たった5日でこんなとこまで行っちゃいました。（カンクン3日目②　チチェンイツァー あぁチチェンイツァー　チチェンイツァー）

2013/08/05 - 2013/08/05

チチェンイツァー

英語名は
Pre-Hispanic City of Chichen-Itza

マヤ文明を代表する古代都市国家で、新世界七不思議にも認定されているあまりにも有名な世界遺産の文化財。

謎に満ちた中南米の古代文明の第一歩として、チチェンにツアーを選択したことは間違いじゃなかった。

一昨年辺りからいろいろなところでマヤ世界滅亡論が言い伝えられ、それからマヤ文明に注目が集まり、観光客がどっと押し寄せ、エルカスティージョに登る人の転落事故が相次ぎ、ここチチェンイツァーはすべての施設登頂禁止となったが、登れない分、古代マヤ人の庶民感覚でこの遺跡を巡ることができるようになった。

そんな前置きはどうでもいい。




よかった。


本当に来てよかった。




それではオイラが見たチチェンイツァー、そしてこのために買った超高倍率コンパクトデジカメの力をご覧ください。

エリア チチェン・イッツァ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

お待たせしました。

今回のカンクン旅行のハイライト、チチェンイツァー




その本丸、エルカスティージョですよ。




生きててよかった。



本物、今、目の前に…。

いいな〜〜



いいな〜〜〜



いいな〜〜〜〜

古代都市ということで、エルカスティージョの前はこのような広大な広場となｔています。

ここに春分の日になると、世界中から何万人もの人が訪れるそうだ。
でもここから見ると蛇の「胴体」は見れても頭が見れないな…。




あれ？

今黒いヘビが現れていないか？

せっかくだから

パノラマで撮ってみた。

おお〜〜〜


これは戦士の神殿…。


チャックモール像



見える。見える。

皆が言うとおりでちっちゃい…。

米粒というより

ゴマ粒…。

神殿の頂上にあるから近づき過ぎると、見えなくなる。
全体を見るのはこの距離が限界。


さぁ、「君」の出番だよ。

今回のカンクン旅行はこのチチェンイツァー中心で予定を組んでいたのだが、当然「戦士の神殿」も見ることになることはわかっていたものの、今はこの神殿の登頂は禁止。

でも神殿の頂上のチャックモール像は是非見たい。そうすると超高倍率ズームが必要となる。

一眼の高倍率ズームだとバズーカ砲みたいなごっついものとなるし、何しろ値段が…。

そこでコンパクトデジカメの高倍率で
「一眼のサブカメラとしての存在だから、Gパンのポケットに入ること」
「最低限光学20倍ズーム超」
で探していたら、このHX-50V　を見つけた。
サイバーショットは使い慣れているし…。思い切って買っちゃった…。

商品詳細はここ
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX50V/



光学30倍ズームの実力とくと拝見。

さぁ、大枚はたいて買った30倍ズーム。
どんなチャック像を写してくれるんだ？

ここまでか…？

まだいけた。

これが皆が口々に「米粒」と言っていた戦士の神殿のチャックモール像です。

加工一切なしの画像です。

のっぺらっぼうなんですね。


これが光学30倍ズームの力。、
この先まだデジタルズームが残っていたけど、画質の問題もあるし、これ以上寄ったら何の写真だかわからなくなるし…。
贅沢な悩みですな。


高かったけど買ってよかった。
このカメラのおかげでいろんなことが見えました。

HX-50V　今どきのコンパクトデジカメとしてはちょっと重くて無骨なデザインですが、旅行には是非おススメです。


一緒に持ってきた55mmのレンズじゃここまではわからない。

千本柱も皆さんとは違った趣向で…。

さあ。じっくり見るぞ〜〜〜〜

これが春分の日になると蛇の胴体が現れる。





オイラはその現場にいます。

各施設前には説明のプレートが埋め込んでありますが、


もともとピラミッドはもっと小さいモノで、後にこの大きさまで増築されたものだという。

同じマヤの都市国家であるパレンケ、ティカル、コパンではピラミッドから王の遺体と副葬品が出土してから、マヤのピラミッドが神殿だけでなく、王様の墓であることがわかっているが、ここチチェンイツァーもそうなのだろう。


