母の夢だったはじめてのオランダへ娘同行、＆ちょこっとタリスでパリへ。その７再びアムステルダム☆コンセルトヘボウ＆国立博物館＆moreちょこっとおまけ編。

2013/05/16 - 2013/05/19

なんだかテンションが下がったり上がったり、
全体的にはあまりいい印象が残らなかった初めてのパリから
戻り、疲れ切った体に喝を入れてコンセルトヘボウへ再び。
残り二日は無理せずのんびり過ごしました。

帰ってきたオランダ、なぜだ、なぜこんなに落ち着くんだ。
駅の周りではなく、ちょっと離れたフォンデル公園の近くに宿を
とったのがよかったのかな？！

とにかく、なぜか妙にホっとする街でした、私にとっては。
行けなかったところもあり、名残惜しい、またいつか来たい、
と思いながら帰路につきました。

めったに行けない海外旅行、楽しめました。
母も満足だったようだし、いい旅行になりました。
最後まで痴話喧嘩しながらでしたけど（笑）

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

さぁ、立て、立つんだ私！と気合を入れ、
「あぁ、このまま寝たい」という母にも
「誰がクラシック観たい聞きたいいうたんじゃこらぁ！
明日はもうプログラムないんやでぇ。
今日しかもうロイヤルアムステルダムコンセルトヘボウ
オーケストラはないんやでぇ。
寝過したら一生後悔するんちゃうんかいこらぁ！」
と舌をかみそうになりながら喝を入れ（笑）
怖い娘ですねぇ。

やってきましたこの旅２度目のコンセルトヘボウ。
宿からは一度乗換あるものの、トラムの駅みっつなので楽です。

コンセルトヘボウ併設のカフェは、コンサート前だからか
いつもいっぱいで一度も入れずじまいでした。
雰囲気も素敵で、チラっと見える食べ物も美味しそうだったので
いつかまたリベンジしたいなー

２０時１５分開演、１９時半頃開場です。
ロビーにはあまり椅子がなくて、今回ついた時にはもう
座る場所がなかったのですが、
母がストックをついているのを見た地元っぽいおばちゃまが
サっと席を譲ってくれました。
こういうところ、本当にオランダの方は身についている。
ありがたいです。

チケットは前回まとめてバウチャーを交換しておきました。

パリから帰り、このチケットをみせてトラムにのりました。
開演時間の前後３時間ずつ、トラムが無料になります。
こういうシステム、とてもいい。
日本も、真似すればいいのに。
って、日本じゃクラシックコンサートに行かない私ですが（笑）
子供の頃、ちょっと本気でピアノを習っていた時は、
何度か連れて行かれましたが。
マルタ・アルゲリッチさんのピアノは一度でいいから生で聴きたいです。

開場し、待ち合いホールでまたアップルタルトと
フランボワーズのケーキを食べました。
ここのフランボワーズのケーキ、他では結局みなかった、
素朴で美味しいです。

並んでいるときは、日本人は私達だけ・・・に見えましたが…
多分母よりちょっと上世代？70歳前後?のご夫婦に
「こんばんは。」と声をかけられました。
初めての個人手配旅行だそうで、とても緊張しているとおっしゃっていました。
ずっとツアーで行っていたけどついていくのも大変だし、行きたいポイントに行けなかったり、行けても短い滞在時間だったり、だんだんつまらなくなって、挑戦してみました…と。
色々大変だったことをぶちまけていらっしゃいましたが、なんだか楽しそうなお二人でした。

いくつになっても、英語がしゃべれるしゃべれないではない、好奇心と行動するかしないか、その人のやる気次第…

そして席についてから、着物を来ている女性が見えて日本人？ぽいなーと思いました。自分で着付けができたら、いいですねー
今回、母にも言われましたが、どんだけの重量?一体誰が着せるの？と却下しましたが、着付けができれば叶えてあげたかったです。

並ぶとき、オランダ人は皆さん大きいので、
私達、とってもチンチクリーンな感じで埋もれます（笑）
デカッ！！って思わず言いたくなる時がいっぱいありました、オランダ。
昔エジプトで出会った二人のオランダ人もそーいえばでかかった…

今度は前から３列目の席です。

オランダ在住の駐在さんのブログで、一番安い席でもこの席なら
結構見れるよという情報があったので、こちらをとってみました。

コンセルトヘボウの舞台は結構高さがあるので１，２列目だと
かなり見上げても見にくいのだけど、３列目なら結構見えます。
奥の方は見えませんが。
４列目になるとかなりお代が上るので、結構お得だと思います、
３列目。
しかも前には誰も座っていなかったのでよく見える〜〜

