2013/08/11 - 2013/08/16
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Nobby’sさん
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カンボジアにはまだ足を踏み入れたことがなかった。アンコールワット遺跡については気にはなっていたのだが、なかなか思い切って、行く計画を立てられないでいた。というのも果たしてアンコールの歴史を詳しく知らずに、この世界遺産をどれだけ興味を持ってみることができるか、わからなかったからだ。しかし、崩壊の危機に瀕していることもあり、百聞は一見にしかず、多少の情報を読みあさって、いざ行ってみることにした。
シェムリアップはアンコール遺跡やトンレサップ湖など多くの観光資源に満ちていて、まだ素朴さを残した魅力的な街だった。あと何年かすれば未舗装の道路は舗装道路になり、観光施設もさらに整い、トンレサップ湖へのアクセスについてもよりスムースになることだろう。しかし、いまこのシェムリアップで感じる素朴さは、かつて20−30年ほど前にバンコクで感じたような、懐かしい東南アジアの雰囲気に似ていた。
8月11日深夜羽田発
12日早朝バンコク着
バンコクエアにてシェムリアップへ
アンコールワット、アンコールトムなど見学
13日バンテアイ・スレイ、タプロームなど見学
アマゾンアンコールにてアプサラダンス鑑賞
14日トンレサップ湖の水上村見学など
15日シェムリアップからバンコクへ
15日深夜バンコク発
16日早朝成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- ANA バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
NH173便は深夜0:30に出発した。バンコクまで約6時間半のフライトだ。飲み物を飲んだらすぐに眠るようにした。明日は朝シェムリアップに到着したら、ホテルに到着してすぐに観光に向かう予定だ。だから、少しでも体力を温存しておきたかった。
3−4時間ほど寝ただろうか、朝食の時間となった。
さすがは全日空だ、朝食も和食・洋食の選択が可能だった。 -
バンコクには5時過ぎには到着した。国際線乗換は3Fなのでエスカレータで上に上がり、チェックインカウンターを探す。
バンコクエアはまだ閉まっていた。5:45からのチェックイン開始ということだった。
ちゃんと時間通り始まるかどうかと思っていたが、時間通りにチェックインが開始した。トランジットで入る人はあまりいないようだった。 -
シェムリアップへの出発時間8:00まではかなり時間があったので、手近にあったカフェに入って時間をつぶすことにした。
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カオニャオマムアンが175バーツ、カフェが95バーツだった。
さすが空港料金だ。
ずいぶんとおしゃれな形で出てきた。 -
その後、ゲートC1aの方に歩いて行くと、なんと寝椅子がいくつも置いてあるスペースがあった。この寝椅子はしっかりと180度近くまで倒れるようになっているので、ここでしばらく仮眠を取ることにした。
最初からここでゆっくりとすれば1時間は仮眠することができたはずだ。 -
シェムリアップ行きの飛行機はプロペラだった。100人も乗れないような小さな機体だった。イラストがなかなかかわいらしい。
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バンコクエアーではなかなかおいしいパイナップルのデニッシュとマフィンの朝食だった。コーヒーも出て充実していた。
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フライトはわずか1時間だ。やがて、トンレサップ湖が見えてくる。まるで海のような大きさだ。
水は周りまで浸水しているようだった。 -
雨期に入り水面が上昇し、まわりの地域まで水が飲みこんできていた。
満水時にはかなり内陸部まで水が侵食するという。 -
シェムリアップが近づいてきた。
緑の中に家々が点々としている。高い建物がないのでとても美しい。
緑にあふれている。 -
シェムリアップ空港の建物だ。小さいが美しい建物だ。
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手荷物を預けていなかったうえ、E−Visaを取得していたので1番先に空港から出てしまった。
E−Visaの取得は実に簡単だった。IpadからWeb Siteへアクセスし、必要事項を記入、クレジットカード払いを行い、画像を送れば、数日のうちに返信が来る。そこにE−visaが添付されていた。
空港を出ると、名前のボードを持った人たちがいた。 -
宿泊先である、アプサラ・セントレポール・ホテルが手配したトゥクトゥク・ドライバー氏が待っていた。
彼にはこれからの3日間の移動をお願いすることになった。
とても親切だった。 -
トゥクトゥクに荷物を積み込んでホテルまで向かう。道路にはさほど車は走っておらず、バイクやトゥクトゥクが多い。
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途中でピョンヤンレストランを見かけた。なかなか興味深いが行くことはなかった。
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やがて徐々に市街に入っていく。道路が狭くなり、いろいろな商店が両側に立ち並ぶようになる。
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アプサラ・セントレポール・ホテルに到着した。
