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三室戸寺は、寺社奥を流れる志津川上流より出現した千手観音菩薩を御本尊として約1200年前に創建された寺で、観音信仰の札所として多くの参拝者が訪れています。<br /><br />境内には、約180年前に建立された入母屋造りの重厚な本堂をはじめ、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔などがあります。<br /><br />5000坪の大庭園を有する当寺は、四季折々の花が楽しめることから、『花の寺』とも言われていて、枯山水と池泉回遊式庭園が訪れる人を迎えています。<br /><br />『暮はつる 秋のかたみに しばしみん 紅葉ちらす 三室戸の山』と、西行法師も歌に詠むほどに紅葉が美しい晩秋の三室戸寺ですが、その美しさから『三室戸の紅葉』と称えられ、宇治の紅葉の名所となっています。

2013 秋の京都に美術と紅葉を求めて No2/2 三室戸寺

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2013/11/17 - 2013/11/17

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nao

naoさん

三室戸寺は、寺社奥を流れる志津川上流より出現した千手観音菩薩を御本尊として約1200年前に創建された寺で、観音信仰の札所として多くの参拝者が訪れています。

境内には、約180年前に建立された入母屋造りの重厚な本堂をはじめ、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔などがあります。

5000坪の大庭園を有する当寺は、四季折々の花が楽しめることから、『花の寺』とも言われていて、枯山水と池泉回遊式庭園が訪れる人を迎えています。

『暮はつる 秋のかたみに しばしみん 紅葉ちらす 三室戸の山』と、西行法師も歌に詠むほどに紅葉が美しい晩秋の三室戸寺ですが、その美しさから『三室戸の紅葉』と称えられ、宇治の紅葉の名所となっています。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 宇治の紅葉の名所、三室戸寺にやって来ました。

    宇治の紅葉の名所、三室戸寺にやって来ました。

    三室戸寺 寺・神社・教会

  • 境内には、色鮮やかな紅葉が点在しています。<br />ここではいい紅葉に巡り会えそうです。

    境内には、色鮮やかな紅葉が点在しています。
    ここではいい紅葉に巡り会えそうです。

  • 境内を進むと、本堂への階段が待ち構えています。

    境内を進むと、本堂への階段が待ち構えています。

  • では、階段を上って本堂へ向かいます。

    では、階段を上って本堂へ向かいます。

  • 階段の途中から振り返ってみた境内の紅葉。

    階段の途中から振り返ってみた境内の紅葉。

  • 青い空と紅葉のアンサンブルが綺麗です。

    青い空と紅葉のアンサンブルが綺麗です。

  • 水鉢の中に、光背のある仏様が・・・。<br />光背があるので仏様ですよね?

    水鉢の中に、光背のある仏様が・・・。
    光背があるので仏様ですよね?

  • 本堂へ上がって来ました。<br /><br />本堂は入母屋造りの重厚な建物です。

    本堂へ上がって来ました。

    本堂は入母屋造りの重厚な建物です。

  • 本堂の右には、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔などが控えています。

    本堂の右には、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔などが控えています。

  • 見事に黄葉したイチョウ。

    見事に黄葉したイチョウ。

  • 本堂の前では、線香の煙が揺れています。

    本堂の前では、線香の煙が揺れています。

  • いろんな願い事が書かれた線香が並んでいます。

    いろんな願い事が書かれた線香が並んでいます。

  • では、三重塔の方へ行ってみましょう。

    では、三重塔の方へ行ってみましょう。

  • この三重塔は、1704年、播磨三日月藩の初代藩主により、播磨国佐用郡三日月村(現兵庫県佐用町)の高蔵寺に建立されましたが、資金難に陥った高蔵寺はこれを売却することとし、1910年に三室戸寺に買い取られます。

    この三重塔は、1704年、播磨三日月藩の初代藩主により、播磨国佐用郡三日月村(現兵庫県佐用町)の高蔵寺に建立されましたが、資金難に陥った高蔵寺はこれを売却することとし、1910年に三室戸寺に買い取られます。