写真は始まる前の個人練習風景。

今夜のプログラムは、ロイヤルアムステルダムコンセルトヘボウオーケストラで、指揮者はHerbert Blomstedtさん。
本当は、うとい私でも名前は聞いたことがあるマリス・ヤンソンスさんの
指揮が観てみたかったけれど、残念ながら滞在中にマリスさんの指揮は
ありませんでした。

ゲストピアニストはHannes Minnaarさん。
この週はベートーベン週間？だったのか前回も今回もベートーベン
がメインでした。
全然知らなかったけど、この天才若手ピアニスト、素晴らしかった。

今回、真ん中より少し左よりの席を日本からとっておいたのですが、これがドンピシャ、ピアニストの指先までよく見えて母感動、大満足でした。

今回は、多分日本人であろう演奏家の方が何人かいらっしゃいました。
前回は遠くて見えなかっただけかなー
その中でこの方が一番気になりました。

幕間に、客席に向ってのびる階段からタッタと降りてきて、
私達のすぐ近くにいた欧米人らしき男性のところへ来て
嬉しそうにチュっとキスし、ハグし、隣の席に座って
その男性が持ってきたチョコレートをつまみながら
談笑されていたのが印象深いです。
あんまり見ちゃだめだよと母に言いつつ、
チラッチラっと見てしまう、日本人２人。

そしてまたタッタと舞台にあがっていって、
涼しい顔できっちり仕事をしてました。すげー

日本じゃまず見られない光景に、母ちょっと興奮（笑）

あと、途中できづいたんですが、既婚者の方はみんな
演奏の邪魔にならないよう？結婚指輪を右手にしているんですねー
そんなことに、ほほーうとうなってしまいました。

チケットの裏も、１枚ずつ違う写真でとても素敵です。
上の、ピアノのカバーをわざわざかけて、
半分めくってあるところとか、
バイオリンの置き方とか・・・センスを感じます。

http://www.concertgebouw.nl/

ホームページのデザインもとても綺麗で素敵です。
カメラマンのセンスなのか、ホール側の方のセンスなのか・・・
気になります。

旅行に出る前、よくこの素敵なサイトを見てはにやにやしていました。

数年前から英語のページができたようで、オンラインチケットの
予約がしやすくなっていました。

左側の、スケジュールカレンダーから、自分の行きたい日付を
クリックすると、その日とその周辺のコンサート内容が
分かります。
そこからはどんどん進めて、席辞表から代金も、
分かりやすいです。

並ぶ時間がある方は、当日の昼間に行くと、かなりお得な
チケットが売り出されているようです。
水曜日は、ランチコンサートといってリハーサルを少し
見せてくれて、無料のようです。日程が合う方はぜひ。
それから、裏側を見られるツアーもあるようです。

内装もクラシックで、素敵です。
２階席の手すりの部分に、作曲家の名前が入れてあります。
こういうのはパリのオペラ・ガルニエにもありました。

さて、素晴らしい演奏を堪能して（またちょっぴりだけ船をこぎそうにはなりましたが、なんとか最後まで持ちました（笑）
「あんた、あの激しい＊運命＊の途中で危なく落ちそうになってたわよね、
信じらんない！」と母はプンプンしてました・・・（苦笑））

外に出るとさすがに真っ暗。
コンサートが終わってすぐのトラム乗り場は、沢山の人であふれかえります。うー、寒い寒い。

やっとトラムが来ました。タイミングが悪かったのか１５分近く待ったような。
帰ったらお風呂であたたまって、バタンキューでした。

さて、次の日は中央駅まで行って駅中にあるＥＲＩＣＡという
お店でお買い物。
何度か駅を利用して見つけて、後日ゆっくり来ようと
目をつけといた、
オーガニックショップ？ハーブやアロマ、自然派化粧品、
などを売っているお店です。
ここは予習中にも誰の旅行記にも載っていなかった・・・
私が初めて紹介するかも？！笑

ここもお買い物に夢中で外観写真やお店の写真を
撮っていないことに帰国してからきずく・・・
ハァー・・・歳かなぁ。

代わりにアムステルダムセントラルステーション、
ここへ来るとなぜか写真を撮りたくなり、行く度に
撮っていました。

ＥＲＩＣＡは、中央駅の出入り口（みっつほどあります）の
一番左の入り口を入って少しいくと、通路の右手にあります。
その近くにＨＥＭＡもあります。

ＥＲＩＣＡで買ったもの。
興味ない人にはどーでもいいものか、それ何？なものたちです、多分。

オランダ製のホメオパシーレメディ、
ヴェレダのお試しオイル、クリーム、
ＥＲＩＣＡブランドの精油とオイル、クリーム。

ホメオパシーはいくつかメーカーが入っていて、
ひとつはアルクマールのメーカーでした。
アルクマールのチーズ市に行く予定だったこの日、
でも母が結構疲れていたので無理をやめました。
チーズ市は行けなかったけど、アルクマール産レメディは
持って帰ろう。

