2013/07/27 - 2013/08/04
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nobunyさん
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昨年の夏に行って、時間が足りなかったヘルシンキ。
森にも行っていない、サウナにも入っていない、もっと教会も見たかった・・・というわけでベルリンの帰りにちょっとだけ寄ることにしたのです。
でも期間が短すぎて、またしても森もサウナもお預けです。
旅程
8月1日
ベルリンティーゲル空港 → ヘルシンキヴァンター空港 → キアズマ ラディソン・ブリュ・プラザ・ヘルシンキ泊
8月2日
グッドシェパード教会 → ヴィーッキ教会 → ラーヤサロ教会 → マリメッコアウトレット → アラビアアウトレット
8月3日
シベリウス公園 → ヘルシンキヴァンター空港 → 成田へ
8月4日
成田着
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月1日
ヘルシンキへの移動日、朝食後はハッケシャーマルクト駅のホテルと反対側にあるスーパーマーケット、カイザーとドラッグストアのdmでお土産&自分土産を購入。
荷物をまとめて出発しました。
ところで、空港バスTXL番はアレキサンダープラッツが始発、中央駅を経由してティーゲル空港に向かいます。
ベルリンに着いた日は中央駅で降りてホテルまではタクシーに乗りました。
今回は中央駅までSバーンで行くこともできたのですが、お隣の駅から乗る方が楽じゃーんとアレキサンダプラッツから乗ることにしました。
これはある意味正解、このバスは荷物を置く場所もない普通のバス。始発から乗れば席も荷物を乗せる場所も確保できますが、途中からは結構サバイバル。
しかしある意味不正解、中央駅までの道が渋滞して時間がかかることこの上ない。
しかも冷房がないため、暑い暑い、窓さえ開けられないんです。
お客さんの1人が運転手からレンチを借りて、みんなの窓の鍵をくるくる回して開けてくれました。
空港まで1時間ちょっとかかって、フライトに遅れるんじゃないかとヒヤヒヤでした。
乗り遅れることなく、荷物トラブルもなく無事にヘルシンキへ。
フィンエアーバスで中央駅に向かいます。
今回のお宿はRadison Blu Plaza Helsinki。 -
ホテルのロビーには巨大なアーティチョークライトが下がっていました。
このホテルは照明に凝っていることで有名なのです。 -
客室。
ベッドの寝心地も良かったですよ。 -
色使いが好き好き〜とはいきませんが、モダンなインテリアは面白い。
エーロ・アールニオのダブル・バブル・ライトが天井からにょっきり下がってます。 -
カウチがあってくつろげますよ。
でも、TVのリモコンがカウチからは反応が悪かったです。
ベッドの上からはちゃんと反応するんですが、カウチに座ってなんで変わらないの〜と色々やって少々時間を無駄にしてしまいました。 -
ブルーグリーンにピンク。
自分では絶対に組み合わせない色使い。 -
バスタブ付です。
このバスタブはお湯を溜めてから流すと、洗面所床の排水口からお湯が逆流して洗面所が水浸しになりました。
この部屋だけなのか、他の部屋もこんなものなのかわかりませんが。
去年泊まったアパートメントホテルもシャワールームから洗面所の床にお湯が漏れたので、ひょっとするとフィンランドではこういうの気にしないのかもしれません。 -
アメニティも揃ってました。
ソープはとてもいいにおい。
グラスはイッタラのアイノ・アアルト、マグカップはマリメッコ、フィンブランドで固めています。
・・・がバスアメニティはフランス製でした。 -
部屋番号は床にライトで投影されています。
このライトの色がお掃除してならグリーン、起こさないでならレッドに変わるんですよ。
面白いですね。 -
さて、落ち着いたら18時過ぎ。
現代美術館のキアズマに行ってみます。
この作品はヒトの歯をボタンにしているの。
ちょっと気味が悪いなぁ。 -
このイラスト&メッセージはなかなか面白かったです。
今回は映像ものが多くて、鑑賞に時間がかかりました。
私はモダンアートに限ってはなぜか彫刻系が好きなのです。
2回しか見ていないのでよくわかりませんが、どうもキアズマのコレクションを選んでいる人とは気が合いそうもない感じです。