  • 買い取った三室戸寺は、宇治へ運ぶためこの塔を解体し、屋根を本瓦葺にするなどの改修を行ったうえで参道西側に移設、さらに近年、現在の場所に移築されました。

    買い取った三室戸寺は、宇治へ運ぶためこの塔を解体し、屋根を本瓦葺にするなどの改修を行ったうえで参道西側に移設、さらに近年、現在の場所に移築されました。

  • 間口1間半(約2.7m)、高さ約16mの小型の塔とはいえ、美しい姿を見せてくれています。

    間口1間半(約2.7m)、高さ約16mの小型の塔とはいえ、美しい姿を見せてくれています。

  • ここ三室戸寺でもきれいな杉苔が育っています。

    ここ三室戸寺でもきれいな杉苔が育っています。

  • 紅葉の陰に隠れた三重塔。<br /><br />きれいな紅葉に謙遜しているんでしょうか・・・。

    紅葉の陰に隠れた三重塔。

    きれいな紅葉に謙遜しているんでしょうか・・・。

  • 三重塔はこれくらいにして、本堂に戻ります。

    三重塔はこれくらいにして、本堂に戻ります。

  • 本堂脇の竹垣にくくりつけられたおみくじ。<br /><br />このおみくじを引いた方々は、きっと幸多き生活を送っておられることと思います。

    本堂脇の竹垣にくくりつけられたおみくじ。

    このおみくじを引いた方々は、きっと幸多き生活を送っておられることと思います。

  • いろんな色に紅葉した木々が集まって・・・

    いろんな色に紅葉した木々が集まって・・・

  • 山肌にグラデーション模様を描いています。

    山肌にグラデーション模様を描いています。

  • 荒れた山肌にはモミジの苗木を植え、紅葉のメンテナンスもきちっと行っておられるようです。

    荒れた山肌にはモミジの苗木を植え、紅葉のメンテナンスもきちっと行っておられるようです。

  • 真っ赤に紅葉したモミジ。

    真っ赤に紅葉したモミジ。

  • このモミジは、常緑樹を圧倒するように自己主張しています。

    このモミジは、常緑樹を圧倒するように自己主張しています。

  • 陽があたっているところは紅葉し始めていますが、同じモミジでも内側の陽があたらない所は緑色のままです。

    陽があたっているところは紅葉し始めていますが、同じモミジでも内側の陽があたらない所は緑色のままです。

  • では、本堂にお別れを言って階段を下りましょう。

    では、本堂にお別れを言って階段を下りましょう。

  • 階段を下りたところで振り返ると・・・

    階段を下りたところで振り返ると・・・

  • 赤、黄、緑の山肌に空の青が加わって・・・

    赤、黄、緑の山肌に空の青が加わって・・・

  • 色のカルテットや〜!

    色のカルテットや〜!

