東南アジア縦断ぶらりひとり旅　第2部　ベトナム編　⑦世界遺産満喫～ミーソン＆ホイアン

2012/07/16 - 2012/08/02

今日は１日世界遺産めぐりです。まず、午前中はシンカフェのミーソン遺跡ツアーに参加し、午後は街が世界遺産であるホイアンを気が向くまま歩きました。昼間のホイアンもいいのですが、夜のランタンの明かりが灯ったホイアンも素敵でした。

エリア ホイアン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

【Thanh Binh ? Hotel】
　おはようございます。まずはホテルで朝ごはん。バイキングです。

【Thanh Binh ? Hotel】
生野菜は一応避けて、目玉焼き、フライドポテト、フランスパン、コーヒー、紅茶です。

【Thanh Binh ? Hotel】
　プールを眺めながらボーっと食べてます。

【シンカフェ・ツアーバス】
　ミーソン遺跡半日ツアー、140000ドン（＄6.51）でした。バスの中で入場料60000ドンが徴収されました。これにはミーソン遺跡の修復費用が含まれているとのこと。

【ミーソン遺跡】
　入口の建物。われわれツアー客はバスで待機し、ガイド君が入場料の支払いをしているようです。

【ミーソン遺跡】
　ミーソンとは「美しい山」という意味らしい。

【ミーソン遺跡】
　ツアーの皆さん、欧米人が多く、足が長いせいか、歩くのはやい。足が短い私は置いていかれないよう一生懸命歩きました。

【ミーソン遺跡】
　写真に写っている青年が今日のガイドくんでした。ほかにもいろいろな似たようなツアーのグループがたくさん来ていました。

【ミーソン遺跡】
　遺跡にはナンバーがついており、今回はGroupB→C→D→A→E→F→Kの順に見学しました。

【ミーソン遺跡】
　2度と来ない世界遺産ランキング第1位です。ベトナム戦争？で破壊されたままなのか、経年劣化したものなのか定かではありませんが、基準は満たしているのでしょうが、世界遺産なのがよくわかりません。ガックリです。昨日ダナンのチャム彫刻博物館を見学しておいてよかったです。もともとはあのような優れたものを作った文化がここに存在したのでしょう。まあでも、１度見れば満足です。

【ミーソン遺跡】
　同じツアーのおじさん。お約束の写真。

【ミーソン遺跡】
　遺跡がどうこうというより、森の中を歩くというか、ちょっとしたハイキングと考えればよいのでしょう。歩いて気持ちいいです。

【ミーソン遺跡】
　遺跡の見学は終わり、集合場所にて待機し休憩。このオレンジジュース、ベトナムでの私のお気に入りで、ベトナム滞在中は愛飲していました。100％ではないのですが、ベトナムで飲むからおいしく感じたのでしょう。待ち時間はあったのですが、ツアーで一緒だったマレーシア人のご夫妻と話が弾みあっという間に出発。町に戻ります。このツアー混載ツアーで、私はこのままバスでホイアンに戻り、解散。ほかの人は、ホイアン手前でバスを降り、ボートに乗ってランチをするというものだそうです。後で聞いた話だと、ボートはなしで十分とのことでした。

【ホイアン】
　ミーソンのツアーは無事終了し13：10ころにはホテルに帰着しました。部屋で少し休憩をし、午後からはホイアンの街を散策しました。

【ホイアン世界遺産チケット】
　世界遺産になっている建物の内部を見学するにはこのチケットが必要です。街中に何ヶ所かチケットブースがあるので、そこで購入し、各施設に入るときに1つずつちぎって回収されます。5枚綴りで90000ドン。私は福建会館近くの売り場で購入しました。

【チャンフー通り】
　世界遺産のチケットを購入したので、旧市街外れの潮州会館の方から来遠橋の方へ向かい歩いていきます。この辺は人も少なく観光客の姿は見当たりません。

【潮州会館】
　見るからに中国らしい雰囲気です。チケット1枚目。中を見学していきます。

【潮州会館】
　門をくぐり、中に入るとこんな感じ。装飾が凝っていますね。

【潮州会館】
　ガイドブックによると、ここは1776年潮州出身者によって建てられた同郷人集会所。

【潮州会館】
　赤にめでたい文字。中国ですね。「福」のバージョンもありました。対なのでしょう。

【瓊府会館】
チケットは不要。ですが、中は見学しませんでした。ガイドブックによると、1851年にホイアン近海で殺害された108人の海南島出身の商人の鎮魂を目的に建てられた会館だそうです。

