2013/07/27 - 2013/07/27
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夏子の探検さん
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「お白石持行事」は、一連の遷宮諸行事のひとつであり、新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する民俗行事で、宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車・木そりに乗せ、沿道や川を練り進みます。神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで進み、持参した「お白石」を奉献する行事です。
お白石持行事は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択され、また伊勢市の「無形民俗文化財」として指定されています。
町民はそれぞれ、決まった日が有り、その日に大型バスで揃って神宮に向かい、おかげ横丁内の、岩戸屋さんにて昼食後、五十鈴川に浸かりながら、身を清めて、お白石を内宮さんに敷き詰める行事で、無形民族文化財として指定されている行事です。
千三百年に亘り連綿と受け継がれてきた、神の常若を願う宮遷りである神宮式年遷宮に先立ち、平成25年夏に斎行される民俗行事「お白石持行事」は、
清流宮川の「清らかなお白石」を拾い集め、丁寧に洗い清め、奉献まで清浄な場所にて安置し、奉献当日、川曳もしくは陸曳によって神域に運び入れ、各
自白布にお白石を包み、真新しい御正殿の御敷地に「自らの祈りを永遠に託し」お白石をお納めするものです。
20年のときを経て、檜の香り漂う新しい御正殿の御垣内の内院に、すなわち瑞垣の内に敷かれるお白石をお納めさせていただく栄誉は、寛正三年
(1462)、内宮の第四十回式年遷宮から始まったと古文書にあります。この五百五十年の伝統を受け継ぎ、神宮とその歴史に神領民の誇りと心意気を結
集し、一致団結して完遂を期し取り組むことを誓うとともに、神領民の責務として、お白石持行事の伝統を次世代へ継承することに尽力します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「お白石持ち行事」とは、新宮の御敷地に敷き詰める「お白石」を伊勢の神領民(この地域に居住する人々)が奉献すると言う、お祭りの華やかさを持った民族行事として、伊勢の町民によって継承されて来ました。
社殿の周りの御垣内には白い石「白石」と黒い石「清石」とが敷き詰められて居ます。
この白石を伊勢の人々が紀伊山系の大台ヶ原を源とする宮川の川河敷から探し集めて、樽に詰めて各町民の氏神様の境内に有るお白石置き場に保管し、それを、五十鈴川をさかのぼる川曳で内宮に奉献し、神様がお通りに成る前の神殿の瑞垣の内に市民それぞれが、お白石を手にして、敷き詰める行事です。 -
伊勢市観光ページ
http://www.ise-kanko.jp/
伊勢市観光協会・宇治山田駅観光案内所
伊勢市岩淵2-1-43 近鉄宇治山田駅構内
近鉄宇治山田駅1F
TEL:0596-23-9655
(社)伊勢市観光協会
伊勢市本町14-6(外宮前)
TEL:0596-28-3705
FAX:0596-27-1049 -
皇室の祖先神で日本人の総氏神である、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭神とし、神体は三種の神器の一つ八咫鏡。
五十鈴川のほとり、神路山のふもと、うっそうと茂る樹林につつまれ、参道には玉砂利が敷きつめられている。
20年に1度の式年遷宮は1,300年間続いている。 -
この時期内宮駐車場は、行事の必要品など各種に使われて為、通常のように自家用車は止められないので注意して下さい。
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おかげ横丁方面に入る五十鈴川を渡る橋
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朝もはようから行事参加の方々も準備
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既にお白石の入った引き車は五十鈴川に入水
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これからかなりの距離を、五十鈴川内で曳き回す事と成る
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各町民(我町は、確か4町が合併し、今回参加の各20町民の中でも大型、
1000人の町民(これは町に住む家族の子孫も含む)参加と成ったようだ。 -
掛け声と共に、いざ出陣!!!
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今回相方も入水の予定だったが、どうも・・・嫌がり・・・
(あ〜〜〜!私の足が元気なら代わりに入りたかった!) -
天候は晴れなんだけど青空は意外と見えない
但し朝から猛暑! -
水の中の方が気持ち良さそう!
