2013/08/22 - 2013/08/30
100位(同エリア211件中)
ひさこさん
1〜2日目
何か、ぴきーんと運命的なものを感じていくことにしたコーカサス地方。
地域的に、東ヨーロッパや中東、アジアと扱いが違う辺鄙な地域。
何しにいくの、どこにあるのと言われまくりのマイナー三ヶ国である。
地球の歩き方でも、ロシアのおまけページ的扱いだしね。
ツアー会社の手作りガイドブック(コピー紙)が、一番充実しているというのが笑えるねぇ。
マジで、お土産何買ってきたらいいか、さっぱりぱりぱり。
ミステリーツアーな気分で出発だ。
ドーハ経由でアゼルバイジャンの首都バクーへ。
普通の夏服で臨んだが、飛行機も空港もガンガン冷やしすぎ!寒さに震え、眠気と戦い、カスピ海を眺めて、ようやく到着。
気温28度だか暑く感じるや(-_-;)
一発目の観光は、拝火教の教会へ。
といっても、石造りの東屋で炎が燃えてるだけで、荘厳さはない。回りに、信者の部屋があって、やたらとリアルな人形が飾られていて、微妙に怖いのが印象的かな。
本場イランでは、炎はクルミの木で燃やしていたが、さすが石油産出国、原料はメタンガス。
だから臭いんだねぇ。
あとは、ホテルにチェックイン。
近くのスーパーに行く予定なので、さっさと部屋の写真とるかと、鞄ごそごそ。
ごそごそごそごそ。
・・・・。
えーと、カメラがないよ( ; ゜Д゜)
マジ、嘘!?
ちょいまち、ちょいまち、どうするよ、どうなるよ!?
バスから降りるときあったよぉ!
うきゃーo(><;)(;><)o
慌てて、ホテルのフロントに聞きにいくと、ロビーの椅子に置き忘れていたのを預かってくれていた。
ありがとー!!!!
感謝感激雨あられ(>_<)
ふー、びびったぜ。
中身大丈夫か確認してたら、フロントの兄ちゃんが、Be carefulと書いた紙を持って写ってるじゃん(笑)
ええ、そのとおり、気を付けますとも(^_^;)
これ、消さずに置いといてあげよう。
で、一安心したところで、スーパーへ。
安いなー。いろいろ買って支払いしたら、細かいお釣がないようで、かわりにティパックくれた。この辺は、発展途上国だね。
笑顔でありがとーっていったら、素敵な笑顔で応えてくれた。
良い国だ。
ぶらぶら散歩がてらホテルまでの道を遠回り。
近代的な建物もあるが、基本はヨーロッパみたいな町並みだ。モスクワとかに似てるかな。さすがは旧ソビエト領。
7時から、シルクロードの隊商宿だったレストランへ向かう。
トルコ料理に近いかな。まぁまぁ食べられる。
9時くらいから、ベリーダンスが始まるが、客を巻き込む型のショーで、なんかいまいち。でぷりんと太った、顔を隠した年齢不詳女性だったしね。まぁ、ベリーダンスもどきを見た感じ。
パンフレットとかに載ってるような、ナイスバディの美女がみたいよなぁ。
あと、全く盛り上がらない大道芸を見てからホテルへ。
さすがに眠いので、シャワー浴びて寝る。
バスタブほしいな。
3日目
全く疲れとれない。
バスタブプリーズ((T_T))
朝食レストランは、11階。おー、カスピ海が見える、見える。
はるか昔は黒海と繋がってたらしい。そして、カスピ海もだんだん小さくなってるらしい。
いつか、地図から消えるのかな、この湖も。
今日の最初の観光はカスピ海を望む高台へ。
アゼルバイジャンは約20年前にロシアから独立した国で、1990年頃にトルコも巻き込んで、争乱があったらしい。その戦没者が祀られている公園である。
バクーやカスピ海が一望できるようになっていて、よい感じ。
風の町という名前らしく、気持ちいい海風が吹く。
写真を撮って、町中に戻り、城壁に囲まれた旧市街へ。そこにあるシルバンシャフハーン宮殿を見学するが、宮殿じゃなく、モスクだね。
狭いし、裁判所跡、ハマム跡、霊廟があるだけ。王様の部屋とかハーレムとかない。
あまりレリーフも残ってないし、他の国のモスクに比べれば、ふーん(゜.゜)って感じ。
次は乙女の塔(メイデンタワー)が工事中なので、ミニチュアブック博物館へ。
小さい本がいっぱいだね、うんうん。
で、旧市街を散策し、道中のパン屋さんで、焼きたてパンを試食。
うめー(>_<)
焼きたて美味すぎ!
あと、トイレ休憩後、乙女の塔の写真をとり、再びカスピ海の海岸へ。
おー、海だー!(湖です)
昼食は、アゼルバイジャン料理のレストランへ。店の内装は中東。料理はトルコっぽい。メインはマス料理。カスピ海産かな。
めちゃ美味しいわけではないが、それなり。
午後は、古都シェキへ。
途中、泥が噴出している泥火山へ。
といっても、小高い丘の上に、泥が固まった小山がいくつかあって、ときおり、ボコッと泥が出て流れていくだけ。冷たい泥で熱くはない。
ボコボコわき出て流れてるイメージだったので、拍子抜け。
あとは、ひたすら東に向かって走る。山道で、ちょっとグロッキー状態に。寝不足なのかな?
