2013/08/28 - 2013/08/28
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belleduneさん
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八ヶ岳中信高原国定公園の中部、霧ヶ峰の北西に位置する八島ヶ原湿原は、日本高層湿原の南限です。12000年前に出来たこの湿原の面積は43,2ha、泥炭層は約8,05mです。元は、湖沼で、周囲から土砂が流入し、水性植物の繁茂などで次第に埋められて行きます。標高千メートル以上では、寒冷気候のため、枯れた植物の腐敗、分解がされ難く、泥炭となって堆積していくのです。堆積物の溜まった湖沼にカヤツリグサ科の植物などが侵入し、湖沼はやがて湿原へと変化します。この段階では、低層湿原です。それから長い年月を経て、湿原には泥炭が多量に蓄積され、周囲よりも高くなっていきます。その結果、湿原は、地下水からの供給ができなくなり、雨水のみで維持されるようになるので、貧栄養状態となります。また、湿原の水は、腐植酸により、次第に酸性に変わって行きます。そこに生育しているミズゴケは、湿原上に小さな塊となって生長し、小凸地(ブルト)、小凹地(シュレンケ)を作ります。これが交互に生長して、湿原全体が皿を伏せたように盛り上がっていきます。この状態を高層湿原と呼んでいます。
低層湿原とは、表面が平坦で、地表面と水面が一致していて、湿原の表面まで冠水しています。湿原の水は、地下水と雨水などで、比較的富栄養です。そこには、大型のヨシ、ガマ、スゲなどが生育しています。
植物の名前を殆ど知らないので、必死で覚えましたが、間違っているものがあると思います。お許しください。
- 旅行の満足度
- 4.5
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八島ヶ原湿原の空には、もう秋の雲が広がっていました。
八島湿原 自然・景勝地
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向こうに見えるのは、車山(1925m)で、気象レーダー観測所が光って見えています。
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ノアザミに沢山のコヒョウモンが蜜を吸っていました。
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サラシナショウマ キンポウゲ科
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これからススキの穂が白くなり、日光を受けて、この湿原が白く輝いてくるそうです。
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木道は日陰が少ないので、日陰を見つけると、休憩したくなります。
良い眺めですね。 -
オオカサモチ セリ科
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ヒヨドリバナ キク科
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この辺りは、諏訪神社下社の御射山祭御狩神事が行われたところだそうです。御射山祭(毎年7月26日〜29日)は、平安時代から鎌倉時代を全盛として、元禄年間まで続いていました。信濃の豪族が交替で、御頭を務め、神官は新設された祭事用の穂屋に籠って豊作を祈ったということです。信濃の氏人は、騎射の技を競い、諏訪明神に奉納しました。
周囲の丘には、鎌倉幕府の将軍の桟敷跡土壇として残っています。当時の御射山祭を偲ぶ和歌があります。
をばなふく ほやのめぐりの 一むらに しばし里あり 秋のみさ山 金刺盛久
この祭も室町幕府中期、下社大祝金刺氏の滅亡と共に衰退し、御射山も江戸初期に移転したため、この地は、旧御射山と呼ばれています。 -
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マルバハギ マメ科
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マツムシソウ キク科
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次第に、現在の高層湿原から森林へと変化しつつあります。
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アサマフウロ
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ミズナラにもトングリの実が
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ミズナラの木
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向こうに、鏡ヶ池が見えてきました。
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このトゲトゲのある花は、これから濃い赤色に変化していくそうです。
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木陰に入ると、涼しい風が吹いてきて、もうすぐ秋ですね。
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木道から1mほど離れると、生育している植物がはっきり異なっているのが、分かります。
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鏡が池
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ツクバトリカブト キンポウゲ科
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ミヤマシシウド セリ科
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ヤマホテルブクロ キキョウ科
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タチフウロ フウロソウ科
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ずっと眺めていたい景色です。
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キンミズヒキ バラ科
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