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朝熊山を背景に長蛇の曳き・・・
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空が真っ青で無かったゆえ、油断して日焼け止めを何回にも分けて塗って居なかったので、結局かなりの日焼け!
(私は女子なんで、お化粧が顔だけは日焼け防止) -
意外と老若男女が居る
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おかげ橋を過ぎるのも苦労です
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水深は意外と深くなる
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「おいさ〜おいさ〜♪」の掛け声が響く
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水浸し・・・
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この写真には無いのだけど、なんと子供がシュノーケルセット付けて遊んでた子も居るらしい。。。
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おかげ横丁の川も(岸辺)で見守る人々も
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有名な「とうふや」さんの裏側
観光客も今日は多い土曜日 -
家族総出で参加も多い
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この長い列の最後に、お白石が沢山入った籠の乗った引き車が有る
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打ち合わせの組合員さん
カッコ良いねぇ〜! -
かなり重い曳き車
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上から見るとこのバージョン
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船には成って居ないので、周りで支えるのも大変
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ゆっくり曳き回さないと、川の中なので、ドボンとしてしまう・・・
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総指揮者の指示に従う
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違う法被?
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おいさ〜!の掛け声の途中で、舟歌が入る
その際のほら貝を吹く担当者さん達 -
この音が遠くまで響きます
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こうやって1000人全員ではないけど、3〜400人が曳く
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此処も有名なおかげ横丁のお店の裏側
通常は五十鈴川を見ながらお食事を頂ける場所です -
バランスを取らないと、曳き車は倒れたら大変です!
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ふさふさした振り物を持てるのは、「木遣」の掛け声と歌を歌う子達
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一番大事なお白石の乗って居る、車引きを抑える若者達
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どんどん深くなる
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沈んじゃいそうな人も?!
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曳いて居ないので、集合場所の「岩戸屋さん」に向かいます
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こうやって、みんな上から見て居ます
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時々浜に上がる〜遠くの朝熊山も見えるでしょ!
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木遣り歌が始まる♪
実はこの係りで、姪っ子が居ます。 -
多分朝熊町が一番参加人数が多そうでした。
この列ですもん -
五十鈴川の後ろは、おかげ横丁のある、「おはらい町」の街並みです
内宮迄の約800Mらしいです。 -
警備員さんの向こう側に見えるのが、「おかげ横丁」看板
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有ったよね・・・だから、本当はこの通り自体は違う名前で「お祓い町」と言います。
横丁は此処から、さらに横に入って行きます。
横丁の写真は、第2幕へ・・・ -
来福!祈願!?
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「木遣り」メンバーの中のこの2人のうち、どちらかが姪っ子です。
(内緒!) -
だから〜〜私は、家族の中で、カメラマン。。。?
今日もインク買って来て、焼いてました。 -
頑張ってくれとります!
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朝晩毎日の練習が有るらしいです。
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木遣り歌も響きます
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あんまり撮るとバレルわなぁ〜・・・
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一旦昼食の為上がる???
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この角度もいかが?
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木遣り部隊の小学生低学年版
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ほら!可愛いよね!(ちなみにこちらは、他の方のご親族で・・・かわいかったので)
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「岩戸屋さん」裏側
此処でお弁当を頂きます。
最初に参加の際に申し込んで、無料では有りません。
参加費には、奉納費?も含まれて居ます。(タダの訳無いでしょ) -
さ〜^て、暑過ぎるので、お一人様で此処に入った!
だって〜!写真は撮ったので、お弁当時も撮影致しました。 -
ご存知、有名赤福本店
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しかし此処は、商品を売るだけの場所
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頂きたいのは、私はお初のこちらです♪
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一応お値段・・・
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ね!サイコ〜〜でしょ!
