![宮内庁が管理する「修学院離宮」「桂離宮」「仙洞御所」へ紅葉を見に行ってきました。<br /><br />最初は修学院離宮。<br />壮大なスケールの庭園が色付く様は圧巻です。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/83/57/650x_10835788.jpg?updated_at=1386757643)
2013/11/21 - 2013/11/21
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ぺこにゃんさん
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宮内庁が管理する「修学院離宮」「桂離宮」「仙洞御所」へ紅葉を見に行ってきました。
最初は修学院離宮。
壮大なスケールの庭園が色付く様は圧巻です。
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11月の修学院離宮の参観に今年も見事当選!
去年は肝心なところで,太陽が雲に隠れてしまい,残念な思いをしました。
今年はそのリベンジと,気合を入れての参観です。 -
今回の参観は13:30から。
昼過ぎ直後までは晴れていたのに,だんだんと雲が増えてくる嫌な空模様。
うーん,これはまずい… -
メインの上御茶屋さえ晴れてくれれば…
そんな思いの中,参観開始です。
修学院離宮は下御茶屋,中御茶屋,上御茶屋の三つに大きく分けることができます。
まずは下御茶屋の御幸門。 -
御幸門前のこのカエデは今年もオレンジに染まっていました。
苔の上に散り積もっていくのが綺麗なんですよね。 -
一つ残念だったのが,このカエデの横にあったススキがなぜか消えていたこと(写真のど真ん中の位置)。
いいアクセントになったのに。 -
イチオシ
御幸門の花菱模様の透かし彫り越しに見る紅葉。
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中門の先、左手に見えるのが寿月観の御輿寄。
ここも階段脇に萩があったのですが,消えていました。
黄色く染まっていい感じだったのに。
どうした修学院離宮? -
気を取り直し,寿月観横の池庭。
周辺のカエデは見頃。 -
池の中庭には袖形燈籠という珍しい形の燈籠があります。
鰐口とも呼ばれます。
説明なしでスルーされますので,燈籠マニアはご注意を。 -
寿月観周りのカエデも見頃となっており,訪れたタイミングとしては良かったです。
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寿月観の前庭。
足元に散っているのは桜の葉でした。
ソメイヨシノは一本もなく(多分),ところどころヤマザクラがあります。 -
歩いて来た苑路を振り返って。
中央に見えるのが,先ほどの袖形燈籠,右手前に見えるのが朝鮮燈籠です。
何度も来ているので,大抵のものは覚えてしまいました。 -
寿月観越しに見る紅葉。
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後方で睨みを利かせている皇宮警察の方。
この日は参観者のマナーがとにかく悪くて,大声で怒鳴っていました。
傍から見ていましたが,写真を撮るために入ってはいけないところに平気で足を踏み入れる。
私が言うのも何ですが,そこまでして撮るほどの腕前でもないだろうに。 -
下御茶屋から中御茶屋までは松並木の御馬車道を通っていきます。
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ここでようやく太陽が顔を出してくれました。
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中御茶屋へ行く途中で。
中央に見えているのが本山。
この山も修学院離宮の敷地です。 -
広がる田園風景。
ここで貸し農園してくれれば,借りるのになぁ。 -
中御茶屋に到着。
ここで再び太陽が隠れてしまいました。
うーん,冴えない。 -
中御茶屋にもそこそこ紅葉はあります。
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修学院離宮のカエデは大きな葉が多いですね。
私は詳しい品種がわからないので,モミジあるいはカエデと呼んでますけど,見る人が見ればわかるのでしょう。 -
中門前の紅葉は今年も綺麗に色付いてくれました。
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中御茶屋にある楽只軒(らくしけん)。
ここもスルーされることが多いです。 -
楽只軒前の庭池。
小さな滝があり,周囲のドウダンツツジとカエデが彩りを添えます。 -
旧書院跡の笠松。
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庭池越しに見る客殿。
客殿内には日本三名棚の一つ,霞棚があります。 -
客殿前から楽只軒,中門方面を望みます。
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色付くドウダンツツジ。
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桜紅葉と客殿。
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中御茶屋を出ると日差しが届くようになりました。
