九州横断・縦断４−４　（「はやとの風」でいよいよ鹿児島　旅行人山荘に一目ぼれ編）

2013/10/04 - 2013/10/04

「ＳＬ人吉」から「いさぶろう」
九州縦断もいよいよ終盤
吉松駅から「はやとの風」に乗りました。

カメラのバッテリーがすっからかんになってしまって
どうしよう。

スマホのカメラに頼ってなんとか記録できました。

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

「いさぶろう」を下車して同じホームで「はやとの風」を待ちます。

「はやとの風」は肥薩線の吉松駅〜　隼人駅を経て日豊線となり鹿児島中央駅までの特急列車です。

漆黒のボディーの「はやとの風」
名前がかっこいいよねぇ

展望スペース　車外より

ここに座れたらいいなぁ　と　思いながら。

座席はこんな感じ

ＳＬ人吉　いさぶろう　は　ベンチ型のシートでしたが
今度は肘掛の付いた独立型（リクライニングは無し）

木もふんだんに使われて
温かな雰囲気

カメラが使えなし
朝からずっとはしゃぎっぱなしで
かなり疲れたようで

斜め前に展望席が空いていたので
そちらでまったりしちゃいました。

窓を正面に流れる景色はとても気持ち良かったです。

今回は、終点の鹿児島中央まではいかず
お宿に向かうために「嘉例川駅」で途中下車します。

乗車時間はわずか３５分です。

肥薩線で一番古い木造駅舎
「大隅横川駅」です。

駅舎は隣のホームなので大急ぎで写真撮りに走りました。

古い駅舎だけど
結構にぎわってる感じがしたのは
この少年の友達たちが何人かいたからかな？

いまでもしっかり現役の駅舎です。

赤い丸ポストも現役ですね。

１００年の歴史を物語る
「機銃掃射の跡」

玉は貫通

戦争は現実にあったのですね。
この駅舎はその事実も見て来たのですねぇ

「機銃掃射の跡」を必至のポーズで撮ってる人

じゃなくて

１００年の歴史の駅舎
古さよりきれいさが記憶に残る

終点まで行って鹿児島で宿を見つけるか
もう一本電車乗って　指宿まで向かうか
霧島のいい温泉に入るか
悩んだよなぁ
ほんと　悩んで　霧島温泉をとりました。

「はやとの風」にもずっと乗っていたかったけど
霧島温泉の評判の良い素敵な露天風呂を見つけちゃったので
途中下車する事にしました。

もう少しでお別れしちゃいます。

霧島温泉駅にしようか　悩んだんだけど
「嘉例川駅」一目見たかったから
ここまで乗る事にしました。

ここも　大隅横川駅同様　１００年の歴史を持つ
木造駅舎です。
「嘉例川」って名前も素敵ですよね。

しかーし　このノスタルジックな思いは
「バス停がどこにあるかわからなーい」というリスクを背負っていたのでした。

霧島温泉から選んだ宿は「旅行人山荘」という
山奥の宿
「丸尾」というバスターミナルのような役目をしてる場所行きのバスに乗らなくてはならない。

そのバス停が　駅前には無いのです。

嘉例川駅の一つ前
「霧島温泉駅」ではやとの風を下車したら駅前にバス停があり
バスも電車の時刻に合わせて発車していましたが
「嘉例川駅」が見たくて。。。。。

とりあえず行ってみて
聞いて見れば何とかなるかなと、のん気に嘉例川駅下車選択

１５：３８「嘉例川駅」下車後、
歩いて６分ほど（旅行記サイトに書いてあったがルートが写真のみでよくわからず）のとろにあるバス停に行き
１５：４６のバスに乗るという段取り。

駅前でて左に曲がってしばらく行けば。。って
情報だったのに。。

いきなりの三差路

左の道が上と下の２本ある。

「どっちに行ったらいいですか？」
道路を走ってる軽トラックを停めてまで尋ねちゃいました。
だって人がいないんだもん。

「この上の道に１つバス停があったわよ」
上の道を走る

バス停発見
時刻表には１４時に１本あるだけ
ちがーう！！このバス停じゃない。
このバス停のそばには再びの三差路
上、下どっち？

バイクの営業のお兄さんらしい人発見
「すみませーん　バス停知りませんか？」
大声で尋ねる
さっきのバス停を教えてくれるので
「それ以外に見かけませんか？」
「あ・・上の道に一つあったかも」
「ありがとうございまーす」

走って走って　やっと見つけたバス停には
バスの到着予定時刻に着きました。

結局　駅から左に曲がり、どちらも上の道　（山の斜面って感じの土地なので　上下に道があるんですよ）を選べばよかっただけの事。

行っちゃったかな？
まだかな？

ドキドキの時間を２分。

やってきたバスを見た時はホッとしました。

どうしよ〜〜失敗しちゃったかな？なんて
ドキドキしながらも
こゆうドキドキも旅の楽しみ。なんて
マイカー旅行とは違う体験で　
バスに乗って景色見ながらニマニマしちゃいました。

