６回目のＨＡＷＡＩＩは１人旅　ロコになれるか？（Vol.４ ４日目）

2013/09/15 - 2013/09/22

今日は４日目

「ロコになれるか」なんて偉そうな目標を掲げてハワイに来てみたが、どうもイマイチ納得できない旅になっている。
特に昨日は無駄に時間が過ぎていった様な気がする。

それがロコ気分と言われればそうかもしれないが。ロコはそもそもこの島で生活をしていて、まず島内へ観光なんて行かないだろう。

何かが違うと気付き始めた今回の旅。
４日目も特にこれといった目的も立てていないので、非常にマズイ事になってきた。

さて、どうしよう。とりあえずノースへ行く事だけは決めているので、燃費の悪いジープでＧＯ！

エリア ホノルル(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日フードパントリーで買ったバナナケーキと毎日のようにＡＢＣで買うコーヒーで軽く朝食

今日は定番になっているノースショアへ行く予定だ

なんだかんだ言いながら今回の一人旅も後半に突入
全く目標に近付けない
そろそろ目標を放棄して普通にハワイを楽しんだ方が良いような気がしてきた

まだ６回目だというのに偉そうな目標を掲げる事が間違っていたのかもしれない

いつものようにノースへはＨ１を通るルート

今回コスコで買ったガーミンのナビがあるので道に迷う事も無く快適なドライブ

周りの土が赤色になり海が見えてくるとハレイワも近い

この辺りはモヤさまの番組でさまあ〜ずがラジコンヘリを飛ばしたりラジコンバイクを走らせたりした所ではないだろうか

まず今日の最初の目的地はここ

昨年も来てお気に入りに追加したビーチだ

WAIMEA BAY BEACH

早く行かないと駐車場が満車になり、泣く泣く他のビーチへ移動した事がある

今日は平日で、今は１０時少し前
駐車場はガラガラだ

駐車台数の半分も埋まっていない

このワイメア・ビーチは砂浜がかなり広い
これほど広いビーチはオアフでは珍しい

それにしても人が少ない
やはり時間が早いせいか

近付いてみると、それなりに人はいるなあ

ところが、海に向かって右側は、釣りをしている人ばかりだ

去年は、こんな光景は全く見なかった

バケツの中を覗いてみると、そんなに大きい魚ではないが、そこそこ釣果はあるようだ

当然ロコばかりだ

何が釣れるのか聞いてみたが、魚の名前が分からなかった
去年は釣りをしている人は１人も見なかったと話してみたら、そうかい？の一言だった
でも、ビーチの右半分は釣り、左半分は遊泳ゾーンと暗黙の了解があるような事を教えてくれた

まだ１０時のせいか、水が冷たいのか、泳いでいる人は少ない

しかし、この後かなり人が増えた
やはり早い時間に来て正解だったようだ

泳ぐ人も増えたので自分も海に入ってみると、意外に冷たくない
やっぱりハワイだねえ

ここでも泳いだり甲羅干しをしたりしてノンビリ過ごした

さて次へ移動だ

ここも必ず来る場所だ

説明する必要もないが

NORTH SHORE MARKETPLACE

去年は無かったが、ヘザー・ブラウンのギャラリーがあったので中へ入ってみた

独特のタッチで描かれた絵は欲しいところだが、ちょっと手が届きそうにない金額だった

ノースショア・マーケット・プレイスへ来る目的は２つある

まずこのコーヒー・ギャラリーでコーヒー豆を買う事だ

ここで売られているコーヒーは美味しいので毎回欠かさず買っている

しかし今日は品数が極端に少ない
どうしたのだろうか

とりあえず２種類を購入

店にはテーブルもあり、買ったアイスコーヒーを飲みながら休憩できる

店員さんがカワイイお姉さんだったので、ちょっと話しかけてみた
もちろん簡単な内容である
あまり突っ込んで話すと、こちらもネイティブ英語が話せるわけでもないのでホドホドに

精算する際に自分の前に並んでいた日本人女性、たぶん新婚旅行で来たと思われるが、コーヒー豆を買い店員さんに豆を挽くかどうかとか金額を言われたりしていたが、やはり相手はネイティブだからお互いに困っている様子
そこでなんとなく内容が分かったので助けてあげた

これは自分がカッコつけたい訳でもなく、いかにロコに近付けるかの訓練のつもりで話してみたが、これが翌日もここに来る事になったのだが、非常に有意義な結果になった
それはまた明日に説明しよう

