2008/06/18 - 2008/06/19
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Donkyさん
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「旅の記録」(35) 蔵王「お釜」 奥の細道「山寺」
福島県郡山から米沢を経て蔵王温泉へ。
蔵王山頂に通称「お釜」と呼ばれるカルデラ湖を訪ねました。円型の火口湖で、釜状なのでお釜という名前がついています。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気をもち、冬の樹氷とともに蔵王の象徴となっています。
山頂にへの途上、夏でも道路の脇に、雪の塊がいたるところに残っていたのが印象的でした。
立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の寺院で、山寺(やまでら)の通称で知られ、古来より悪縁切り寺として信仰を集めています。
ここで 観光バスのガイドさんが 奥の院までの道のりが「ここから1015段の石段を登る」ことを告げました。 ふうふう言って音を上げたあの金毘羅さんの本宮までのおよそ1.3倍です。
さて山の上にある立石寺奥の院までたどり着けるのでしょうか?
注) このブログ記事中「蔵王」と「山寺」に関する記述はフリー百科ウィキペディアや山形県観光案内などから抜粋し一部加筆したものです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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山形といえば 冬は蔵王スキー場 夏はサクランボ、春秋は山寺でしょうか?
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蔵王連峰(ざおうれんぽう)は、奥羽山脈の一部を構成する連峰です。
古くからの名は刈田嶺(かったみね、かったね、かりだのみね)、不忘山(わすれずのやま)といいます。
宮城県と山形県の両県南部の県境に位置し、主峰は山形県側に位置する熊野岳(1,841m)です。玄武岩、安山岩の成層火山群の活火山であり、新噴気口や火口湖の御釜が見られます(いずれも宮城県側)。 -
あちらに見えますのが 刈田岳 標高1,758m
約100万年から70万年前には海底火山であったと考えられ、約40万年から10万年前には安山岩質の溶岩流を伴う活動に変化し、現在の山容の骨格となる山体の上部を成す熊野岳、刈田岳などを形成したと考えられています。 -
火山の恩恵である温泉が宮城・山形両県の裾野に数多く存在し、スキー場も多く設置されているのです。両県における主要観光地の1つです。
奥に見えます 五色岳は 標高1670mです。五色岳は約3万年前以降の活動で生じたカルデラの中に生じた後カルデラ火砕丘で火口湖御釜は約2000年前から活動を続けているのだそうです。被害を伴う噴火は御釜の内外で発生し泥流を発生することが多いのだとか。 -
今まで26回の噴火を繰返し最近では、明治28年2月15日に噴火しました。昭和14年測深した当時は、深さ63メートルあったが五色岳断崖の崩壊により年々埋まり昭和43年測深時では、最大深度27.6メートル、平均深度17.8メートル、周囲1,080メートル、東西径325メートル南北径335メートル。
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湖水は強酸性のため生物は生息できません。
水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖であるといいます。太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁り川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。 (出典:蔵王町観光案内より) -
主峰熊野岳(1,841m)の山頂には なんと売店すらあるのですよ。
夏季はトレッキングが盛んで、山頂の火口湖である御釜(五色沼)や地蔵岳を巡るコースや、ドッコ沼、いろは沼などを巡る、高山植物を見る事ができる散策コースなど、散策路が充実しています。 -
県営蔵王レストハウス
山頂にあって県営です。 -
一階に売店 二階にレストラン
定期観光バス路線がここまで延びていることも驚きです。 -
売店で 売っていた 「さんま」「牛タン」「三陸ウニ」のアイス。
一体全体どんな味だったのやら・・・。 -
まだ ずんだアイスや サクランボアイスのほうが・・ねえ。
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冬期には、世界的にも珍しい樹氷ができ、ライトアップされた樹氷を見る事ができます。これらの様々な火山地形、植生は、蔵王国定公園に指定され、保護されています。
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ホテル蔵王
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉963
TEL.0236-94-9191(代)
ホテル蔵王に待望の『屋根付き足湯』ができました。雨の日や雪の降るスキーシーズンも、安心してご利用いただけます。蔵王の自然を感じながら屋外の足湯に浸かってゆっくりお話でもいかがでしょうか。 -
ホテル蔵王 夕食
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ホテル蔵王 夕食
山形牛のすき焼きとサラダ -
ホテル蔵王 夕食
烏賊のお刺身かと思っていたら 白い蒟蒻(こんにゃく)のお刺身?でした。 -
ホテル蔵王 夕食
アマダイの焼き物 卵豆腐 そしてサクランボと漬物 -
ホテル蔵王 夕食
山菜 きのこのお吸い物 -
なるほど ホテル蔵王って紀州鉄道系列なんだ。
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ホテル蔵王
広々とした無色透明の大浴場の入浴時間:5:00〜24:00
【泉 質】硫黄泉 硫酸塩泉 塩化物温泉
【効 能】糖尿病・皮膚病・婦人病 -
ホテル蔵王 朝食バイキング
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ホテル蔵王 朝食バイキング
地元野菜のサラダ -
ホテル蔵王 朝食
和洋 バイキング -
ホテル蔵王 朝食バイキング
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ここはスキーゲレンデが密集する巨大なスノーリゾートとなっており、一般的にスキーや樹氷見物で有名な「蔵王」とは山形側の蔵王温泉スキー場のことです。
ここでは国際的なスキー(ジャンプ)大会が開かれます。蔵王樹氷祭りなど、スキーゲレンデを利用したイベントが行われています。冬季、みやぎ蔵王側においては、雪上車による観光ツアーを行っており、こちらでも樹氷見物が一般客でも見学できます。 -
南東北(仙台経済圏)の山岳観光地としては、近接する福島県の裏磐梯と観光コンテンツがやや似通っており、場合によっては競合関係にあります。
