2013/08/12 - 2013/08/12
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お金を払ってでも見たい眺めがある。そんな人々の願いを叶えるのが、高所の展望台や、ホテルなどにあるバーや展望ラウンジ。これらの場所から眺めるペトロナスタワーは、やはり一味も二味も違います。ただ、そういう場所に限って有料なんですよね~。本来、私には縁遠い世界と思っていましたが、意を決して「見え方」チェックしてきたいと思います(大げさな!)。
** 情報は2013年8月のもの。1リンギット=32円で計算。
==ペトロナス・ツインタワーの見え方研究 シリーズ一覧==
① KLCC公園編
http://4travel.jp/travelogue/10804350
② 有料ビューポイント編 <==
http://4travel.jp/travelogue/10805471
③ 穴場編
http://4travel.jp/travelogue/10804951
④ 遠方編
http://4travel.jp/travelogue/10832028
==KL関係==
クアラルンプール・ウォーカーズ 全11作
http://4travel.jp/travelogue/10794525
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[目次]
イントロ
KLタワー
- 施設
- 昼の眺め
- 夜の眺め
トレーダーズホテル スカイバー
- 施設
- 昼の眺め
- 夜の眺め
タワー3 マリーニズ・オン・57
- 施設
- 夜の眺め
その他の有料ビューポイント
- マヤホテル スカイラウンジ
- ペトロナスタワー展望台
地図
まとめ -
[イントロ]
前回のKLCC公園編では、パノラマモードという反則技を使いながらも、個性的な写真を多数撮ることが出来ました。しかし、同時に大きな要素がひとつ欠けていました。それは、「高さ」。 高い場所から見るペトロナスタワーは、全く別の眺め。ここまでで一番高い場所が立体駐車場(5階)なんだから、ダイナミックな写真が少ない訳です。
ただ、誰でも入れる高いビルというのは、非常に少ない。必然的に有料の展望スポットや眺めを売りにするレストラン/バーになってしまいます。うーん、金払ってまで行くか〜? 少々迷いましたが、メジャーな展望ポイント、一通り見学してきました。
1. KLタワー 展望室 (276m)
2. トレーダーズ・ホテル スカイバー (33階)
3. タワー3 マリーニズ (57階) -
[KLタワー - 施設]
まずは、ペトロナスタワー同様、400メートルを超える高さを持つKLタワー(421m)へ。これはいわゆる電波塔で、東京タワーみたいなものです。この塔はマレーシアの回転ゴマをモチーフにデザインされており、よく見るとなかなかスマートな形をしています。ペトロナスタワーさえなければ、もっと置物売れたのにね!
場所は、KLCCから南西に1キロほど。十分、歩いて行ける距離です。ブキッビンタン行きのGOKLバスも、近くの道路を通過します。
URL - http://www.menarakl.com.my/ -
入場料は47RM(1500円)。エレベーターに乗り、地上276メートルの展望ルームへと向かいます。このフロアがあるのは、写真で言えば、一番下の階。その上の階に回転レストランと宴会ホール。残りは、放送関連の施設になっています。
窓ガラスのない屋上のようなエリアも入れますが、料金は倍の99RM(3200円)。しかも、時間が7時までなので、夜景は撮影できません。 -
展望フロアに到着。中は普通の展望タワー同様、ガラス張りの360度ビュー。ただ、変な柱が多く、窓ガラスもところどころ汚い。きれいに撮れそうな場所と角度を選びながらの撮影となります。
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[KLタワー - 昼の眺め]