そしてもう１つの目的はここ

patagoniaだ

パタゴニアはワイキキでも売られているが、ここでしか買えない物ももちろんある

pataloha（パタロハ）だ

これは奥さんに必ず買ってこいと言われたＴシャツ

もちろん自分用にも買う

去年も買ったが似たような色になってしまった

ハレイワでは人気のグラス・スカート・グリルのマスコット的なワーゲンのトラック

去年は初めてここで食事をした
陽気で人気者オーナーのジョニーさんとも話ができたが、今日はいないようだ

今やモヤさまで一躍有名になったソープファクトリー

場所はワイアルアにある
ワイアルアはノースの田舎町だ

初めてハワイに来た時、バスツアーで訪れて以来だから５年ぶりだ

昔はサトウキビ工場だった建物を最利用しているが、入口には当時実際に使われていた歯車がモニュメントとして置かれている

元々それなりに有名な観光コースになっている場所なので、色々な有名人が訪れている

もちろんモヤさまもあるが、他にはアンジェラ・アキ、ショコタンの写真もあった

ソープファクトリーの隣にはワイアルア・コーヒー
ここも昔は砂糖工場だった所を改修して使っている

実はここも初めて訪れた場所だ

中は店というより倉庫に商品を並べただけという雰囲気

説明書きが貼ってあった
ワイアルアはハレイワより古い町だそうだ

ここでは何種類かのコーヒーが試飲できる

そして店員さんというか作業員さんというかオッチャンが「飲んでみろ」と熱心に勧めてくる

最初はちょっとしつこいなあ、売りつけようとしているのかなと思いながら話を聞いていたが、一応試飲をしてみると「どうだ、美味いだろう」とニッコリ

押し売りしようとしているのではなく、自慢というか本当に自分たちが作ったコーヒーに自信を持っているというのが分かってきた

色々質問をすると詳しく丁寧に教えてくれる


最後に写真を撮らせてほしいと頼んでみると気さくにシャカサインで応えてくれた

ハワイのロコは身体が大きくて怖そうに見えても、とても親切で愛想が良く、気さくな人が多い事が分かった

ここも色々な有名人が訪れて写真を残している

その片隅にはスタッフ募集の張り紙が
パートタイムでもフルタイムでも良いようだが、その採用条件は日本語が話せる事だ
これはハワイで生活したい人にはもって来いの働き口だろう
給料がいくらかは分からないが、経験してみる価値はある
自分も一瞬だが真剣に考えてみようかと思ったくらいだ

