2013/08/17 - 2013/08/18
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コクリコさん
ストラスブール旅行記の後編は、ノートルダム大聖堂、ルーヴル・ノートルダム美術館、ロアン宮(博物館)をまとめてみました。
三カ所を一つの旅行記にしたので長い旅行記になってしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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まずストラスブールといえば、ノートルダム大聖堂。
着工1176年、度重なる火災でゴシック様式に改修されたので143メートルの尖塔が完成してのは15世紀。
南扉口に一部ロマネスク様式が残っている。
ヴォージュ山地から切り出された赤色砂岩で造られているためもろく常にどこかしら改修工事しています。
ポール・クローデル(詩人、駐日フランス大使、彫刻家カミーユ・クローデルの弟)が「アルザス娘のごときバラ色の天使」と賞賛したバラ色の大聖堂。
しかし、あまりに大きく、また大聖堂前に建物があるため全容を写すことができませんでした。 -
大聖堂前広場で下から見上げて西正面を1枚。
首が痛くなりそう。 -
西正面中央扉口。
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入り口はこちら西正面左扉口から。
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大聖堂内に入り正面から身廊〜内陣。
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南扉口近くの袖廊に立つ『天使の柱』
「最後の審判」を表わしている柱は上から玉座のキリスト、キリストの受難のシンボル(十字架、槍、茨の冠)を持つ三人の天使、ラッパを吹く四人の天使、下段には四人の福音書記。
私は数年前パリの建築文化財博物館で本物と変わらない精密な『天使の柱』を見て、その美しさに感動し是非本物を見たいと思ったものでした。
実際見上げると暗い堂内で混んでいたので心置きなく見ることはできませんでした。 -
天使の柱。
以前NHKテレビ『世界ふれあい街歩き』のストラスブール編を見た時、天使の柱の近くに柱を見張っている男の小さな像があると知りましたが、とうとう見つけることは出来ませんでした。後で調べると下の方にいたらしい。
また頭を撫でると再びストラスブールに来られると言われている犬も見つけられなかった・・・説教段にいたらしい。 -
天文時計。
14世紀に作られた時計で現存する時計は18世紀のもの。
毎日12時半になるからくりと時計が動きだし、十二使徒たちが登場します。
「ストラスブール・パス」で自動人形とビデオが見られるのですが、今回は時間の都合で見ることはできませんでした。 -
入り口を振り返るとバラ窓とパイプオルガン。
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バラ窓は。。。
他では見たことのない黄色が印象的なバラ窓。 -
ステンドグラス。
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『世界ふれあい街歩き』で紹介された3つ目の小さな彫刻は見つけることができました。
20世紀初頭、大聖堂が倒壊の危機にさらされた時、危機を救ったドイツの建築家ヨハネス・クナウト。
ヨハネス・クナウトの功績が称えられ柱の根元にクナウトの像が彫りこまれています。
しっかり柱を支えているクナウト。
彼の像を取り外すと大聖堂は崩壊すると言われています。 -
で、目を凝らして暗い堂内をよーく見ると、柱の影にたくさんの小さな像が彫られていました。
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この人も柱を支えているみたい。
きっと柱を造った職人の一人。 -
怪獣?も。
まだまだたくさん柱の影にいましたけれどフラッシュ炊かなかったのでほとんど真っ暗でした〜 -
大聖堂を出て。
北翼廊扉口の後期ゴシック彫刻。 -
翌18日ですが、「ストラスブール・パス」があるので無料で大聖堂の上へいざ!
螺旋状階段は薄暗く狭いのでので注意しましょう〜写真が暗くてすみません。
後ろに続く人たちに気を使いながら上りますが、朝一番に上ったので混んでいませんでした。
足腰が弱ってきているので塔に上るのは10数年振り。
私は案外平気だったけれど、、、夫はフーフー、ハーハー結構大変(^^;) -
上る途中で下から気見られない大聖堂の繊細な彫刻(石のレースと言われるほどの美しさ!)や
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軒の面白い浮き彫り、
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フライングバットレス(ヴォールト天井や屋根を支えることで、建物の側壁には外向きに広がろうとする力が働く。この力を控え壁に伝達するアーチ)など間近に見ることが出来、心が躍りました。
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細長い通路を伝って、
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ストラスブールの町並みを眺めながら上っていきます。
ゴシック様式の身廊(緑色の屋根の部分)とロマネスク様式の中央交差部の塔。 -
聖堂のてっぺんに到着すると、
ストラスブールの町が眼下に広がっています。 -
苦労して上った甲斐がありました!
