秋の青空に映える悠久の歴史の街プラハ、チェスキークルムロフ、ウィーン　６日間の旅②　プラハ城編

2013/09/05 - 2013/09/10

これまで冬にしか行ったことのなかったヨーロッパですが今回初めて９月のはじめの気候のいい時期に休みがとれ、憧れていたプラハ、チェスキークルムロフ、ウィーンと中欧3都市を訪れました。現地4泊と短期間ながら秋の青空に恵まれ、世界遺産の街並みを堪能し、濃厚な時間を過ごすことができました。
2日目はカレル橋から日の出を見て感動し、プラハ城の大きさに圧倒され、カフェインペリアルで優雅なランチを食べ、ハヴェル市場で買い物したりと充実の観光ができました。プラハは本当にすばらしいを実感しました。
写真が多いのでまずはプラハ城までをまとめます。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

AM06:15 静けさの中のカンパ島

ヨーロッパ各地で見られる橋の欄干につける鍵。皆んな何を願ってるのでしょう。

ホテルからカレル橋まで徒歩1分とかかりません。誰もいないカレル橋にたたずみます。清清しい朝です。

橋の聖人の像も朝はゆっくりと見ることができます。

そろそろ日の出の時間。東の空が赤くなってきます。

いつの間にか三脚を持った人たちが日の出を待ち構えています。

旧市街のティーン教会の2本の尖塔の間から日が昇ります。息を飲む美しさです。
周りの人も皆ひたすらシャッターを押し続けてます。

荘厳なシーンです。早起きして良かった！

ヴルタヴァ川も朝日に染まります。

聖人の像のシルエットが美しい。

振り返ると朝日に照らされたマラーストラナ地区が鮮やかに、こちらも素晴らしい。

橋塔もあざやかに

プラハ城も朝日に照らされています。

ゆったりと流れるヴルタヴァ川の水面に映るプラハ城。

カレル4世の像とSt. Francis of Assisi Church

St. Francis of Assisi Churchの内部　ガイドブックでは紹介されてませんがすばらしい教会です。毎日教会コンサートが開かれているようです。立派なパイプオルガンがあってぜひ聞いてみたいと思いましたが時間が合わず残念でした。

天井画もすばらしい。

カレル4世像の広場にはこんなきれいな花も

正面に朝のプラハ城。美しい。今日はこのあとお城を訪れます。

朝8:00　ホテルに戻って朝食。口コミの評価通りおいしいブッフェでした。

ハム、オリーブ、チーズどれもおいしい。

フルーツも豊富にありました。

ネルドヴァ通りを歩いてプラハ城へ向かいます。雲ひとつない快晴に恵まれました。

イタリア大使館？

プラハの街ではユニークな看板をよく目にします。

マラーストラナ広場

プラハ城へ続く坂道。歴史ある建物が並びます。

建物のファサードがどれもユニーク。街並みすべてが世界遺産です。素晴らしい。

この石段を登ると

プラハ城の西の正門に出ました。フラチャニ広場です。

広場ではスメタナのわが祖国を演奏しています。

戦う2体の巨人像に迎えられます。

インフォメーションでチケット(ショートチケット）を買って見学開始します。
まず空いているうちに聖ヴィート大聖堂へ向かいます。

聖ヴィート大聖堂。塔の高さ82M、長さ124Mと壮大な建物。お城の中に大聖堂が造られる事は珍しいそうです。
フランスのストラスブール大聖堂、ランス大聖堂、ノートルダム大聖堂などを見てきましたが荘厳な雰囲気と言う点では一番かもと思います。

西側の青銅製の扉。聖ヴァーツラフの生涯や大聖堂建造の歴史が描かれている。

中に入ると壮観な世界が。すごい

バラ窓は直径10.4M　26000枚のガラスが使われているとのこと。

ミュシャの絵のステンドグラス。色がとてもきれいです。

ミュシャの絵のステンドグラス

プラハ城で使われている照明の電球は約1万個。そのすべてが最近、パナソニック社のLED電球に取り替えられました。この歴史的な建造物の雰囲気をこわさず省エネと電球交換の手間の低減を実現するために相当苦労し、成し遂げたそうです。
ルーブル美術館のライトアップは東芝さんが担当しているし、日本の企業がこうした文化遺産に貢献しているのは、何ともうれしくなります。

このときの模様が動画で見られます。http://panasonic.co.jp/news/topics/2013/113311.html

銀製の聖ヤン・ネポネツキーの墓。

午前中の光がステンドグラスを通って壁に美しい模様を描きます。

美しい光です。

聖イジー教会　プラハ城内最古のロマネスク様式の教会。

石を積み上げた内部の空間は、厳かな雰囲気に包まれています。

石のアーチと天井画が美しい

プラハ城からの眺め

黄金小道。カラフルな小さな建物が並びます。

NO22はカフカが仕事場にしていた家

青い壁に緑の窓枠、黄色い花の取り合わせ。窓ガラスの向こうの小物たちも素敵なシーンを見せてくれます。

おみやげに人気のブックマークのお店

マニュファクトラもあります。

どのお店もかわいい雑貨が

窓辺の装飾がどれもすばらしい。黄金小道は女性陣には特に好評でした。

お城の遊歩道を歩きます。眼下に広がる歴史地区の街並み。

ヴルタヴァ川も望めます。

緑あふれる場内の遊歩道。

どこも撮影ポイントになります。

旧王宮。15世紀末に建てられたヴラスティスラフホール。当時の中欧最大のホールで美しいリブホールド天井を持つ傑作。

ボヘミア王家の宝物でしょうか

チェコの子供たちの社会科見学でしょうか。皆かわいい。

正午に衛兵交替式が始まります。正門前にはたくさんの観光客が待ち構えています。

目の前を凛々しく行進していきます。

10分ぐらいですが、見ごたえのある交替式でした。
このあとトラムと地下鉄に乗って新市街へ向かいます。