裏磐梯が東京資本などの域外からの投資が多いため、首都圏からの集客にも力を入れているのに対し、蔵王は地元資本が中心であるため、首都圏での営業力がやや弱いそうです。 -
蔵王の名称は、白鳳8年(679年)、大和国・吉野山から役小角が蔵王権現を現在の不忘山(宮城県側)に奉還し、周辺の奥羽山脈を修験道の修行の場としての「蔵王山」と称したことに由来するそうです。
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立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の寺院。
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立石寺本堂
山号は宝珠山。本尊は薬師如来。寺号は詳しくは宝珠山阿所川院立石寺(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)と称します。 -
立石寺大仏殿
山寺(やまでら)の通称で知られ、古来より悪縁切り寺として信仰を集める。寺名は古くは「りゅうしゃくじ」と称しました。 -
。蔵王国定公園に指定されていて、平泉中尊寺・毛越寺、松島瑞巌寺とともに「四寺廻廊」という巡礼コースを構成しています。立石寺の創建について、寺伝では貞観2年(860年)に清和天皇の勅命で円仁(慈覚大師)が開山したとされています。
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ここまでの説明を終えた観光バスのガイドさんが最後にさらりと言ってのけたのです。
「奥の院までの道のりは、ここから1015段の石段を登っていただきます」
一瞬背筋を冷や汗が走ります。急な石段を1015段 Ummmm・・・・ -
ふうふう言って音を上げたあの金毘羅さんの本宮まで783段のおよそ1.3倍ですよ。
さて最後まで 行けるのでしょうか? -
立石寺は山形城主であった最上家(斯波兼頼を祖とする)と関係が深く、同家の庇護を受けていました。最上義守の母・春還芳公尼(しゅんげんほうこうに)は荒廃した堂宇の再興に努め、その孫(最上義守の子)にあたる最上義光(よしあき)も立石寺を援助しました。
義光の時代の分限帳によれば、立石寺には寺領1,300石が与えられています。 -
立石寺の創建が平安時代初期(9世紀)にさかのぼることと、円仁との関係が深い寺院であることは確かですが、創建の正確な時期や事情については諸説あり、草創の時期は貞観2年よりもさらにさかのぼるものと推定されます。
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なんだかんだといっているうちに奥の院まで来てしまいましたね。
右が奥の院 左が大仏殿です。 -
『立石寺記録』(立石寺文書のうち)は、「開山」を円仁、「開祖」を安慧(あんね)と位置づけており、子院の安養院は心能が、千手院と山王院は実玄が開いたとされています。
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奥の院左にある大仏殿です。
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安慧は円仁の跡を継いで天台座主となった僧であり、心能と実玄は円仁の東国巡錫に同行した弟子でもあります。
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安慧は承和11年(844年)から嘉承2年(849年)まで出羽国の講師の任にあり、東国に天台宗を広める役割をしたことから、立石寺の実質的な創立者は安慧であるとする説もあります。
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奥の院から 眼下の眺望です
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また、円仁が実際に東国巡錫したのは天長6年(829年)から9年(832年)のこととされ、この際、弟子の心能と実玄をこの地に留め置いて立石寺の開創にあたらせたとの解釈もあります。
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これからまた 1035段を降りていくと思うと・・・・。
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参道御休石付近にせみ塚。
松尾芭蕉が山寺で読んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句をしたためた短冊をこの地に埋め、石の塚を立てたものです。 -
参道を登り、御休石(休憩所)付近にせみ塚は建てられています。
右上に芭蕉の句が刻まれています。
静さや岩にしみ入る蝉の聲
寛延年間(1748〜1750)に吟里・壷中が建立しました。 台石に壷中・吟里をはじめ、18名の俳号が刻まれています。天童の浦夕・池青の名もあります。 -
元禄2年(1689年)に松尾芭蕉が旅の途中で訪れ、その時のことが『おくのほそ道』に書かれています。
これがこの地の知名度を大きくアップさせた一因です。 -
また、当地で名句「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」を詠んでおり、参道に句碑があります。
何度も何度も休みながらも、何とか 1015段を登りきった結果です。
Fuu -
初夏の山形は なんと言っても サクランボです。
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六月などのシーズンに行くと たわわに実った完熟サクランボ食べ放題。
(勿論有料ですが・・・。) -
イチオシ
これ全部 食べてしまう勢いで・・・。
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みんな 凄い勢いで よくもマア一時間近く・・・・。
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この小さなパックで1300円ですから。
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一時間 2−3千円で食べ放題の恐ろしさ
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果ては 自宅へ直送する人までいて・・・。
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大きいサイズは 350g 2箱で2500円
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もうしばらくは 見たくもないくらいであったのに 数年後にまた行くなんて・・・。
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シーズンに行くと 行く先々で直売所に出会います。
さて 山形県から 宮城県松島へ移動です。
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