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名の知れた紅葉の名所では,観光客が多すぎて落ち着いて写真もとれない…<br />ということで,洛北の裏道をすっと入ったところにある寺社へ。<br />全くの無人というわけではないですけど,やはり観光客は少なかったです。<br /><br />■訪れたところ<br />三宅八幡宮<br />三明院<br />赤山禅院<br />禅華院<br />鷺森神社

京都を歩く(180) 紅葉を求めて洛北の裏道へ (上高野・修学院)

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2013/11/21 - 2013/11/21

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

名の知れた紅葉の名所では,観光客が多すぎて落ち着いて写真もとれない…
ということで,洛北の裏道をすっと入ったところにある寺社へ。
全くの無人というわけではないですけど,やはり観光客は少なかったです。

■訪れたところ
三宅八幡宮
三明院
赤山禅院
禅華院
鷺森神社

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  • 鞍馬・貴船からの帰り道,八幡前で下り上高野エリアへと向かいました。<br />最初に向かったのは三宅八幡宮。<br /><br /><br />

    鞍馬・貴船からの帰り道,八幡前で下り上高野エリアへと向かいました。
    最初に向かったのは三宅八幡宮。


  • ◆三宅八幡宮<br /><br />子供の守り神として「かん虫封じ」のご利益で知られています。<br />

    ◆三宅八幡宮

    子供の守り神として「かん虫封じ」のご利益で知られています。

  • 八幡宮の神の使は鳩。<br /><br />宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に,白い鳩が道案内をしたと伝えられています。<br /><br /><br />

    八幡宮の神の使は鳩。

    宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に,白い鳩が道案内をしたと伝えられています。


  • そんな経緯から,ここ三宅八幡宮には狛犬ならぬ,狛鳩が鳥居前にいるのです。<br /><br />

    そんな経緯から,ここ三宅八幡宮には狛犬ならぬ,狛鳩が鳥居前にいるのです。

  • 黄葉したイチョウをバックに。<br />

    黄葉したイチョウをバックに。

  • さて,紅葉に目を移すと,真っ赤に染まったカエデが手水舎を覆うように枝を伸ばしていました。<br />

    さて,紅葉に目を移すと,真っ赤に染まったカエデが手水舎を覆うように枝を伸ばしていました。

  • 下から見上げるアングルで。<br />

    下から見上げるアングルで。

  • 鳥居の右手に噴水付きの池があります。<br />こちらはとてもカラフルです。<br />

    鳥居の右手に噴水付きの池があります。
    こちらはとてもカラフルです。

  • 水は八瀬・鵜が谷から引いており,噴水は昭和5年設置されたものだそうです。<br />池に広がる波紋が綺麗です。<br />

    イチオシ

    水は八瀬・鵜が谷から引いており,噴水は昭和5年設置されたものだそうです。
    池に広がる波紋が綺麗です。

  • 赤を背景に。<br />

    赤を背景に。

  • 『輪をかきて 飛びいる鳩の 先頭の 一羽は群れの 何を保障す』(周三)<br />と句碑に書かれています。<br />

    『輪をかきて 飛びいる鳩の 先頭の 一羽は群れの 何を保障す』(周三)
    と句碑に書かれています。

  • 池の奥にポツンと建っているのは水車小屋。<br />

    池の奥にポツンと建っているのは水車小屋。

  • かつて上高野の村で利用されていたものを修理・移転してここに設置したそうです。<br /><br />流れのない池に水車を設置しても回りはしませんが,昔ながらの雰囲気を感じさせてくれました。<br /><br />

    かつて上高野の村で利用されていたものを修理・移転してここに設置したそうです。

    流れのない池に水車を設置しても回りはしませんが,昔ながらの雰囲気を感じさせてくれました。

  • 水車の横を通る小道を進んでいくと…<br />突如多宝塔が現れます。<br />

    水車の横を通る小道を進んでいくと…
    突如多宝塔が現れます。

  • これから訪れる三明院の多宝塔です。<br />一緒に撮れと言わんのばかりの位置にカエデがあるので遠慮なく一枚。<br />

    これから訪れる三明院の多宝塔です。
    一緒に撮れと言わんのばかりの位置にカエデがあるので遠慮なく一枚。

  • ◆三明院<br /><br />この三明院,開山は明治39年と,京都にしては新しいお寺です。<br />もともとは山形県にあったのを移転させたとか。<br />