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ズームで撮ると大聖堂が建てられた頃と変わらないような町並み。
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眼下に見える道は大聖堂までの参道。
上から見るとこうなっているんだ。
まだ午前中なのでお土産屋もまだ開いておらず静かな参道です。 -
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尖塔は高い大聖堂の屋上からさらに高く、天まで届くほどの高さです。
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尖塔の途中にいる聖人(?)は、塔のてっぺんを見上げている。
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下りも楽い。
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大聖堂に棲みつく不思議な生き物たち。
塔に上らなければ見つけることができなかった。 -
魔物だろうか。
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それとも悪魔から聖堂を守る魔除けなんだろうか。
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これは面白いや。
聖書の一場面?一角獣もいる!
☆エミール・マールの『ゴシックの図像学』によるとこの、フリーズは
向かって右から
・アブラハムの犠牲
・炎の中のフェニックス
・鷲と雛鷲
・自分の血で子供たちを蘇らせるペリカン
・青銅の蛇
・鯨から吐き出されるヨナ
・狩人に追われた一角獣が処女の懐に難を避ける
・子ライオンを生き返らす親ライオン
などであり、これら全て「キリスト降誕」「受難」「復活」「昇天」の象徴だそうです。
下り階段の窓から写したので一部切れているのが今思うと残念です。 -
大聖堂の屋上から降りてあらためて扉口を見るとこれは面白い!
この写真は聖堂からの出口部分、西正面右扉口です。
扉口上部タンパン(半円形の部分)は『最後の審判』 -
西正面右扉口の左側の人像円柱は、、
『誘惑者と愚かな乙女たち』なのです。
この像のオリジナルは聖堂の隣にあるルーヴル・ノートルダム美術館にありこちらはレプリカです。
誘惑者は果実を持ち、背中には悪魔のお遣いの蛇と蛙がはりついています(ここでは見えませんが美術館のオリジナルの像で見ることができます)。
そして愚かな乙女たちは(オリジナルの乙女は少し姿が違います)、うっとりと誘惑者を見つめ堕落の道に落ちようとしています。 -
右側にはイエスと賢い乙女たちがいます。
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さらに西正面左扉口(大聖堂入り口)のタンパンには東方三賢王の礼拝。
左側に立つ人像円柱と、 -
右側に立つ人像円柱の女性たちは、『悪徳を打ちのめす美徳』
美徳たちが悪徳をなんと槍で突き刺しているのです。
美徳は整った顔で美人かもしれませんが、私はどうも正義感ぶった「清く正しく美しく」は苦手です。
正義は人の迷惑になることもあり、人に押し付けるものではないと思いますが、「キリスト教は常に正しい」と言うことを偶像で表しているのでしょうか。
成敗されている悪徳の顔を見ると、なんだか私に似ているので
「なんだか私に似てるわね」
と言うと夫は否定しませんでした。 -
外壁の上に目を向けると、また
いました美人で恐い顔した美徳が愚かな悪徳を成敗している像が!
これまで各所で見た聖堂の人像円柱の中で美徳が悪を踏んづけている像を見たことはありますが、突き刺している像は見たことありませんでした(私が見た範囲ではの話です)。
どうしたんだストラスブール?!
「聖堂を建てた中世の頃、ストラスブールには自由奔放な恋愛する娘が多かったのかな〜」
と話す夫
「自由闊達な娘たちをけしからんと思ったお堅い教会が教えに従わせようとした?」
と私(真実は知らない、私たちの勝手な想像です)。
「『美徳』は女性名詞だけど『悪徳』は男性名詞なのに、この悪徳は女に見えるよな」
と、夫。
帰国してから図書館で借りたエミール・マール著『ゴシックの図像学 上』に私には漠然としかわからないのですが書かれていました。
美徳の乙女たちが次々と現れる悪徳と戦うという説話が書かれていました。
次々と現れる悪徳とは・・貪欲、淫乱・・夫によるとこれらは女性名詞だったって。
まあ、これが正解かはわからないけれど。 -
西正面扉口(ここからは出入りできません)の中央柱はノートルダム大聖堂の名をあらわす聖母子像。
タンパンはキリストのエルサレム入城、茨の冠、十字架、キリストの昇天が彫られています。
左右の人像柱は真面目なお顔の聖人たち。
私が今回見たかった「シナゴーグ」と「エクレシア」像のある南扉口は現在修復中で見られませんでしたが、シナゴーグとエクレシアのオリジナルもルーヴル・ノートルダム美術館に保管されているので美術館で見ることができました。 -
ルーヴル・ノートルダム美術館は大聖堂の隣にあり、大聖堂の倉庫の管理に割り当てられた14世紀から16世紀の建物に1939年に造られました。
11世紀から17世紀の間の美術品・・・例えば大聖堂から移された中世の彫刻やステンドグラス、中世からルネサンス期のストラスブール、アルザス地方、ライン上流地方の美術品が展示されています。
カタカナで書くとパリのルーヴル美術館の「ルーヴル」と同じですがスペルが違います。
Musee de l'OEuvre Notre-Dame(ノートルダム大聖堂の作品の美術館)です。
ストラスブール・パスがあるので入館できます。
入り口はこのように小さいですが、内部はとても広く見学するだけでかなり疲れる・・・見たいものだけじっくり拝見し、他はざっと見ましょう〜 -
ロマネスク、ゴシックの展示室から。
1180年頃の柱頭彫刻。 -
ステンドグラス。
ノートルダム大聖堂にあったステンドグラスで最も古い12世紀のステンドクラスがこちらに保存されています。 -
キリスト教の中になんと異教(ギリシャ神話)の神ヘラクレスがいるのはなぜ?