こんな山道をくねくねと

のぼったり　下ったり

「山また山の景色だねぇ」
なんて　旦那と話しながら
山深い遠いところに来たんだぁって
ワクワク

３０分ほど乗ったところで
「牧場」という　素朴な名前のバス停で下車
ほんとに　目の前が牧場でした。


バス停から　お宿に電話してお迎えに来てもらいました。

１０分は待たなかったと思います。
ワゴンでお迎えに来て下さいました。

くねくねクネクネ細い山道を登って登って
今日のお宿「旅行人山荘」に着きました。

ホッとしたのと　疲れちゃったので
写真丸忘れ。

暗くならないうちにと
大急ぎで大浴場に行きました。
大浴場行く前にの湯あがり処から外に出れたので
散策に行ってみたら、足湯「龍石の湯｝がありました。

割と大きいです。

目の前は景色が開けていて
このお宿でも、見晴らし抜群のところ。

晴れていたら　桜島が真正面に見えたのに。。

真ん中の岩から　源泉が出ています。

湯の花がついていて　黄色っぽく変色してます。

お湯も　沈殿した湯の花で
かき混ぜると　モクモクです。

丁度良い湯加減に
重たい雲でいっぱいでしたが
はるか見渡せる景色にしばしのんびり。

足湯　大浴場（眺めの良い露天風呂あり）でまったり。。
お部屋に戻ったらこの夕焼け

台風接近だったけど
なんとか小雨程度ですんでいます。
朝の晴天の熊本からだんだん南下してきたんだから
お天気が崩れてもしかたないねぇ
よくここまでもってくれたねぇ

そんな会話しながら　食堂に行きました。

指定された食堂のある３階に行くと
外国人観光客の大きな声がそれはそれは
喧嘩してるんじゃないかと思うほど
エレベーターホールにまで響いていました。

こんな　騒々しいところで食事？？？

不安を抱えながら　部屋をのぞくと
スタッフさんが
「奥のお部屋にご用意してあります」と。

あまりのびっくりに
再び写真を取り忘れ
席について　やっと　一枚。

なんと　お祝いカードとお花のアレンジメントが。

御食事が始まると
「お祝いにこちらを」と
鯛の御頭付きを１人１尾ご用意して下さいました。

お料理が多くて夕飯には食べきれなかったので
私の分は「翌朝に食べたいです」とお願いして
取っておいていただきました。

小鉢には　鰆の叩き　アナゴのゼリー寄せ
海鮮には　海老と炙り蛸

鱧しゃぶ

これ　初めて食べたわー

鱧って　関東人にはあまり馴染みないから旦那は苦手って。
ちょっと骨が歯にあたり　独特な食感でした。

煮物　蓮根餅団子が　おいしかったです

海老の天ぷら　山椒塩

ハスイモのずいきだそうです。

「トトロが傘に使ってたような　大きなサトイモの葉っぱの
茎です。」って　若いスタッフさんに教えてもらっちゃいました。

初めて見たのでびっくり

すかすかの梨のスライス　味しないバージョンかな

薩摩芋天麩羅

薩摩芋のさつまあげ　って感じでした。

あまくておいしかったわ。

海鮮メニューの目玉

伊勢海老のお造りです。
鮪と鯛も添えてありました。

プリっぷりで甘くて
私の一番の大好物。大満足でした。

まだ、撮り忘れた物のありますが
デザート　洋ナシのコンポートと小さいロールケーキにフルーツが添えてあり満腹のおなかに　ほどよくおさまりました。

今日は一日目いっぱい　九州を堪能できて
大満足
明日も早くからお楽しみが待ってます。
この日は早めに床に着きました。

この旅行記へのコメント （2）

• 夏子の探検さん 2013/11/10 19:59:21

  ハスイモのずいき？お〜〜〜！

  はにぃｐ８さん、こんばんわ。
  
  ご夫婦で、素敵な旅をしてらっしゃる様子、楽しく読ませて頂きました。
  我家の夫も鹿児島行きたい！と言って居たので、拝見させて頂き、
  参考に致します。
  
  ちなみに、我家は三重県四日市ですので、大阪では無いのです・・・
  なんで、大阪に成ったかな？名古屋のが近いです。。。
  
  でもって、良さげな温泉、遠そうだけど、行きたいなぁ〜。
  
  また、お邪魔します。ありがとうございます！
  　　　　　　　　　　　　夏子

  はにぃｐ８さん からの返信 2013/11/10 21:20:14

  RE: ハスイモのずいき？お〜〜〜！

  夏子様
  
  こんばんは　いつもありがとうございます。
  
  まず、大阪になってしまったのは。。。
  確認して見たら
  前回の夏子さんの書き込みに
  
  『このから揚げも、大阪では名物？みたいで、大阪版はかなりジューシーです。あの場所は安くて旨くないと、潰れるから・・・
  最近は、関東よか大阪の方が解って来た？秋に成っても夏子より』
  ってあったので
  東京から大阪に移り住まわれたんだなぁって勝手に思ってしまったようです。　失礼しました。
  
  めったに旅行はできないんですけどね。
  今回は記念旅行ですから　大大大奮発しちゃいました。
  
  鹿児島はサラッとしか回れなくて
  とても「鹿児島行ってきた」とは言えないですよ。
  だからこそもっともっと行きたくなりました。
  どの土地も行けばいくほど　奥深さを知らされ
  再び訪れたくなりますね。
  それができないので　４トラのみなさんに感謝してます。
  たくさん拝見して行った気になれますから。　
  
  はにぃｐ８