いわゆるタブレットの他に、エッセンス？ティンクチャー？
液体のもの、クリームがありました。

精油もERICAオリジナルのものが沢山の種類がありました。
サイズもそれぞれ１〜３種類くらい。
欲しいものが沢山あって迷いに迷ったけれど、
買い過ぎるとビンで重くなってしまうので厳選。
よく使うラベンダーとユーカリプタスと、
それからカレンデュラ。

カレンデュラはクリームやキャリアオイルは
日本でも見かけるけれど、精油はちょっと珍しい。

アルニカのオイル、他のお店でヴェレダのものも
買ったけど、ＥＲＩＣＡの方が香りの癖はない。
色が全然違うので、抽出法が違うか、精製度が違うのでしょう。
私的にはどちらも気に入ってます。

その中で、特に気に入ったのが、
ＥＲＩＣＡブランドの、カレンデュラシリーズ。
カレンデュラは、殺菌や肌の再生、消毒などに優れた花です。

ＥＲＩＣＡのシリーズ、優しい香りも効果もすごくイイです☆

母も足の怪我が完治していなかったり、それをかばって
逆足も傷んだりしていて、

私も実は出発２日前に、東京駅でまさかの、生まれて初めての、
後ろの人に押され、気づいたら電車とホームの間に
片足がすっぽり挟まっていて、嘘みたいに痛い・・・
と思ったら流血・・・
という事態になっており血の気がひいたという
アクシデントに見舞われており、
足に怪我と打ちみをしたままの出発となっていたのです。

旅行中、２人して歩き過ぎると足が痛む、
ので私の持参した手作りのアロマクリームなどを
擦り込んでいました。

で、試しに買ってみたこちらのクリームと軟膏、
私にも母にもとっても効きました。
傷でなくても、うちみで青くなっているところにも、
アルニカオイルと併用すると、ものすごーくよく効きました。
虫さされとか、夏場の汗ものかゆみにも結構ききました。

特に上のクリーム、香りもとってもいいんです。
蜂蜜レモンのような？なんだか私好みの癒される香り。
でも容器がけっこう重いので、母と私とひとつずつ、
買いました。
軟膏は、持ち歩いてます。
アムステルダムに行かれた際は、ぜひ。

大人買いしたからか？
お会計の時、「Dank U！そこからハンドクリームひとつ
ギフトよ。自分でとってねー。」と頂いた、ハンドクリーム。
こちらも優しい天然のいい香りで、食器洗いの後のお肌に
つけとくとスベスベ。

ちなみに、レジのお姉ちゃんやお兄ちゃんは、他のお店同様、
座りながら、しゃべりながら、食べながら、の
ゆるーい接客です（笑）

日本だとアロマショップとか、ナチュラルショップとか行くと、
例えアルバイトでもそれらしーい雰囲気の店員さんがいるけど、
こちらは、え？！まじ？！って感じのルックスの店員さんです。
（いろんな意味で。）

そして、知識はほとんどないと思った方がいいです、
多分単なるレジ番、って感じです。
（ちなみに、ライレッセ・アポシークという薬局を兼ねた
お店のお姉さんはレメディの知識ちゃんとありました。）

最初、ホメオパシーの棚にある製品をいくつかとってもらおうと
声をかけたら、お兄ちゃんが
「そこは勝手にさわらないでねー、今これ食べ終わったら
行くから」とサンドイッチを食べていて、
いつになっても来ないので、手が空いて暇そーな？
お姉ちゃんに声をかけたら、
「あー、私ホメオパシーは全然分からないから、
自分で好きなように見て自分でとっていいわよー」だって（笑）