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サン・ローラン教会の聖母子。
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サン・ローラン教会では聖母子の隣に東方の三賢王が置かれてあったようですが、この像はその中の一人。
一人だけ美術館に収められています。 -
サント・バルブ。
ストラスブールの女人像たちは美しいけれどなぜかきつい顔しているんだな〜 -
いよいよ、私が見たいと願っていたシナゴーグ。
人像円柱の中ではシナゴーグがヒロインだと思うのに、まるでダンスパーティーの「壁の花」のように置かれていました。
大聖堂の南正面扉口に置かれているシナゴーグのオリジナルです。
キリストが流した血のために盲目となりながらも、古来のユダヤ教を捨てきれずに煩悶するユダヤ教のシンボル。
右手にキリスト教への敗北を表す折れた槍、左手にはまだ捨てきれないユダヤ教の律法板。 -
シナゴーグの痛々しい姿がとてもリアルです。
作者の恋人がモデルだったのではないかと思えるほど実際の人間のような姿。
人の目を避けるように俯いて。 -
方や、十字架と聖杯を持つエクレシアは、
ユダヤ教に対しキリスト教の勝利を表していると言われています。
キリスト教の教会を意味するヨーロッパ各国語(ギリシャ語のエクレシア、フランス語はエグリーズ)とシナゴーグ(ユダヤ教)を対比する寓意像が12世紀頃に各所で造られたそうです。 -
大聖堂の南扉口に立つレプリカのエクレシアは写真で見たところ恐い顔してシナゴーグを睨みつけていますが、こちらの本物はそれほど恐いお顔ではありません。
どちらかというと凛とした顔ですね。
私はこの二人の姿を見れば満足のつもりでしたが、
いやいや、あの『誘惑者』の本物も見たい! -
『誘惑者と愚かな乙女たち』のオリジナル。
自信満々に禁断の実を掲げる男。
その男に簡単に誘惑されてしまいそうな乙女たち。
賢い乙女たちと愚かな乙女たちの話は聖書のマタイによる福音書25『10人のおとめ』のたとえだと言われているようです。
10人の乙女のうちの5人は愚かで、ともしびは持っていたが油の用意をしなかった。賢い5人の乙女はたちはともしびと一緒に壷に油を入れていた・・・長くなるので以下省略。
誘惑者の隣にいる愚かな乙女は油の壷をひっくり返してしまっています。
油は入っていません。
愚かな乙女たちも大聖堂の扉口のレプリカと少し違う姿です。 -
大聖堂の扉口からでは見えなかった誘惑者の背中。
蛇と蛙からまるように張り付いています。
蛙は悪魔、魔女を表し女性の性的な欲望と関連しているそう。
蛇ももちろんイブをそそのかして禁断の実を食べさせる悪魔。
凄い! -
こちら賢い乙女たち。
しっかり油の壷とともしびを持っています。 -
あらあら、天国を追われたアダムの像まで・・・
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最後にまたいました「悪徳をうちのめす美徳」!
私、結構意地悪顔が気に入ったようでアップの顔も写しています。
もうこれで満足ですが、広い美術館の各階に展示されている美術品もオマケに見ておこう! -
その前に美術館の中庭で頭と目を休める。
中庭は「中世の庭」と名づけられ、 -
石棺などが草花に混じって置かれていました。
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これは石棺の蓋?
