東北　秘湯の旅　　　緑のお湯　新屋温泉に立ち寄り　不老ふ死温泉へ　しかし道のりは遠かった

2013/07/08 - 2013/07/11

7月9日
朝から雨　大雨・濃霧注意報が発令中、良い写真を撮ろうと重い一眼レフまで背負ってきましたが展望は全くダメなことはわかりきっていて登山は次回に持ち越しです。

雨で登れなかった山は近くの秋田駒ヶ岳があります、2回とも大雨で3回目にやっと念願を果したことがあります。

さあ登山中止の場合の予定通り弘前に出発しよう、今日の宿はすぐそばの同じ深浦町ですが、チェックインまでどこか温泉に行こうと思って調べてきました、白神山荘で早朝に食事をして駅に向いました。

エリア 黒石・平川(青森)

7月9日

朝　白神山荘から傘をさして歩いて駅にやってきました、山荘の主人はドライなのか帰りに駅まで送ることはありませんでした。

この普通列車で弘前に向かいます、6時59分発　弘前には10時30分到着です、好きじゃなければ出来ない鈍行の旅です。

白神岳登山口駅から不老ふ死温泉の最寄駅のウェスパ椿山まで僅か13.7Km、でもそのまま行ってもつまらないので弘前郊外の緑のお湯の新屋温泉に行くことにしました。
でも　とんでもなく大回り、259Kmも列車に乗ることになってしまいました。

晴れていたら素晴らしい海岸線でしょうね。

鰺ヶ沢駅で30分近く停車します、１両増結作業をしただけなんですが、乗客みんな外に出ています、こういう時間もいいものですね。

この４日間で初めて見た　やや青空。

長い裾野の岩木山　結局最後まで山頂は見えませんでした。

難読駅名ですね。

五所川原でリゾート号と交換しました。

まわりはりんご樹園ばかり、ここは板柳付近です。

これも難読駅名、もうすぐ弘前です。

五能線沿線からやってくると弘前はとんでもなく都会です。

弘南鉄道で平賀に向かいます。

平賀からバスの接続が無いのでやむなくタクシーでここ新屋（あらや）温泉にやってきました。　1,450円也　

http://www.ne.jp/asahi/araya/onsen/　

この普通の佇まいがいいですね。

入浴料は350円ですがホームページからクーポンをプリントして持参したら50円割引してくれました。

この色どう思います？　タイルの色？　違います、温泉の色なんです。

ここ新屋温泉は　『みどりの天然温泉』として有名なんです、やってきて良かった！！！

受付に津軽美人のおばさまがいたので聞いてみましたが本当に緑色したお湯が湧いているそうです。

写真撮影禁止と書いてありましたが、今度いつ来れるかわからないのでこっそりノンフラッシュで撮らせてもらいました、ごめんなさい。

それにしても美しい色です、そして実に肌にやさしいお湯でした。

ここ平川市内には温泉が沢山あります、いつか弘前に泊まって温泉はしごをしてみたいと思っています。

帰りは温泉近くの新屋神社発 12時4分の市内循環バスで平賀駅に戻りました、バス代200円。

ランチは弘前駅から近いイタリアン　『ポチャン湖』にしてみました。

ここもNetで調べてきました。

13時過ぎ　オーナーシェフが暇そうに新聞を読んでいました、他にお客さんはいません。

それにしても珍しい名前ですがオーナーがあまり優しい感じじゃないので聞くのはやめました。

ほうれん草のゴルゴンゾーラのパスタとグラスワイン。

小さなサラダとバケット付、なかなか美味しかった。

弘前駅から大鰐温泉スキー場、古い歴史のスキー場ですが現在は大鰐町営。

スキー場を拡大したらしい　けど拡大部分に懸かっているゴンドラリフトの経費が莫大で町議会の意向で半分の規模で営業中のようです、来ようかな？　と思いNetで調べてみてわかりました、どこのスキー場もスキー人口の減少で経営は大変なようです。

私がスキーを始めた頃はスキーブームでスキーリフトを1時間待つ　なんてこともあったんですけどねぇ。

五能線経由で不老ふ死温泉に向おうと　リゾートしらかみ号の指定を取ろうとしたら　満席！　参った、どうしよう。

駅員も協力してくれて　遠回りだけれど奥羽本線で東能代に行き、五能線でウェスパ椿山に向かう方が五能線の普通で行くより早いことがわかり、今日も五能線を完全乗車することになってしまいました。

フリーパスの切符を持っていなけりゃできません、こんなこと。

弘前・東能代間（特急つがる自由席）　　東能代・ウェスパ椿山　五能線　普通列車

しかし東能代で五能線を1時間待ちました。

一昨日遊んだ　八森いさりび温泉　ハタハタ館の前を通過。

18時前にウェスパ椿山に着き送迎車で不老ふ死温泉に向います。

不老ふ死温泉　送迎バスで駅から5分ほどでした、しかし大きな施設です、人気の宿でなかなか一人の予約は取れませんでした、今回も7部屋しかないシングルルームがやっと取れました、因みに4人部屋等に一人で泊まると5,250円割増しになります。

http://www.furofushi.com/

部屋は狭いビジネスホテル仕様、でも日本海に面しています。

洗面台とシャワートイレ、またロビーの奥にはコインランドリーがあり、乾燥に利用しました、夏は汗で汚れ物が多くなるのでこの施設は助かります。

部屋の窓から有名な海に面した露天風呂を見ています、左　混浴　右　女性用です。

さて夕食です、席に着いた時の状態。

今日のおしながき　Aプラン　これで普通です、割増しのBプランもあるそうですが、これで充分でしょ。

刺身　中とろに近い本鮪が美味しかった。

さざえのつぼ焼き。

しかし焼いてから時間が経っているのでしょう、とても硬かったです。

一人客に配慮している感じがしました、他人の視線を気にせずに食事が出来るのは良いことです。

燗酒を2本　1本400円は　まあ　まともでしょう、もっともサービス料が１０％付きますが。

これお吸い物かな？と思いましたが　お蕎麦なんです、つるつるわかめの蕎麦温麺。

デザートはりんごのシャーベット。

日帰り客がいなくなったので海辺の露天風呂に行くことに、これは部屋からやや望遠レンズで撮っています。

露天風呂への道。

これかぁーーー　　海が荒れたら水没するそうです、このロケーションが凄ごすぎ！

天気の良い日の夕焼けや朝焼け時は素晴らしいでしょうね。

風が強いので石で洋服や籠が飛んでしまうのを防ぐのです。

こういう風に使います。

新館の大浴場　ここも日本海に面しています、素晴らしいロケーションです、天気が良かったら素晴らしいでしょうに。

左手奥に小さな露天風呂があります。

朝ごはんはバイキング形式です、極めて一般的な料理がならんでいました。

この辺りはとても風が強いようで風力発電がおこなわれていました。

10時頃のチェックアウト時　大人の休日倶楽部の旅行の団体さんです、彼ら以外でも駅への送迎バスは満席でした。

今回の会計です、日本酒2本飲んで10,524円は良心的でしょうね、でも大きな施設で落ち着かない、ここは露天風呂のロケーションが素晴らしい東北のヘルスセンターなんでしょうか？　と思いました。

人気の宿故　人が多すぎます、これから向かう古遠部温泉とは真逆だと思いました。

http://4travel.jp/traveler/toshijii/album/10792141/　　に続きます。