2013/05/25 - 2013/05/26
101位(同エリア162件中)
naoさん
大原宿の次は、鳥取県智頭町にある板井原集落と智頭宿です。
まず、昼食をとるため、お目当てのカフェがある板井原集落へ向かいます。
板井原集落は、農業、養蚕、山仕事などで生計を立てていた山村集落で、智頭宿の北東の山中にある、杉林に囲まれたわずかな谷間には、1899年(明治32年)に建てられた茅葺屋根の「藤原家住宅」をはじめとした古民家群、板井原川の流れを利用した水車小屋や炭焼き小屋など、日本の原風景を彷彿とさせる山村風景がそっくり残っています。
昭和42年に峠を抜けるトンネルができるまでは、幅1.8mの「六尺道」と呼ばれる峠越えの古道だけが集落に通じる唯一の道で、徒歩で行き来する以外に方法がなかったことが、かえってこの風景を守ることに幸いしたようです。
近年、朽ち果てようとしていた板井原集落のたたずまいの素晴らしさに気付き、将来へ残そうという気運の高まりから、平成16年には鳥取県指定の「伝統的建造物群保存地区」に選定され、今回おじゃました、築100年の古民家を利用したカフェ「野土香」や、昔ながらのかまどで炊いたご飯が食べられるお食事処「火間土」が、集落の雰囲気や暮らしぶりを伝えるスポットとして定着しています。
鳥取藩最大の宿場町として栄えた智頭宿は、参勤交代の際の鳥取藩主の宿泊や休憩の場となる本陣や奉行所などが置かれていた要所で、今も、かつての宿場町の姿をしのばせる町並みが残されています。
中でも、江戸時代に大庄屋を務めた旧家で、約3000坪という広大な敷地に40以上の部屋数を持つ智頭宿で最も大きな石谷家住宅や、重厚な造りの米原家住宅など、往時の繁栄ぶりをうかがわせる建物が散見できます。
明治30年代に建てられた書院造りの塩屋出店は、歴史と文化に育まれた智頭宿の保全と活性化に取り組む「智頭宿まちづくり協議会」の拠点で、庭に面した長い縁側にはめ込まれた木製のガラス戸がこの建物の特徴となっています。
ここを訪れた観光客は、この縁側に腰をおろし、ガラス戸越しに庭を眺めながらゆっくりと過ぎて行く時間を楽しんでおられます。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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お目当てのカフェ「野土香(のどか)」に着きました。
このカフェは、築100年の古民家を再生されているそうです。 -
手作りの看板とフクロウが店内へ招き入れてくれました。
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窓の外には、ホッとするような山村風景が広がっています。
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カウンターの前のガラス越しに、木の枝でたわむれる野鳥が観察できます。
自然豊かな山村なればこその光景ですよね。 -
木の枝に吊り下げられた餌箱にも、ひっきりなしに野鳥がやって来ます。
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店の雰囲気とベストマッチの照明。
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昼食は、サンドイッチセットにしました。
季節のフルーツやシフォンケーキが添えられています。 -
店内の様子。
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流木の敷板や店の片隅を照らす行灯がインテリアのアクセントとしてあしらわれています。
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客席の真ん中には囲炉裏がしつらえられています。
腹ごしらえができたところで、村歩きを始めます。 -
ここ板井原集落は、深緑の杉林に押しつぶされそうな、わずかな谷間に広がっています。
「野土香」の方にうかがったところによれば、現在4軒しか住んでいないとのことです。 -
猪除けでしょうか、右側に鉄網の柵が見えます。
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山積みにされた焚き木。
山村こその風景ですね。 -
きれいな水が流れるせせらぎ。
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腰板の荒れ具合が築年数の永さを物語っています。
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明治32年(1899年)に建てられた「藤原家住宅」。
見えているのは主屋と蔵です。 -
「藤原家住宅」の庭に咲いている花菖蒲。
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この建物は養蚕場。
この山村の人々の生活の糧として、かつて盛んに養蚕が行われていたそうです。 -
米などをしまう本蔵。
蔵が2棟もあるんですね。 -
林道から見た主屋。
最近、茅葺屋根を葺き替えたようです。 -
村の中を縦横にせせらぎが流れています。
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林道沿いに建つ資材小屋は・・・
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大樹と渾然一体となって山村風景を作りだしています。
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このお宅や・・・
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こちらのお宅は住んでおられるようです。
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小さな淀みで鯉が飼われています。
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もみじの枝に吊り下げられた巣箱。
ここにも生き物の生活があるようです。 -
この林道の先に峠を抜けるトンネルがあります。
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小高い丘の上にある「向山神社」の参道。
ちょっと、上ってみましょう。 -
社殿が見えてきました。
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質素な建物ですが、ずっとこの村を見守ってきたんでしょうね。
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狛犬の代わりに灯籠が立っています。
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灯籠は新緑の木陰で、スッとたたずんでいます。
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神様にご挨拶して・・・。
二礼、二拍、一礼。 -
上る前に想像していたとおり、素晴らしい風景が待っていてくれました。
いつまで見ていても飽きることのない、心癒される風景です。 -
ずっと居たいのはやまやまですが、そろそろ板井原集落に別れを告げて、智頭宿へ向かいます。
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智頭宿の造り酒屋、諏訪酒造さんの駐車場に車を停めさせていただいて、町歩きを始めます。
まず見つけたのが智頭町の汚水桝の蓋。
これがどこにあったかと言うと・・・ -
米原家住宅の前でした。
米原家住宅は、重厚な造りのお屋敷です。 -
木製の鳴子。
その昔、不審者の通行を知らせるために吊っていたんでしょうか・・・。 -
米原家の隣のお宅で、意匠を凝らした職人技を見つけました。
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瓦を組み合わせた紋様で、塀の屋根にアクセントをつけています。
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米原家を南に歩くと、石谷家住宅が見えてきました。
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石谷家は、江戸時代に大庄屋を務めた旧家で・・・
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約3000坪の敷地に、40以上の部屋数を持つ、智頭宿で最も大きな住宅です。
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現在、その建物が一般に公開されています。
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間口の広い敷地は、往時の繁栄ぶりをうかがわせます。
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石谷家の南にある興雲寺の鐘楼。
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きれいな格子窓のある町家。
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智頭宿の町並み。
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かつての宿場町の姿をしのばせる町並みが残っています。
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立派な門柱のある町家。
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さわやかな音色を聞かせてくれる風鈴。
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山を背にした町並み。
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智頭宿の保全と活性化に取り組む「智頭宿まちづくり協議会」の拠点で、観光案内所を兼ねる塩屋出店。
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明治30年代に建てられた塩屋出店は、長い縁側の木製ガラス戸が特徴となっています。
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次は、塩屋出店の裏手にある智頭宿の本陣跡へ向かいます。
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今は公民館が建っている本陣跡。
智頭宿は、鳥取城から最初の宿場だったそうです。 -
杉玉の町とも呼ばれる智頭宿では、家々の軒先に小さな杉玉が吊り下げられています。
それを象徴するように、町中には「智頭宿 杉玉工房」という、杉玉作りが体験できる工房まであります。 -
そんな杉玉に混じって、こんなオブジェも見かけました。
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大事に、大事に使われている板塀。
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諏訪酒造さんへ戻って来ました。
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この蔵元は、昔ながらの製法による純米酒を造る蔵元として、高い評価を受けておられます。
お酒に限らず、このような伝統を守る生産者の姿に共感を覚えるところがある私の性格上、あまり飲めないんですが、お土産に一升瓶を一本購入しました。 -
では、智頭宿を後に、次の目的地を目指します。
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