このまま上御茶屋までもってくれれば…
しかし,次の分厚い雲が流れてきており,太陽が隠れるまで5分ぐらいほど。
急がないと! -
上御茶屋までは緩やかな上り坂。
お年を召した方が多いため,案内役はのんびりのんびりと進んでいきます。
私にとっては牛歩戦術のような嫌がらせ。
結局,上御茶屋の御成門前に着くまで5分かかりました。
これはやばい。 -
御成門をくぐったときはまだOK。
さあ,時間との戦い。
先頭を切って隣雲亭への階段を登って行きます。 -
隣雲亭までは背の高い生垣が続きます。
ようやくその生垣の向こうに浴龍池が姿を現す…その寸前で太陽はすっと雲に隠れていしまいました。 -
うわ〜最悪。
なんでこのタイミングで隠れるかなぁ。 -
隣雲亭前に到着。
修学院離宮の一番の見せ場である隣雲亭前からの浴龍池の眺めです。
とりあえず写真は撮りました。
晴れていればもっと鮮やかになります。
紅葉は輝き,水面への映りこみはもっと鮮明です。 -
去年もここで太陽が隠れてしまいました。
そして立ち去ってから30秒後に日差しが届くという残念な結果。
今年はそのリベンジだと思っていたのに,今度は到着まで30秒足りなかった。
もうショック。 -
悔しいので,邪魔をした雲を撮っておきました。
コイツのせいで… -
文句ばかりですが,とりあえず撮った写真です。
眼下の浴龍池は谷川を堰き止めて造られた人工池です。
中央の島は万松塢(ばんしょうう)と呼ばれ,尾根を削って造成されました。 -
右端にチラッと見えているが千歳橋。
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対岸の御舟屋。
手前は万松塢の腰掛待合です。
ちなみにこの北側は赤山禅院になります。 -
紅葉の向こうには棚田が見えています。
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ギリギリまで粘りましたが,太陽が出ないままタイムアップ。
結局,今年もダメでした。 -
隣雲亭から浴龍池に下り,池をぐるっと回って帰ります。
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隣雲亭から下る坂道の途中にある滝見燈籠。
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滝見燈籠周辺は陽当たりがよくないので,紅葉の進行はやや遅め。
まだ青葉が残っていました。 -
滝見燈籠というぐらいなので,近くに滝があるわけです。
それがこの雄滝。
音羽川の水を引いて造られた高さ6mほどの滝です。 -
浴龍池沿いに苑路を歩いて千歳橋。
中島と万松塢を繋いでいます。
東側は瑞草をくわえた金銅の鳳凰を載せた宝形造,西側は寄棟造の四阿となっています。
池への映りこみが綺麗な場所ですけど,藻が多いですね…
これも猛暑の影響? -
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イチオシ
中島へは楓橋という名の橋を渡って行きます。
風流な名前ですね。
カエデとのコラボは絵になります。 -
中島と浴龍池北岸を結ぶ土橋。
楓橋よりも,こちらの橋のほうが立派なのに名前が付いていません。 -
土橋の右手は紅葉谷と呼ばれています。
左手に見えるのは三保島です。
紅葉が水面へ映り込むのが綺麗な場所ですが、藻が多くて今年はダメですね。 -
土橋の左手には対岸の西浜が見えます。
適当に撮ったら,水面に映る空が強調されました。 -
その西浜まで移動して舟着。
ここから西浜を歩いて御成門へと戻ります。 -
西浜から見た千歳橋。
何回も書きます。
晴れてさえいれば… -
土橋と御舟屋。
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土橋の向こうに見えるのは紅葉谷です。
これぐらいの距離から見ると,紅葉が密集して見えるので綺麗です。 -
千歳橋と中島。
中央やや左寄りにチラッと見えるのが窮邃亭(きゅうすいてい)です。
難しい漢字が多いですね。
辞書登録しているので,一発変換で出ますけど。 -
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ヤケクソ気味に写真を撮っていたら,明るくなってきたような気が…
すると,突然来ました! -
ようやく太陽の登場です。
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水面への映り込みも鮮やか。
こういう光景が見たかったのです。
でも,遅い。遅すぎる。
あと10mも歩いたら出口です。
もう少しだけ粘ることも可能でしたけど,今年は(今年も)運がなかったと潔く諦めました。 -
イチオシ
帰り道も少しだけ撮影。
晴れると良いですよね。 -
もう一つ後ろの時間帯で回りたかった…
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下御茶屋の御幸門前まで戻ってきました。
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最後は表門から出たあとに,恨めし気に一枚。
曇り空ではモチベーションが上がらず,撮影枚数も過去最低でした。
紅葉の状態が良くなかったので,まだ救われたかも。
次は桂離宮の旅行記となります。
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