那智勝浦　姉と二人旅

2013/03/18 - 2013/03/19

姉と二人で一泊で和歌山県の那智勝浦に行きました。

1日目は天気に恵まれませんでしたが、あちこち観光をして大満足な旅でした！

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

天王寺駅から特急くろしお号に乗り、3時間半程で紀伊勝浦駅に到着。

ここから太地駅まで戻り、くじら浜公園に行く予定でした。
しかし台風の影響で電車が遅れており、くじら浜公園に向かうバスと接続ができなくなったため、予定を変更して那智山に向かうことにしました。


…高知に行った時もそうでしたが、どうも太平洋側に行く時は台風も一緒について来ます(笑)

紀伊勝浦駅 駅

駅前から那智山に向かうバスが出ています。

荷物をコインロッカーに預け、大門坂へ向かいました。

※この写真は2日目に撮影したものです。

那智山 自然・景勝地

30分程で大門坂バス停に到着。


大門坂とは熊野古道の一つで、那智山に向かう参詣道です。

熊野古道の中で最も美しいと言われている石畳道で、比較的短距離なので気軽に歩くことができます。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

大門坂の入り口では大きな娚杉が迎えてくれます。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

大門坂はこのような石畳道が続きます。

木立に囲まれ、荘厳な雰囲気が漂います。

台風のため他に歩いている人もほとんどいませんでした。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

雲で霞む中、那智の滝の姿が！

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

大門坂を登り切り、しばらく進むと飲食店や土産物店が集まっている場所に着きます。

昼食の和歌山ラーメン。
見た目ほどこってりしておらず、美味しかったです。

腹ごしらえもしたので、更に石段を上り熊野那智大社へ。

熊野那智大社 寺・神社・教会

このあたり一帯は世界文化遺産に登録されています。

本来なら三重塔の奥に那智の滝が見えるはずですが、悪天候のため全く見えず…

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

那智の滝へ向かうには、このような石段をひたすら下りて行きます。

雨なので何回も足が滑りました…

石段を下りきると那智の滝に到着。

この時は前年の台風による土砂災害の傷跡が生々しく残っていました。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

帰りは那智の滝前のバス停からバスに乗り、勝浦駅に戻りました。

勝浦駅から10分ほど歩き、宿泊先のかつうら御苑に到着。

窓からは那智の海が広がり、波音まで聞こえます。
部屋も広々しており大満足です。

亀の井ホテル 那智勝浦 宿・ホテル

夕食は贅沢に部屋食。
勝浦の町では3月いっぱいひな祭りをしているそうです。

料理に定評がある旅館だけあり、どれも絶品でした！


この後は暴風で風呂桶が飛んでいく露天風呂に行きました(笑)

明日は天候が回復することを祈り、一日目は終了。

二日目は快晴になりました！

部屋からは那智海水浴場が見えました。

この砂浜はかつて補陀落渡海が行われていたそうです。
(補陀落渡海が何なのか気になる方は調べてみてください)

朝食会場からも海が見えました。

チェックアウトを済まし、勝浦駅に荷物を預けてから勝浦観光港へ。

ここから紀の松島観光船に乗り、くじら浜公園へ向かいました！
船もくじら型です。

紀の松島めぐり 乗り物

対岸には有名なホテル浦島の巨大な建物が。

ホテル浦島への送迎船は亀形！

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

こちらも有名なホテル中の島。

柵が邪魔ですが…

この島々が紀の松島だそうです。

紀の松島めぐり 自然・景勝地

この島と島の間のギリギリの隙間を船で通ります！

島が内海と外海の境目になっているので、この先は大きく揺れるようになりました。

ホテル浦島の裏側に来ました。

有名な洞窟風呂、忘帰洞が見えます。

裏側から見たホテル浦島の全景。

半島がまるまるホテルになっているので広大な敷地です。

船でしか行けないことで有名ならくだの湯。

船から丸見えですね(笑)

らくだ湯 温泉

こちらが名前の由来になったらくだ岩。

くじら浜公園に到着しました。

巨大な船がお出迎え。

くじら浜公園にはくじらの博物館、水族館、ショープールなどがあります。

博物館は太地の捕鯨の歴史などが詳細に紹介されており、予想以上に見ごたえがありました。

くじらの博物館 美術館・博物館

園内ではいるかショーとくじらショーの両方が行われています。

ショーの時間を確認してから博物館や水族館を見学すると効率的です。

こちらはふれあい桟橋です。

200円で餌の魚を購入すると、直接くじらに餌やりができます！

くじらの博物館 美術館・博物館

くじらはとても愛らしかったです。

くじらとイルカの違いが最後までよく分かりませんでしたが(笑)

昼食は桟橋近くのレストランでくじら丼を食べました。

先ほどふれあったばかりのくじらを食べるのは複雑な思いでしたが…

太地は暖かいので、もう桜が咲き始めていました。

帰りの船が来るまで桟橋で休憩。

帰りはホテル浦島で降ろしてもらい、日帰り入浴を楽しみました。

チェックアウトとチェックインの間の時間だったので清掃中の浴場も多かったですが、4つの湯めぐりを楽しめました。
最大の見どころの忘帰洞も貸し切り状態で入浴できました！

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

廊下の色分けのライン沿いに歩けば浴場に着きますが、とにかく館内は広いです。
　
チェックイン前の時間だったので飲食店などは営業していませんでした。

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

山上館へのエスカレーターは運休していたのでエレベーターで行きました。

こんなにぶっ飛んだ階数表示は初めて見ました(笑)

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

山上館からの景色は絶景！

この時入浴できた遙峰の湯からは、勝浦の町や那智山が一望できました。

送迎船と徒歩で紀伊勝浦駅に戻り、くろしお号で那智勝浦を後にしました。

紀伊勝浦駅 駅

帰りは海側の席で、雄大な太平洋を満喫できました。


一日目は天候に恵まれませんでしたが、充実した濃厚な旅でした！
那智勝浦は、大阪近郊から一泊旅行に最適な場所ではないでしょうか。