新嘉坡★マジュラ・シンガプーラ！ナショナル・デー・パレード・プレビュー

2001/07/28 - 2001/07/28

シンガポールってどんな国？
シンガポールのことを「愉快な北朝鮮」と表現した
友人がいたのだけれど、なかなか的を得ていると思う。

シンガポールと言えば、ガーデン・シティとか、
クリーン・アンド・グリーンなんて言葉があって、
とにかく綺麗、緑がいっぱい。
そして最近ではカジノやユニバーサルスタジオなどなど
どんどん変化を遂げて、繁栄している。

でもその反面、シンガポールは言論の自由が制限されている国。
特に政府批判なんて御法度。

それもそのはず、シンガポールは移民国家で歴史が短い。
さらに、国の資源といえば、国民、のみ。
その国民をどうやって管理するか、が建国以来の課題だったわけで。

優秀な人材に、いかにシンガポールに貢献してもらうか。
シンガポールに忠誠を尽くしてもらうか。

そんなシンガポールにとって、毎年、8月9日の
ナショナル・デーに行われる、ナショナル・デー・パレードや、
ナショナル・デー・ラリー（首相による演説）は、
非常に重要な意味を持っている。

ナショナル・デーって、
これまでシンガポールがどのような発展を遂げたか、
そしてこれからどこに向かっていくのか、
国民にはっきりと示されるイベントだと思う。
それがあるから、国民は政府に信頼を寄せているし
多少の自由の制限は否めないと感じているのかなとも思う。

さて、シンガポールで大学院生をしていたある日。
ナショナル・デー・パレードの予行演習を見に行った。
ナショナル・デー・パレードもこの予行演習も、
チケット入手はかなり困難。
配布は、シンガポール国立大の外国人大学院生対象、
しかも国ごとに何枚と決められて行われた。
そこが何となくシンガポールらしいといえばらしい、と思った。

中国人学生はなかなか入手できないようだったけど、
日本人の私と同級生は日本人学生がごく少ない（院生と学部生
あわせても10名もいない）ため、無事入手。
意気揚々とナショナル・スタジアムへ向かった。

ある意味国民総動員なイベント、ナショナル・デー・パレード。
テレビで見るよりも、実際のパレードは予想以上にすごい。
シンガポールの学生によるダンスや歌、
シンガポールの有名歌手、ステファニー・サン（孫燕姿）、
ターニャ・チュア（蔡健雅）、JJリン（林俊傑）による歌、
陸海空軍によるショー、花火などなど盛り沢山。

私は卒業したら永住権取ると決めてたけど
全くそんなことを考えていなかった友人まで
「シンガポールいいかも」といってたから、
その効果は絶大だったように思う。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方5時50分。

ナショナル・スタジアム

私と日本人同級生Mちゃん、インドネシア人の友人、ベトナム人の友人と4人で行った。

配られた帽子かぶっちゃってやる気満々！笑　そういえばこのとき、ニューウォーターが初お目見えして、ニューウォーターが配られた。

とにかく盛り上がっていた。

ナショナル・デー・パレード、一番の見どころ？航空ショーとパラシュートでのショー

トータル・ディフェンス！

多分、ナショナル・デー・ソングのOne People, One Nation, One Singaporeとか歌ってた時だと思う。

沢山花火も上がった。

でも古いデジカメではこんなちゃちい写真しかとれなかった。