古代マヤでは王が死後地下の世界に行くことで神格化されると信じられていた。

ククルカン


マヤではヘビ、ワシ、ジャガーがあちこちに描かれ、特にヘビは高い位に扱われていたようです。

あれ、ここ立ち入り禁止のはずだが…。


足跡が…。



ここまで整備されていますが、調査は行われていますから…。

そういえば、ククルカンとはテオティワカンでは羽毛の生えたヘビ神の事を言うらしいが、ここではヘビに羽毛は生えていない。

ククルカンとは羽毛が生えていようといまいと「ヘビの神」であればククルカンなのであろうか。

階段ど真ん中から上を見上げます。

ククルカン

ククルカン

ククルカ〜〜ン

ピラミッドの別の面に移ります。

たしかこれは別のカメラだが、同じ時刻に撮ってもカメラによって描写が異なりますね。実は今回ケータイ含めてデジタル4台、写るんです3台とTPOに合わせて使い分けることにしたんです。

ここチチェンイツァーではメインは一眼とHX-50V。
シアンカアンでは胸ポケットにすっきり収まるような超小型と「写るんです」。
セノーテでは「写るんです（ダメダメでしたが）」
と使い分けました。

いままで写真でしか見たことのないモノの本物を見ると意外な発見が多い。

これもその一つ。
これはエル・カスティージョの頂上にある飾りのようなものなのだが、いままで写真だけではこのようなモノが存在しているなんて知らなかった。

でもこれなんなんだろ…。


ご存知の方コメントください。

これは今のエルカスティージョができる前の古い時代の基礎部分だという。

ピラミッドを別の面から…。

エル・カスティージョもきちんと修復されているのは一面だけ、残りは未だ修復中。

階段の基礎がむき出しです


遺跡としてはこちらの方が趣がある。

修復のためか、階段の石に識別番号をつけているぞ。

各斜面の階段は各90段ずつ

頂上で1段だったっけ？



本当にそうなのか？

やっぱり90段あるんだな。


30倍ズーム…。


やるな…。

さらにピラミッドの周りをまわります。

だんだん趣のある姿になった来ました

やっぱりきちんと修復されているより、多少崩れていたり、パーツが足りないなど、「経年劣化」も遺跡としては「味」があります。

ピラミッドと神殿

ピラミッドの稜線

ククルカンのある階段は1面だけで他はククルカンはいません。


いなくてもこういう見え方もいいですね。

さてエルカスティージョを後にして別のエリアに向かいます。
その途中…。


いたいた、

イグアナちゃん。


このイグアナ、何度もお辞儀していた。




それと意外と動作が素早いので、動かれたら追いかけるのが大変。
みなさんキレイに撮れているから、はじめはここで何枚イグアナの写真撮れるかと思っていたけど、まともに撮れたのこれだけ。