どっちやねん。
でも私もその方が好都合なので、では、とカウンターの裏入って、
喜んでじっくりみて、じっくり選ばせてもらいました。

帰国してからパッケージのＵＲＬにアクセスしてみたら、
ネットショップも充実していましたがやっぱり国内対応のみのようです。

お値段は日本とあまり変わらないか、ちょっぴり安いくらい
かなー
まぁ、どこでも精油はメーカーによって、種類によって
ピンキリですが。

駅前の景色のひとつ。オランダはほんと写真を撮りたくなる場所が沢山。

駅前のツーリストオフィス。
ここでトラムの１日券を買いました。
やっぱりこちらは人がいっぱいでごった返していました。
ちょっと並びました。

空路で来る人で、オランダ初日に何か買いたいもの、
調べたいものがある人は、やはり空港内のツーリストオフィス
に寄ってから電車に乗る方がいいと思います。

何度か通りがかりながらも、
お腹いっぱいで買いそびれていたクロケットの自販機が、
ツーリストオフィスの並びにもあったので、今度こそトライ。

多くの方が、「お釣りは出ないよー」と旅行記に書いてあったので、
ちゃーんと小銭ピッタリで買いましたよー
１．６ユーロだったかな。

本当は、ＦＥＢＯというチェーン店が美味しいという噂だけど、
時間がもったいないのでここで。

日本のコロッケとはちょっと違います。
外はカリカリっとしていて、クリスピーチキンの外側みたいな。
中は、クリーム+ポテトっぽいコロッケ生地に、
コンビーフ？ちっくな牛肉の筋っぽいものが混ぜ込まれていました。

日本のコロッケとは別物だけど、これはこれで美味しい。

そして、次の目的地。
この旅行記を最初から読んで下さった方は分かると思いますが、
数日前に行って改装中でショーック！となった
お目当ての石鹸屋さんの支店へ。
調べてみたら泊まっているＢ＆Ｂのわりと近くでした。

お店がある交差点の雰囲気がなんだかいい感じ。

ここがその店、Nilsenというお店です。
建物自体が、なんだかかわいらしい。
とんがった屋根が、絵本に出てくる小人の帽子みたい。

La Savonneryという本店が行ってみたらまさかの改装中で
ガックリした中、張り紙に書いてあったＮｉｌｓｅｎという
支店があることが分かったのでした。

買い物に夢中でまたもや中の写真を撮ってくるのを忘れてしまいましたが、
出産祝いやプレゼントにいいような子供服や子供の小物がメインのお店で、少し石鹸や化粧品も置いてあるという感じでした。

お店の人に、ヨルダン地区の本店に行ってガックリしたー
みたいなことを言ったら、
「そうなのよーごめんなさいねー、まだいつ再開するかは
決まってないけど、必ずまた向こうも開くからまた来てね」
って・・・うー、来れるかなぁ。来たいなぁ。

自由に手にとって見させてくれるし、ひとつひとつ
ラッピングしてくれます。
お店の人もとても感じ良く、日本人に人気があるのが
分かるような。

お値段は若干お高めです。ギフトにはいいけど、
自分用には買わないかな、という感じ。といいつつ旅マジックで自分のぶんも買っちゃいましたが…日本のちょっとオサレな雑貨屋さんと同じような感じでした。

とてもカラフルな石鹸が並んでいました。

何人かの方が紹介されていた、チューリップにてんとう虫が
ついた石鹸は、ありませんでした。
オランダ国内向けのネットショップでは、あるみたいです。

アルファベットの石鹸も、バラ売りはなくて、
「ＢＡＢＹ」とか「ＴＨＡＮＫ　ＹＯＵ」とかあらかじめ
セットされたものだけがいくつかありました。
「ＢＡＢＹ」を、妊婦の友達にお土産用に購入。

あとはスタンダード？な石鹸から香りと色で選びました。
１個３・５ユーロ。
奥のグラデーションのミニ石鹸は本当はあと二つあったのですが
写真を撮る前に、バラでお土産にあげてしまいました。
７つ入って７．５ユーロだったような。
香りは・・・天然ではないかな〜？多分人工香料も入っていると
思われます。確かめなかったので確実ではないですが。

ひとつひとつに「AMSTERDAM」のスタンプが押されているので
女子土産にはいいと思います〜

さて、先日アンネ・フランクハウスに行った日は
定休日だったヨルダン地区のお店に行ってみます。
やっぱりちょっと迷って人に聞きつつ、やっと着いた。

オランダ政府観光局のサイトに載っていた、
猫グッズのお店。
（入ってみたら、猫のサロン？ペットショップ？に
ちょっと猫グッズもおいてます、という感じでした）

ヨルダン地区のお店、どこもショーウインドーが素敵です。

というか、ヨーロッパのお店ってどこもショーウインドーの
見せ方が本当に上手で素敵ですね。

パリのＨＩＳの添乗員さんが言っていましたが、
アジア人はお店の人が気合入れている窓辺にある商品、
またはお金を払ってデコレーターにお願いしている
ショーウインドーを勝手に触り、勝手に違う場所へおいたりする
ことが多く、これをお店の人は本当に嫌がるので
そこは一言聞いてからにしましょう。もちろん商品も。
と言っていましたが、本当にそうですね。