早速、ペトロナスタワーが見える北東向きの窓へ。誰もが、高所なではのダイナミックなタワーの眺めを想像しちゃうでしょう。でも、それは期待はずれに終わります。なぜなら、ほぼ真横からの眺めになるからです。二本並んでいないと、ぜんぜんそれっぽく見えませんね(悲)。でも、これは文句言っても仕方がありません。
写真: 青い点は、左からAM銀行、パブリック銀行、ペトロナスタワー、マキシムタワー、タワー3、立体駐車場、トレーダーズホテル。 -
もちろん、いい所もあります。それは、高さが近いため、頂上部分がよく見えることです。下からではわからなかった細部もはっきり。
さて、ここで問題です。私が今いる展望フロアは、ペトロナスタワーの何階くらいに相当するのでしょう。答えは..よくわかりません。KLタワーは、標高94mの丘の上にあると言われてますが、これは海抜なので何の参考にもなりません。そこで、私の「不正確」なカメラのGPS標高記録と、「全く当てにならない」グーグルマップの標高情報などを適当に比べた結果、KLタワーとペトロナスタワーの1階部分の標高差は、40-50メートル程度ではないか、というのが私の予想です。仮に45メートルとすると、276(展望フロアの高さ) + 45(標高差)で、321メートル。ペトロナスタワー最上階の天井の高さは378メートル。これを階数88で割って、1フロア当たり4.3メートル。計算すると、75階相当、最上階より13フロア下ということになります(±2階分ぐらいの誤差はあるかもしれません)。まあ、1キロも離れているので、実感わきませんけどね。 -
先端部をアップにすとこんな感じ。ほぼ真横からの眺めのため、フロアーが徐々に狭くなっていく様子がよくわかります。逆に、壁の角張りや丸みは、よく見ないとわかりません。あれ、上の壁がまるごと一面開いてますよ。
タワーの屋根の上にはミラーボールのようなオブジェがついており、さらにその上の尖塔の先にも小さなボール。望遠鏡で見て気づいたのですが、この尖塔の柱、かなり太いです。その一面に付いているハシゴが糸のように細く見えるんですから。調べてみると、この尖塔、長さ73.5メートル、重さ176トン。日本と韓国で組み立てた後、現地に運び込まれました。ペトロナスタワーは、非常に高度な技術の上に構築された現代の匠。いや、現代建築のアートと言えるでしょう。
作品1 - 「最先端」
** 今回も特徴的な写真にはタイトルを付けていきます。 -
展望室の中には、ニコンの望遠鏡(無料、30倍)が数ヶ所設置されています。ペトロナスタワーに向いたやつは、いつも行列ができるほどの人気ぶり。向こうのビルの中覗いちゃいましょう(たいした物は見えません)。
望遠鏡で尖塔のハシゴを追っていると、最後に最上部のボールが出てきました。これが、正真正銘のタワー先端部。452mとは、ここまでカウントされた高さです。1998年の完成時、それまで高さ世界一だったシアーズ・タワー(シカゴ、442m、108階、1973年)を抜けたのも、この長い尖塔のおかげ。屋根の高さで比べたら、60メートル以上もペトロナスの方が低いのです。 -
私がKLタワーに入場したのは、午後4時過ぎ。KLタワーの難点は、再入場が(たぶん)できないため、夜景も撮ろうと思うと、このフロアで空が暗くなるまで時間を潰さなくてはならないことです。でも、柱の脇に座れる場所があるので問題なし。それよりも、KLの地理をある程度把握している私としては、上からの眺めが楽しくてしょうがありません。空の上から、知っている建物を次々と特定していきます。
写真:チャイナタウンの西側。赤い点は、左から、鉄道本部ビル、郵便局、国立モスク。 -
[KLタワー - 夜の眺め]
7時20分。やっと夕暮れ。 -
午後8時前、完全に日が落ちました。さて、ペトロナスタワーを改めて撮影することにしましょう。ここからの夜景ですが、「横向き」以外にも悩ましい問題があることがわかりました。それは、左側にあるパブリック銀行のライトアップが目立ちすぎて目障りなこと。写真の明るさ調整がどうもうまくいきません。かといって、この銀行の明るさに合わせると、他が真っ暗。でかいビルなんだから、もうちょっとまわりに気使ってくれないかなー。
作品2 - 「KY銀行」 -
