2013/08/03 - 2013/08/12
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Licodさん
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昨年に続きインドへ行ってきました。
この旅行記は、仏教四大聖地のひとつサールナート(鹿野苑)とバラナシです。
【旅行日程】
8/3 成田 → デリー by JAL
8/4 デリー → バラナシ by JetAirways、サールナート
8/5 バラナシ、サールナート
8/6 バラナシ→デリー by JetAirways
8/7 デリー → マトゥラー→アグラ
8/8 タージマハル、ファテープルシークリー
8/9 アグラ → デリー、グルガオン
8/10 国立博物館、クトゥブ・ミナール
8/11 フマーユーン廟、 デリー発 by JAL
8/12 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ホテルに荷を降ろし、早速サールナートへ
バラナシからサールナートまでは約10kmの距離で、オートリクシャーで約30分です。(往復Rs400で交渉)
バラナシからサールナートへ近づくと、ガードレールに法輪のデザインが施されていて聖地が近いことが分かりました。 -
まずは、サールナート考古学博物館へ。
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道路の向い側にある博物館のチケット売場。入場料Rs5。
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館内は、撮影禁止。荷物の持ち込みも禁止で、入口のロッカーに預けます。
建物中央の玄関を入るとアショーカ王柱の上部にあった4頭の獅子があります。左手が仏教関連の展示で一番奥に、仏像の最高傑作と言われているサールナートブッダ 初転法輪像が鎮座していました。右手は、ヒンドゥー教の神々が展示されていて、一番奥にはシバ神が悪魔を退治している大きな彫刻が展示されています。 -
博物館の見学の後、ダメークストゥーパへ向かいました。博物館から徒歩で直ぐの距離ですが、この間は仏像を売っている露店の土産物屋が連なっています。砂岩で造られたサールナートブッダを記念に購入しました。
ダメークストゥーパ遺跡の入口。入場料Rs100(外国人プライス) -
遺跡案内図
敷地内は、遺跡公園の様になっています。 -
ダメークストゥーパ。右の黄色い塔は隣接するジャイナ教寺院のもので敷地の外にあります。
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ダメークストゥーパ
アショーカ王が紀元前3世紀に、初転法輪の地を記念して建てたのが最初と伝えられていますが、現存する今のストゥーパは、500年頃に増設されたものです。
現在修繕の為、足場が組まれていました。 -
ストゥーパの表面には部分的に紋様が残っています。
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ダルマラージカー ストゥーパ
釈尊の仏舎利を納めたストゥーパの基部。こちらもダメークストゥーパと同じくアショーカ王が元々の施主となっています。 -
ダルマラージカー ストゥーパ
中央の突起には、金箔が貼られていました。 -
雨安居したと伝えられる場所
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イチオシ
この聖地も遠い昔イスラム教徒による破壊を受けたのでしょうか。
ヘッドレスブッダを見るたびに胸が痛みます。 -
アショーカ王柱
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アショーカ王柱
無惨にも王柱は、折られています。柱の上部には、国章にもなっている4頭の獅子の彫刻が飾られていました。現在は、サールナート考古学博物館に展示されています。 -
古代インド美術の傑作として柱頭部の彫刻は、コインにも刻印されています。
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先ほど見えた黄色い塔を有するダメークストゥーパに隣接するジャイナ教の寺院
ジャイナ教の寺院は、まだ拝観したことがなかったので中を見たかったのですが、炎天下のなか、ダメークストゥーパ遺跡公園を歩き回ったので、体力的に余力がなく今回は入口だけでした。 -
ムーラガンダ・クティー寺院
スリランカによって1931年に再建された寺院 -
ムーラガンダ・クティー寺院堂内
堂内の壁一面には、フレスコ画で右回りに釈尊の一生が描かれています。1930年代に4年の歳月をかけて日本人の仏教画家が描いたものです。 -
日本人画家が描いた釈尊の生涯の壁絵「誕生」
仏教4大聖地の1番目の聖地 ルンビニが、入口の壁に描かれています。 -
日本人画家が描いた壁絵「降魔」
仏教4大聖地の2番目の聖地 ブッダガヤは、入口より左手の壁に。 -
イチオシ
そして、この地は仏教4大聖地の3番目の聖地
御本尊は、先ほど博物館で拝見したサールナートブッダと同じ姿ものですが、台座が少し違う構図となっています。 -
日本人画家が描いた壁絵「涅槃」
仏教4大聖地の4番目の聖地 クシナガーラ -
イチオシ
独特な印相。台座には、中央に法輪、その両側に鹿、そして5人の比丘が彫られています。博物館の台座には、5比丘の他に母子も彫られていました。
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壁にもサールナートブッダ
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もっと見て回りたかったのですが、炎天下のなか暑さで疲労も限界が近づいていたので、この日の観光は終わりにしてホテルに戻りました。
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宿泊したホテルの隣にあるショッピングセンター
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食事処は、1階にマクドナルドとピザ、最上階に、フードコートがあります。
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昼食を抜いたので早めの夕食をフードコートでとりました。
このカウンターで支払い、レシートを店に持って行きます。 -
マトンビリヤニ
想像していたものと違ったものが出てきました。
味も油が合いませんでした。 -
宿泊したラマダプラザホテル
夜明け前にかなり強い雨の音で目が覚めましたが、降っていた雨も止み、朝食前にホテルの敷地内を散歩しました。
かなり広い敷地を持つホテルです。 -
ホテルでの朝食
定番のマサラドーサとマサラチャイ -
今日も昼食はとれないかもしれないので、しっかり食べました。
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昨日と同じオートリクシャーで、今日はバラナシの観光へ。
朝方に降った雨の影響でしょうか、ホテルから旧市街への道路は所々このような状態でした。 -
街中では、オレンジ色の服を着たガンガーの聖水を運ぶ信者を大勢見ました。
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修行のひとつでしょうか?