パリで、恥ずかしくなる場面を何度か見ました。

しかしながら、このお店では、何も買わず、出てきました。
詳しくは書きませんが、店主さんに嫌な思いをさせられたので。
ひらたくいうと、常連さん以外はどうでもいい、
常連さん以外はできれば来るな、というお店のようです。
どうして観光局のサイトに載っているのか不思議。
観光客は行かなくてもいいと思います。
もし行くなら素敵な外観を見るだけでいいと思いますよー

猫グッズも品ぞろえが少なかったのでちょっとがっかりしましたが、
嫌な思いをしなければ何か買ったと思います。

オランダで、嫌な目にあったのはこれが最初で最後です。
ここに来るのにかけた貴重な時間が、なんだか惜しかった。

ヨルダン地区で出会った馬車。

あー、気分悪い。何か美味しいものでも食べてリフレッシュしようよと、
とりあえずダム広場まで来ました。

王宮です。私達が行くちょっと前の４月末には、
皇太子ご夫妻もいらっしゃった場所ですね。

今は迎賓のみに使われているとのこと。
馬車が似合うなぁ〜

ダム広場にいたスパイダーマン。

アムステルダムには〇〇広場・・・が沢山。
地図を見るときポイントになります。
レンブラント広場に行けなかったのが残念〜

ダム広場のすぐ近くにある、バイエンコルフという百貨店です。
たたづまいからして素敵です。

バイエンコルフの最上階にある、フードコートでランチです。

好きなものをとってトレーにおいていき、最後にお会計して、好きな席に座る、というスタイル。

メニューによっては目の前で調理してくれます。
お店の人達、作る人も会計の人もみんな親切でテキパキしていて、
感じいい。

お店はこんな感じ。観光客も地元の人も来ているように見受けました。

みんなそれぞれくつろいでいて、いい雰囲気。
１人の人も結構いました。１人旅の人にもいいんじゃないでしょうか。

迷いに迷って、チョイスしたもの。

ここのエルテンスープが美味しいという話だったのでぜひ飲みたかったけれど、本日のスープにはなかった・・・
でも、「レンズ豆とブロッコリーのポタージュ」美味しかった。

フレッシュサラダ・モッツァレラチーズ添え、
アップルタルト、
フリッツ、
フレッシュオレンジジュース。

そしてこのサラダも、おいしーい！と叫んでしまいました。
モッツァレラチーズも、今まで食べた中で間違いなくＮｏ１。
そんなにチーズ好きでもないけれど、
オランダはやっぱりチーズ美味しい。
野菜も、作り置きだったのにフレッシュで、
ドレッシングがまた手作りなのか？いい味。
付け合わせのパンも美味しかった〜〜。

大満足でした。他にも沢山食べたいものがあったけど、お腹いっぱい。

いつも、屋台やお店を見かけながらもまだ食べていなかったフリッツ、ここでやっと挑戦。

目の前であげてくれました〜
あげたてってことだけでなく、これがまたびっくりするくらい美味しー！！
噂どうり。

マヨネーズも、しつこくなくてちょっと甘い？
それがまたマッチしておいしー。

日本のファーストフードのものとは別物です。
何が違うんだろう？ジャガイモ？油？
とにかく大満足。

アムステルダム、素敵な建物に、ふっつーにコーヒーショップが入ってます。ここのコーヒーショップは、あんまり怪しい感じが出てなくて、
珍しくシンプルなネオン・・・

この日も歩いていると、ヒトのおうちの窓辺が気になります。
ガラスに入った模様と、薄紫の花がなんともいえない。

このおうちはオランダにしては珍しく、レースのカーテンがひいてあった。

オランダの建物って、この赤茶色のレンガに白いレンガがとても調和していて、本当にかわいらしい。絵本の世界。

建物と窓辺、自転車、見ていて全然あきません。

建物の上の方についているのは、家具や荷物を運びいれる時に吊るためのものだそうです。吊ってるところ見てみたい！！

この日は、なんだかダラダラ買い物で終わってしまい・・・
レンブラントの家や、カッテンカビネット、バッグミュージアム、
行く予定だったところ、行けずじまいでした。

早目に帰ってパッキングしました。これがまた時間がかかって、
最後の晩餐も結局買ってきたお惣菜や、部屋の果物やお菓子で
終わってしまったのでした。

あぁ〜〜・・・とうとう最終日。早かったなー
結局行きたかったけど行けないとこいくつもあるなー
でも母が行きたかったポイントはほぼ行けたので本人は満足そうです。

左側のまあるい建物はゴッホミュージアム新館、黒川紀章さん設計だそうで…

目玉の国立博物館です。１０年かけて改装したという美術館。
ちょうど今年４月にリニューアルオープンしていました。
ゴッホ美術館も５月にリニューアルオープン、本当にいろんな意味でタイミングが合った旅行でした。