どうも生理的に気色悪いアートが多いんだなぁ。 -
夕食はストックマンのデリでシーフードパスタとソコスのデリでグリルドチキンを購入。
去年、フィンランドのビールはあんまりおいしいと思えなかったので、あえてハイネケンを買ってしまいました。
シーフードパスタは貝の臭みが気になってあんまりおいしくなかったです。
半分くらい残しました。
ところで、教は昼の便でベルリンを出ましたが、昼過ぎのフライトにすると出発地では施設が開いていなくて午前中活動できず、到着地では夕方になってすぐに施設が閉まる。
移動の時間はもう少し考えた方が有効に使えるかもしれません。 -
8月2日
朝から雨が降ったり止んだりです。
森に行く気分ではないので、教会巡りをすることにしました。
まずは去年心を奪われたミュールマキ教会と同じくユハ・レイヴィスカ設計のグッドシェパード教会へ。
中央駅から67番のバスに乗ります。
バスはバス停のアナウンスも電光表示もないので、運転手さんにバス停名を告げてここでおろしてくださいと頼みました。
なのに、なんと忘れられてしまって終点まで行くはめに。
折り返し運転になるので、時間まで降りて待って、また乗って、来た道を戻ります。
運転手と気まずい空気が流れましたよ。 -
運転手さんは信用できないと思って、バス停の数を数えて乗っていましたが、あと3つ位の所で運転手さんがここだよって言いいだしました。
おかしいなと思ったものの、なんだか降りないといけない空気が流れて、仕方なく降りました。 -
やっぱり降りるのが早すぎて20分程歩きました。
とっても不安。 -
ああ、教会の表示が見えてきました。
よかった、迷わなくて。 -
外観はこんな感じ。
-
ミュールマキではどこから入っていいのかわからずにウロウロしていたら、中で気がついて招いてくれたのですが、ここは入り口はすぐわかるものの誰も出迎えてくれません。
事務室を探そうとしたら、すでに2人連れの日本人女性が礼拝堂に入る所でしたので慌てて付いて行きました。 -
ライトが灯る前後のドラマチックな変化をしっかり感じたかったのですが、入ってすぐにライトが点いてしまいましたよ。
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踊るペンダントライトがやはりとても美しいです。
椅子や床などの内装は白や淡い色でまとめて静謐な雰囲気を作り上げていたミュールマキの方が好きです。 -
外はうっすらと雨の降る曇天ですが、それでもハイサイドから自然光が差し込みます。
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沢山のスリットに沿わせてアクリルブロックが並んでおり、所々にカラーペイントされています。
アクリルブロックを通したニュアンスのある光と淡い淡いカラー。 -
カメラの設定をローライトに変えたら真っ暗に写ってしまいましたが、ペンダントの美しさがわかります。
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燭台はDNAを思わせる2重螺旋です。
ここにいっぱいのろうそくが灯ったシーンが見たいです(涙)。 -
祭壇のファブリックは植物の芽をアップリケした素朴な感じでした。
-
礼拝堂の横の広間。
こちらの教会はコミュニティーセンターの役割も果たしているそうなので、ここでパーティーとかもするのかな。
良き羊飼いと羊達。 -
礼拝堂入り口にはミュールマキと同じ画家でしょうか?
こちらはブルーの絵。
天使がいるようないないような。 -
去年のミュールマキ教会では職員の方が大変丁寧に対応してくださったのですが、ここでは特に質問を受けるでもなく放っておいて(?)くれました。
ここでお会いした2人の日本人女性は私がこれから向かうヴィーッキ教会から来たそうで、さらにその後も何度も再開することになりました。
彼女達はきちんと乗り換え案内をプリントアウトして持っていて、時間設定もバッチリでした。
行き当たりばったりで迷子になってばかりいる自分が情けない。 -
さて、グッドシェパード教会最寄りのバス停から54番のバスに乗り換えてヴィーッキ教会に向かいます。
さっき通った道の反対側に進むとバス通りは坂を下ってすぐでした。 -
ところが最寄りバス停は67番しか通っていない???