赤福氷と言います。(6年半も嫁やってて初めて食べる!それも一人で!) -
宇治抹茶氷の中に、赤福のお餅が2個入って居ます。
美味しいよ〜〜!ちなみに夏限定です。 -
ただし、店内無し。横丁のような場所で、夏は障子も無く頂きます。
畳はほんの数畳・・・ -
みなさん、それでも有名処なので、並んで頂きます。
暑い!暑い!と言いながら、番号札で呼び出されるのを待ちます。 -
此処は、実は先日行った、博多山笠でもこのような有名氷店が、外でした。
皆で行ったので、伺いませんでしたが・・・ -
扇風機が有ったかどうかさえ、覚えていない・・・
けど、氷頂いてる最中は夢中です♪ -
最後にもう1枚・・・
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こんな感じの通りで縁台出されて頂きました。
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此処から見る空は青いですねぇ〜狭いけど・・・
こりゃ、日に焼ける訳です。帰宅時、真っ赤に腕も燃えてました・・・
相方は、出しても塗らない日焼け止めで、顔まで真っ赤!
最後は熱さまシートでした。。。 -
赤福さんのその先の道はこんなんです。。。
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どこか、懐かし商店街。。。
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集合場所「岩戸屋さん」正面です
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こっちも食べたい!暑い日でした・・・太るので却下しましたが。。。
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伊勢エビコロッケ?!これも食べたいと思いつつ、後にしよ〜〜!
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水の中でびしょビショの方は、此処でお着替え
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内宮さんのご説明・・・これって20年前に作ったの?
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此処から宇治橋です。
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よく解らない方は、この入り口で優しいお姉さま方に聞いて下さい。
英語でも問題有りません。一応内宮内の道案内ですけどね。
それ以上の質問はいけません・・・彼女達困ります。 -
こうやって、地図も無料でくれはります。
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さ〜〜参ろ〜〜〜!
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しかしまぁ、凄い人人人です・・・暑い。。。
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お時間が有る方は、ぜひこちらにも!
素晴らしい景色(だそうです・・・って行って無い。。。行きたい!) -
まずは木遣り隊の入場です!
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カッコええでしょ?
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川からも入場!
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しかし、先は長い・・・
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飽きないのよ!昼食食べても暑さで参ってます
帰宅後午後4時、速攻寝た様子の、姪っ子です -
ずっと、これですもんね。可哀そうでも有るけど、仕方ない・・・
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やっと上がるか・・・
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上がった!!!
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水から上がったお仲間さん達(前方の方々)
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オ〜〜イ未だか〜〜!と言ってます。
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この続きは、第2編へ☆
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この旅行記へのコメント (8)
-
- chikuouさん 2013/07/31 23:34:19
- さすが伊勢神宮
- 珍しい画像をありがとうございました。さすが伊勢神宮の遷宮式ですね。白い石まで勿体をつけて氏子に集めさせるとは? もちろん敬虔な氏子の方々はこんなことは考えておられないでしょうね。私の田舎でも、今年の4月遷宮の行事がありました。氏子はたくさんのお金を出して、打ち出のこ槌のようなものをもらいました。次はやはり20年後ですから、見ることはないと思いますが。
- 夏子の探検さん からの返信 2013/08/05 14:38:32
- RE: さすが伊勢神宮
- chikuouさん、こんにちは!
お礼が遅くなり、ごめんなさい。コメントありがとうございます!
> 珍しい画像をありがとうございました。さすが伊勢神宮の遷宮式ですね。白い石まで勿体をつけて氏子に集めさせるとは? もちろん敬虔な氏子の方々はこんなことは考えておられないでしょうね。
私は嫁なので、それもこちらの嫁6年半しかしていないので、上の状況は解りません。私の事情は、私の各種の旅行記を読んで下されば解ります。
私の田舎でも、今年の4月遷宮の行事がありました。氏子はたくさんのお金を出して、打ち出のこ槌のようなものをもらいました。次はやはり20年後ですから、見ることはないと思いますが。
あらら、そうなんですか?訪問させて頂きますね!
ありがとうございます。 夏子
-
- TSUNEさん 2013/07/30 21:13:24
- 伊勢神宮
- 夏子さん、こんばんわ。
お白石持ち、私の母も参加してきたそうです。
こうしてみるとすごい伝統行事なんですね。
そして赤福のカキ氷。
2週間前にも伊勢神宮参拝のおりに、食べてきました。
番号を呼ばれるまでまっていましたよ(笑)
ちなみに昼食は、すし久でした。
10月以降にまた行きたいですね、でも今年はこむのでしょうね。
- 夏子の探検さん からの返信 2013/08/05 14:32:40
- RE: 伊勢神宮
- ツネさま、こんにちは!