国立博物館前のチケット売り場は、長蛇の列。
前日にＢ＆Ｂのオーナーのアドバイスでネット予約しておいて、
正解・・・

チケットを持っているからすぐ入れる・・・かと思いきや、入口の前でも結構並んで待ちました。

プリントアウトした紙がチケット・・・というところがちょっと残念だけど。（紙モノとっとく派なので、できたら本当のチケットの方がスキ）
１人１５ユーロ。

入ってすぐのホールでパンフレットがもらえますが、英語かオランダ語しかありませんでした。

入り口前の行列に並んでいる時、民族衣装を着たおじ様がいたので、１枚撮らせていただきました。
お顔といい、体型といい、この衣装がよくお似合い！！笑顔が素敵〜

まず、３階（日本式４階）のレンブラント「夜警」を一番に見に行きました。母がレンブラント好きらしいので。

やっぱり、この絵の前には黒山の人だかりができていました。
実際に見ると、かなり大きくて、すごい迫力。

「こんなに近くで見られるなんてー！写真も撮っていいなんてー！」と
興奮する母でした。

４月末の王位継承式の時には、この絵の前で晩餐会が開かれたそうです。なんて粋なはからい…皇太子もここでお食事されたんですね~

これも有名ですね。
「アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち」

少女のはにかみすまし顔が、なんともいえない。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

牛乳が流れ落ちる様子が素晴らしい・・・とよく聞きますが、私的には、パンが本当に美味しそうで素晴らしいと思いました。

そしてこれがフェルメールブルーですかー

デン・ハーグに行って真珠の耳飾りの少女も見たかったなー
よーし、次回だ次回。
(いつだろ…遠い目)

義母は、数年前にツアーで行って、今回は海外へ行っているので見られませんと事前にいわれていたのに、何かのトラブルで予定が代わり、行ってみたら見れたんだそうです。諦めていてから余計感激したと言っていました。

でも、絵のことは分からない私が一番気に入ったというか、
気になったのは、この絵。タイトル分かりません。
アダムとイヴに見えるけど、どうかなー？

で、気になったのはこの絵の・・・

動物達。

なんか・・・目なんて、本当に生きてるみたい。

これも同じ絵の一部分。

なぜ猿と猫が抱き合ってるんだろう〜〜？！
そして後ろからのぞいてニヤっとしてるのはイノシシ？！
もうこの絵の動物達に、釘付け。
レンブラントさん的には、何か意図があるんでしょうねー

みんな本当に生き生きしていて、この猫うちの猫に似てるところにもまた
愛着わいちゃったりして（笑）

フェルメール「手紙を読む青衣の女」

手紙にはなんて書いてあったんだろう・・・？

こちらにも、ゴッホの自画像がありました。

アジアコーナーの中に、ジャパニーズエリアの展示もありました。

大仏さま。

聖徳太子・・・だそうです。とてもいい微笑みでした。

リニューアルした国立博物館、以前はどうだったか私は知りませんが、内装もすごく素敵です。淡い色調が目にやさしくて、アールデコ？っていうんでしょうか？

内装の中にも絵画がいっぱいで、結構見入ってしまいました。

しかし、地図があるにも関わらず、自分がどこにいるのかたまに分からなくなりました。
結構そういう人が多いらしく、学芸員？係の方に聞いている迷子さんが沢山いました。

全部は見きれていませんが、疲れたしあまり時間もないのでポイントを絞ってまわり、ホールに戻ってきました。

入る時にいた民族衣装のおじさんが、またいました。
今度は他にも沢山いました。でも仕事終わり？って感じで皆さんふ〜疲れた〜っという感じで一息ついている雰囲気でした。

さて、ホール横のカフェにて休憩です。

旅に出ると、レストランよりもカフェに行きたくなる私です。
それぞれ特色があっておもしろい。

席はいっぱいで１０分ほど待って通されました。

この旅最後のアップルタルトです。ここのはどこのパティスリーからとっているのか分かりませんが、りんごギッシリで、とーってもうまかったー！！

サーブのお姉さん達も、みんなテキパキしていて、親切です。
言ってないのに最初からフォークもふたつついてきた！
ここの添え物のアーモンドクッキーらしきものも美味しかった。

