北イタリア・オルタ湖（１）～中世の街、オルタ・サンジュリオ～

2012/11/01 - 2012/11/04

イタリアはピエモンテ州（ノヴァーラ県）にあるオルタ湖のオルタ・サンジュリオという小さな街に３泊して来ました。

オルタ湖は北イタリアの湖水地方にある湖のひとつですが、観光地としてはマジョーレ湖やコモ湖、ガルダー湖ほど有名ではないにしろ、別な趣で魅力のある素敵なところでした。
特にこじんまりとした街が隠れ家的な感じで、すっかり気に入ってしまいました。


１日目：
スイス（自宅から車で３時間半強）→オルタ・サンジュリオ→サンジュリオ島→オルタ・サンジュリオ泊

エリア マジョーレ湖周辺(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

寒々しい景色に包まれながらの出発です。
連休初日にも関わらず高速は空いていて順調な滑り出し。

峠に近付くと、どんどん雪深くなってきました。

スイスとイタリアの国境にあたるティチーノ州に入ると、さすがに雪はなくなってました。
べリンツォーナのサービスエリアで軽くランチ休憩。

(写真は悪いですが）ここからはいよいよイタリア入りでテンションも上がります↑

今回宿泊したホテル「サンタ・カテリーナ」の部屋からの眺め。
向こうに見える塔は教会ではなくて、ホテル「ヴィラ・クレスピ」

ちなみにこれがそのホテル、「ヴィラ・クレスピ」
この街では一番人気の模様。
（でも高かったので即効で諦める。笑）

宿泊先のホテルから街中まで歩いて行く事に。
するとこういった湖畔のハイキングコースに出てしまいました。

ロマンチックな感じで恋人達や新婚さんにはお勧めのコースですが、柵とかが無いので、小さなお子さんは要注意。（あと酔っ払いも。笑）

やっと街の入口に入った模様。
こんな細い小路にも車が走ってます。（汗）

オルタ湖に浮かぶサンジュリオ島！
やっと見えて来ましたよ〜♪

そのまま道なりに歩いて行くと・・・
おや？

オードリー・ヘップバーンさんではありませんか！？

つられて入ってみる事にしましたｗ

なんだかよく分かりませんでしたが、彼女の？コレクションが集まってました。

そこを後にして更に歩いて行くと、モッタ広場に出ました。
サンジュリオ島がバッチリ見えます。

この広場の見所のひとつである中世の市庁舎を眺めながらブラブラ。

せっかくだからとフェリーでサンジュリオ島へ行く事に。
（往復大人１名４ユーロ）

フェリーから眺めるサンジュリオ島。
船内ではテキトーに座ったのですが、写真を撮るのにナイスな場所だったみたいです。（進行方向、右側の前方）

５〜１０分くらい乗った事でしょうか？
あっという間に島に到着。

このフェリーというかボートで島に来ました。
１５分おきに発着してるようです。

波止場から直接通じてる教会の建物。
この中に入ると島の中の道に出るしくみ（？）

島をぐるっと囲んでいる細い一本道を道なりに進んで行きます。

オルタ・サンジュリオの街中同様、中世にタイムスリップしたような感覚です。

島の中は（入口以外には）売店なども見当たらず、ブラブラ歩いているとあっという間に元の場所に戻って来ました。

島は１５分もあればゆっくり周れます。
ちょうど一周したところで、帰りのフェリーがやって来ました。
１５分おきに発着しているのはそういう事なのでしょう。

街に戻ったところで、夫があらかじめ下調べしておいた小さなカフェバー「Cafe Jazz」へ。
古〜い感じがなんとも心地よかったです。

ビールとアペロール（シュプリッツ）を頼んだだけですが、おつまみがてんこもり。（＾＾）
イタリアでは一般的な嬉しいサービスですが、食事前後は要注意・・・ですよね？

私達はランチのスープ以来何も食べてなかったので素早く完食。（笑）
ウェートレスから「まだ（おつまみ）いかがですか？」と聞かれるも夕食が控えていたので（まだ食べる気）お断りしました。

カフェバーを出るとすっかり日も暮れていましたが、ライトアップされた街もとてもいい感じ。

サンジュリオ島もライトアップ。

街から少し高台にある黄色い教会が更に輝いてます。

中にもちょっと入ってみました。

レストランのオープンが１９時というところが多く、それまで時間があったので、更に高台まで行ってみました。

幻想的なサンジュリオ島。

結局１９時まで待てず（笑）１８時半から開いていたピッツェリア「La Campana」へ。
街では数少ないピッツェリアで値段もお手頃。
家族経営のようで一家の主？マンマが切り盛りしてました。

私は海老とサラダが乗った「ポルトフィーノ」というピザにしたんですが、最初は美味しかったものの最後の方はピザが冷めていくのと同時にレタスの水分もピザに浸透してしまって残念な結果に、、。
でも夫のピザは美味しかったです。

帰り道は別ルートでホテルまで歩いて１５分程。
しかしながらお腹いっぱいで消化しきれず。（汗）