元気なジジババたちは、ペチャクチャおしゃべりし、現地で買ったお菓子や果物を回してくる。
ゆっくり休もうよ、ねぇ。
右手にコーカサス山脈を眺めつつ、ドライブ。
山向こうはロシア。今は落ち着いているが、一応、紛争地域である。でも、こっち側は、牛が道路横断して、通行の邪魔をするくらいのどかだ。
バクーを出発して、約5時間。ようやくシェキに到着。
飯だ、飯。
野菜と牛肉の鉄板焼みたいなのがでた。肉固いが、まぁうまいかな。
野外のテーブルなので、ハエのかわりに、やたらと蜜蜂がたかっている。
養蜂が盛んなので、至るところに、蜜蜂が。
ハエみたいにたかるのやめてほしいけど、まぁ、郷に入っては郷に従え。気にせず食う。ハエじゃないしね(^_^;)
デザートは蜂蜜滴る糞甘さで、食べられないっつうの。
ほどよい甘さのお菓子がいいなぁ。
21時頃で、ようやく暗くなる。
緯度高いんだっけ。いまいち、日本との位置関係わからん。
ホテルはオリンピック関係の建物らしいところだった。
代表選手とかの合宿施設を兼ねてる?過去、オリンピック開催地じゃないよね?
レセプション棟、宿泊棟兼体育館、レストラン棟と建物別れてて、なんか斬新な設計。まぁ、寝るだけだから、なんでもいいけど。
バスタブあったので、入浴剤入れて浸かる。
やっぱ体温めないとなぁ。
4日目
今日でアゼルバイジャンとはさよならだ。
朝8時出発。天気は曇かな。
朝食とって、午前中は、シェキ観光。
まずは、バザールで、野菜やら果物やら売っているのを見学。
スイカ売りのおじさんが、丸いスイカから、器用にナイフで、すぽんと三角に切り出した。
やんややんやと喜んでいたら、ご満悦になった親父はサービスでスイカ切ってくれた。あんまし甘くなかったけど、楽しい。
次は、シェキハーン宮殿へ。
王様の夏の離宮で、ちゃんとした宮殿。
めっちゃステンドグラスが綺麗!
カメラ代払ってでも写真とるべき。まぁ、こじんまりしてて、見学はすぐ終わったけど。
最後に、キャラバンサライを改造したホテルの中庭見学。
あとは1時間半ほど走って、グルジア(現:ジョージア)との国境へ。
ゲートは込み合っているのかと思いきや、私らだけのよう。
過去に国境越えしたのは、シリア・レバノン・ヨルダン以来だが、往来激しかったんだけどなぁ。
アゼルバイジャンは入国にビザいるから、頻繁に国境越えする人いないのかな。
すんなり出国。グルジアへも入国。
グルジアでは、日本語ガイド。アゼルバイジャンより、ニーズがあるのかな?
アゼルバイジャンはイスラム国家だったけど、グルジアはキリスト教。キリスト国家では、三番目に古い。
一番、古いキリスト国家はアルメニア、次にローマなんだとさ。
ランチは、国境から1時間ほど走ったところにある農家。
葡萄の樹がアーケードみたいになっているところで、自家製ワインやら蜂蜜、ヨーグルトなどいろいろ。メインは豚のケバブ。
農家の8歳の娘が歌声披露してくれる。
一昨日のベリーダンスショーより、みんなの反応がよかったね。子供は偉大だ。
次は、別の村に行って、300年前から続く伝統ワインの醸造所へ。と、言いつつも、ただの民家でないかい?看板とかなんもないし。
このあたりは、みんな、一家に一個ワインセラーがあり、自家製ワインを作っているそうだ。
樽ではなく、穴掘って壺いれて、石の蓋して作ってる。
試飲させてもらったが、辛口で土の味。酒飲みな方々には好評でしたが。
量り売りしてくれるので、何人かが空のペットボトルに入れてもらっていた。
あとは、首都トビリシに向かって、レッツゴー!
途中、トイレ休憩とりつつ、18時にホテル到着。
さすがシェラトン、ウェルカムドリンクにシャンパン来たよ。
にがにが。
部屋には、バスタブあり、バスローブ有り。これで、ポットあればよかったのになぁ。
夕食は、グルジア料理?アゼルバイジャンと変わんないけど。チキンのガーリックソースが美味しかったね。あと、桃のフレッシュジュースも美味しかった。
さて、明日はアルメニアに行くので、準備準備。
一向にお土産買えないけど、買えるかな、本当(^_^;)
「コーカサス地方へ行ってきた2」へ続く
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エヌオーイー
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拝火教の教会
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拝火教教会のすぐ横のレストラン
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犠牲者の追悼モニュメント
ここからカスピ海が綺麗に見える -
市庁舎
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水飲み場
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旧市街の城壁
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シルバンシャフハーン宮殿の中のモスク
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街角のお土産屋
ロシアと似たり寄ったり -
街角の壁を見上げると・・・
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キャラバンサライを改造したレストラン
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遺跡かな
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イチオシ
メイデンタワー
城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔 史跡・遺跡
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カスピ海と国旗
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アゼルバイジャン料理のレストラン
トルコとギリシャ料理に近いかな -
泥火山
熱くなく冷たいし、あんまり活発ではない。 -
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イチオシ
シェキに向かう途中の道端のお土産屋さん
ジャムやソース、ピクルスにはちみつ -
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シェキでの夕食は豚肉とかのグリル
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デザートはハチミツたっぷりとお菓子
甘すぎ -
バザールの猫
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シェキハーン宮殿近くのミュージアム
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シェキハーン宮殿
シェキハーン宮殿 城・宮殿
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ステンドガラスが超綺麗
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宮殿の屋根
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シェキの山並み
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ホテル ユハリ キャラバンサライ ホテル
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