お礼が遅くなり、ごめんなさい。コメントありがとうございます!
> お白石持ち、私の母も参加してきたそうです。
> こうしてみるとすごい伝統行事なんですね。
そうですか!お母様のお写真は?ご覧に成られましたか?
>
> そして赤福のカキ氷。
> 2週間前にも伊勢神宮参拝のおりに、食べてきました。
> 番号を呼ばれるまでまっていましたよ(笑)
本当ですね。物凄い人でした。番号呼ばれるうちに汗だくです・・・
でも、美味しいですよね!
待った分だけ、期待が強まったせいも有るのかな(笑い)
>
> ちなみに昼食は、すし久でした。
此処も有名ですよね。
>
> 10月以降にまた行きたいですね、でも今年はこむのでしょうね。
遷宮年は、混むかもね。秋の紅葉時は朝熊山もご存知のように綺麗です。
では、ありがろうございました。 夏子
-
- 讃岐おばさんさん 2013/07/30 12:31:25
- こんにちは〜
- 新着メールからお邪魔しました。
8月末に地区の八幡宮から、お白石持ち行事に参加いたします。
興味津々で拝見いたしました。
おかげ横丁の赤福のかき氷、美味しいですよね。
随分前に食べたので、今回も食べようと(笑)
続き、楽しみにしています。
- 夏子の探検さん からの返信 2013/08/05 14:43:39
- RE: こんにちは〜
- 讃岐おばさんさん 、お礼が遅くなり、ごめんなさい。
コメントありがとうございます!
新着メールからお邪魔しました。
> 8月末に地区の八幡宮から、お白石持ち行事に参加いたします。
> 興味津々で拝見いたしました。
では、8月末が楽しみですね。旅行記期待して居ますね!
> おかげ横丁の赤福のかき氷、美味しいですよね。
> 随分前に食べたので、今回も食べようと(笑)
> 続き、楽しみにしています。
はい!初めて頂きました。美味しかったですねぇ〜♪
暑い夏の日にはサイコ〜〜でした♪
続きは既に書きましたので、良かったら覗いて見て下さい。
掲示板にコメントありがとうございました♪
夏子
-
- れいろんさん 2013/07/29 19:12:14
- 日本の情緒
- 夏子さま、こんばんは!
素晴らしいですね。
さすが、地元の「神領民」ならでは!の視点だなぁ。
(「寺領」って普通に使いますが、「神領」って久しぶりに聞きました。)
お伊勢様の式年遷宮は有名ですが、それに先立って行われる「お白石持ち行事」なんですね。
この行事、夏子さんの旅行記で、初めて知りました。
各シーンの切り取り方も洒脱ですね。
素晴らしい旅行記でした。(ブラボー!)
れいろん
- 夏子の探検さん からの返信 2013/08/05 13:35:03
- RE: 日本の情緒
- れいろんさま、こんにちは!
お礼が遅くなり、ごめんなさい。コメントありがとうございます!
> 素晴らしいですね。
> さすが、地元の「神領民」ならでは!の視点だなぁ。
> (「寺領」って普通に使いますが、「神領」って久しぶりに聞きました。)
お〜〜!寺領って言うのも有るのですね!私の実家は檀家ですが、この言葉は知りませんでした。亡き夫の実家は神主さんが居るほどの、神様を祭る家でしたので、この言葉の方が知って居ました。
> お伊勢様の式年遷宮は有名ですが、それに先立って行われる「お白石持ち行事」なんですね。
> この行事、夏子さんの旅行記で、初めて知りました。
そうですか。ありがとうございます!
>
> 各シーンの切り取り方も洒脱ですね。
> 素晴らしい旅行記でした。(ブラボー!)
まぁ〜なんて、お褒めのお言葉♪感謝です。また、へたくそな写真や旅行記頑張りたくなります。いつか、お目に掛れる日を楽しみにしております。
夏子
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