この銀行の名誉のために言っておくと、実際には写真ほど黄金色には輝いていません。どちらかといえば、暖色系のクリーム色。でも、私のカメラで撮ると、どうしもこんな色になっちゃうんですよね。
写真: ペトロナスタワー正面玄関から見たパブリック銀行。右の建物がAM銀行。 -
夜間は他にも問題があり、それは室内の様子が窓ガラスに映り込んでしまうことです。昼なら、まだダメージ最小限に抑えられますが、夜は勘弁してほしいほどひどい。特に、世界の電波塔が描かれた壁(写真)の前にあるガラスは、「頼むからその壁のライト消してくれ!」ってほど丸写りです。
写真: 世界の電波塔。1位(トロントCNタワー、553m)、2位(モスクワ・オスタンキノタワー、540m)、3位(上海東方真珠塔、468m)、そして第4位(KLタワー、421m)。現在、東京スカイツリー(634m)など、さらに高い塔が現れたので、正確には第7位にランクダウン。でも、壁の絵は過去の栄光としてそのまま残されています。 -
さて、どう対処すべきか。普通なら、諦めて他の窓に移動するところですが、私は違います。逆に、その映り込みを利用して、アートな作品に仕上げるのです。その結果、高さで追いぬかれた世界の電波塔たちの霊魂を呼び寄せることに成功しました。
作品3 - 「心霊タワー」 -
結局、居座ること4時間半。昼間の眺めと合わせれば、1500円分の価値はあったかな。ただ、夜にやってきて夜景だけ見ても「ふーん、これか」で終わるかもしれません。
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[スカイバー - 施設]
続いては、KLCC公園を挟んでツインタワーの向かいにあるトレーダーズホテル(矢印)。ここの33階にあるスカイバーは、KLで一番ペトロナスタワーが見やすい場所として知られています。私も、このホテルからの眺めが完璧なのは早くから気づいました。でも、宿泊客以外も入れるラウンジがあると知ったのは、KLに来てしばらく経ってから。ガイドブックのバー・レストラン欄なんて、基本的に読みませんからね。
ところで、このホテルチェーンは、日本では「トレーダース・ホテル」と呼ばれています。濁音抜きの方が発音しやすいからでしょうか。
URL - http://www.shangri-la.com/jp/kualalumpur/traders/dining/bars-lounges/sky-bar/ -
スリアKLCCから出て、公園を散策しながらトレーダーズホテルへ。だいたい直線距離で550メートルほど離れています。KLCC公園の周辺には数多くのビルがありますが、その大半はオフィスビルか、マンションやサービスアパートメントの類。純粋なホテルは数えるほどしかありません。そして、視界を遮るものなくタワーが見られる位置にあるのは、このトレーダーズホテルだけ。もちろん、すべての部屋がタワービューではなく、公園側に面した約4割の部屋からのみ、ペトロナスタワーの姿を拝むことが出来ます。
写真: トレーダーズホテルとその下のKLCCコンベンション・センター。 -
ここはホテルですから、出入りは自由。ロビー奥のエレベーターに乗り、最上階の33階へと進みます。朝11時に訪れた時は、特に受付とかなく、他の宿泊客も2,3組見物に来ていました。私も、インド人家族や日本人家族にまざり、「ゲスト」のふりをして見学。
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入ってすぐ、右側の大きな窓からペトロナスタワーの姿が飛び込んできました。写真の席が、入口に最も近いソファー形式の客席。その次に、テーブルが2つ並んだ席、さらに別のソファー席と続きます。夜なら予約なしでは座れない場所も、ほらこの通り。ガラガラです。高層ビルの最上階でこんな場所に座ったら、急に自分が偉くなった気分になっちゃいますね。
作品4 - 「重役室」 -
奥に進みましょう。先ほどの3席の後、大きなプールが出てきます。その左側が普通のバーの様な空間。一方、右側は窓に面した掘りごたつ式の客席になっています。上を見上げると、サンルーフの天井。左上の二階にも客席らしきものがあります。
