東南アジア縦断ぶらりひとり旅　第1部　タイ・ラオス編　③ラオスの世界遺産 in チャムパーサック

2012/07/16 - 2012/08/02

ラオスにやってきました。こんな形でラオスに来るとは思ってもみませんでした。一番最初の計画では、タイのムクダハーンからラオスのサワンナケートを通り、ベトナムへ行こうと思っていたのですが、パクセからダナンまでの国際バスがあることを知り、日程もゆったりしているので、せっかくだからチャムパーサックに寄り、世界遺産ワットプーを見ていこうと思い、実現しました。素通りするつもりのラオスが何日か滞在することとなり、結果いい思い出となりました。そして、昨日のバンコク発ウボンラチャタニ行きが大幅に遅れたため、チャムパーサックは1泊するのみとなってしまいました。でもワットプーへは自転車で行き、この村の景色を身近に感じることができました。

エリア チャンパサック(ラオス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 自転車 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【チャムパーサック対岸・メコン川】
クアラルンプール、バンコク、ウボンラチャタニ、パクセとここまではほとんど移動な日々。今日この旅で初めて観光をします。ラオスの世界遺産ワットプーです。よっぽど興味のないものでない限り、世界遺産は見ておこうと思っていて、この旅行でもこれからたくさんの世界遺産を観光します。今日はその第1弾。ホテルの人にラオス語でチャムパーサックに行きたいと書いてもらい、それをホテルの前にいたドライバーに見せたら、友達のドライバーに電話して、白いバンが来て、それに乗りまた途中でおんぼろのバンに乗り換えてきたのがここチャムパーサックの対岸のメコン川。パクセからあっという間に到着です。そのバンを降りたのは私だけで、ほかの人はシーパンドーンの方へ行くのでしょう。この写真の渡し舟代もドライバーが払ってくれてUS10ドルでした。

【チャムパーサック対岸・メコン川】
　天気は快晴で何よりですが、とにかく迫力満点でこわかった。ここ落ちたらどうしよう。メコンは大きいなあ。広いなあ。あまりの怖さにろくに写真も撮れませんでした。他の方の旅行記を拝見していると、いかだ舟みたいなものに車ごと乗っている写真を見たのでそんな感じのものでここを渡るのかなあとイメージしていたら。細長い小舟で、船に水も入ってきているではありませんか。沈んだらどうしよう。ここでこんな怖いのだからルアンプラバンでスピードボートには乗れないと心の底から思いました。

【チャムパーサックゲストハウス】
　今日のお宿でに無事到着。船着場にはソンテオが止まっていて、町の中心のここまで40バーツでした。

【チャムパーサックゲストハウス】
　私一人なんですけどベット3台。ちなみに洗濯を頼んだら手洗いでやってくれていました。日本人の私にはそんなこととは思いませんでした。なんか悪いことしたような。そしてスコールが来たのですが洗濯物は干しっぱなし。うーん。

【チャムパーサックゲストハウス】
　夜9時から朝6時過ぎまで水が出なくなってしまった。早めにシャワーを浴びておいてよかったです。田舎だからかなあ？

【銀行＆ATM】
　とりあえず、無事チェックイン？をしたので、自転車を借り、ワットプーへ向かいます。が、その前にKIPがないと不便なので銀行で両替をしました。村唯一の銀行です。￥3000は297000Kipになりました。準備が整い、ワットプーへ出発です。

【ワットプー】
　村の中心から約50分。ひたすら自転車をこいでまいりました。30000KIPの入場料を支払い、ジュースを飲んでしばし休憩。暑かった。長かった。遠かった。

【ワットプー　チケット】
　30000KIP。

【ワットプー　チケット】
　チケットの裏面にはこの遺跡公園の地図が描かれていました。間違ってはいませんが、かなりザックリとしたもの。

【ワットプー】
　ひと休みして、先へ進むとここでスコールが。雨宿りするところもなく、困ったなあ。どうしよう。どうしようもない。先へ進むしかありません。しかし人が全くいない世界遺産。ちょっと不気味です。しかも、こんな時に地図を落としてしまいました。今来た道を戻ると地図は落ちていました。とりあえずひと安心ですが、体力は消耗します。