  • では、庭園をめぐりましょう。

    では、庭園をめぐりましょう。

  • ここは、枯山水の石庭です。

    ここは、枯山水の石庭です。

  • 白い砂と紅葉のコントラストがきれいです。

    白い砂と紅葉のコントラストがきれいです。

  • 手前の葉が落ちた木は桜でしょうか・・・。

    手前の葉が落ちた木は桜でしょうか・・・。

  • 高木に負けじと、低木たちもきれいな紅葉を見せています。<br /><br />これはドウダンツツジです。

    高木に負けじと、低木たちもきれいな紅葉を見せています。

    これはドウダンツツジです。

  • もっと陽が差していれば、モミジの葉を透かす陽の光が、まぶしいほどにきれいなんですが・・・。

    もっと陽が差していれば、モミジの葉を透かす陽の光が、まぶしいほどにきれいなんですが・・・。

  • かわいい赤ちゃんを連れた親子連れが来ています。<br /><br />この微笑ましい親子には、ドウダンツツジもかないません。

    かわいい赤ちゃんを連れた親子連れが来ています。

    この微笑ましい親子には、ドウダンツツジもかないません。

  • ここから、池泉回遊式庭園に下ります。

    ここから、池泉回遊式庭園に下ります。

  • 向こうに池が見えてきました。<br />この池をめぐるように、散策路が続いています。<br />

    向こうに池が見えてきました。
    この池をめぐるように、散策路が続いています。

  • これはニシキギです。

    これはニシキギです。

  • この木は、幹に羽のようなものがつくのが特徴です。

    この木は、幹に羽のようなものがつくのが特徴です。

  • 木の根元に落ちた紅葉も、いずれ腐葉土として土に帰って行きます。

    木の根元に落ちた紅葉も、いずれ腐葉土として土に帰って行きます。

  • ドウダンツツジの下では、万両の実が赤く熟してきれいです。

    ドウダンツツジの下では、万両の実が赤く熟してきれいです。

  • 池のほとりまで下りてきました。

    池のほとりまで下りてきました。

  • 左側の、赤い実がなっているのはクロガネモチでしょうか・・・。

    左側の、赤い実がなっているのはクロガネモチでしょうか・・・。

  • ドウダンツツジにはたくさんの蕾がついています。

    ドウダンツツジにはたくさんの蕾がついています。

  • ここの池でも錦鯉が泳いでいます。

    ここの池でも錦鯉が泳いでいます。

  • 池と紅葉。

    池と紅葉。

  • 奥の紅葉にピントを合わせたつもりなんですが、手前のモミジにだけピントが合ってしまいました。

    奥の紅葉にピントを合わせたつもりなんですが、手前のモミジにだけピントが合ってしまいました。

  • この写真は、少しはモミジの透ける感じが捕えられたように思います。

    この写真は、少しはモミジの透ける感じが捕えられたように思います。

  • 丸く仕立てたドウダンツツジと、自然樹形のドウダンツツジが、紅葉の美しさを競い合っています。

    丸く仕立てたドウダンツツジと、自然樹形のドウダンツツジが、紅葉の美しさを競い合っています。

  • 四阿(あずまや)が見えています。<br /><br />本堂への階段はきついですから、疲れた方が休憩されているんでしょうね。

    四阿(あずまや)が見えています。

    本堂への階段はきついですから、疲れた方が休憩されているんでしょうね。

  • 本堂横のイチョウの黄葉がよく目立ちます。<br /><br />でも・・・

    本堂横のイチョウの黄葉がよく目立ちます。

    でも・・・

  • それ以上に目立つのが、このドウダンツツジです。<br /><br />本当に見事な紅葉です。

    それ以上に目立つのが、このドウダンツツジです。

    本当に見事な紅葉です。

  • そろそろ池の端まで来たようです。

    そろそろ池の端まで来たようです。

  • この美しさですから、三室戸寺のドウダンツツジの虜になってしまいそうです。

    この美しさですから、三室戸寺のドウダンツツジの虜になってしまいそうです。

  • 池の水面に姿を映す木々たち。

    池の水面に姿を映す木々たち。

  • 古めかしい石が引き立て役になって、華やか過ぎない良い紅葉です。

    古めかしい石が引き立て役になって、華やか過ぎない良い紅葉です。

  • 園路へ上がってきました。<br /><br />ナンテンの実も真っ赤に熟しています。

    園路へ上がってきました。

    ナンテンの実も真っ赤に熟しています。

  • 見えているのは枯山水の石庭を反対から見た光景です。

    見えているのは枯山水の石庭を反対から見た光景です。

  • さすがに『三室戸の紅葉』と称えられるだけのことはあります。<br />期待どうりの紅葉を見ることができて、ここまで走って来た甲斐がありました。<br /><br />では、あと一か所だけ寄り道するところがあるので、そこを目指します。

    さすがに『三室戸の紅葉』と称えられるだけのことはあります。
    期待どうりの紅葉を見ることができて、ここまで走って来た甲斐がありました。

    では、あと一か所だけ寄り道するところがあるので、そこを目指します。

  • せっかく宇治へ来たのに、ここに寄らずに帰れません。<br />人気のパン屋さん、「たま木亭」さんです。<br /><br />この行列を見れば、その人気の程がわかっていただけますよね。<br />皆さん、美味しいものには目が無いんです・・・。<br /><br />なお、小さなお店なのでカメラを持って入るのがはばかられたため、この写真はスマートホンで撮りました。

    せっかく宇治へ来たのに、ここに寄らずに帰れません。
    人気のパン屋さん、「たま木亭」さんです。

    この行列を見れば、その人気の程がわかっていただけますよね。
    皆さん、美味しいものには目が無いんです・・・。

    なお、小さなお店なのでカメラを持って入るのがはばかられたため、この写真はスマートホンで撮りました。

    たま木亭 グルメ・レストラン

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