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中庭からお昼に食事したレストランが見えました。
食事したり歩いていた時は気がつきませんでしたがレストランが並ぶ道は美術館の庭に面していたのですね。 -
木の階段を上って、、、
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二階の踊り場の窓からレストラン街の建物を見る。
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二階の窓から〜
二階はメダイ、カギ、聖杯他聖なるお道具、家具、調度品などが展示されていました。
疲れてきたし興味ないので写真はナシ。 -
最上階の最初の部屋は中世後期のライン上流の絵画や彫刻。
ラインの上流なので現在のドイツ、フライブルクあたりでしょうか。 -
1590年頃のステンドグラス。
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15世紀後半の聖母子像。
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「いかにもドイツっぽいなぁ」
と夫が感心した気味悪い絵。
そういえばクラナッハの『アダムとイブ』を年取らせて、アンチボルトの気味悪さをミックスしたような・・・
スイスのバーゼル美術館でもスイスの画家の気持ち悪い絵があったけれど〜北国には気持ち悪い絵を描く画家が時としているんだな〜とは私の説。
『死んだ恋人たち』(15世紀後半)
と名づけられています。
若く美しかった恋人たちも地獄では、
淫欲の罪に苛まれているのでしょうか、蛙と蛇がからみついている。
ハエもたかっている!
死後も呑気にしていられない。 -
『マントを切るサン・マルタン』
寒がっている人に自分のマントを切って与えたというサン・マルタン。
「しかし、この人本当に偉いのだろうか。聖者なら切らずにマントをそっくりそのまま与えるだろうに」と言う夫。 -
イエス・キリストと聖ヨハネ。
「ヨハネがキリストに甘えてる!」
と喜ぶ私に
「ああ、ビックリした洗礼者ヨハネじゃなくてあのヨハネだね、それならわかる」
と夫。
洗礼者ヨハネがイエスに甘えるわけないわよね〜 -
窓から大聖堂を見て最後の部屋に。
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最後の展示室。
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『ストラスブールの親方たち』(1470年頃)。
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ロバに乗っているキリスト。
エルサレム入城かな。 -
『庭にいる美しい聖母』に心を清められたと思ったら、、、
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『サン・セバスティアン』
サン・セバスティアンはいつでもどこでも美男子のはずなのに、ここのサン・セバスティアンはなぜか国村隼に似ているぞ。 -
最後はロラン宮。
18世紀にストラスブールの枢機卿だったロラン枢機卿の宮殿が美術館になっています。
3つに別れていて
1.装飾博物館、枢機卿の居室
2.美術館
3.考古学博物館
2軒目の美術館なので『ストラスブール・パス』は割引になるはずなのですが、なぜか無料!
宮殿のような大きな建物なので疲れてしまいそう〜ですが美術館のみの見学だから無料なのかと勝手に解釈。 -
美術展示室への階段の手すりが素敵。
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ルネサンスのイタリア絵画が集められた部屋。
これ「三賢王の礼拝(マギ)」の絵じゃなかったかな〜
フィレンツェのメディチ・リカルデ宮殿のマギ礼拝堂にあった『ベツレヘムに向かう三賢王(東方三博士)』の絵が同じように絢爛豪華、立派だったから。
この絵の作者はフィレンツェのザノビ・ストロッツイという画家のようで1445年の作。 -
聖母マリアを抱く聖アンナ(向かって右)、イエスを抱く聖母マリア(左)
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虐められているイエス・キリスト、と私が勝手に題名つけた絵。
ちゃんとメモしなかったのでいい加減です。
あっ、1330年の作品とたげはメモしてありました(^^;) -
なんとなく良い絵だなぁ〜と思っていたら知っているジオットの絵でした!
金色が背景となっている絵は好みということもありますがジオットの絵は好き。
『キリスト磔刑』(1320〜1325 フィレンツェ)
気まぐれにメモしたりしています。 -
フィリポ・リッピの天使の絵も良いですね〜
イタリアルネサンスのお気に入りの画家たちの絵が並ぶのでイタリアにいる気分になってきましたよ!
でも、この日はこの後コルマールに移動する日でしたので急ぎます。 -
窓から大聖堂に目を移しながら次の部屋へ。
-
北方ルネサンスの展示室。
ヤン・ブリューゲルの絵もありましたがボケていたので没。 -
『聖女アガタを治す聖ペテロ』
聖女アガタは拷問されて両乳房をえぐられてしまうのですが、その乳房を聖ペテロが蘇らした場面です。
お供の天使がいますね。
アレッサンドロ・トゥルキと言うのでしょうか・・・知らない画家でした。 -
カラバッジオの良い絵がありました!
