ラッキー重なり素敵なイタリア！　第７～８日目　～ローマ～

2007/08/15 - 2007/08/22

いよいよイタリア最終日となってしまいました。今日はローマの市内観光が予定されています。絵葉書やＴＶ・映画でおなじみの世界が目の前に広がります。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

いよいよ最終日。今日はまずヴァチカン博物館からスタートです。入口には例によって一般観覧者が並んでいます。その長さ何と４キロとか。私たちはそれを横目に優先入場しました。モウシワケナイ。

中は写真撮影がＮＧなのですが、中庭はＯＫでした。それにしてもすごい陳列数です。ひとつひとつゆっくり見ていたら１週間はかかるでしょう。

数少ない撮影ＯＫの写真です。発掘されたときは勘違いで腕のつけ方が違っていたが、のちに正しく直されたと記述がありました。

通路を飾る絢爛豪華なモチーフ。美しすぎて言葉になりません。

観光ルートは、ヴァチカン博物館からシスティーナ礼拝堂を経由してサンピエトロ大聖堂に至るのですが、残念ながらシスティーナ礼拝堂の壁画、ミケランジェロの「最後の審判」は撮影禁止でした。その大きさ壮大さは見るものを圧倒します。ローマを訪れたならば必ず見るべきです。写真はサンピエトロ大聖堂内のミケランジェロによる傑作「ピエタ像」です。

サンピエトロ大聖堂の内部。さすがにカトリックの総本山は迫力が違います。

「大天蓋」だったけな？見るものが多すぎて･･･。スタンダール症候群にならないようにしなくっちゃ。

またしてもピンボケですいません。手に持っているのは「ロンギヌスの槍」だそうです。アレですね。

今何かあげるといわれたら、間違いなく「時間を下さい。」と言ったでしょう。ひとつひとつに感動がこみあげてきます。

時間が･･･。訪れる方に申し上げます。ヴァチカン博物館からサンピエトロ大聖堂までのルートは、１日時間をあけたほうがよいと存じます。

外から差し込む光が展示物にあたって、また違う表情を見せてくれます。

ついに外に出てきてしまいました。大聖堂の前の広場は、映画「ダビンチコード」でも使われましたね。ものすごく広いところです。

後ろを振り返れば大聖堂。ローマ教皇がおわす建物なんです。本当に立派です。

ヴァチカン市国の警備はすべてスイス人によっているということでした。歴史上教皇警備に大きな力を発揮してきたことがその理由だそうです。でも狭き門らしく、スイス人ならだれでもＯＫということではないようですね。

感動さめやらぬ中、お昼は近くのレストランでピッツァ・マルゲリータをいただきました。またピンボケだなぁ。デジカメ買い替えるかなぁ。薄めのクリスピーにチーズとサラミ、トマトソースがちょっと。でもおいしいですよ。

さて、今度はコロッセオにやってきました。遠目からもその巨大さがわかります。

コロッセオは中に入ることもできますが、この日は予約がいっぱいで無理でした。

コロッセオのすぐとなりに小さな凱旋門がありました。聞けばこちらが本家本元で、ナポレオンがこれを見てパリに例の巨大なやつを築かせたとのことです。う〜む。

さらに近くにはフォロ・ロマーナがあります。ローマ時代の町が地中から姿を現した状態で保存されています。

さらに「トレビの泉」にやってきました。ここも有名なだけに人がたくさんいます。

泉に向かって後ろ向きにコインを投げ入れると、またここを訪れることができるという伝説があり、みんな同じことをやっていました。

ローマらしさを味わうなら、ここ「スペイン広場」でしょう。例によってたくさんの人が階段に腰かけていました。

少し時間があったので、パンテオンにも行きました。かのミケランジェロをして、「天使の御業」といわしめた美しい円形の建物です。

ちょっとカフェでもということで、「タッツァドーロ」でラテとエスプレッソをいただきました。知る人ぞ知る名店らしいです。

こっちは「ジオリッティ」ジェラート（アイスクリーム）がおいしかったですね。

途中で見かけた「カフェ・アル・グレコ」の本店らしいです。日本でもなじみの深い名前ですねぇ。有名店らしく人が並んでいました。

ああそろそろ集合時間だ。いそがなくっちゃ。だいぶ日も傾いてきました。そうして歩いていると、自分がこの町の住人になったみたいで、なんか楽しくなります。帰りたくないなぁ。

ローマ市内から１時間足らずでローマ・ファウミチーノ空港（別名レオナルド・ダビンチ空港とも言うらしい。）に到着しました。近代的な景観が今まで観光してきた古い町並みとギャップが大きく、今までのは夢だったのかとさえ思えます。直行便のため、今日は夕方までたっぷりローマを楽しむことができました。これからトランジットだと疲れるでしょうね。次回もぜひ直行便で行きたいと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。