基本的に、ここは日中プールとして使用されています。営業時間は朝6時から夜7時まで。利用料金については不明です。 -
こちらが、見晴らしのいい「掘りごたつ式」の客席。プールの真横にあるため、木製の通路を歩いて移動します。2組づつ座れるように区切られており、大人数にも対応可能。プールとバーを兼ねている関係で、昼間でもドリンクを注文できます。
客席をよく見ると、窓のガラスは、写真のように下半分だけ。上もガラスがあるのは、一番最初のソファー席(重役室)だけです。ですので、写真を撮る時は、下の窓枠、もしくはクッションの上に立って撮影することになります。
私が訪問した時、客席には宿泊客と思われるカップルが一組。さらに、体を崩して読書をする白人女性がひとり。この女性はドリンクさえ注文していません。このように、昼間のスカイバーは実にスローな空気が流れています。眺めのいい喫茶店としても活用できそう。私はドリンク1杯覚悟でここまで来ましたが、マレーシア人スタッフに声をかけられることもなし。十分写真を撮影したので、ここで退散することにします。 -
これで、スカイバーの全体像が把握できました。写真の一番上がバーの二階部分。真ん中4枚だけガラスがありません。そのすぐ下が、窓際の客席。写真左から、ソファ(窓)、テーブル、ソファ、掘りごたつ風スペースが7つ。
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[スカイバー - 昼の眺め]
それでは、この時私が撮った写真を紹介しましょう。時刻は朝11時。さっきまで快晴だったのに、どんどん雲が沸き上がってきました。ご覧のとおり、このホテルがあるのは、ペトロナスタワーのほぼ正面。高い4本のビル(四天王)は、左から、タワー3(2011年、267M、58階)、ペトロナス・ツインタワー(1998年、452M、88階)、マキシス・タワー(1998年、212M、49階)。
タワー3の手前にあるのが、マンダリンオリエンタル・ホテル。マキシス右の四角い区画では、現在、65階建てのフォーシーズン・プレース(2017年予定、320M)の建設が行われています。いずれは、この見慣れた眺めも大きく様変わりすることになるでしょう。つい何年か前まではタワー3なんてなかったですからね。 -
縦持ちでタワーと公園を強調するとこんな感じに。子供用プールまで入ってますね。この眺めが、トレーダーズホテルを代表するタワービューの眺め。すばらしい! と言いたいところですが、同じ構図のポスターや写真を100回近く見ている私としては、すでに刷り込み済みの風景。おっこれか、で終わってしまいました。
やはり、自分で発見したわけでもない、ただ与えられた風景というのは、何か物足りません。客席に区分けされているので、自由に動きまわって撮影するわけにもいかず。同じような絶景を、同じような窓から眺めるだけ。飛行機の窓から外を眺めるような、そんなもどかしさを感じます。
作品5 - 「101回目のタワービュー」 -
と、ニヒルな切り口にしてみましたが、ロケーションでこの場所を上回るビルはありません。あえて言えば、隣のエクソンモバイルのビルくらい。その開けた眺めを満喫することにします(クリックで拡大)。
地図ピンクの点が、左からタワー3,パブリック銀行、AM銀行、マキシム・タワー。赤い点が、左からマンダリンオリエンタル・ホテル、スリアKLCC、フォーシーズン・プレース予定地、モスク、立体駐車場。黄色い点が、左からKLCCコンベンションセンター、公園の橋、子供用プール、アスレチック施設。 -
[スカイバー - 細かい所に注目]
ただ数分間いただけですが、詳細好きの私には、いくつも発見がありました。例えば、スリアKLCCの屋上には、ソーラーパネル(矢印上)が敷き詰められていること。
公園に目を向けると、これまで存在価値のよくわからなかった池に突き出た古墳のような丘(矢印下)は、噴水のサークルとデザイン的に関係あるような気がしてきました。 -