道が立体交差していて、上の道のバス停から乗るのでした。
これに気がつくのにしばし時間を要す。
54番のバスから79番に乗り換えてヴィーッキへ。
この乗り換えでもちょっとしたトラブル。
屋根のないバス停で待っていたら今は使われていないバス停だったようで、せっかく来た79番に素通りされてしまいましたよ、とほほ。
まったく時間をロスすること甚だしい。 -
ヴィーッキ教会。
-
外観。
中に入ると女性職員さんがロビーを横切る所でした。
礼拝堂を見ていいか尋ねると、ちょうど明日の結婚式の打ち合わせをしているので今は入れない、と。 -
パンフレットを頂いてロビーでしばし待ちます。
淡いピンクにシルバーモチーフのタピストリーがとてもきれいです。
時間がかかりそうだったので、諦めて出ようとすると今度はドアが開かない。
職員さんがこれ以上人が入って来ないように鍵を掛けたのでした。 -
出るに出られず、礼拝堂以外をウロウロする私。
木組みの天井のホールはグッドシェパード教会よりずっと素朴でした。
所在なげに待っていると、先ほどの職員さんがあと2〜3分で中にいる女性が出てくるから、そしたら入っていいわよ、と。 -
ようやく中が見られましたよ。
実は扉は開いていたのでロビーからのぞくこともできたのですが、入ってはいけないと言われているものをジロジロのぞくのは失礼だと思って我慢していたの。
木組み天井から吊り下がる四角いライト。
暖かみのある木製の壁にぶどうモチーフのタピストリー、祭壇後ろの壁のスリットから差し込む柔らかな光がシルバーを輝かせています。 -
側部にはちょっと和を感じるスペース。
結婚式の準備に、いつもは出ていないものも出していたようですよ。 -
こちらの祭壇には優しいグリーンのファブリック。
グッドシェパードと違って太い十字架が似合っていますね。 -
木組みの高い天井。
-
さて再び79番のバスに乗り、ヘルットニエミ駅へ。
85番に乗り換えてラーヤサロ教会に向かいます。
14時でクローズするので、ギリギリの時間です。
去年は何かの理由で閉まっていたラーヤサロ。
1年越しですから、何としてでも見たいのです。
外観は見る方向によって色が変わって見えるような緑青色。 -
滑り込みで入れました。
こちらの教会も特に職員の方がいるでもなく、勝手に入って拝見させてもらいました。
中は素朴な木材の壁と木組みの天井。
祭壇の後ろは岩のように見える彫刻? -
ファブリックは立体感のあるグリーン。
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丸い燭台、こんな感じの燭台はストックホルムの教会でも見たような。
丸い形は地球を表すのでしょうか? -
祭壇脇には美しい深い赤の織物。
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スリットから光が差し込みます。
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礼拝室入り口の脇にもウールの織物、暖かみのあるミックスヤーンです。
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さて、時間制限の教会巡りもギリギリセーフで見終わりました。
ラーヤサロ教会からバスでヘルットニエミ方向に戻り、途中下車してマリメッコのアウトレットに寄りました。
もう荷物が増えてもいいもんね。
欲しいものは色々ありましたが、円安のため去年より3割高。
厳選してお買い物しました。
買い物後空腹に気がついて、近くのマックでランチにしました。
ラップロールのセット。 -
これ、美味しかったです。
セットで8ユーロほど、1080円位でしょうか。
ロールがかなり大きいのでお腹いっぱいです。 -
その後ヘルットニエミから地下鉄でハカニエミへ。
さらにトラムに乗り換えてアラビアファクトリーアウトレットに行ってきました。
去年何も買わなかった分を取り戻すようにお買い物。
一度ホテルに戻ります。
脱水にならないよう水分を取らなきゃとおもいつつ苺味のアルコールを飲む、美味。
グラスはホテルに置いていたグレーのアイノ・アアルトです。 -
一休みしてからさらにお買い物。
スーパーでチョコやらコーヒーやら、粗挽きカルダモンやらパールシュガーやらを購入し中央駅地下を通ったら、チョコレートの激安店発見。
ここ、物によってはスーパーの半額です、お勧めですよ。 -
8月3日
楽しかった今年の夏の旅行もとうとう観光最終日。
今日の夕方には帰国のフライトです。
荷物をまとめたら早めにチェックアウトして、スーツケースはホテルに預けました。
去年泊まったスカンディックシモンケンタは自分で荷物部屋に放り込むだけだったので、少々盗難が心配だったのですが、ここはちゃんとフロントで預かり証を渡してくれるので安心ですよ。
今日はホテルの裏側の道をのんびり散歩しながらシベリウス公園に向かうことにしました。 -
噴水と薔薇、きれいですね。
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湖のようなエラインタルハ湾