    ◆三明院

    この三明院,開山は明治39年と,京都にしては新しいお寺です。
    もともとは山形県にあったのを移転させたとか。

  • 本堂へと続く階段は紅葉で覆われていました。<br />

    本堂へと続く階段は紅葉で覆われていました。

  • 階段の途中で,紅葉と多宝塔。<br />

    階段の途中で,紅葉と多宝塔。

  • 本堂周辺の紅葉。<br />

    本堂周辺の紅葉。

  • 多宝塔には登ることができ,そこからは上高野を一望できます。

    多宝塔には登ることができ,そこからは上高野を一望できます。

  • 気に入ったのはこのカエデ。<br />これぐらいの赤さが私好みです。<br />

    気に入ったのはこのカエデ。
    これぐらいの赤さが私好みです。

  • 光に透かして。<br />

    光に透かして。

  • 参道階段の脇には羅漢が陳列されていました。<br />

    参道階段の脇には羅漢が陳列されていました。

  • この羅漢,陶器で出来ています。<br />

    この羅漢,陶器で出来ています。

  • なかなかユーモラスな表情です^^

    なかなかユーモラスな表情です^^

  • ◆蓮華寺<br /><br />三明院から適当に歩いたら、蓮華寺近くに出ました。<br />タクシーや観光バスが停まっており、騒がしいのが想像できたので今回はパス。<br />ここのイチョウの散り様が隙なんですけど、仕方ない。

    ◆蓮華寺

    三明院から適当に歩いたら、蓮華寺近くに出ました。
    タクシーや観光バスが停まっており、騒がしいのが想像できたので今回はパス。
    ここのイチョウの散り様が隙なんですけど、仕方ない。

  • ◆崇導神社<br /><br />蓮華寺から少し東へ行くと、崇導神社があります。<br />鳥居の外から眺めただけ。<br />

    ◆崇導神社

    蓮華寺から少し東へ行くと、崇導神社があります。
    鳥居の外から眺めただけ。

  • 高野川を渡って修学院エリアへ。<br />橋の上から比叡山をパチリと撮影。

    高野川を渡って修学院エリアへ。
    橋の上から比叡山をパチリと撮影。

  • ◆赤山禅院<br /><br />赤山禅院です。<br />私が到着したとき、『隠れた紅葉の名所を巡る』ツアーなる団体さんがタクシーを数台連ねてやって来ました。<br /><br />赤山禅院は十分に知られています。<br />未だに隠れた名所扱いってどうかと思いますけどねぇ…

    ◆赤山禅院

    赤山禅院です。
    私が到着したとき、『隠れた紅葉の名所を巡る』ツアーなる団体さんがタクシーを数台連ねてやって来ました。

    赤山禅院は十分に知られています。
    未だに隠れた名所扱いってどうかと思いますけどねぇ…

  • 山門の先の参道では淡く色付いた紅葉がお出迎え。<br />

    山門の先の参道では淡く色付いた紅葉がお出迎え。

  • 陽当たりが悪いから色付き具合は遅いかと思っていたのですが,なかなかいい感じでした。<br />

    陽当たりが悪いから色付き具合は遅いかと思っていたのですが,なかなかいい感じでした。

  • 参道に掲げられている7本の幟は都七福神のもの。<br />赤山禅院は都七福神の一社です。<br /><br />

    参道に掲げられている7本の幟は都七福神のもの。
    赤山禅院は都七福神の一社です。

  • 七福神のうち、赤山禅院が祀っているのは福禄寿。

    七福神のうち、赤山禅院が祀っているのは福禄寿。

  • 赤山禅院の本尊は赤山大明神。<br />陰陽道の祖神とされる中国の神,泰山府君を勧請したもので,京都御所の表鬼門を守護しています。

    赤山禅院の本尊は赤山大明神。
    陰陽道の祖神とされる中国の神,泰山府君を勧請したもので,京都御所の表鬼門を守護しています。

  • 拝殿の屋根の上には鬼門除けの猿がいます。<br /><br />御幣とかぐら鈴を持ち,京都御所を守護しています。<br />金網の中に入れられているのは,かつて夜な夜な悪さをしたため,逃げ出さないようにだとか。<br />