また、ツインタワーの真後ろにあるパブリック銀行の位置にも注目。中心から少し左にずれてますね。これは、私が今いる場所(入口から2つめの席)が、少しだけ正面から西寄りであることを意味します。ですので、奥側の客席に行くほど、パブリック銀行はタワー1(左)の後ろに隠れるはずです。
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これは、2つのタワーを繋ぐスカイブリッジ。高さ170M、長さ58M。トレーダーズホテル(33F)のような高い場所から見ると、この通路が2階建てというのがよくわかります。41階を繋ぐ下側が、観光客が訪れることのできるエリア。その上の42階を繋ぐ通路が、テナント専用となっています。
このブリッジ部分、建物に固定されている訳ではなく、建物内外にスライドできる構造になっています。強風時など、タワーは微妙にしなりますからね。 -
こちらは、マンダリンオリエンタルの屋上施設。プールやテニスコートもあります。よく見ると、このホテルの裏側の部屋、めちゃくちゃタワーよく見えません? タワー3が一部眺めを塞いでますが、角度的にもばっちし。トレーダーズホテルよりずっと近距離です。何で、あんまり宣伝しないんだろ。
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これは、公園東側にあるモスクと工事現場。その裏にある正体不明のビル(写真矢印)はなんでしょう。公園地図によると、「District Cooling Center」。つまり、タワー全体の空調を処理するビルなのです。まわりの駐車場や公園を潰して新しいビルを建てる一方、この施設とモスクだけはアンタッチャブルです。
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一度ホテルを出た後、上空の黒い雲が流れたので、再度スカイバーに行ってみました。時刻は午後2時。雲は消えたものの、別の問題が..。見ての通り、タワーがすでに日陰になっているのです。ちょっと遅かったか..。
ペトロナスタワーは、南東向きに建っています。日本なら、日中ほとんどの時間陽が当たってもいいはずですが、ここは赤道直下のKL。太陽は、すぐに真上に上がり、東から西に抜けていきます。今現在、こちら側から見て、タワーに陽があたっているのは、左のタワー1の先端だけ(矢印青)。建物の足もとに描いた赤い線は、タワーの影。短っ! このように、午後になると、公園にはガンガン直射日光が当たっているのに、タワーだけは薄暗い、そんな景色になります。
そういえば、私の宿の部屋は真南を向いているのに、直射日光が届いた記憶がありません。KLの古い繁華街は、たいてい通りが南北に走っており、建物は西か東を向いています。つまり、日本と違い、家屋は南向きより西向きの方が価値が高いのでは、そんな仮説をふと思いつきました。 -
二回目の訪問では受付らしき女性がいましたが、挨拶だけして中へ。そして、写真撮ったら何食わぬ顔で退出。多分ゲストなんだろうな〜、とでも思ってるんでしょうね。この後、ホテル横から出ているゲスト用送迎カートに乗って、スリアKLCCまで戻りました。こんだけ利用させてもらったら、将来一度くらいはシャングリラ系ホテルに宿泊しないとバチがあたりますね。
写真: カートの助手席に座りながら、逆光のペトロナスタワーとサイドミラーに写った自分を撮影。 -
[スカイバー - 夜の眺め]
このスカイバーが一番盛り上がるのは、日没後。特に、暗くなる8時以降になります。1階のレストラン予約カウンターで聞いてみると、「窓際の席は、2週間先まで予約がいっぱい。テーブル席のウォークインのみとなります。念のため、早めに来たほうがいでしょう」とのお言葉。深夜まで開いてるのに、本当にその時間まで予約で一杯なんですかね。
さて、どうしましょう。窓際でなければ意味がない。予約席の人に頭下げて、写真撮らしてもらえるかな。入口近くの席なら可能性ありそうだ。そう考え、7時45分頃再びスカイバーを訪れました。今日、これで三回目の訪問です。 -
受付をスルーして中へ。まずは、窓際席の混み具合をチェックしてみます。一番手前の重役室は、すでに片側に客がいますね(写真)。それにしても、すごい迫力。昼と夜では、全然眺めが違い。