ここはAgodaを通じて予約していた。評価が非常に高かったうえ、場所も便利そうだったのだ。
小さなホテルだが、中はとてもきれいに整っていた。 -
フロント横の階段が美しい曲線を描いている。
私の部屋は2階だった。 -
ウエルカムドリンクとお菓子だ。
もち米に甘いシロップがかかっている。タイのカオニャオみたいだった。 -
テーブルには素敵な花が置かれていた。
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オーナメントもクメール文化が。
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ホテル裏手にはこじんまりとしたプールがあった。塩水を入れているのだそうだが、うっかり水着を忘れたため入らずじまいだった。
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前庭にはテーブルが配置され、ここで朝食を食べる。
この時期、朝晩はここで座っているとクーラーなしでも全く暑さを感じなかった。 -
部屋のベッドの上には、名前入りで、何かの花の茎を使ってWELCOMEが作られて置かれていた。 すばらしい気遣いだった。
部屋は必要にして十分な広さで、シャワーや洗面も申し分なかった。
なにしろ、ベッドの寝心地がとてもよかった。 -
さて、ホテルに到着すると観光案内をお願いする英語ガイド氏がやってきた。
とても英語が堪能で、ガイドの資格を取る一方でプノンペンではオフィスで仕事をしていたこともあるそうだ。そしていままた、大学で教員の資格を取ろうしているとのこと。若くてやる気のある青年にはいろいろなチャンスがあるのだろう。
打ち合わせをして、アンコールワット、アンコールトムをまず見学することにした。 -
アンコールの遺跡を見学するためにはチケットを買わなければならない。
3日間チケットで40ドルだ。
カメラが備えられていて、写真を撮り、それをチケットに印刷するようになっている。まさにIDカードだ。 -
チケットセンターの建物だ。ここに立ち寄ってチケットを購入してから各遺跡へ向かう。 遺跡では必ずチケットの提示を求められるのだ。
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蛇神であるナーガが西参道正門のところにあった。
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ロータスの供え物が置いてある。
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西の聖池から撮ったアンコールワットの中央祠堂。
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塔門にも詳細な彫刻が彫られている。
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第一回廊にはマハーバーラタやラーマーヤナといった、インド古代の叙事詩が描かれている。
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一部に朱の色が残っている。
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躍動感あふれる戦いのシーン。
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ハヌマーンの肩に乗って矢を射るラーマ王子。
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天国と地獄の描写。 首を繋がれた地獄の絵図だ。
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乳海攪拌の図。大蛇を神々と阿修羅が引き合う図。
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中央塔に登る階段は、このようにとても急傾斜だ。気を付けないといけない。
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デバターが彫られている。
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至る所にデバターの彫刻がある。
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中央塔堂の上から西参道を見通すと、遠くにバルーンが見えた。
バルーンで上から観光する人もいるようだ。 -
アンコールワットの見学を終えると、昼食を取るために近くのレストランへ行った。どこのガイドやトゥクトゥクドライバーもここへ連れてくるようで、中は観光客でごったがえしていた。
ひっきりなしに新しい客が入ってくる。
これは儲かるだろう。 -
うまくしたもので、レストランの前にはお土産物のシルクやマグネットを売る子供たちが待ち構えていた。
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アンコールトムを目指す。 目の前に門が見えてきた。
アンコールトムは広大な城塞都市だ。 中に入ってもしばらくトゥクトゥクで進まねばならない。
そんな中、パワフルだったのは欧米人観光客だった。自転車をこいで延々とどこまでも走っていくのだ。 -
ライ王のテラスと、象のテラスを見学する。
王族が閲兵を行ったテラスで、広大な広場に面している。 -
ライ王の像。
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象のレリーフが刻まれている。
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象のテラスだ。