    拝殿の屋根の上には鬼門除けの猿がいます。

    御幣とかぐら鈴を持ち,京都御所を守護しています。
    金網の中に入れられているのは,かつて夜な夜な悪さをしたため,逃げ出さないようにだとか。

  • ここでまず目に付くのが寒桜。<br />数輪咲いているだけでボリュームに欠けるので,この写真ではわかりにくいかも。

    ここでまず目に付くのが寒桜。
    数輪咲いているだけでボリュームに欠けるので,この写真ではわかりにくいかも。

  • 真っ赤な紅葉をバックにすれば,わかりやすい。<br />

    真っ赤な紅葉をバックにすれば,わかりやすい。

  • 拝殿の釣燈籠とイチョウ。<br />

    拝殿の釣燈籠とイチョウ。

  • 赤山大明神は地蔵菩薩の化身であるとされ,地蔵菩薩をまつるお堂があります。

    赤山大明神は地蔵菩薩の化身であるとされ,地蔵菩薩をまつるお堂があります。

  • 本殿前に置かれいる大きな数珠は「正念誦(しょうねんじゅ)」と言います。<br />順番通りに回ると「還念珠(かんねんじゅ)」という数珠を最後に通ります。<br />これは密教の重要な考え方を示したものです。<br />詳しいことはHPをご覧ください…

    本殿前に置かれいる大きな数珠は「正念誦(しょうねんじゅ)」と言います。
    順番通りに回ると「還念珠(かんねんじゅ)」という数珠を最後に通ります。
    これは密教の重要な考え方を示したものです。
    詳しいことはHPをご覧ください…

