2013/06/11 - 2013/06/11
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kawakoさん
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今日は早起きだ~(´O`)
電車はどんどん南へ進み国境を出てイタリアはドモドッソラへ移動。
そしてここから乗るのがチェントバーリ鉄道。これに乗るのが今日の目的です!
景勝ルートとして有名なチェントバーリ鉄道ですが、私の目的は途中下車!
このルートで最も標高の高い場所の村「サンタマリア・マジョーレ」です
この地域、意外と資料が少なくて苦労したなぁww
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
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-
早起きだったので、本日の朝食は食堂車で
コーヒーとマフィンを頼んだら、紙カップで出てきてびっくりしたなぁ
味はいいんですけどね(^_^;) -
どんよりとした曇に覆われていたスイスでしたが、電車が南に進むにつれ明るく澄んだ空が広がってきました
そしてシンプロントンネルを超え、電車はいよいよイタリアに入りました -
ドモドッソラです
びっくり!ここで降りた乗客のほとんどが同じ方向へ進んでいきます
どこって?そりゃぁ・・・ -
というわけで、チェントバーリ鉄道に無事乗り換えました
さっき到着したばかりだったドモドッソラの町がどんどん眼下に離れていきます -
このルート、結構有名な景勝地のはずなんですが・・・
スイスの山間地をドライブしなれた目にはさして・・・( ̄▽ ̄;)あれ? -
乗ったのが各停だったんで、ちょこちょこ駅に止まるんですが、これが全部同じデザインの駅舎!
いちいち撮影してみたけど、どれもこれもま~代わり映えしない(^_^;) -
いやいや・・・こんなこともあろうかと、「ただ電車に乗り続けるだけ」と言っていたウチの夫を説得して途中下車することにしたんだった
そんなこんなでサンタマリア・マジョーレ到着!
余談ですが「サンタマリアマジョーレ」で検索すると、ローマの有名教会しか出てこないんで閉口したなぁww -
今、山のてっぺんですな
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この駅で降りる人はほとんどおらず・・・若干の不安を覚えつつも、コーヒーが飲めるところ目指して移動
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Σ(゚д゚lll)駅周辺はビックリするぐらいの寂れぶり
駅前にホテルが二軒あるものの、シーズンオフで閉まってるしww
仕方なく駅舎に併設していたバールでカプチーノをいただくことに
一緒に頼んだクロワッサンはアプリコットジャム入りで相変わらずの激甘ww
マズイ・・・この展開・・・
いやいや確かここには旧市街があるはず・・・
次の電車で出発したがるウチの夫をせかし、駅周辺をもっと探索してみることに -
地図もないのでカンのみで、町の中心地っぽい方向へ歩いてみました
駅のそばにあった公園に沿って歩き、線路を横断します -
線路を横断してそのまままっすぐの道、目を凝らすと道の向こうにある建物の感じが旧市街っぽい・・・
←これは途中の住宅地のもの -
キタ━(゚∀゚)━!旧市街発見!!!
おお・・・神よ・・・
(´;ω;`)天はわれを見放さなかったわ -
ここだけ別空間だ
さすが旧市街・・・ -
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どこまで進むの?という夫(まださっさと電車に乗って移動したいらしい・チッ)を尻目にどんどん進む私
とりあえず教会まで行ってみます -
建物はちょいボロでも壁画がちょっとあるとイイね
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シーズンオフのせいか開いてなかったお土産屋のショーウィンドー
松ぼっくりの人形は、実はスイスでもよく見かけるんだよなぁ -
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教会の裏手は公園になってました
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外から見た感じは質実剛健なデザインだな
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教会横の公園の向こうに大きな駐車場と国道?が
どうもここには車で来る人が多そうです
まぁそこもガラガラで、観光客らしき人の姿を全然見ません
さらに教会側面の道から旧市街地に戻ります -
ここが旧市街の中心っぽいですね
ここの広場周辺の店は何軒か開いてました、ほっ -
なかなかキレイな建物が多いんですが、路駐が多くて景観だいなしです
進入禁止になってないのが不思議だ -
広場に面した側に教会の入口があったので中に入ってみることに
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やっぱり中は立派だww
野のユリはどこに行った -
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でもプロテスタント教会の素っ気無さよりはカトリックの豪華さの方が、見るには楽しいんだよね
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さて、広場のバールでちょっと休憩です
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わーい(*´∀`*)ワインを頼むと無料でスナックがついてきた♪
この時点で、流石にウチの夫もこの町をもっと楽しむ気になったぞ -
広場に面した建物の上には面白い形の煙突がいろいろww
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やっぱり今だに薪とか使ってるのかしら・・・
-
オシャレなお土産屋さんがあって、ここはやっぱり観光地なんだなと納得
そのお土産屋さん、何故か煙突掃除人をデザインしたグッズがいっぱいなんです
何故・・・(´・_・`)? -
もうお昼なんでどこかで食事でもwwと思っていると、ウチの夫が目ざとく一軒のレストランに「ドイツ語できます」の看板を発見
食いもんにかけては彼の情熱にはかないません・・・
夫は肉(ホントにこんな感じで注文していた( ̄▽ ̄;))
私は店オリジナルのセットメニューで
前菜・ポレンタ・デザート(チーズとケーキ)に白と赤のワイン・コーヒーがついて15ユーロって、お得でしょうよ!?