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思ったより空いているようなので、そのまま奥へ。プールは夜間使用されないため、写真のようにライトアップだけされた状態になっています。左側のテーブル席はそれなりの賑い。その一方、右側の窓際席は1/3くらいしか埋まっていません。
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これはチャンスかな..。確かに、テーブル上には「RESERVED」と予約札が立っていますが、肝心の客はまだ来ていません。他で食事でもしてるのでしょう。彼らが来る前に、できるだけ写真を撮っておきたい。できれば、入口に近い方がベスト。そう考えていると、私の企みをすでに実行に移している男性がいました。私も彼に便乗して、靴を脱いでクッションの上から夜景を撮影。予約客がやってきて、「エクスキューズミー」と背中に声をかけられるまで、ずうずうしく撮影させてもらいました。
いやー、ラッキー、ラッキー。バーの雰囲気からして、予約席には勝手に入りにくい空気がありましたからね。とりあえず、ミッション完了です。結論としては、早い時間ほど、このようなチャンスがあるということです。 -
そんな思いをして、わずか4,5分の間に撮った写真を紹介しましょう。まずはスタンダードに横向きの写真。最初は、ツインタワーを写真の中央に置いて撮ってましたが、左側のビル群が右側のビル群より近くて大きいので、どうもバランスが悪い。そこで、すこし右よりに撮ることで、奥行きのある写真に仕上げました。
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続いて、縦の写真。公園部分は暗いだけなので、上の空を広めに入れます。スリアKLCCの窓明かりを中心として、手前側にカラフルな噴水ショー。上側にタワーのライトアップとパブリック銀行の輝き。すべて込みで、賑やかな感じが出せました。彦摩呂がいたら、「これが、KL夜の玉手箱や〜」と叫んでもおかしくない華やかなKLCC夜の姿です。
それにしても、私がかつてKY呼ばわりしたパブリック銀行。サイズが小さく見えるせいか、随分しおらしくてますね。何か、スターウォーズに出てくるロボットが柱の裏でかくれんぼでもしているよう(R2-D2とC-3POがごっちゃになってます)。この角度からだと、マキシスタワーの上部も人面魚には見えず。写真の中心は、あくまでペトロナス・タワーとその足元です。
作品6 - 「KL夜の玉手箱」 -
よし、窓際席の写真は撮れた。次はまだ見ていない二階席です。二階にもソファー席やテーブル席など、数は少ないですが、客席があります。そこからだと、壁が少々邪魔ですが、上の窓、または窓のないスペースから、タワーを望むことが出来ます。
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ただ、それは常に上半分だけという残念な眺め。うーん、これはどう楽しめばいいんですかね。例えるなら、混雑する花火大会会場で、ビルや電信柱に半分視界を邪魔されながらも、しぶしぶ花火を見ている感じ。半分隠されるって、落ち着きませんもんね。
でも、花火鑑賞という例えは言い得て妙です。オープンエアの座敷風スペースで、くつろぎながら談笑。遠くに見えるは、明るく輝くペトロナスタワーの夜景。そう考えると、カクテルなんかより、ビールやから揚げの方が合いそうですね。
作品7 - 「屋上居酒屋ペトロナス」 -
結局、ボーイに話しかけることもなく、そのまま退出。三度も写真だけ撮りに来て、どんでもない野郎だ! ちょっと申し訳なく思ったので、後日、正午過ぎに4度目の訪問を果たしました。この時も、他の仕事で忙しいボーイを自ら捕まえてメニューを持ってこさせるような感じでした。
ドリンクは、タイガービールのボトルが26RM(830円)。コーラやフルーツジュースのグラスが15RM(480円)。これに、サービス料や税金がかかります。日中のスカイバーは、景色は明るく客は少なめ。KLCC公園を見下ろしながら、40分ほどまったりさせてもらいました。 -