『ザリガニに挟まれた少年』
これも少々ボケていますが好きなので貼りました♪
イテテッ、本当に痛そう〜 -
シャルダンの静物画やルーベンス、ブーシェの絵など18〜19世紀の絵が展示されている部屋が最後だったと思います。
今年はあまりジャンヌ・ダルクに縁がなかったので、剣を抱くジャンヌ・ダルクの絵を撮りました(ロセッティ 1863年)。
ジャンヌ・ダルクが凛々しく、神々しく素敵です。 -
恋人たちの永遠の理想のカップル『ダフネとクロエ』
かなり近代的なタッチになってきました。
ルイ・フランセという画家が1872年に描いたもの。 -
最後にコローの「アヴレー」の池というのかしら、
アヴレーはイル・ド・フランスのセーヌ川上流の町。
コローらしい静かな風景画で終わりにします。
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この旅行記へのコメント (10)
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- ももんがあまんさん 2013/10/15 13:55:51
- 中世とは何か・・・?
- こんにちは。
コクリコさんの「アルザス旅行記」拝見してます、僕も今年はアルザスへ行ったので、とても新鮮で、参考になります。
ストラスブールの大聖堂の塔には登らなかったので、コクリコさんの旅行記で拝見で来て、とても有り難いです・・・ハハ。
この「浮彫」なかなか面白いですね、中世の人々の想像力、イメージの本質が「アナロジー」(類似性)に有る事を証明する、そんな浮彫かなあ・・・と思って、興味深く、拡大して拝見しました。
実は、今年の僕の旅に携帯していった本「中世の秋」(ホイジンガ著)によれば、中世とは、観念の世界であり、この世のすべての存在が、意味を持ち、アナロジーによって、関連付けられている世界なのだとか。
ルーヴル・ノートルダム美術館の女人像の説明も、とても、興味深いです、僕も、大聖堂の入り口の像は、しげしげと眺めてきましたけれど、そうした「寓意」が有るとまでは、考えなかったです・・・思えば、今も、イスラムのタリバンなどが最も憎んでいるものは、「女性の自由」なのだとか、「女性を自由にすれば、女性は必ず性的な間違いを犯す」と、頭から信じ込んでいるのだそうです・・・男の間違いは、どう弁明するんだ・・・と、同性ながら、考えてしまいますけど・・・それが、中世なのですね。
僕の今回の旅は、「中世とは何か・・・」という事を考える旅になった気がします、それは勿論、近代とは何かという事であり、いま現在の日本が、どの程度、近代であり、どの程度、中世であるのかと言う、そんなことを考える旅にもなりました・・・です。
by ももんがあまん
- コクリコさん からの返信 2013/10/15 18:15:49
- RE: 中世とは何か・・・?
- ももんがあさん、
体調くずされたとのこと、回復しつつありますか?
そんな時に書き込みありがとうございます。
> コクリコさんの「アルザス旅行記」拝見してます、僕も今年はアルザスへ行ったので、とても新鮮で、参考になります。
ももんがあさんも最後にアルザスにいらしたのですよね。
自転車なので私よりたくさん小さな村を回れたのではないかと羨ましく思っています。
> ストラスブールの大聖堂の塔には登らなかったので、コクリコさんの旅行記で拝見で来て、とても有り難いです・・・ハハ。
あれはストラスブール・パスを買ったので元を取ろうということで・・・アハハ。
でも思いがけず面白い浮き彫りなど見られたから良かった。
> この「浮彫」なかなか面白いですね、中世の人々の想像力、イメージの本質が「アナロジー」(類似性)に有る事を証明する、そんな浮彫かなあ・・・と思って、興味深く、拡大して拝見しました。
私も写真の整理する時に拡大して見てこれはなかなか面白そうだ、と思って調べてみました。
> 実は、今年の僕の旅に携帯していった本「中世の秋」(ホイジンガ著)によれば、中世とは、観念の世界であり、この世のすべての存在が、意味を持ち、アナロジーによって、関連付けられている世界なのだとか。
まあ!今年は聖書ではなく「中世の秋」をお供に旅されたのですね!
