2011/09/10 - 2013/09/08
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Holisunさん
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映画「大鹿村騒動記」を長野県の山間の村に残る伝統歌舞伎を題材にした物語で、原田芳雄の遺作となっていますが、映画を観た後、すぐにその地に立ってみたくなり、キャラバンを転がして156号線を走りました。
中央高速を駒ヶ根で降りて、地域の道路に入ると意外と交通量が少なく走れるのには驚きましたが、山道に入ると途中何か所も一台通るのがやっとの狭い山道に変わり、山間の道は時々河原に接したり、杉並木の中に遭ったりして昼間でも不気味なほどの深い山道は冬場の雪の路を思わせ、そこで暮らす人々の生活に思いを寄せるに十分な厳しい所で、時々現れる家の軒下につるされた大根や干し柿に冬への備えを感じながらの旅となりました。
大鹿村の近くには日本の「チロルの里」と呼ばれている段々畑の斜面が広がり、アルプスの中に人間の強さを感じる旅となりました。
以前、山本茂実著の「泡野麦峠」を読みその夜に車を走らせ雪の野麦峠に向かった日のことを思い出しながら野麦峠を越えて岡谷の機織り向上に通った14,15歳の少女たちのことを思い起こし良い時代に生きていることにつくづく感謝しながら車を走らせた。残念なのは山岳部に入るとすぐにラジオが入らなくなることで一人旅には何とも不安をそそる時間を1時間半ほど続けるとそこに東山剛かぐらの湯が出てきました。ここも道の駅の一つで途中天狗の看板にたくさん出会い天狗とこの地方の民話の関わりを調べてみたいなと言う期待も膨らんだ。
かぐらの湯は飯田からも40分くらいの所。駐車場には静岡、浜松ナンバーの車が多く玄関前の天狗の像に身を清められる感じがした。かぐらの湯のすぐ近くにはph7.9の名水観音霊水があり夫婦杉はパワースポットの一つと言われている。湯船につかりながら隣の男性に声を掛けてみたら毎月一度は水汲みを兼ねてこの湯へ癒しを求めに来ていると言う。何ともうらやましい限りだ。
もっとも私も何回ここに来たかわからない。最初の訪問から2年近く経つがまたすぐにでも行きたいところです。ぜひ行かれたらどうでしょう。
生き方として中央高速からなら飯田インターを降りてが便利。静岡方面なら157をアルプスに向かうのが良いでしょう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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