の様子を見ていると、100年前よりもっと前の気がしますけどネ。
リザパラジェーンスキー修道院は、このあとスパソ・エフフィミエフ修道院に向かう途中で見学できました。 -
見せ物のクマでもぃたのかな
背後のイラストの教会は現存しています。
ラザレフスカヤ教会です。中に入れませんでしたが、外観の写真は撮れました。 -
お店の様子
-
100年前の学校の教室の様子
-
教卓側から眺めたところ
-
生徒席から教卓の方を眺めたところ
-
必見の府主教宮殿の応接の間
-
窓辺に展示されていた頑丈そうな中世の保存箱
-
美しいタイルのストーブとイコン
-
おしゃれなストーブの一部
-
ストーブのタイル絵
ハンドペインティングの時代なので、タイル絵は絵柄が似ていても一つ一つが少しずつ違っていました。 -
17世紀くらいのイコンとろうそく立て
左右の聖人はおそらくペテロとパウロ。 -
イコンの中のロシア語で書かれた聖書
西方教会ではないので、当然、ラテン語ではないわけです。 -
宮殿の応接室の長テーブル
表紙候補でした。
木製のイスの背もたれや、奥にある投票箱みたいなのも興味がかかったです。 -
長テーブルの上の美しいシャンデリア
-
木の塀で囲まれた時代のズズダリの絵
-
キリスト教以前の土着宗教のトーテムが燃やされている場面
キリスト教が伝道されたゆえでしょう。
嘆いている人々もいます。 -
キリスト教伝道と洗礼式のシーン
-
美しい扉の向こうに
-
味わい深い廊下がつづく
-
必見の「ヨルダンの天蓋」
17世紀、ロシア正教の洗礼式に使われたものです。 -
展示室はさらに続く
-
中世の戦争のパネル絵・その1
モンゴル・タタール人との戦いの場面です。 -
中世の戦争のパネル絵・その2
-
中世の戦争のパネル絵・その3
死体を踏みつけにして進軍。 -
意味深なガウン
修道士のものだと思いますが、デザインがずいぶん現代的です。 -
ガウンの刺繍の一部に注目
ゴルゴダのしゃれこうべの上に立てられた十字架と、天使の刺繍。 -
17世紀の教会宝物
-
にぶくやわらかい光を放つ銀器
-
細かな透かし彫りがすばらしい、黄金の宗教道具
-
ユニークな民芸品もあり
-
次にクレムリンのハイライトともいうべきラジヂェストヴェンスキー聖堂
まずはこの可愛らしい外観です。 -
入口のアーチからしてうっとりするほどすばらしい@
-
入口のアーチと灯りと格子の扉
-
金で聖書場面などが描かれた13世紀の扉
-
イコンに覆われた柱と美しいシャンデリアの向こうに、天井までぎっしりのイコノスタシス
-
天井までぎっしりイコンに覆われているのがロシアの正教会のイコノスタシス
正教会は国によって宗派が分かれているも同然なので、イコノスタシスの形態も違っています。
たとえばブルガリアの正教会のものはもっと低くて、向こうの壁が見えます。 -
美しいシャンデリアの向こうに、天井までぎっしりのイコノスタシス
-
聖母子礼賛の美しい壁画
-
花に囲まれた聖母子に注目
-
惚れ惚れする美しさのイコノスタシスとシャンデリア
-
ななめ横から眺めて
-
めちゃくちゃ豪華な天蓋
-
豪華な天蓋上部とアーチに描かれた天使たち
-
壁画の一部、最後の審判を告げる角笛を吹く天使たち
-
豪華な玉ネギ型ドームと十字架のある洗礼盤らしきもの
-
まるで教会の屋根のよう
-
これも十字架
-
イコノスタシスの王門を中心に
-
王門から上のイコノスタシスを見上げて
-
ななめから見上げるのも迫力がある
-
イコノスタシスの王門の向かって右にある聖母子のイコン
-
黄金の天蓋と窓側の壁画の様子
-
こちらの壁画も美しい
-
黄金の天蓋の下には誰かの石棺
-
横から眺めたイコノスタシスもステキ
-
イコノスタシスの前のドーム天井の一つ
-
美しいフレスコが天井までぎっしり
-
天井画にズーム
誰かの聖人のエピソードだと思うのですが、残念ながら何の場面か分かりません。 -
白ひげの聖人と赤い天使が描かれた天井ドーム
-
窓から差し込む光が神秘的
-
最後に13世紀の扉をじっくり眺める
取っ手がライオンの頭です。 -
イエスのお披露目シーンかな
-
イエスの生涯エピソードの2場面と天使たち
クレムリン内部の博物館とラジヂェストヴェンスキー聖堂編は亥゛小です。
次は、ズズダリのもう一つのハイライトで世界遺産のスパソ・エフフィミエフ修道院編です。
つづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
その他の観光地(ロシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70