ここにもモヤさまのポスターが貼ってあり、観光スポットとしてメジャーになりつつある

モヤさま効果は絶大である

この建物の中は、店というより工場の中で品物を売っているという表現がピッタリだ

堂々とコーヒー豆が入った袋が積み上げられている
豆を煎る窯もある

さてそろそろ次の場所へ移動しようとすると、出入り口の柱にこんな鮮やかな色をしたトカゲ？ヤモリ？イモリ？

ハワイ的にはゲッコーというのかもしれない

日本では見られない色合いだ
なぜこんなに目立つ色をしているのか不思議だ

たぶん本来は緑色の葉っぱが生い茂る場所に生息しているのだろう

さて次へ移動しよう

あまりにも有名なロードサイン
男の子と女の子の２通りあり、以前に女の子バージョンは写したが男の子バージョンは今回が初めてだ

表面が綺麗になっているが、最近塗装をし直したのだろうか
たしか木製のはずだが、造り直したのかもしれない

さて次はハワイの観光スポットとして定番のビーチ

毎回必ず訪れる場所だ

ホヌが甲羅干しをする事で有名なビーチ

LANIAKEA BEACH　だ

説明するまでもないが、亀が甲羅干しをする為に集まるビーチでホヌを見る事ができれば幸せになれるとか、またハワイに戻って来ることができると言われている

この日は、とにかくホヌが大量に来ていた
子亀も多くいた

このビーチでこんなにたくさんのホヌを見たのは初めてだ
過去は０〜４匹がせいぜいだった

今回はざっと数えても１０〜１５匹はいたが、大半はユラユラと波に揺られて波打ち際を行きつ戻りつを繰り返していた

さて次へ移動する

このビーチは Laie Beachというが、名前が分からず帰国後にグーグルアースで調べた

なんだか今日はノンビリせず移動ばかりしているような気がする

ここは観光客、特に日本人は行かないビーチだろう
しかし、とてもキレイで雰囲気のあるビーチだ

Kamehameha Hwyを時計周りにハレイワ⇒ププケア⇒カフクと進み、カフクを過ぎて左側を注意深く見ながら進むと５０台ほどの駐車場がある

ウッカリすると一瞬で通り過ぎてしまう

あまり観光客には気付かれないビーチで、砂浜も広くはない

しかし砂はキレイで細かくサラサラだ

この日は波も高く、泳いでいるのはロコばかりだった

この波の高さや岩場に打ち付けられて砕ける波の大きさを見ると、とても泳ぐ気にはなれないがロコはお構いなしだ

左側は浅瀬になっていて波がサーッと流れては引きを繰り返している

こんな様子を見ているとヒーリング効果があるのか、心が癒されウトウトしてしまう

このLaie Beachは他のビーチとは少し違った雰囲気がある

それは打ち寄せた波が奥まで入り、池のようになっている

木が生い茂り、とてもビーチとは思えない
ジャングルの中の池か川のような錯覚を起こす

奥の方でも深さは足首程度、海水が出入りするので水は綺麗で透明度が高い

水が常に入れ替わるので澱みもなく、適当に冷たく温泉の寝湯感覚で寝転がっても良いだろう

波に流される事もなく、小さな子供の水遊びには最適だ

実際メインランドの親子が幼児を遊ばせていたので話を聞いてみた
ここは人も少なく、海も綺麗で赤ちゃん用の専用ビーチもあって、波もベビーサイズで最高だとの事だった

今日は前半は移動が多かったが、ライエ・ビーチで癒されてマッタリと過ごした
ノンビリとしたい時にはこのビーチは最高だ
次回に訪れる候補に入れておこう

夕方にはワイキキへ戻った

ロイヤル・グローブ・ホテルには駐車場が無いので、近くで駐車場を探す事になる

目の前のパシモナは宿泊者専用ではなくパブリックなので駐車は可能だが、１日＄２０だ

そこで日本で事前に探してみると近くのワイキキ・バニアンもパブリック駐車場がある事が分かった
しかも１日＄１５だ

駐車場の管理人もいて比較的安心して駐車できると判断
入場する時に管理人に前払いするが、当然日本語は通じない
駐車時間によって料金が異なるので若干の説明が必要だが、そんなに難しい英語は必要ないだろう
料金を支払うとフロントガラスの内側に日付のスタンプを押したピンクの紙を貼ってくれる

今夜は何を食べようかと探しに行く
とりあえずロイアル・ハワイアンのフードコートへ行って探す

無性にステーキが食べたかったので、この店に決めた

Steak & Seafood Chanpion's

食べてみて分かったが、ここはお薦めできる

チャンプステーキのガーリックバターを注文したが、美味く肉も大きく柔らかい

この店は日本のホテル日航で長年シェフをしていた人が開いた店だそうだ
だから日本人の口に合うのかもしれない

税込み＄１２.０４とこの大きさと味の割には非常にリーズナブルだ
もちろんカード払いもＯＫだ

空腹も満たされワイキキをブラブラ

年内一杯で再開発のために閉鎖が決まっているインターナショナル・マーケット・プレイス

毎回なんとなくブラブラと見る場所ではあるが、今回がとりあえず最後なので気を付けて見てみよう

カラカウア通りの入口で一番目立つ場所に一番目立つキラキラした飾りが売られている
誰しも一度は気になって記憶している店だ

風で幾何学模様がクルクルと回り、なかなかキレイだが意外に高い
何十ドルもする
ネゴすると少しは安くしてくれるようだ

この飾りはハワイ大学の生徒がデザインして売っていると聞いたことがある

少し奥へ進むと池があった

何回も通っているが、池には全く気付かなかった
大きな錦鯉も泳いでいる

また少し進むと派手な照明で南国ムードたっぷりの店があった
バンドが入りライブを行っていた

１人だったせいか運良くステージの真ん前の席だった
迫力満点で楽曲も少し古い曲が多かったので、自分の年代ににはピッタリで楽しませてもらった

メンバーは７〜８人でボーカルの女性が客を煽り、みな大盛り上がりだ

帰りに再びフードパントリーへ行き、ビールとツマミを購入
マウイ・ブリューワリーのビールらしいので買ってみた

３５５mlでアルコール分５.１％
味は少し軽いような気もするが、ハイネケンやバドワイザーよりは好きな味だ

ツマミはシュリンプチップ
塩味とエビの味がしてビールが進む

こちらは毎回買っているサラミだが、ペパロニ味があったので買ってみた
ピリ辛で美味いが、このメーカーのサラミはどれも塩味が効いている
少し効き過ぎにも感じるが安いので文句は言えない

今夜は思わぬ場所でライヴで盛り上がり、更にホテルの部屋でビールを一本だが飲んだので眠くなってしまった

明日もまたノース方面へ行って見よう

Vol.5に続く