3つの頭を持つ象がハスの花を摘み取っている。 -
バプーオンへ向かう。
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この遺跡は、隠し子、という意味を持つそうだ。
遠目に見ると寝釈迦像に見えるようだ。 -
バプーオンへ向かう、空中参道。
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バプーオンにあるデバターだ。
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そして、本日最後にバイヨンにやってきた。
アンコールトムの中心にある。
四面仏で有名な寺院だ。 -
この四面仏は塔門も含めれば全部で54もあるそうだ。
それぞれの表情に趣がある。 -
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その仏面の大きさは巨大だ。
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さまざまな四面仏がある。
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バイヨンにも細かいレリーフがあった。
日常的な生活を描写しているものも多い。 -
いくら曇りがちの空とはいえ、午後2時を回ると非常に蒸し暑く、また腹具合がいまいちだったので、暑さにばててしまった。
そもそも機内泊の早朝便で来たので、寝不足もこたえた。アンコールトムを見終わると、少し早めの15時には終了しホテルに戻った。 -
夕方からは雨が降り出した。やはり雨期なのだ。
ちょうど隣がスパ・マッサージ屋だったので、ためしに行ってみた。60分のクメール式ボディマッサージで5ドルだった。
内装は綺麗にしてあり、マッサージも上手なうえに料金も手ごろでお勧めだ。 -
日も暮れてきたので、夕食を食べるために近くのパブストリートまでやって来た。ホテルからは本当に近い。 数分の距離で、特にその夜は雨が降っていたので近くで助かった。
-
パブストリートおよびその周辺には多数のレストランやバーがひしめき合っている。 どこもそれなりの賑わいを見せている。
こんな時、一人旅ではどこの店に入るか結構逡巡するものだ。
しばらくうろうろしていて、入り口に立っていたスタッフが愛想が良かった一軒のレストランに入った。 -
クメール・ファミリーというレストランだった。
けっこう中の奥行きが深かった。
中の方の席に案内してもらった。 -
アモックというカンボジアの家庭料理とアンコールビールを頼んでみた。
エビのアモックが3.5ドルだった。
アモックはココナッツミルクを使った料理で、カレーのようには辛くなく、日本人の口に合う味付けだ。 -
雨が激しくなってきたので、近くのThe Sunというレストラン・バーに入って、アンコールビールを飲みながら雨宿りをした。
目の前の通りではトゥクトゥクの運転手が通りかかる観光客にさかんに声をかけていたが、誰も乗っていかない。トゥクトゥクはなかなか大変なようだ。
雨期のシェムリアップの夜はこうして更けていった。
2日目に続く。
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この旅行記へのコメント (4)
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- usagiさん 2014/12/08 14:09:59
- はじめまして♪
- 来年シェムリアップでアプサラ セントレポール ホテルに宿泊します。
フライトがStreamさまとほぼ同じ(私は0:05のJALです)のため、トランジットの時間をどう過ごそうか考えていましたが、ゲートC1aの寝椅子情報はありがたかったです。
教えていただきたいのですが、1・ホテルはすぐにチェックインができましたか? 2・ホテルのレストランは朝食のみ空いているのでしょうか?それとも、ランチやディナーでの利用も可能ですか?
よろしくお願いいたします。
- Nobby’sさん からの返信 2014/12/08 22:16:28
- RE: はじめまして♪
- Usagi さま
カキコミありがとうございます。
アプサラセントレポールホテルに宿泊されるんですね。
小さなホテルですが、とても良いですよ。
1・ホテルはすぐにチェックインができましたか?
実は午前中から観光に出かけたので、すぐにチェックイン
したかどうか定かでないのです。すいません。
2・ホテルのレストランは朝食のみ空いているのでしょうか?それとも、ランチやディナーでの利用も可能ですか?
これまた、昼夜は外で食べていたので、やっていたかどうか
わからないので回答にならずすみません。パブストリートまで徒歩
わずかなのでもっぱらその辺りのレストランで食べておりました。
Stream
- usagiさん からの返信 2014/12/10 02:24:54
- Re: はじめまして♪
- 回答、ありがとうございます。
団体客のいないホテルを探していて、なおかつパブストリートに近いということでこのホテルを選びました。
おばさん2人での旅行ですので、初日はとりあえずまったりしようと思い、アーリーチェックインができるか、疲れ切っている場合、ホテルでディナーをと考えていたため質問をさせていただきました。
すぐそばの5ドルのマッサージ、絶対に行きます!
- Nobby’sさん からの返信 2014/12/10 14:09:51
- Re: はじめまして♪
- 行ってらっしゃいませ。
ホームページを見る限りでは、
ディナーもありそうです。
クメール料理が食べられるとか
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