2013/08/24 - 2013/09/01
915位(同エリア1490件中)
つきじさん
2013年の夏は、前々から行きたかったスベイン旅行の夢をようやく実現。
アルハンブラ宮殿やサグラダ・ファミリアなどの世界遺産はもちろん、誰に聞いても美味しいという食事や、ワイン三味のバル巡りも大きな楽しみだったが、いずれも期待を裏切らない素晴らしさで、大いに満喫して帰ってきた。
スペイン語はおろか英語もままならない状況での、交通手段・宿泊、現地観光などすべて個人手配の個人旅行だったが、苦労はあったもののその何倍以上も楽しめた。やはり自分の手作りの旅行は楽しい。
これは、3日目の夜から6日目の朝にかけてのアルハンブラ宮殿がメインのグラナダ観光編です。
行程は次のとおりです。
1日目 成田→パリ(乗継)→マドリード (マドリード泊)
2日ロ マドリード・トレド観光 (マドリード泊)
3日ロ マドリード→コルドバ(観光)→グラナダ(グラナダ泊)
4日ロ アルハンブラ宮殿・グラナダ観光 (グラナダ泊)
5日ロ ネルハ・フリヒリアナ観光 (グラナダ泊)
6日ロ グラナダ→バルセロナ、バルセロナ観光 (バルセロナ泊)
7日ロ バルセロナ観光 (バルセロナ泊)
8日ロ バルセロナ→パリ(乗継)→成田 (機内泊)
9日目 帰国
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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コルドバからグラナダまで直通の列車は1日2本。いずれもマドリードとグラナダを結ぶALTARIAで、他にはアンテケラ・サンタアナ駅で乗り換える列車が2〜3本ある。
コルドバ発は19時09分。列車はほぼ定刻どおりにコルドバ駅を出発 -
2等(Turista)の車内はAVEよりは落ちるものの、JR在来線の特急とくらべても遜色はない。
コルドバ駅からアンテケラ・サンタアナ駅までは高速軌道を走行する。揺れもなく快適だ。 -
アンテケラ・サンタアナ駅から先はローカル線に入るのだが、この先で非常に珍しい車両の車輪の幅を広げる作業が行われる。
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AVEの走る高速軌道は標準軌、ローカル線はより線路幅の広い広軌になるためだ。
我々の乗っているALTARIAは車輪の幅を線路幅に合わせて変えられるタルゴと呼ばれる列車なのだ。
油の臭いがし、振動が腹に響く。同時に電化区間から非電化区間に変わり、ディーゼル機関車が連結されたようである。 -
途中駅で対向列車の待ち合わせのため10分ほど停車。乗客の何人かが煙草を吸いにホームへ出ている。特に何分停車とかアナウンスはなかったと思うが、皆さん慣れたもので、発射直前まで吸っている人もいた。
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景色もどんどん変わっていく。だんだんとオリーブ畑が続くようになり、そのうちに西部劇のロケでもできそうな岩肌が覗く荒地へと、ほとんど民家が見当たらない大地を列車は山間を縫うように走っていく。
もう20時を回っているためこれから暗くなっていくが、昼間ならなかなか素敵な車窓を楽しめたのではないだろうか。 -
約10分遅れの9時50分にグラナダ駅到着
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駅のホームは真っ暗といっていいくらい他に灯りが見えない。
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泊まったホテルは、NHヴィクトリア
大きな道路に面した五叉路の一角に建っていて、重厚な外見(19世紀の建物らしい)がとても目立つ。 -
立地条件も抜群で、ヌエバ広場や大聖堂やエル・コルテ・イングレスまでいずれも徒歩5〜10分で行けるし、周りにはバルがひしめき合っていて、観光、食事、バル巡り、買い物いずれにも非常に便利。
アルハンブラ宮殿や、アルバイシン地区だって歩いていける距離です。
タクシー乗り場は徒歩1〜2分だし、アルハンブラ宮殿や長距離バスターミナルヘのバス停も徒歩数分。 -
ホテルの入口
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こじんまりしたホテルのロビー
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部屋はまずまず広く、スーツケース2つ広げることができた。ベッドも十分な広さがある。wifiも無料で使える。(1日有効のパスワードが書かれた紙が人数×宿泊数分渡される。)
部屋に入ると、正面が寝室、左手がバスルームでそれぞれにドアがあり、いわゆる振り分けタイプになっていて、使い勝手がいい。バスタブも備わっていた。 -
朝食を取るレストラン
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ハムやチーズ、バン(特に甘いパン)、果物の種類が豊富で、味もなかなか。サラダは一つずつ丸いプラスチックのボールに入れてあった。ホットミールはないが、卵料理を個別に注文することができます。
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グラナダの名前の由来ざくろの木
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朝のヌエバ広場
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ヌエバ広場に面するサンタ・アナ教会
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教会の脇を進むとダロ川に出る。この右手の丘の上がアルハンブラ宮殿
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グランビア・デ・コロン通りから大聖堂を望んだところ。
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観光バスとアルハンブラ宮殿やサン・ニコラス展望台など細い道を通る場所に行くアルハンブラバス。
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小さくて赤くて可愛いバスです。
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街の中心からアルハンブラ宮殿までこのアルハンブラバスで10分程度。
ルートは時々変わるようなので、現地で確認を。 -
グラナダ2日目は、アルハンブラ宮殿観光である。
チケットは、入場時間が指定されるナスル朝宮殿が見学できないと困るので、ネットで予約をしておいた。 -
敷地内に複数ホテルがあるほど広大なアルハンブラ宮殿であるが、実は有料な場所は、アルカサバ、ヘネラリーフェ庭園、ナスル朝宮殿で、それ以外は無料で入れるそうである。
遠くに見えるのはサンフランシスコ修道院 -
路の両脇に手入れされた木
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とにかくどこも絵になります。