  • 本殿の次にやってくるのが弁財天を祀るお堂。<br />

    本殿の次にやってくるのが弁財天を祀るお堂。

  • 弁財天前から眺めた地蔵堂と紅葉。<br />

    弁財天前から眺めた地蔵堂と紅葉。

  • カエデの奥に見えるのは,三十三観音と十六羅漢。<br />

    カエデの奥に見えるのは,三十三観音と十六羅漢。

  • イチョウの木の下にあり,落ち葉を被っていました。<br />

    イチョウの木の下にあり,落ち葉を被っていました。

  • ここの羅漢は三明院の羅漢と異なり,凛々しい顔つきです。<br />

    ここの羅漢は三明院の羅漢と異なり,凛々しい顔つきです。

  • 順番通りに回っていきます。<br />本堂の後を進むと…

    順番通りに回っていきます。
    本堂の後を進むと…

  • 福禄寿殿です。<br />名前の通り,都七福神の一神,福禄寿神を祀っています。<br />

    福禄寿殿です。
    名前の通り,都七福神の一神,福禄寿神を祀っています。

  • 相生社,歓喜天の鳥居。<br />太陽が隠れてしまったのは残念ですけど,鮮やかな紅葉が見られました。<br />

    相生社,歓喜天の鳥居。
    太陽が隠れてしまったのは残念ですけど,鮮やかな紅葉が見られました。

  • 水面に映る紅葉。<br />

    水面に映る紅葉。

  • 不動堂。<br />ここが最後で上述の「還念珠」をくぐって,拝殿前に戻ります。<br />

    不動堂。
    ここが最後で上述の「還念珠」をくぐって,拝殿前に戻ります。

  • 気になる景色をパパッと撮りながら帰ります。

    気になる景色をパパッと撮りながら帰ります。

  • 運良く無人のタイミングがありました。<br />

    運良く無人のタイミングがありました。

  • 燃え立つように。<br />

    燃え立つように。

  • 苔に散紅葉。

    イチオシ

    苔に散紅葉。

  • 赤山禅院はここまで。<br />予想以上に色付きに満足でした。<br />

    赤山禅院はここまで。
    予想以上に色付きに満足でした。

  • ◆修学院離宮<br /><br />許可制なので、勝手に入ると皇宮警察のお世話になります。<br /><br />ちなみに赤山禅院は三方を修学院離宮に囲まれており,地理的には修学院離宮の一部ですね。<br />入口が離れているのでわかりにくいですけど。<br />

    ◆修学院離宮

    許可制なので、勝手に入ると皇宮警察のお世話になります。

    ちなみに赤山禅院は三方を修学院離宮に囲まれており,地理的には修学院離宮の一部ですね。
    入口が離れているのでわかりにくいですけど。

  • 表門から南に行くと農道があります。<br />この先も修学院離宮の敷地内。<br />

    表門から南に行くと農道があります。
    この先も修学院離宮の敷地内。

  • ◆禅華院<br /><br />修学院離宮の田畑の向かいにあるのが禅華院。<br />東向きなので午前中のほうが陽当たりが良いです。

    ◆禅華院

    修学院離宮の田畑の向かいにあるのが禅華院。
    東向きなので午前中のほうが陽当たりが良いです。

  • 禅華院は鐘楼付きの山門が特徴的です。<br />紅葉と鐘楼は定番アングルですけど,今年は色付きが浅い。<br /><br />

    禅華院は鐘楼付きの山門が特徴的です。
    紅葉と鐘楼は定番アングルですけど,今年は色付きが浅い。

  • 境内の片隅に石仏が祀られています。<br />

    境内の片隅に石仏が祀られています。

  • 本堂をバックに。<br />本殿前の枯れ木は柿の木です。<br />よく見れば柿の実がぶら下がっているのがわかります。<br />

    本堂をバックに。
    本殿前の枯れ木は柿の木です。
    よく見れば柿の実がぶら下がっているのがわかります。

  • ◆鷺森神社<br /><br />ラストは鷺森神社。<br />参道の紅葉が綺麗な場所です。<br />

    ◆鷺森神社

    ラストは鷺森神社。
    参道の紅葉が綺麗な場所です。

  • カエデばかりに目が行ってしまいますが,ここで見ておきたいのは京都市指定保存樹のヤマザクラ。<br />オレンジ色の葉を煌めかせ,威風堂々とした姿を見せてくれました。<br />

    カエデばかりに目が行ってしまいますが,ここで見ておきたいのは京都市指定保存樹のヤマザクラ。
    オレンジ色の葉を煌めかせ,威風堂々とした姿を見せてくれました。

  • 本殿までは緩やかな坂道。<br />住宅街が途切れたところあたりが見所です。<br />

    本殿までは緩やかな坂道。
    住宅街が途切れたところあたりが見所です。

  • 私の記憶では,まずこのイチョウが色付き,坊主になったところでカエデが見頃になるはずだったのですが…

    私の記憶では,まずこのイチョウが色付き,坊主になったところでカエデが見頃になるはずだったのですが…

  • 今年は一斉に色付いたという感じですね。<br />

    今年は一斉に色付いたという感じですね。

  • 黄金色の絨毯もまだ未完成。<br />

    黄金色の絨毯もまだ未完成。

  • 本殿前から参道を振り返ります。<br />

    本殿前から参道を振り返ります。

  • この実は何だろう?<br />気になる木です。<br />

    この実は何だろう?
    気になる木です。

  • 本殿脇のカエデはまだ青葉。<br />

    本殿脇のカエデはまだ青葉。

  • 一ヶ所写真を載せていませんが,とりあえずこの旅行記はここで締めさせていただきます。<br />

    一ヶ所写真を載せていませんが,とりあえずこの旅行記はここで締めさせていただきます。

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