【ワットプー】
　気を取り直して、気合を入れて進むと南神殿と北神殿が見えてきました。ほんとに人がいません。世界遺産貸し切り状態です。

【ワットプー】
　南神殿。向かいに北神殿があります。具体的な違いはよくわかりませんが。

【ワットプー】
　遠くに北神殿が見え、入口に近いバライ（池）があんなに遠くに見えます。結構歩いてきました。
　

【ワットプー】
　階段の途中には仏さまが祀られています。

【ワットプー】
　こんなに歩いてきてやっと上の方から降りてくる人と出会いました。ほんとに人が少ないですよ。日本の世界遺産の人出とは大違いです。

【ワットプー】
　やっと山頂にたどり着きました。メタボで運動嫌いな私にはきついです。しかし私は神社仏閣に参拝する時だけは息をハーハー言いながらも山や坂を上ります。スコールが来たので足場は濡れて悪くなりましたが、何とか目的地に到達です。写真ではわかりずらいですが、遠くにメコン川が見えて、眺めは最高です。そして、雨もあがってきました。

【ワットプー】
　なんだか忘れてしまいました。

【ワットプー】
　祠も祀られています。

【ワットプー・ぞうの石】
　他に蛇の石やわにの石もあるそうですが、疲れていて、足場も悪かったせいか写真に収めていません。ちなみに、この日写真の設定がへんで（私がなんかやらかしたからでしょうが）解像度が悪いです。

【ワットプー】
　本殿です。

【ワットプー】
　アップで撮るとこんな感じ。

【ワットプー】
　引きで撮るとこんな感じ。

【ワットプー】
　建物自体は大きくはないのですが装飾が細かく素晴らしい。

【ワットプー】
　角度を変えて撮るとこんな感じのも。

【ワットプー】
　昔はもっと立派なお寺だったのでしょう。

【ワットプー】
　いたるところにいろいろ祀られています。

【ワットプー】
　階段にも装飾が。

【ワットプー】
　再び南神殿。上から見てくるとわかりますが、天気が良くなってきれいな青空になりました。こちらは中も見ることができました。

【ワットプー】
　北神殿。こちらは中に入れません。

【ワットプー】
　これがみなさんの旅行記にもある有名なリンガの道。上から撮ったもの。

【ワットプー】
　振り返って山頂側を撮影するとこんな感じ。ここで大事件が。なんと靴が泥にはまってしまいました。どろどろになってしまいました。雨の後だしね。しかし全然予想もしていなかった。これから行くみなさんはお気を付けください。あー、くつどうしよう。

【チャムパーサックの景色】
　見学が終わり、もう1回山を眺めながら休憩して、ワットプーを後にします。遺跡公園前では、農作業をしている人がいました。みんなで田植えをしているのでしょうか。

【チャムパーサックの景色】
　知らない牛にこんなに近づいたのは初めてです。ラオスはみんなおとなしい。のどかで心癒されます。

【チャムパーサックの景色】
　ひたすらまっすぐ進みます。交通量も少ないです。

【チャムパーサックの景色】
　人口は多いわけではないのにお寺は多いです。暑くて疲れたので中は見学しませんが。大昔はやはり栄えていたのでしょうね。

【チャムパーサックの景色】
　行きも渡ったこの橋を渡り戻ります。

【チャムパーサックの景色】
　面白いので写真に一枚。これは何でしょう？　私には春巻きの皮にしか見えないのですが。でも春巻きの皮を天日干しにするなんて聞いたことがないし。

【チャムパーサックの景色】
　暑くてつらいけど、いい景色に癒されます。メコン川と水田。

【村のブッダ】
　なんか自然でいいですね。写真の設定がきちんとしていればもっとよかったのに。

【レンタサイクル】
　私の宿泊したゲストハウスにはレンタサイクルはなく、インティラホテルで借りました。1日20000KIPまたは80THBでした。ラオスってホント便利。KIPがなければドルもバーツも使えるので助かりました。

【ロータリー】
ここがこの村の中心。このすぐそばが止まっているゲストハウス。結構便利なところにあるんですね。便利と言ってもコンビニはありませんけど。ちなみにパクセに行くときは朝早い時間にここで待っていればソンテオが通って乗っていくことができるでしょう。

【インティラホテル】
　村で一番？のホテルではないでしょうか。自転車を返すついでにここで夕食をとることにしました。2人くらい外国人が食事をしていて、パソコンを使っていました。

【インティラホテル】
　今日の夕食ピザ＆ビールです。あと水。50000Kip、200THB、US$6.25。夜19：10過ぎ歩いてゲストハウスに戻るが、暗い。街灯は一応あるが暗い。犬が吠えたが犬もおとなしいので安心。何にもやることがないのでシャワーを浴びて寝ます。早寝早起き。健康的で体に良いです。メコンの夕日は残念ながらここからは見れないようです。朝日はみられるかな？おやすみなさい。