【關公廟】
　中には入らず外観だけ撮影。

【ホイアン市場】
　魚、野菜、線香、生地、いろいろなものが売っています。魚のにおいが強く、市場に来たなという感じ。食堂もあるので、今度はここで食事をしてみたいです。安くておいしそう。

【ホイアン市場】
　これはなんでしょう？イカの干物？

【ホイアン市場】
　午後なので、午前中に来た方が活気があるのでしょうね。ぐるっと1周してみました。

【福建会館】
　チケット2枚目。福建会館に入ります。

【福建会館】
　この福建会館がホイアンでは1番大きいように思えます。

【福建会館】
　天井からの渦巻き線香。テレビで見たことはありますが、実物は初めて見ました。どのぐらいで燃えきるのでしょうか？大きいですね。

【福建会館】
　潮州会館は他に見学の人が誰もいなかったのですが、ここはいっぱいいます。中国からでしょうか、団体ツアー客も見かけました。

【中華会館】
　チケット不要。ここも外観だけ撮影。1773年福建・潮州・海南など5つの省人会が共同使用の目的で建てた共同集会所だそうです。

【チャンフー通り】
　そしてこうした歴史的建造物の周りには、ホイアンらしいブーゲンビリアとランタンのお店があり、このコントラストが素敵で、私は好きです。

【チャンフー通り】
　こういう路地大好き。メインストリートから1本入るとどうなっているのでしょう？

【チャンフー通り】
　そして、ぶらぶら歩きます。ここの通り、ある時間帯はバイクが通行禁止になるので、歩きやすいです。

【廣肇会館】
　チケット3枚目。中を見学しました。

【廣肇会館】
ここは1786年中国の広州と肇慶の出身者によって建てられた同郷人集会所。

【廣肇会館】
　今日3件目の中国人が建てた同郷人集会所ですが、やはりそれぞれ趣が違いますが、続けざまに見てきたので少々辟易気味。でも会館系の見学はここで終わりです。ただ、この会館の方からトゥボン川に向かう通りの雰囲気が好き。狭くて短いのですが。

【来遠橋】
　そしてホイアンで1番メジャーな観光スポット、来遠橋に到着です。橋の周辺には人もいっぱいだし、観光用のシクロもたくさん止まっていました。

【来遠橋】
　そんなに大きい橋ではないのですが素敵な橋。地震が来ても壊れないと言われるくらいにしっかりとした橋。別名日本橋。だから、感慨もひとしおです。日本人の技術力って昔からすごいですね。ベトナムのお札にも印刷されているので有名です。

【来遠橋】
チケットは、橋を渡るだけなら不要。びくびくしながら写真を撮っていましたが何も言われませんでした。申の年に建設をはじめて戌の年に完成したので、橋の両側に申と戌が祀られているそうです。戌の方は写真を撮り忘れてしまいました。

【来遠橋】
　橋を渡るとこんな感じで店があります。今度は馮興家を見学します。

【馮興家】
　フーンフンの家にやってきました。チケット4枚目利用。

【馮興家】
　200年前に貿易商人の家として建てられたそうです。立派なおうち。きっと貿易で莫大な財産を作ったのでしょうね。

【馮興家】
　調度品も素敵です。

【馮興家】
　こちらの家、ベトナム、中国式に加え、屋根には日本の建築様式も取り入れてられている、とのこと。どうりで、どっかで見たことあるような感じがするのはそのためかも。

【馮興家】
　2階から来遠橋が見えます。あと２階でおみやげを売っていました。

【来遠橋】
　橋の内部はこんな感じ。写真左側がお寺のように何かが祀られていました。

【進記家】
　そして、来遠橋を戻り、タンキーの家にやってきました。チケット５枚目、最後です。

【進記家】
　ここはホイアンで最初に文化遺産として認定された家だそうです。

【進記家】
　中には係りの人がいて、どこの出身と聞かれます。日本と言うと、日本語で書かれた説明書きを貸し出され、この家のことが書かれていました。たしか、お茶のサービスもあったような気がしました。（勘違いだったらごめんなさい）。

【進記家】
　家族の歴史を感じます。

【進記家】
　ここも200年前に建てられた広東省出身の漁師の家だそうです。

【進記家】
　中庭の？壁画も凝っています。

【進記家】
　2階はどうなっているのでしょう？見学は不可でした。

【進記家】
　通りの反対側はすぐトゥボン川です。俗に言う、うなぎの寝床のような奥行きのある家。チャンフー通りから入り、トゥボン川へ抜けられる家。さすが漁師の家。ここからすぐ漁に出られますよね。合理的です。