少なくともスイスじゃ考えられないね(ヾノ・∀・`)
それにしても、このメニューカルテにも煙突掃除人の写真が付いてるなぁ -
サラダは夫の。手前が私ので、前菜として生ハム類とアーティチョークが
アーティチョークって、実はあんま好きじゃなかったんですが、ここで食べたのが美味しくて以後やみつきに
ハムもうまかったなwwさすが山の手地方だ -
外の席で食べてたんですが、日差しがあんまり眩しくって辛くなったので、中に移動ww
-
店内にはたくさんの写真が
よく見るとやっぱり煙突掃除人のもの
ここでわかったのが、この地方ではかつて大勢の貧しい家の子供たちがミラノに煙突掃除人として売られていったという・・・
Σ(@_@;) これって本物の「黒い兄弟」じゃん!
「ロミオの青い空」っていったほうが通りがいいかな?
黒い兄弟はググってみると、いくつものあらすじの紹介が出てくるので、一度是非ご覧になってみてください
かつての貧しかったころのスイスの悲しい歴史の一端が垣間見えます -
ポレンタがやってきました
ポルチーニ添えです
味は・・・まぁまぁかなぁ? ポレンタってすんごい美味いってもんじゃないしねぇ
舌触りはなめらかで、実のところ今まで食べた中では一番美味しかったです
ウチの夫が食べたがって大変だったwwお前は「肉」を注文したんだろうが! -
そしてデザートのチーズが・・・
ええぇこれだけwwwΣ(゚д゚lll)
美味しかったけど少なすぎだよww
ウチの夫がニヤニヤしてるのが腹の立つことムムム -
そしてデザート②のケーキはビール酵母のような味・・・
まさかの前菜が一番美味かったコースだった(|||▽||| ) -
なんだかんだ言いつつも食事を堪能して駅に戻りました
この町に止まる電車は一時間に一本でわかりやすいです -
よく見ると、駅には煙突掃除人の歴史の看板が・・・
イタリア語なんで読めませんが( ̄▽ ̄;) -
ラッキー( ̄▽ ̄) 新しい車両に乗れました
ボットン方式でしたがトイレもあって助かりました -
そうそう、ドモドッソラからサンタマリア・マジョーレまでは、車両のどっち側に座っても代わり映えしない感じだったけど、サンタからスイスに向けては進行方向右側の方が確実にイイです
左側は山、右側に渓谷がきますから -
風景も、サンタマリア・マジョーレからスイス方向に進んだほうがより魅力的でした
実際、そのあたりがいわゆる百の谷(チェントバーリ)と言われる地域らしいです -
カメド駅 相変わらず駅舎は全部これだなぁ
あ、国境駅です -
ワイン畑が増えてきたなぁ
-
イントラーニャに到着ww
チェントバーリ地方はここで終わり
駅より向かいのレストランの方に目がいってしまった・・・ -
イントラーニャを出発するとすぐ鉄橋を渡ります
-
ロカルノ発の電車だとイントラーニャに着く直前が撮影ポイントだそうです
私は逆方向なんで、イントラーニャを出発してすぐ振り返って何枚か撮ってみたんですが・・・
この有様さーー ( 」´0`)」
まぁ新しい車両で窓もあかないし仕方ないね -
この整然とした感じ・・・やっぱりスイスだなぁ
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マッジャ川
このあたり特有の白い岩に緑の水が美しいです -
まだ6月中旬なんですが、さすがティチーノ州
この日はいい天気になって暑くなったんで、もう泳いでる人がいました -
楽しそうだね
-
そしてロカルノに到着。地下に駅がありました。
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上に出ると・・・あっつい:(;゙゚'ω゚'):
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やっぱりスイスの建物は小綺麗で立派だわ
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道行く人々もどこかリッチそう・・・
まぁロカルノは保養地だからな -
マジョーレ湖に出ました
あとはまた電車に乗って家に帰るだけです
これが長かった・・・さすがにお尻が痛くなったわ( ̄▽ ̄;)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 一歩人さん 2013/08/07 07:06:31
- ふ、ふ、由来は、煙突掃除って。
- kawakoさんへ
ふ、ふ、私の幼少の頃は、釜でごはん炊いて、
五右衛門風呂も枝で沸かしてましたね。
ということは、煙突掃除屋さんが毎年来て、お掃除してくれてました。
そういえば、当時は、みそ玉や
お漬物も、樽で自家製でしたね。
当時、顔を真っ黒にして行き来する煙突そうじやさんを見て、
額に汗して働くってことは、こういうことなのかと思いました。
もっと小さいころは、九州の飯塚炭鉱の社宅に一時期住んでいたので、
蒸気機関車がトンネルに入ると、客車に煙が蔓延し、トンネルを抜けると、
舌にざらざらした、黒炭の粒を味わいながら、なんじゃこれ?と
いまだに情景が焼き付いて離れません。
時代が変わり、ガスや、電気や、灯油に頼る今日が来るとは。
そして、郷里の煙突が撤去される日が来ようとは。
そして、原子力発電が、そっぽを向かれる日が来るとは。
ふ、ふ、煙突掃除で思い出すあれこれでした。
ありがとうございました。
失礼しま〜す♪
- kawakoさん からの返信 2013/08/13 00:44:21
- 書き込みありがとうございますφ(・∀・)
- 煙突で思い浮かぶ日本の風景は銭湯です。
私が子供のころは、近所にまだ銭湯(今風のではない昔ながらの)があって、家族でたまに入りに行ったことがあります。
現代スイスの煙突掃除人は縁起物(グリュックス・ブリンガー=幸運を運ぶものと呼ばれています)となっていまして、実際の煙突掃除よりはイベントなどでの副収入のほうが多いとかいいます。
が、19世紀ころスイスから煙突掃除人としてミラノに連れて行かれたのは子供でした。
安く替えのきく労働力として、スイスの貧しい山間部の子供たちが大勢売られ、劣悪な環境のもと体を壊し生きて帰ることのなかった子供も多かったそうです。
今の裕福なスイスからは想像もつかない出来事です。
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