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歩行者のみの跨線橋の上から鉄道を望みます。
ここは結構鉄子さんの穴場かも。
次々通過します。 -
トーロ湾沿いにちょっとした森気分に浸れる遊歩道がありました。
お散歩しているカップルやご家族がいましたよ。 -
トーロ湾。
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オリンピック競技場とスタジアムタワー。
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40分ほど歩いてシベリウス公園に着きました。
シベリウスのモニュメント。 -
パイプのモニュメント。
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なんだか、ここはひっきりなしに観光バスが到着して沢山の人を降ろして行きます。
子供連れ多し。
パイプに向かって叫んだり、頭を入れてポーズして写真を撮ったりとてもうるさい。
何がらみかはわかりませんが、スピーカーから中国語のメッセージを流す人もいて、正直うんざりしました。
来なくてもよかったかも。 -
早々にシベリウス公園を後にして、中心部に戻ります。
途中こんなサルミアッキキオスクなるスタンドを発見。 -
ちょっとテンペリアウキオ教会に寄り道。
去年は岩の上に登らなかったので、今年は登ってみましたよ。
入り口と反対側は緩やかなスロープ状になっており、自転車で登っている人もいました。 -
疲れていたので、入り口側からおりようとしたら腕を岩にこすってしまいました。
入り口側は結構切り立っています。
こんな表示がありました。
降りてみるとちょうどお昼のミサかなにかあったようで、1時間ほど閉館。
時間が押して来たので待たずに歩いて帰りました。 -
カンピではホッケーの試合をやっていました。
盛況です。
アイスホッケーは大人気だけど、普通のホッケーも人気があるのかな? -
着ぐるみマスコットキャラクターも来ています。
ビビるお子ちゃま。
リュックがかわいいですね。 -
スポーツドリンクなどのメーカーブースが出て、試供品を色々配っていましたよ。
ノドが乾いていたので、ありがたくいただきます。 -
選手がいました。
-
そうそう、忘れては行けません。
カンピ礼拝堂。
2012年のワールドデザインキャピタルを記念してできた静寂の礼拝堂です。
去年はできたばかりでガイドブックにも全く載っていないしなんだかよくわからずに入場できなかったんです。
今年はぜひ入ってみなくては。 -
こちらが入り口。
-
オープン時間が長いので、ちょっとした合間に入ってみられますね。
-
礼拝室はこんな感じ。
トップから光が差し込みます。
数名が静かに祈っていました。 -
ナチュラルモダンな内装。
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祭壇。
横には燭台ではなく植物を生けていました。
去年は見逃したのでとても残念だったんです。
これで満足満足。 -
駅前広場を通ってホテルに戻ります。
フィンランド国民文学の父、アレクシス・キヴィの像。 -
荷物を受け取ってフィンエアーバスで空港へ。
普通の路線バスの方が安いし、乗り場もホテルから近かったのでちょっと迷ったのですが、やはり荷物を乗せるスペースがないのはつらい。
ベルリンのバスで懲りましたので、少々高くついても荷物預かりのあるバスがいいですね。
Webチェックインしていたので、空港カウンターでスーツケースを預けようとiPadのボーディングパスを見せたら、地上係員が「わぉ、iPad、僕へのプレゼントかい?」とジョーク。 -
ヴァンター空港のラウンジを利用しました。
飲み物はなかなか充実していましたが、食べ物はチョコレート、プッラ2種、クラッカー、スープ程度で、お酒のおつまみになるような物はありませんでした。
アールニオのボールチェアが吊り下げられてゆらゆらしていましたよ。
食器はイッタラのガラスと白、ブルー、グレーで統一されていて、さすがのセンス。
空港についた時点ではタックスリファンドカウンターがめちゃくちゃ混んでいたので、面倒になって並ぶのをやめたのですが、ゲートに向かおうとラウンジを出たら誰も並んでいなかったので、せっかくだから手続きしました。
そして搭乗、帰国の途につきました。
今回のヘルシンキは日本の学校の夏休み期間に行ったせいか、どこに行っても嫌になるほど日本人がいました。
駅にいたら日本語で道を聞かれる始末。
他にも中国、韓国の人が沢山いて、ここは東アジアですか?という感じ。
ついでに、去年は地元の人の親切が嬉しかったのですが、今年はバスの運転手さんには忘れられたり、迷子になったり、あんまりいいことが無かったのです。
今度行くなら、夏の始まりがいいですね。
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