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まず、ドライバーが連れて行ってくれたのは、旧市街の南部にあるドゥルガー寺院。
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寺院全体が、朱色なのが特徴的です。
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ドゥルガー寺院入口
寺院内は撮影禁止です。 -
トゥルシー・マーナス寺院
ドゥルガー寺院から徒歩で移動 -
ヒンドゥー教の寺院というより教会のような構造だと感じました。
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壁一面に、ヒンディー文字で書かれたラーマーヤナ
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ラーマーヤナの一場面
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モンキーテンプル
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オートリクシャーを駐車場に止めて、ガンガーを見るために路地を入っていきます。
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旧市街の入り組んだ路地
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旧市街の入り組んだ路地
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初めて見るガンガー
水位がかなり高くなっていて、電柱が半分水没しています。 -
こんな状況でもガートで沐浴する人達
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ボートライディング30分Rs900は、高いと思いつつも乗ることにしました。
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祠も水没しています。
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午前中にバラナシ観光を終え、午後に再びサールナートへ
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イチオシ
チャウカンディーストゥーパ
釈尊が5人の比丘と再会した場所です。
ブッダガヤで成道した釈尊が最初の説法を誰にするのか考えた時、以前一緒に修行をしていた5人の比丘が宗教都市バラナシで修行していることを知り、ガヤから歩を進めました。そしてバラナシから程近いこの地で彼等と再会したという伝説が残っています。 -
ストゥーパの上の八角型の塔まで登りました。この部分は後の時代に造られたようです。
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ストゥーパの上からの風景。
正面中央にダメークストゥーパが見えます。5比丘と再会した釈尊は、ダメークストゥーパの位置まで移動し最初の説法を施しました。
白い服を着た人達は、スリランカからの仏教徒で大型バスで仏跡を巡礼します。 -
ストゥーパの上に築かれた八角型の塔の内部に6つの突起がありました。釈尊と5比丘を表しているのでしょうか?
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チベット寺院
仏教聖地サールナートには各仏教国がそれぞれにお寺を建立しています。 -
法輪と鹿 (初転法輪 鹿野苑)
昔は鹿が多かったようですが、今回は見ませんでした。 -
チベット寺院 本堂
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壁には四天王の画
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本堂内部
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最後に日本のお寺を訪問しました。
日月山法輪寺 -
涅槃仏
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境内に安置されたサールナートブッダ
こちらの台座は、忠実に模しています。 -
日本寺の隣にあるストゥーパ
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アショカ王柱を模したもの
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ストゥーパに安置されているサールナートブッダ
この地を訪れサールナートブッダの独特な印相が深く印象に残りました。
7世紀にこの地を訪れた玄奘三蔵法師も、サールナートブッダの檀像を長安に持ち帰ったと記録されています。 -
夕食は、ホテルのレストランでターリーを食べました。
セットのジュースは、パイナップルジュースベースにをスパイスを入れたもの。変わった味です。 -
ターリーの良いところは、少しずつ多くの種類が食べれるところです。
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2日間のサールナート観光を終え、飛行機でデリーへ戻ります。
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デリーへ向かう機中、暫く大きな河が見えていました。ガンジス川の支流でしょうか。流域沿いに緑多い豊かな大地が続いていました。
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