家に「中世の秋」あるのですが読んでいなかったわ。
読んでみよっと。
> ルーヴル・ノートルダム美術館の女人像の説明も、とても、興味深いです、僕も、大聖堂の入り口の像は、しげしげと眺めてきましたけれど、そうした「寓意」が有るとまでは、考えなかったです・・・思えば、今も、イスラムのタリバンなどが最も憎んでいるものは、「女性の自由」なのだとか、「女性を自由にすれば、女性は必ず性的な間違いを犯す」と、頭から信じ込んでいるのだそうです・・・男の間違いは、どう弁明するんだ・・・と、同性ながら、考えてしまいますけど・・・それが、中世なのですね。
そうですよね、キリスト教も中世の頃はそれに近かったのでしょうね。
戦国時代に日本に来た宣教師たちは日本の女性の奔放さに驚いたとか。
キリスト教においてなにしろ快楽は御法度でしたよね。
男性のそれは「間違い」ではなかったのかも。
日本の大奥なども奥女中は隔離され、将軍の血以外は入れないようにしていますものね。
日本はまだまだ中世的な面が残っていますね(ここに書けない色々な点で^^;)
> 僕の今回の旅は、「中世とは何か・・・」という事を考える旅になった気がします、それは勿論、近代とは何かという事であり、いま現在の日本が、どの程度、近代であり、どの程度、中世であるのかと言う、そんなことを考える旅にもなりました・・・です。
旅行記楽しみにしていますが、ゆっくり待っています。
私もまだアルザスなんですからまだ前半です。
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- パルファンさん 2013/09/24 22:57:33
- 見えるものが沢山
- コクリコさん、こんばんは
トップの写真、赤い屋根並みがいいなぁ〜
カテドラルの上から撮られたんですね?
ストラスにいて、カテドラルに上ったことないんですよ!
上に登らないと見えないもの、沢山あるのですね! 眺望だけでなく・・
様々な彫像、生き物。
それらの説明、とっても興味深くみ、読ませて頂きました。
また、ノートルダム美術館、ロアン宮も行ったことないし・・
いったい何を見ていたんでしょうね〜
もう一度行く機会を作りたいなぁと、旅行記をみ思いました!
ところで、コスモスの頃の「昭和公園」のオフ会って今頃でした?
来週、東京に行くのですが・・ 平日だからなぁ〜
パルファン
- コクリコさん からの返信 2013/09/25 16:43:13
- RE: 見えるものが沢山
- パルファンさん、
いつもありがとうございます!
写真撮りすぎて整理が大変〜没写真も多いし。
> 上に登らないと見えないもの、沢山あるのですね! 眺望だけでなく・・
> 様々な彫像、生き物。
> それらの説明、とっても興味深くみ、読ませて頂きました。
ここ数年はどこのカテドラルも上ってなかったのですが、今回は「ストラスブール・パス」があったので久しぶりに上りました。
眺望もさることながら途中間近に見える小さな彫刻、レリーフがとても良かったです。
説明は・・・本に書かれているのを写しただけなので。
> また、ノートルダム美術館、ロアン宮も行ったことないし・・
> いったい何を見ていたんでしょうね〜
> もう一度行く機会を作りたいなぁと、旅行記をみ思いました!
まあ!そうだったのですか!
カテドラルの上もノートルダム美術館も、ロアン宮も!
ストラスブールで日々の生活をされていたので、観光客気分ではなかったのでしょう。
こちらはたった1泊だったので欲張ってしまいました。
> ところで、コスモスの頃の「昭和公園」のオフ会って今頃でした?
> 来週、東京に行くのですが・・ 平日だからなぁ〜
今年の「コスモスオフ会」は10月12日になりました。
10月はいろいろ行事(?)があって、私はギリギリまで参加できるかわからないのですよ。唐辛子さんも今年のコスモスオフ会は不参加のようだし・・・
昭和記念公園のHP見るとぼちぼちコスモス咲き始めているようです。
昭和記念公園の主のようなコミュの管理人さんの予想とHPの情報から、やはり10月中頃が見頃なのかしら。
-
- wiz さん 2013/09/22 22:11:44
- 読み応えたっぷり!
- コクリコさん、こんばんは。
ストラスブール大聖堂編、お疲れ様でした!
これは、旅行記つくるの大変でしたよね〜。
内容を読んでこれは書くのが大変だったと想像しています。
そこを分かりやすく書いてくれるのが流石コクリコさんです♪
コクリコさんが「これは面白いや。」と書いていたこの写真。
この写真、拡大してみましたがほんとうに面白いですね。
中央の口を開けている動物?を見ていたら、
コンクのタンパンにいる怪獣レヴィアタンの口を思い出しました。
そして、やはりシナゴーグが美しくて目がいってしまいました。
それにしても、『悪徳を打ちのめす美徳』はこわすぎますね!
