2013/09/08 - 2013/09/10
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Holisunさん
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その日は何とも忙しい一日となった。 我が家に滞在していた友人が名古屋に帰ることになり、ドライブがてら、ぶらぶらと観光を兼ねながら送っていくことになった。
そこで選んだのは途中、「ゼロ磁場地点=分杭峠」と平成の名水百選に選ばれた「名水の里」への立ち寄るプランを立てたのでしたが・
出発しようかとなった時、偶然にもその日が「満月日」と重な」、ならば、まずは高尾山の頂上から満月を拝し用と、おにぎり作りに挑戦、満月を見ながら法場るおにぎりは人生最高の味となりました。
レストランで食べるのも良いですが、おにぎりはどこでも食べられ、何とも便利そのもの、日本人の生活の知恵ですね。
高尾山を下り、圏央道より中央道に入った頃は午後8時半を過ぎていました。
一路、諏訪湖を目指し、諏訪インターを降りて茅野市方面へ向かいそこから国道152号線に入り一直線で「磁場ゼロ地点」を目指しました。
途中、サービスエリアに寄ったりしたので、茅野市を過ぎたころにはすでに真夜中を過ぎており、車内は寝息が聞こえるのみ。
ラジオは入らず運転手にとっては辛い山道走行が続きましたが、突然わけの分からぬ小動物が横切ったりで、眠気を断ち切るには十分。 さすがに夜中の2時過ぎには睡魔に勝てず、ギブアップして川上村のダム横にある「道の駅」に着句と同時にバタン、そこで仮眠することにしました。
夜空は満天の星、何台もの車が「道の駅」を仮眠どころとして停まっていました。
ところが、エンジンを切ると寒くて眠れず、わずか数時間で起き、夜明けと共に朝の散歩をしてみましたが、コスモスが咲き誇る道、永六輔の「遠くへ行きたい」の歌詞を地で行くような至福の時が取れました。
朝7時には出発し、いよいよ「分杭峠」まで30分、ところが交通情報では分杭峠へは一般車両の乗り入れが禁止との事。
途中で自家用車を置き、路線バスで「磁場ゼロ時点」へ行かなければならないことを知りがっくり。
同乗者に要らぬ心配はかけたくないし、と思いながらもバスの始発が8時と知り、それまでに分杭峠を通過してしまえば何とかなるか、と強引に車を走らせました。
分杭い峠は標高1,459mあり、峠を越えるとそこからは伊那平野が広がっていきます。
磁場ゼロ地点は言われているほど設備が整ているわけではなく、トイレがあるだけ。駐車違反のサインを横目に路上駐車してパワースポット(地場ゼロ地点)に向かいました。
パワースポットへは500メートルほどの坂道を下ったところ、何より朝のひんやりした空気の中を歩くのは快適そのものでした。
晴天にも恵まれ峠からの景観は最高、山並みは遠くまで見渡せ、両手を空に挙げながら思わず「来てよかった」と独り言でした。
分杭峠へのドライブは今がお薦めです。里の紅葉は今が旬でしょう。 分杭峠を越えて駒ヶ根へ出るのはどうでしょうか?
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