ココアとケーキに添えられているホイップクリームは、アイスクリームの機械のようなもので出していました。
見た目よりずっとさっぱりしています。

私はカプチーノ、母は最後のココア。
日本でも有名なバン・ホーテンのココアは、実はオランダ産なんですよね。
お土産に買う予定だったのに、すっかり忘れていて帰ってからガーン（また死語です、すいません）でした。
まぁ・・・日本でも買えますが、本場のパッケージのを買うつもりだったのにー。

隣の席の方々が食べていらっしゃったサラダのようなものが、ものすごーく美味しそうだったので、思い切って聞いてみました。

すると、ハムのオープンサンド、とのこと。「最高に美味しいわよ」と・・・。食べるしかないでしょうこれは。

メニューをえーとえーと、と見ていたら、「これよ」と指差して教えてくれ、しかもお店のお姉さんを呼びとめて、オランダ語で「これと同じものが食べたいって」と頼んでくれた。
そして私達に「２人でシェアするの？」と聞いてくれて、ハイと返事すると、その旨もお姉さんに伝えてくれた。

ありがとう、おばちゃん。
「観光に来たの？どこの国から？アムステルダムは気に入った？」などといくつか質問され、少し英語で会話。
おばちゃんは、アムス市内に住んでいて、息子とお姉さんとお母さんと、初めてリニューアル後の国立博物館に来たのよ、素晴らしいわね、と言っていました。

この度で会ったオランダの方々、みんな私のたどたどしい英語を根気よく聞いてくれて、優しくゆっくり会話してくれた。
最後にまた、ほっこりした気持ちになれました。

ありがとう。Ｄａｎｋ　Ｕ　☆
美味しかったー

ミュージアムショップでお土産をいくつか買い、広場へ出てちょっと外れを歩いてみたら、こんな球型のオブジェがいくつも並んでいました。

ひとつひとつ描かれているモザイクが違います。
私が気に入った、オランダのおうち？のデザイン。

こちらはミュージアム広場のすぐ近くにある、市立近代美術館。
時間なくて中には入れなかったけれど、こちらも見応えあるようです。レンガ造りが素敵です。

宿に帰る途中、トラムを降りて乗り換える途中にこんなかわいいケーキ屋さんが。でももう食べられない〜

その隣りに、おもちゃ屋さんが。
自転車を停めて覗きこんでいるおじいさんがいい感じ〜
お孫さんへのプレゼントに〜と眺めているのかなぁ？

私も子供達と甥っ子へのお土産が何かないかなー？と入ってみました。
オランダの電車の絵が描かれたトランプを買いました。

お店のお姉さんとてもかわいくて、感じヨシ。

破かれたあとでごめんなさい・・・
このお店包み紙もとってもかわいかった。

その近くの、何度か通りかかって気になっていた、小さな売店？本屋さん？みたいなお店に入ってみたら、こんな素敵なカードを見つけたので購入。

日本ではありそうでなさそうな絵だなーと思って。
私が住んでいる田舎では、まずない（笑）
Marjolein Bastin さんという人のイラストです。

カードに書いてあるオランダ語
「Ｈartelijk Ｇefeliciteerd」が分からなかったので、そのへんにいたオランダ人っぽいおばあちゃんをつかまえて聞いてみたら、
「おめでとうって意味よ」と満面の笑顔で答えてくれました。
Hartelijk だけだと、暖かいって意味よ、とのことでした。

うんうん、なんか春っぽいし、心が明るくなる感じ。
なんかいいなー
誰かにプレゼントしようと、もう１枚買っておきました。
おばあちゃんが、オランダ語でも発音してくれたけど、
全然言えない〜〜〜

Overtoom(オーフェルトーム・・・のような発音でした）という
この通り、素敵な小さなお店が沢山ありました。
入ってみたかったパン屋さんやカフェも入れずじまいで残念。

あー１ヶ月くらい、アパートにでも泊まってぶらぶらしたいなー

宿に帰って、空港に向かう前にちょっと一休み。

宿のオーナーはインテリアショップも経営していて、そのお店でなぜか売っていた、卵型の石を、お留守番している石好きの子供達のお土産に購入。母と私も自分用にひとつずつ買ったので、４個買うから負けて〜とちょっと安くしてもらいましたー