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サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会
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カルロス5世宮殿が見えてきた。
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カルロス5世宮殿は入場無料
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自由に見学できる。
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アルハンブラ宮殿の目玉ともいえるナスル朝宮殿へ入場。
こちらは入場制限があり、入場時間も30分毎に指定されている。我々は15時のチケットを予約したのだが、その場合は、15時から15時半の間に入場すればいい。 -
至るところ繊細な彫刻が。
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このように中に入れない場所もある。
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窓からアルバイシン地区を望む。
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レンズを近づけると
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メスアール(裁き)の間というかつての王の執務室を通って、四方が壁に囲まれた小さなメスアールの中庭に出る。
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有名なコマレス宮のアラヤネスの中庭
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どこも絵になる。
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これも有名なライオンの中庭にあるライオンの噴水。
かっては、時計代わりにライオンの口から水が出たそうである。 -
二姉妹の間の鍾乳石飾りの天井。見事の言葉しか思い浮かばない。
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アップしてみると
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リンダラハのバルコニーから中庭を
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リンダラハの中庭
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アルバイシン地区の素晴らしい眺望
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中庭にはオレンジの木
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ナスル朝宮殿の出口を出れば、パルタルの庭が広がる。これは貴婦人の塔と呼ばれる。
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パルタルの庭には花がいっぱい咲いていた。
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池も残っている。
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ムハンマド3世時代の宮殿の名残りであろうと言われているバイタルの庭。背後の建物は貴婦人の塔
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さらに東に歩いていくと、北の方角にヘネラリーフェの離宮の建物が見えてくる。
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これは何の花だろうか。
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自然の木を利用した緑のトンネル。下の小路は石畳になっている。
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ヘネラリーフェの敷地に入る際にはチケットのチェックがある。
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アセキアの中庭
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暑い夏の午後のアルハンブラ宮殿の観光を終え、一旦ホテルに戻り小休憩。
夜8時前にホテルを出、昼行ったバルで軽く飲んでからアルハンブラ宮殿の夜景を見に行く。
ヌエバ広場の教会の脇をダロ川に沿って進む。もう夕暮れが始まっている。 -
ダロ川沿いの道を左に折れ、アルバイシンの住宅の間の狭い坂道を上っていく。振り向くと意外と近いところにライトアップされた宮殿が。
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アルバイシンの住宅街の間の小路を上っていきながら、合間合間に振り返る。
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サンニコラス展望台が近づいてきた。
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15分ほど歩いてサンニコラス展望台に到着。既に多くの観光客が広場に集まっている。
ずっと見ていたい、黄色い光にライトアップされたアルハンブラ宮殿はそれほど素晴らしい。 -
住宅を改装したレストランもそうだが、グラナダの街全体が黄色いライトで幻想的だ。
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もう夜の9時を回っているはずだが、アルバイシンの家々の白い壁に合わせるかのように鮮やかな青い空が浮かんでいる。
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もうだいぶ下の方まで降りてきた。アラブ風の土産を売る店が並ぶ通りに出た。
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水煙草を楽しむ観光客にカメラを向けると、ポーズを取ってくれた。
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夜の大聖堂
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ビブランブラ広場の近くまで戻ってきた。
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ビブランブラ広場にある噴水の像。
いかにも悲しげな顔をして何を思っているのか・・・
我々は今夜もこれからバル巡りであるが・・・
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