スリランカ世界遺産巡りその４

2013/08/10 - 2013/08/17

スリランカの旅第4日目はかつてのシンハラ王朝の首都だった町ポロンナルワです。
パラークラマ・サムドラという大きな人工湖のおかげで水に恵まれていることがこの町が栄えている証だと思います。
遺跡群にも仏像など仏教都市としての性格も色濃く残しており、かつてはタイやビルマからも僧侶が訪問していたそうです。

エリア ポロンナルワ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 1.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

連泊だったので、昨日と同じスドゥ・アラリアの朝食です。
食パンがしっとりしていて、とてもおいしいので何枚も食べてしまいました。

最初に訪れたのは宮殿跡です。
昔は7階建てだったそうですが、今は3階までしか残っていません。ガイドさんの説明によれば、多くの王女のための部屋が多数あり、その数は50以上あったらしい。

これも王宮跡にあるニッサンカ・マーラ王子の沐浴場の跡です。

こちらも王宮にあった閣議場の跡です。
石段のようになっているところに大臣の場所が決められていて、座るようになっていたそうです。

続いて仏教の中心となっていたクワドラングルに行きました。
これはトゥーパーラーマと呼ばれる寺院の跡です。
中には仏像が残っていますが、かなり崩れてしまっています。

寺院の跡トゥーパーラーマに残された仏像の一つです。

こちらも遺跡群の中にある11世紀に建てられた仏歯寺の跡で、アタダーゲと言われる建物です。柱だけが残っています。

こちらはワタダーゲと呼ばれる円形の仏塔です。
四方の入り口には輪廻を意味するムーンストーンと守り神のガードストーンがきれいに残っています。

ワタダーゲの入り口に残るムーンストーンとガードストーンです。

これはムーンストーンをクローズアップした写真です。

こちらは12世紀に建てられた仏歯寺跡で、ハタダーゲと呼ばれています。

ハタダーゲの隣にある石の本ガルポタです。インドの侵略者のことや王様への賞賛の言葉が書かれているそうです。

これはサトゥマハル・プラサーダと呼ばれる仏塔です。
12世紀頃の建物でタイのワット・クークット寺院に似ているそうです。7階建てですが、崩壊しそうです。

これはランカティラカと呼ばれる寺院で、中には頭を失った巨大な仏像があります。

ランカティラカにある頭を失った巨大な仏像です。
この仏像の後ろは通路になっていますが、たくさんのコウモリがいて、糞だらけでとても通れません。

歩いている途中干上がった池にいたカワセミです。
羽の色がとてもきれいで思わず撮影してしまいました。

ポロンナルワの最後は傑作の3石像と言われるガル・ヴィハーラです。
3つ並んで岩に彫ってありますが、まずは一番奥にある涅槃像です。

次は立像です。

最後は座像です。3つともとてもきれいに残されており、現在では屋根が作られて保存されています。

ポロンナルワを後にして、一路キャンディに向かいます。
昼食はスパイスガーデンというスパイスや果物の農場にあるレストランでした。
さぞおいしいかと思ったら、これがまずい。今回の旅行で一番まずい食事でした。