スリランカ世界遺産巡りその３

2013/08/10 - 2013/08/17

スリランカの旅も3日目になりました。
今日はこの旅のハイライトのシーギリアです。
1，400段もの階段を上り、壁画の美女や謎の王宮跡に行きます。
平原の中にぽつんとそびえるシーギリアロックが見えてくると、俄然胸の高鳴りを覚えます。
壁画までたどり着くと、よくぞこんなところにという驚きとともに、よく発見されたという驚きが重なります。
さらに頂上の王宮跡に行くと、なぜこんなところにという疑問もわいてきて、とても魅力のある場所です。

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

ホテルでの朝食です。
朝は軽めにパン中心のメニューを食べました。

ホテルの庭続きに広がる広大な人工湖を見ながら、とても雄大な景色です。

平坦な土地に突然盛り上がったような巨大な岩山がシーギリアロックです。

シーギリアロックへの入り口にあるお堀です。
水が満々と流れていて、とてもきれいな景色です。

いよいよ岩登りの開始です。
ここは石段になっていますが、この上はらせん階段を上っていきます。

こんな感じのらせん階段を上っていきます。
昔は往復とも1つの階段だったそうですが、今は別々になっているので、混雑はしますが動かないことはありません。

シーギリアレディのお出ましです。

これも壁画です。

こんな感じで岩山の壁に描かれています。

これは鏡の壁と言って、昔のシンハラ文字で詩が壁一面に書かれています。

次はいよいよ王宮目指してロックをさらに上ります。
ここはライオンの入り口と言って、ライオンの前足の一部が残っています。

急な階段を上り、ようやく王宮のある頂上まで来ました。

ここに王宮があったとは信じられません。
それも5世紀の頃、わずか11年しか持たなかったと言うことです。

頂上から眺めたふもとの風景です。
水の広場と言われる入り口付近の地形がよくわかります。

ライオンの入り口を上から眺めるとこんな感じです。
とても高い位置にあります。

昼食はシーギリアからアヌラーダブラへ向かう途中のレストランでいただきました。

食事は毎度のヴァイキングです。
飽きてきました。

およそ2500年前にスリランカ最古の都があったアヌラーダプラに来ました。最初に紀元前3世紀に建てられたと言われるイスルムニヤ精舎を訪問しました。
こちらの寺院を訪ねる際に注意しなければいけない点は、履き物を脱いで裸足で上がらなければいけないことです。

岩肌にゾウや神様が彫られています。

御堂に祀られている仏様ですが、ガラスがあって、写真にきれいに写りません。

こちらは本堂にある涅槃仏です。極彩色に塗られています。

これは隣にある宝物殿に飾られている恋人の像で5世紀頃の作品と言われています。その頃の王子とカーストの違う娘の姿を彫ったものだそうです。

イスルムニヤ精舎の岩山から眺めたアヌラーダプラの風景です。

続いて訪問したのはスリランカの仏教の聖地とされるスリー・マハー菩提樹です。紀元前3世紀にインド・ブッダガヤの菩提樹の分け木を植樹したものと言われています。

これはローハ・プラサーダと言われる石柱群で紀元前2世紀頃に僧院があった場所だそうです。

これはやはり紀元前2世紀頃に建てられたルワンウェリ・サーヤ大塔と言われるダーガバです。日本で言う卒塔婆のことだそうです。

ダーガバの周囲はゾウに守られています。

これもダーガバの隣にある仏堂に祀られている仏様です。

少し移動して訪れたのはムーンストーンがきれいに残る王妃の建物群です。ムーンストーンはゾウ、馬、ライオン、牡牛が彫られて、輪廻を表しています。

これはバスの車窓から撮影したかつての大乗仏教の総本山アバヤギリ大塔です。紀元前1世紀に建てられ、当時は110メートルもの高さがあったそうです。

アヌラーダプラ最後の訪問地はクッタム・ポクナと呼ばれる僧侶達の巨大な沐浴場です。

宿泊は、この旅で唯一の連泊なので、昨夜と同じバイキングの食事です。