[マリーニズ・オン57 - 施設]
KLCC公園周辺には、スカイバーに加え、もうひとつ、有名な展望バーが存在します。それは、ペトロナスタワーのすぐ横、タワー3の上にあるマルティーニズ・オン・57(Marini's on 57)。その名の通り、58階建てビルの57階という戦略的な場所に建てられた夜景スポットです。現在、KLの中では最も高い位置にある夜景バーではないでしょうか。
タワー3は、基本的にはオフィスビル。このバーに行くには、マンダリンオリエンタル側にある専用入口から入り、直通のエレベーターを利用します。
URL - http://www.marinis57.com/ -
試しに1階の入口を覗いてみると、高級ホテルのような受付(写真)があり、なんだか敷居が高そう。テーブル上のプレートにはドレスコードが書かれており、それによると、Tシャツダメ、帽子ダメ、短パンダメ、サンダルダメ、ジーンズダメなどなど..。お前は入るな!とでも言いたげです。万人向けではない、ややハイクラスな高級バーという立ち位置は確認できました。
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公式ホームページによると、中はこんな風になっています。席によって、タワービューだったり、公園ビューだったりといろいろ。壁や天井がサンルーフなので、スカイバーと違い、席に関わらずツインタワーが見えるはずです。
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[マリーニズ・オン57 - 夜景]
このバーに行くかどうか最後まで迷いましたが、結局は行くことにしました。スカイバーとの眺めの違いが、どうしても気になったからです。
KLを去る前日、雨が止むのを待って訪問。私はかなりラフな格好をしていましたが、ドレスコードで注意されたのは帽子だけ。制服を着たスタッフに案内され、高速エレベーターに乗って最上階へと進みます。バーに足を踏み入れると、内部はこんな感じになっていました。ライトアップのある夜間は、昼間とは全然雰囲気違うでしょ。 -
カウンター席に案内され、ビールを注文。この時、私はいくつかミスを犯したのに気づきました。例えば、雨の後は窓に水滴がついていて、写真的にはいまいちなこと。10時以降の訪問だったため、KLCC公園の噴水ショーはすでに終了。サンセット・アワー(5-9PM)も終わり、ビールは割高です。例えば、アサヒビールのグラスが、16RM(510円) -> 25RM(800円)。これにサービス料や税金が加わり、最終的にはビール一杯で29RM(930円)の支払いになりました。
席からの眺めですが、窓さえクリアーなら、悪くないかな。スカイバーではKLCC周辺のビルしか見えませんでしたが、ここからは広がりのある夜景が望めます。 -
私は写真目的で来たので、ビールをチビチビ飲みながら写真をパシャパシャ。席を離れ自由に動き回っていると、担当のウェイトレスが、もっといい席へと私を案内してくれました。その場所は、一番奥、ペトロナスタワーに最も近い小テーブルの席です。このエリアだけはなぜか屋根がなく、建物のフレームに邪魔されることなくタワーを眺めることができます。
写真はそこからの眺め。267メートルのビルから452メートルのビルを見上げるって、結構レアかも。さすがにここまで距離が近いと、迫力がありますね。目の前に見えているタワー1までは、恐らく50メートルもないでしょう。 -
私の得意とするパノラマモードで撮るとこんな感じに。テーブルから頭上の空まで全部入ってます。時空が曲がっているようで、何だかダリの作品みたい。
この日は結構客が入っていましたが、どうもペトロナス目的で来ているのは私くらい。他の人は、単に仕事終わりに友人と飲みにきてるだけのようで、眺めを珍しがる素振りさえありません。何度も来ている彼らにしてみれば、単に景色が良くてオシャレなバーに過ぎないのです。それに比べ、私はといえば、ドリンクを無視して写真ばかり。あー、お上りさんみたいで恥ずかしい!