こちらはオサリオ（納骨堂）。
いわゆる「高僧の墓」と呼ばれるピラミッド。

エルカスティージョと同様にククルカンの彫刻がある。

ピラミッドは稜線の美しさもポイント。

頂上に何かある

ここも墓であると同時に神殿なのだろう。

つづいてはエルカラコル（天文台）。


マヤの高度な天文学はこのカラコルのおかげ。
もっとたどると古代マヤ人の天文学の知識だな。

感動と驚嘆のチチェンイツァーもこれで終わり。

ついに帰る時が来た。


名残惜しい…。

午前中の訪問だったから、露店もまだ開店準備中というところも多い

メキシコ人も陳列を丁寧にするらしい。

よくイオンモールで見かける「チチカカ」的な商品ラインナップですな…。

そういうオイラも今回のメキシコ旅行のため、メキシカンな色合いの小さなリュックチチカカで買ったのはここだけの話（爆）。

ここの露店の人たち、日本人見かけると（どうやって見分けるんだろ…？）

「ほとんどタダ」

「しまむらプライス」

「えびすやプライス」

を連呼していた。

きっと前に来た日本人が教えたんだろうけど、懐かしいな…。

オイラも昔、プーケットに行ったとき、ニセモノのレイバンを売っていたビーチボーイに

「おととい来やがれ」

という日本語を教えたら、喜んで使っていたことを思い出した。



そんなことより、「えびすや」ってどこにあるの？

最後にもう一度ピラミッドを…。


あ〜、来てよかった。


でも、まだ見足りない。


また来るからね。

この旅行記へのコメント （2）

• キートス・メルシーさん 2013/08/26 17:16:39

  いいなぁ〜、超高倍率コンパクトデジカメの力

  こんにちは。
  
  このカメラどっかで見たことあると思ったら、私のデジカメも後継機種でした。
  私のはDSC-HX30Vなので20倍までですが、行き当たりばったりさんのは30倍まで行くんですね〜。
  
  すげー。
  20倍でも結構ぶれてあまり活用してないけど・・（苦笑）、このような広い場所の遺跡だと撮影して楽しいですね。
  
  次はレンズの明るいコンデジが欲しいです。暗くて撮れなかった場所が結構あったんで・・。
  行き当たりばったりさんは、水中用のデジカメのほうがいいかな（笑）？
  私も持っているのですが、使う前に水没したので使わず新しいまま、新機種がどんどん出ています(T_T)。
  
  カメラは凝りだすと、どんどんお金がかかりますね。
  最近はスマホでも結構いい写真がとれちゃいますが・・。
  
  
  キートス・メルシー
  
  
  
  

  行き当たりばったりさん からの返信 2013/08/27 08:43:12

  RE: いいなぁ〜、超高倍率コンパクトデジカメの力

  > こんにちは。
  >
  > このカメラどっかで見たことあると思ったら、私のデジカメも後継機種でした。
  > 私のはDSC-HX30Vなので20倍までですが、行き当たりばったりさんのは30倍まで行くんですね〜。
  >
  > すげー。
  > 20倍でも結構ぶれてあまり活用してないけど・・（苦笑）、このような広い場所の遺跡だと撮影して楽しいですね。
  
  高倍率ズームはいいですね。
  いままでいろいろなところ（板門店、ハロン湾、アンコールワット）で望遠能力の低さで後悔してきましたが、これからはそんな思いをしなくてもいいかもしれません。大きくしたけりゃ最大画素数で撮ってトリミングすりゃいいのでしょうが、面倒ですし…。
  これからはこのカメラの使いこなしですかね…。
  
  >
  > 次はレンズの明るいコンデジが欲しいです。暗くて撮れなかった場所が結構あったんで・・。
  
  そうですね。このカメラ、明るい屋外の写真は空の青が強調されてよかったのですが、暗いところは苦手なのか、露出調整やピント合わせがもたつく印象がありました。
  このシリーズの特徴なのでしょうか…？
  
  > 行き当たりばったりさんは、水中用のデジカメのほうがいいかな（笑）？
  > 私も持っているのですが、使う前に水没したので使わず新しいまま、新機種がどんどん出ています(T_T)。
  >
  > カメラは凝りだすと、どんどんお金がかかりますね。
  
  一眼を持ってしまうと、もっといいレンズがほしいとかもっといいカメラがほしいとか思ってしまいますね。
  ま、プロじゃないんで、そこそこの写真が取れればいいのですが…。
  
  > 最近はスマホでも結構いい写真がとれちゃいますが・・。
  >
  >
  > キートス・メルシー
  >
  >
  
  まだカンクンの旅行記5冊くらい残ってる
  行き当たりばったりでした。
  
  >
  >