九州横断・縦断１−３　（地獄めぐりにプリンは付き物編）

2013/09/01 - 2013/10/01

別府温泉を五感で楽しむ。
地獄めぐりに向かいました。

地獄蒸し工房から大通りを山の方へ
つきあたりに「海地獄」の大きな看板です。

海
鬼石坊主
かまど
山
鬼山
白池
地の池
龍巻
８地獄セットで２０００円
ぐるっと全部回れるかな？

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは一番有名なのでは？
コバルトブルー温泉「海地獄」

立派な門構えの地獄です。

分厚い茅葺屋根は重厚な作りで

きれいな庭園とマッチしてました。

門を入ってからも
再びの「海地獄」アピール
でもここは・・・

きれいな蓮池でした。

売店を抜けると

海地獄お目見え！

温泉の色の美しさもさることながら

温泉の噴き出す迫力は物凄かったです。

地元箱根も湯気が濛々としている
「大涌谷」がございますが・・・・

正直・・・負けました。

湯気と吹き上げる温泉のしぶきは
量と勢いがものすごい。

どこかに人為的な仕掛けがあるのかと？
疑いたくなるくらいの　吹き出しようです。

同じ園内に違う色の温泉がありました。

こちらは鉄色

わずかな距離なのにこの違い。
温泉の迫力に圧倒された後は
「種類も色々か！！」
バリエーションの豊富さににも既に脱帽。

海地獄を背にして右手に坂道をあがれば
すぐに「鬼石坊主地獄」があります。

お肌に塗ったら　美肌効果がありそうな
トロットしたきれいな色の泥が噴き出してます

自撮りするための台があったので
撮ってみました。

全く「坊主地獄」が映りません。

ダメじゃん・・・・

海地獄、坊主地獄を見終わり
駐車場に戻ると、出口そばに「山地獄」がありました。

海地獄の入り口から思うと
ありがちな入場口
趣向がない。。

入ってみると
動物園が併設されている模様
温泉の熱を利用した付帯施設は他にもあるようです。

木々が生い茂る山を背に
蒸気が立ちあがってます

もうもうと蒸気があがり
シューシューと音も迫力
「海地獄」ほどの圧倒感はありませんが
こちらも別府の湯の力を見せてくれます。

岩の間から濛々と蒸気

次は車で少し移動

おおきなかまどが待っているてくれる
「かまど地獄」

こちらは地獄の案内が
1丁目から６丁目まで　様々な地獄があちこちに湧き出ています。

そして
極楽０丁目から３丁目まで
私たちを健康にしてくれる極楽が用意してありました。

では　地獄をダイジェストで

５丁目は今回は白濁したブルーでしたが
色々な色を見せてくれるようです。
ブルー　グリーン　そして透明　白濁と。

海地獄は「地獄蒸し焼きプリン」でしたが
こちらは「地獄しょうゆプリン」
ちょっと興味があったのでおひとつ購入。

後味にほのかにしょうゆの香り
うん。ありです！

かまど地獄は特製の醤油も販売してました。

道路を渡ると
「鬼山地獄」
入り口は建物はマレーシア　サラワク州の伝統家屋を再現したものだそうです。
この建築には許可を必要とするらしく、日本国内ではこちらが唯一とされているそうです。

なぜにマレーシアなのか？

グリーンがかった温泉は、濛々と湯けむりをあげてます。
噴き出す湯の量が多いのかしぶきが凄い事になってました。
こちらも
この温泉熱をりようして
ワニをたくさん飼育してます。

口元が苔で緑色になってる
巨大ワニ
ちょっと写真に撮れなかったなぁ

この立派な建物は？
順路の矢印で入ってきたところは結構地味だったので
違和感あったのですが
この和風な建物は　正面入り口の後ろ姿でした。

私たち「鬼山地獄」から歩いて行ったので裏から入ってしまったようです。

こちらは白濁した　ブルーグリーンの湯

濛々とあがる湯けむりは他所より少し女性的
透明な湯が時間と共に濁ってくるのだそうです。

こちらはこの熱を利用して
熱帯魚を飼育してます。
熱帯魚と言ってもアマゾン系
ピラルクやピラニアです。

一度かまど地獄の駐車場に戻り
「血の池地獄」へ向かいます。

門も雰囲気を出してますね。

立派な建物にチケット売り場とお土産屋があります。
そこを抜けると・・

湯気が立ち上る
「血の池地獄」です

血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、「赤い熱泥の池」です。
地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まっているんだそうです。

かまど地獄の１丁目の赤い泥は　泥が赤い
ここの赤は　温泉成分が化学反応を起こして赤くなっている
同じ赤でも、でき方が違うんですねぇ

奥に行くと上から見下ろせます。

昔この温泉は爆発したのだそうです。

池はすり鉢状の形をしていて一番底が温泉の泥などで塞がってしまうと
水蒸気爆発を起こしていたのだそうです。

なのでこの写真の様に
温泉のかくはん作業を行って、
池底で水蒸気爆発を起こさないようしてるそうです。
この作業のおかげで　もう　爆発は起きてないそうです。

最後は血の池地獄の少し下にある
「龍巻地獄」
りゅうまきじこくって読んじゃいました。
たつまきじごくなんですって。

受付のお姉さんが
「あど１０分ほどで噴湯がはじまります」って

噴き上がる間隔が３０分から４０分ある間欠泉ですので
１０分とはラッキー

正面観覧席があるのでこちらで待ちます。

名物ご当地ジュースでも飲んで。。

ほんとに１０分ほどすると
シュシューと　噴湯が始まりました。

岩で囲まれた吹き出し口から勢いよく
温泉が噴き出します。

上部も岩で塞がれてしまっているので
高さの迫力はありませんが
５分ほどでしょうか？
噴き出す威力はなかなかの物です。

伊豆の河津にも「大噴湯」がありますが
あそこは観光噴湯で
時間を決めてバルブを開けています。
しかし　こちらは正真正銘の天然もの

世界的に有名な間歇泉は、米国のイエローストーン国立公園やアイスランド、ニュージーランド
しかしこちらの売りは噴出周期の短い点です。
わずが３０分ほどで再び噴き上がるのは珍しい事なんだそうです。。

８つの地獄を見終わって
海地獄でいただかなかった「地獄プリン」をたべにレッツゴー

別府鉄輪地区を通り越してさらに山を上がり
別府八湯の一つ　明礬温泉に向かいました。

こちらの名宿「岡本屋旅館」さんが作っている
「地獄蒸しプリン」を買いに売店に向かいました。

ほーら湯気がモクモク

地獄釜が駐車場にあります。

高台にある駐車場奥は見晴らしがよい

別府湾が一望です。

手前の橋が　いいんだか悪いんだか。。

左が　タマゴ　右が　さつまいも

どちらも硬さはしっかりしてるけど
口の中でまったり溶けて
濃厚で美味しかったです。

お店おススメのさつまいもは
季節限定
とっても美味しかったです。

さぁ　一日別府を堪能いたしました。
本日のお宿　「粋房　おぐら」さんに向かいます。
どんなお宿か...