少々居心地の悪さを感じましたが、この位置と角度からツインタワーが見れる場所は、このバーだけ。悔しいけど、眺めにこだわる人にはオススメです。
作品8 - 「芸術家の集まるコンセプトバー - ダリ」 -
[その他の有料ビューポイント]
続いて、今回訪問することのなかった、その他の有料VPを簡単に紹介しておきます。
==ホテル・マヤ==
まずは、タワーの正面玄関側にあるホテル・マヤから。場所はパブリック銀行のすぐ西。ここには、13階にスカイラウンジというバーがあり、約400メートルくらいの距離から、タワーを望めます。
URL - http://www.hotelmaya.com.my/explore-maya/dininglounge/sky-lounge -
これが、そこからの眺め。うん、悪くないですね。正面玄関側はほとんどオフィスビルなので、この眺めは貴重です。ただ、目の前の敷地に、新しいビルができる可能性があり、その時は少々醜い眺めになるでしょう。このバーは、どうやらゲストオンリー。私には縁のない所です。
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==ペトロナスタワー展望台==
最後に、ペトロナスタワー内部の展望台。当然、ここからペトロナスタワー全体は見えませんが、片方のタワーがすぐ隣に見えます。ツインタワーですからね。以前はスカイブリッジのみの見学だったのが、今は86階(タワー2)の展望フロアまで行くことができます。ただし、料金80RM(2500円)と非常にお高い。時間制限や人数制限もあり、KLタワーと違ってかなり不自由です。
私は、88階建てのこの建物の、どこが最上階なのか、これまでわからずにいました。しかし、86階の内部の写真(次の写真)からヒントを得て、だいたい見当がつくようになりました。写真で言えば、矢印の窓の長い部屋が86階の展望フロア。その上にもうひとつ窓のある階があり、それが87階。そして最後、窓のない、外観が全く違うフロアが最上階の88階のはずです。
URL - http://www.petronastwintowers.com.my/ -
そこからの眺めは、こんな感じ。KLCC公園及びKL全体がよく見えるだけでなく、タワー1のビューポイントとしても使えます。本来、ここは展望台なので、その比較対象はKLタワーのはず。でも、タワー1の眺めに注目するならば、マリーニズといい勝負です。
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[地図]
今回紹介したビューポイントを地図にすると、こうなります。これ以外にも、KLには展望バーや展望レストランがいくつかあります。詳しくは、下のホームページを参考にしてください。
1. KLタワー 展望室
(真横、距離1km、高さ276m)
2. トレーダーズ・ホテル スカイバー
(正面、距離550m、高さ33階)
3. タワー3 マリーニズ・オン57
(斜め横、距離50m、高さ57階)
4. ホテル・マヤ スカイラウンジ
(斜め横、距離400m、高さ13階)
5. ペトロナスタワー2 展望室
(真横、距離50m、高さ86階)
参考: その他の展望バー
URL - http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/kal/nightspot.html -
[まとめ]
今回掲載した写真のうち、8本にタイトルを付けました。遠くからの撮影が多いので、パノラマは1枚しか使っていません。
- 最先端(KLタワー、昼間)
- KY銀行(KLタワー、夜間)
- 心霊タワー (KLタワー、夜間)
- 重役室(スカイバー、昼間)
- 101回目のタワービュー(スカイバー、昼間)
- KL夜の玉手箱(スカイバー、夜間)
- 屋上居酒屋ペトロナス(スカイバー、夜間)
- ダリ・バー(マリーニズ、夜間、パノラマ)
「見え方研究」パート2、いかかでしたでしょうか。有料展望スポットという、やや観光客向けの場所をとり上げてみました。どの場所も高さがあるため、眺めはダイナミック。「有料」って点を除けば、まあ満足です。でも、ペトロナスタワーのビューポイント探し、これで終わりじゃないですよ。この後は、「無料」のビューポイントを求めて郊外に出かけます。足で歩いて自分で発見。これが私本来のスタイルです。
[リンク集]
==マレーシア旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=499&level3=&sort=when
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=dm&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when
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