建築文化財博物館でも順を追って見ていくと、
いかにゴシックの像が美しく整っていくかがよく分かりましたが・・
美しいのでしょうが、なんだかこれはこわすぎました。
ロマネスクに比べ、ゴシックはより感情に訴えてくる表現をしている
ように思いますが、押しつけがましくされると反発したくなりますね^ ^;
塔からの眺望はやはり最高ですね♪ 頑張った甲斐がありますね!
旅行記作成、ほんとうにお疲れ様でした。
wiz
- コクリコさん からの返信 2013/09/23 22:30:41
- RE: 読み応えたっぷり!
- wizさん、こんばんは!
長い旅行記ですが見てくださってありがとうございます。
> これは、旅行記つくるの大変でしたよね〜。
> 内容を読んでこれは書くのが大変だったと想像しています。
> そこを分かりやすく書いてくれるのが流石コクリコさんです♪
始めはこんなに書こうとは思っていなかったのですが、調べていたら面白くなって書いてしまいました。
wizさんに「読み応えたっぷり」と言っていただけてまだまだ稚拙ですが、それでも嬉しいです。
> コクリコさんが「これは面白いや。」と書いていたこの写真。
> この写真、拡大してみましたがほんとうに面白いですね。
> 中央の口を開けている動物?を見ていたら、
> コンクのタンパンにいる怪獣レヴィアタンの口を思い出しました。
それそれ、今旅行記に書き足しました!「鯨から吐き出されるヨナ」のようです。
他のもエミール・マールの『ゴシックの図像学』に書いてありました〜wiz
さんが喜びそう♪と思いましたよ。
写真撮ってた時は遠くから漠然と「あっ、素敵な図柄」と思ってただけなのですが写真は撮っておくものですね♪
> そして、やはりシナゴーグが美しくて目がいってしまいました。
他の聖堂にもあるようですが、ストラスブールのシナゴーグが一番美しいと思いました(検索して写真を見たらね)。
> それにしても、『悪徳を打ちのめす美徳』はこわすぎますね!
> 建築文化財博物館でも順を追って見ていくと、
> いかにゴシックの像が美しく整っていくかがよく分かりましたが・・
> 美しいのでしょうが、なんだかこれはこわすぎました。
> ロマネスクに比べ、ゴシックはより感情に訴えてくる表現をしている
> ように思いますが、押しつけがましくされると反発したくなりますね^ ^;
『美徳と悪徳』の像はロマネスクの方がストラスブールと同じように槍で刺している姿が多く、ストラスブールのはゴシックの中では珍しいそうなのです。でもロマネスク彫刻だと稚拙ということもあるでしょうが、同じ槍で突き刺していてもリアルではなく素朴で牧歌的なので心を寄せることができますよね。
- wiz さん からの返信 2013/10/15 20:36:17
- RE: 予型論 (タイポロジー)!
- コクリコさん、Bonsoir!
> それそれ、今旅行記に書き足しました!「鯨から吐き出されるヨナ」のようです。
> 他のもエミール・マールの『ゴシックの図像学』に書いてありました〜wiz
さんが喜びそう♪と思いましたよ。
> 写真撮ってた時は遠くから漠然と「あっ、素敵な図柄」と思ってただけなのですが写真は撮っておくものですね♪
コクリコさ〜ん!
ついに「ロマネスクの図像学」「ゴシックの図像学」買っちゃいました〜。
コクリコさんがここに写されたのって、
大聖堂の博物館にフリーズの複製があると書かれている頁・・?
ヨナは「復活」の象徴ですね!
地獄の入口のレヴィアタンとは全然違いましたね^ ^;
> 他の聖堂にもあるようですが、ストラスブールのシナゴーグが一番美しいと思いました(検索して写真を見たらね)。
それで、「ゴシックの図像学」を読んだりしていたら
昔(2006年)書いたパリのノートルダムの旅行記を書き直してみようと思い、
最近写真を見返していたんです。 そしたらパリのノートルダム正面に
エクレシアとシナゴーグの像があったのに気付きました!
http://4travel.jp/traveler/mojo/pict/30824247/
ついでにノートルダム(パリ)の「美徳と悪徳」もまとめました(*^^)v
http://4travel.jp/traveler/mojo/pict/30824401/
「ゴシックの図像学」にノートルダムの内陣障壁のことも
たくさん書いてあったので勉強になりました。
13世紀になると「予型論(タイポロジー)」が
完璧になってくるのもよく分かってきました。
ところで、西洋美術解読事典という本は昔から手元に置いて時々見るのですが
「中世の教会は、古代神話の幾つかについても、予型論的解釈を施している。 例えば、黄金の雨と化したユピテルによって身籠ったダナエの物語は、受胎告知の予型とみなされた。 これは、中世の教会が異教世界と妥協するための一方法だった。」と書かれていました。
今まで見てきたものを総合すると「なるほどね」という感じになりますよね^ ^;
wiz
- コクリコさん からの返信 2013/10/17 22:43:36
- RE: RE: 予型論 (タイポロジー)!