【進記家】
　私も観光客ですが、この写真、観光客のほのぼのとした風景。いい思い出になるでしょうね。この壁の感じ、中国のお寺を思い出します。

【進記家】
　これにて、世界遺産の見学は終了です。一旦またホテルに戻ります。

【Bich】
　そしてホイアンの観光も一ひと通り終わり、昼ごはんはロールケーキを一切れだけだったので、おなかがすいてしまいました。早いのですが夕食を。人が結構入っていたので、ホテル近くのローカルな食堂に行って見ました。

【Bich】
まだ食べていなかったホイアン３大名物の１つ「カオ・ラウ」を食べました。そして、ホイアンのビアラルーと。汁なし麺に野菜やチャーシューみたいなものがたくさん入っていておいしかった。しかも25000ドンと安い。これにホワイトローズを追加し、水1.5Lを加え、会計は75000ドン。お財布にもやさしく、楽しい食事でした。

【トゥボン川】
　橋の上は人でにぎわっています。写真を撮るのもひと苦労。外国人の行動は似ているのか、街は狭いのか、今日午前中ツアーで一緒だったオーストラリア人のカップルとばったり出会い少し話をしたりして楽しかった。彼らは明日ニャチャンへ向かうとのこと。私は一人旅なので写真屋がいたので写真を撮ってもらいました。1枚20000ドン。私のほうがうまかった。

【トゥボン川】
　写真が下手ですが、夜の川辺も趣があって素敵でした。ホイアンは夜と昼と両方見るべきです。

【VINH HUNG RESTAURANT】
廣肇会館の向かいにあるカフェ。昼間来た時と全然雰囲気が違いますが、いい雰囲気。ここでひと息。

【VINH HUNG RESTAURANT】
　ラマダンのごとく日が沈むと食欲旺盛。ワンタンとミルクコーヒーをいただきました。ワンタンが登場してびっくり。私が想像していたものと全然違うのですが、肉、エビ、にら、トマトなどが入っていて、薄味でおいしかったです。ミルクコーヒーは練乳は入っていないのですが、カフェモカやアイスチョコレートドリンクに近い味。ホイアンの食べ物は何を食べてもおいしいのでほんとストレスフリーですが、マッサージは最悪です。タイのマッサージとベトナムの食事が私にとっての最高の理想なのですが、世の中そうは行かないもの。ここも、特になんてことのない喫茶店かもしれないのですが、なぜか落ち着き、席を立てなくなって、根が生えてしまいます。

【ホイアン】
　メインストリートを外れると地味ですが、ランタンの明かりがやさしいです。そんな明かりに癒されながらホテルに戻り今日の観光は終わります。おやすみなさい。

この旅行記へのコメント （2）

• ルーファンさん 2014/09/07 11:46:08

  はじめましてルーファンです♪

  掲示板へのコメントありがとうございました。
  
  昨年行きそびれてしまったホイアンへ年末に計画していてsundyさんの旅行記にたどり着きました。
  ７月からベトナム航空のダナン直行便がセール中に購入でき、下調べ中で、sundyさんの旅行記は目の付け所が私と似ているような気がしてとても参考になります。
  
  これからも素敵な旅を続けて下さいね♪
  旅行記もまたおじゃましたいと思います。
  
  

  sundyさん からの返信 2014/09/08 00:11:42

  RE: はじめましてルーファンです♪

  > 掲示板へのコメントありがとうございました。
  >
  > 昨年行きそびれてしまったホイアンへ年末に計画していてsundyさんの旅行記にたどり着きました。
  > ７月からベトナム航空のダナン直行便がセール中に購入でき、下調べ中で、sundyさんの旅行記は目の付け所が私と似ているような気がしてとても参考になります。
  >
  > これからも素敵な旅を続けて下さいね♪
  > 旅行記もまたおじゃましたいと思います。
  >
  >ルーファンさん、こんばんは。
  私は最近知ったのですが、この夏くらいから成田からダナンまでの直行便が就航したのですね。私の今回の旅のルートは化石のルートになってしまいますね。私はこの旅で、ダナンから北上し、ハノイから中国に入ったのですが、ベトナム南部はまだ行ったことがないのですが、中部のダナンやホイアンの街が好きです。マッサージはいけてませんが、食事はとても口に会いました。年末は是非、ホイアンへの旅お楽しみください。
  ありがとうございました。
  sundy