オーナーが、コーヒーを入れてくれました。
最後のオランダコーヒー、ありがとう。

後ろ髪をひかれる思いで、空港へ〜
日本へ帰ります。

かわいいイヤホン。

ＫＬＭの機内食、パッケージがゴッホバージョンでした。
私のはひまわりで、母のは自画像でした。
それぞれ違うみたいで、凝ってます。

機内食１。
やっぱり和食は、噂どうり日本からの便の方が美味しかった。

機内食２。
うーん・・・手前の離乳食のようなものが、イマイチでした。

１２時間弱、成田へランチどきに到着。

実家へ向かう電車は、椅子が飛行機柄でした。

おみやげちょっと追加。

ＨＥＭＡのばんそうこう、ちょっとキッチュでかわいいです。

私は海外へ行くとご当地ミントを買います。
これはＨＥＭＡのオリジナルデザイン。
味は日本のものより少しマイルドで、私好みでした。

オランダはミントの本場？カフェにはどこでもミントティーがあり、豪快に枝ごとつっこんでありました。
オランダハッカなんていうのもあるくらいだから、昔オランダから日本に伝承されたのかしら？

ah(アルバートハイン)で買ったいろんな紅茶やハーブティー。
友達の子供に、ミッフィーの歯磨き粉と、日焼けケア用ジェル。

お茶類はものすごく充実していて、種類豊富で安くて、迷った迷った。全部持って帰りたいくらいでした。

なのにバン・ホーテンのココアパウダー忘れた、抜けてる私・・・

ご当地マグネット。

いろんなところで買いましたが、シンゲルの花市の向い側にずらーっと並んでいるお土産屋さんが一番安かったです。

ahブランドのスパイス類も、ものすごーく豊富で安くて、
ウホウホいっちゃいました。

ホワイトペッパーと、シナモンパウダー。
デザインもオサレ。

せっかく実家（千葉県）経由だったので、スカイツリーにもちょいと行ってきました。
朝９時過ぎについたら、５分ほど並んだだけですぐチケットが買えました。

高いところ本当は苦手なんだけど・・・

浅草も１５，６年ぶりくらい？に行ってみました。
昔より海外の方がより増えたような・・・

浅草寺の本堂の天井画、こんなんだったっけー
とても好きな感じです。

その隣には龍さんも。

丸ビルで友達と会う予定があったので、久々に東京駅にも行きました。うーん設計デザインは違いますね…
でもやっぱり雰囲気が似てるなーだから日本人は親しみがわくのかなー

実家の紫陽花です。久しぶりに見て懐かしかった。

最後は脱線してしまいましたが、あやふやでいい加減で、しかもちょっぴり毒舌な旅行記に最後までお付き合いくださりありがとうございました〜

余裕ができたら、またゆっくりアムステルダムのトラムや自転車などをまとめた記録もＵＰしたいと思います〜そのうち・・・・

追記　2013.10月

帰国後、アップルタルトの味を再現すべく、
試行錯誤しつつ何度か焼いてみました。
なんとかオランダで食べた味に近づきました。
リンゴはギッシリ４個使いました。
満足。家族も気に入ってくれたのでまた焼きます。

この旅行記へのコメント （2）

• bingoさん 2014/03/02 21:18:16

  ご訪問　ご投票ありがとうございます。

  プルメリアレイさん
  こんばんは。
  
  島根の旅行記に、ご投票頂きありがとうございます。
  
  私も、クラシックが好きで、たまにコンサート（国内）へ行ってました。
  交響曲では、必ずと言っていいほど
  第2楽章で、気持ち良さの余り、居眠りしてました。笑
  一度、本場ヨーロッパで鑑賞してみたいです。
  
  今後とも宜しくお願い致します。
  
  　　　　　　bingo
  

  プルメリアレイさん からの返信 2014/03/03 10:33:23

  RE: ご訪問　ご投票ありがとうございます。

  bingoさん
  
  こちらこそ、ご訪問、ご投票ありがとうございました。
  
  私は昔クラシックピアノを親に強要され（笑）大学を卒業するまでやっていたんですが、社会人になりとうとう辞めてしまいました。
  
  といってもほとんど詳しくないのですが、ショパンやドビュッシー、ベートーベンの激しい曲や悲しい曲がなぜか弾くのは好きでした。
  モーツァルトは、弾いていても眠くなってしまうんです（笑）
  
  母も歌をやっているので好きといいながらも、全然詳しくありません（笑）
  とっても詳しいおば夫婦に、「あんただけ先にコンセルトヘボウ行って、ずるーい」と言われていましたよ。
  
  コンセルトヘボウ、そんな素人の私達でもとても楽しめたので、クラシックに詳しい方ならきっと倍以上楽しめると思います。
  こんなにも、ヨーロッパではクラシックが身近なんだなぁと、落差も感じました。日本では敷居が高すぎますよね。
  お値段もリーズナブルなので、機会があったら行ってみてください。
  そしてあそこのフランボワーズのケーキ、とってもオススメですよ（笑）
  
  外もいいけど、日本にもいいところ沢山あるのに、まだまだ行けていません。出雲大社、玉造温泉は、ずーーーっと行きたいと思っているところです。楽しませていただき、ありがとうございました。