- > コクリコさ〜ん!
> ついに「ロマネスクの図像学」「ゴシックの図像学」買っちゃいました〜。
> コクリコさんがここに写されたのって、
> 大聖堂の博物館にフリーズの複製があると書かれている頁・・?
> ヨナは「復活」の象徴ですね!
> 地獄の入口のレヴィアタンとは全然違いましたね^ ^;
えっ!買いましたか!
ますますはまり込んじゃうじゃないの(^^;)
明日wizさんの旅行記もういちど見させていただきますね。
どうも夜は弱いもんで、もう目がつぶれそう〜
-
- akikoさん 2013/09/22 00:32:22
- また世界が広がりました♪
- コクリコさん、こんにちは〜
ストラスブールの街歩き編も楽しく見せていただきました。
第2弾、"ストラスブール(2)の大聖堂、ルーヴル・ノートルダム美術館・・・"をわくわくしながら拝見しました(^^)/
大聖堂の上には上がったことがなく、上からの町の眺望を紹介してもらって実際見た気分になれました。予想通りきれいですね!「軒の面白い浮き彫り」や「大聖堂に棲みつく不思議な生き物たち」等々のことも面白かったです。
それから西正面右扉口の、『誘惑者と愚かな乙女たち』や『悪徳を打ちのめす美徳』に関連するくだりもくすっと笑えるユーモアも含めながらコクリコさんのコメントが大変興味深く、読み応えがありました。(とにかくキリスト教の教えでは、女性は清く正しく貞淑でなければならないということですね・・・)
大聖堂の隣に「ルーヴル・ノートルダム美術館」があるんですね。知りませんでした・・・「シナゴーグ」についての詳しい説明、フムフム、「誘惑者と愚かな乙女たち」の誘惑者の背中に蛇と蛙が張り付いているとは聞いていましたが、実際見たことがなかったので、写真を見てすっきりしました!
コクリコさんの詳しい解説で、また世界が広がりました。ありがとうございましたm(__)m
akiko
- コクリコさん からの返信 2013/09/22 11:42:59
- RE: また世界が広がりました♪
- akikoさん、おはようございます!
> ストラスブールの街歩き編も楽しく見せていただきました。
> 第2弾、"ストラスブール(2)の大聖堂、ルーヴル・ノートルダム美術館・・・"をわくわくしながら拝見しました(^^)/
わー、ありがとうございます!
なんだか長くて、文章も多くて読むの大変なのに丁寧に読んでくださってありがとうございます。
今回は教会や聖堂はほとんど見られずストラスブール大聖堂だけまともに見たかな〜という感じでした。
それもヘンな物ばかり目に付いて(^^;)
> それから西正面右扉口の、『誘惑者と愚かな乙女たち』や『悪徳を打ちのめす美徳』に関連するくだりもくすっと笑えるユーモアも含めながらコクリコさんのコメントが大変興味深く、読み応えがありました。(とにかくキリスト教の教えでは、女性は清く正しく貞淑でなければならないということですね・・・)
あの女性たちの成敗の姿は凄いですよね!
簡単に書くつもりでしたが、何だろうと気になって調べていたら長い文章になってしまいました。
『美徳と悪徳』について書いてある旅行記見かけないので
「面白いよ〜見て、見て」
と言いたかったもので。
大聖堂に棲みつく不思議な生き物たちも!
> 大聖堂の隣に「ルーヴル・ノートルダム美術館」があるんですね。知りませんでした・・・「シナゴーグ」についての詳しい説明、フムフム、「誘惑者と愚かな乙女たち」の誘惑者の背中に蛇と蛙が張り付いているとは聞いていましたが、実際見たことがなかったので、写真を見てすっきりしました!
シナゴーグの像ってランスのノートルダム大聖堂(お隣のトー宮殿にあるらしい)やパリのノートルダム大聖堂にもあるらしいです。
気がつかなかった〜
> コクリコさんの詳しい解説で、また世界が広がりました。ありがとうございましたm(__)m
そんな〜私の勝手な解釈や感想なので解説というより"教会や聖堂での面白がり方"と言った方が正しいかも。
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