2009/03/07 - 2009/03/08
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はくさんちどりさん
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東北の田舎育ちだったため、東京の会社に就職したものの、新婚生活をなるべく都会の喧騒から離れたところでスタートしたいと思い、選んだのが茨城県の取手市でした。今から37年前の1976(昭和51)年です。翌1977年の夏には長女が誕生し、すくすくと育ってくれたので、6ヶ月を過ぎた1978年の3月に、常磐線に乗って初めて水戸の偕楽園へ観梅に行きました。人だかりの中、外人さんが写真を撮らせてくれとお願いに来たことだけが記憶にあるものの、肝心の梅についてはあまり覚えていませんでした。
何の因果か、その長女が水戸で仕事をすることになり、住むようになったのです。そこで、せっかく家族がいるのだから、もう1回観梅を楽しみ、ついでに袋田の滝を見て温泉に浸かろうということになりました。長女と連絡を取り合って、本人の休日に合わせて計画を組みました(計画立案が楽しい!)。それに基づいて一切の手配を済ませてから、朝8時に車で自宅を出発し、東北道・磐越道・常磐道を走ること4時間(何度も休憩)、水戸市内の長女のアパートに到着して、軽い昼食をとって早速偕楽園へ向かいました。
長女の案内で、千波湖南側の駐車場に車を停め、あとは千波湖沿いに歩いて湖岸の風景を眺めたり、やけに人馴れしたハクチョウなどの相手をしながら、好文茶屋脇・常磐線跨線橋を通って、東門から入園しました。広場・好文亭は人が多く混んでいましたが、太郎杉や吐玉泉の方は静かで、ゆったりと緑の中を歩けました。再び梅園内に戻ってからは、散策路を北上しながら樹種によって異なる色の梅花に感心し、北東側にあるちょっと変わった案内板を不思議そうに見ました。最後は茶屋通りの人ごみにもみくちゃにされながら、くたびれたものの何とか脱出できました。
千波湖南の駐車場から袋田の滝へは、早めに国道118号に出たいのでと長女に市内の道路を案内してもらい、あとは道なりに進んで国道324号へ右折、都合2時間ほどで行けました。
宿泊予定の滝美館でチェックインを済ませると、すぐ四段の滝、袋田の滝を見に行きました。料金所から滝見台までの隧道の天井が光るデコレーションで飾られ、少し妖しかったですが、滝そのものはさすがと思わせる迫力がありました。多分3月上旬はまだ渇水期といっても良い季節だと思うのですが、水量が多くしかも轟音とどろく様は圧巻です。滝見の後はつり橋を渡って隧道と反対側の岸を歩きましたが、これも良かったです。
一日の締めは、温泉に浸かった後美味しい料理を肴に、これまたおいしいお酒(宿のご主人おススメの飛露喜)を、ご法度破りでおねだりして2杯もいただきました。
極楽!極楽!です。
当然のことですが、長女は31年前に観梅に出かけたことはまったく覚えていないそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東北道松川PAから見える初春の安達太良山、まだ雪で真っ白です
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常磐道中郷SAにある童謡詩人野口雨情の詩碑、七つの子など7編の作詞名が記され、北茨城ICから記念館まで3.5kmとあります
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千波湖の南岸から偕楽園の梅園方向を遠望する
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千波湖で泳いでいる白鳥で、足踏みボートもハクチョウの形をしていました
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ハクチョウの子供にしては色が黒すぎるので、コクチョウですかね?ちなみにハクチョウの子供は灰色をしています
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水戸光圀公の像です、近くには写真撮影用の顔を入れるパネルもありました
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東門から入って広場の北側で青空に映える梅を早速見ました
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梅を愛でる広場での人出の様子、家族連れが多かったです
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好文亭や太郎杉方面の遠景です
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好文亭が中央に見えます
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好文亭の庭の梅、大木が枯れて新たに出た枝のように思います
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正岡子規の句碑がありました
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正岡子規の句の部分の拡大です
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観梅碑とありました(井亀泉?)
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吐玉泉という眼病によく効く湧水、台座は大理石(マーブル)でできているそうで、白さが際立ちます
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吐玉泉がある付近の全景です
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太郎杉と名付けられた杉の大木で、その根元に近い部分です
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太郎杉の全体を撮影したかったのですが、これが限度で、もっと離れると何が何だか分からなくなってしまいます
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好文亭と吐玉泉の案内標識で、標識の上の梅がきれいです
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標識の上の梅の拡大写真ですが、白とピンクの2色です
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梅のつぼみですが、かわいいですね
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紅梅ですが、色が鮮やかですね
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枝垂れですが、梅もこのような樹種があるんですね?(えだだれと呼んだ人もいるみたいです)
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花の色が少しずつ違います
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白加賀という品種ですが、幹が異様になっています!我が家の庭にある梅も白加賀で、毎年梅酒・梅ジュースに化けます
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見驚という品種だそうで、花の色がきれいです
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白難波という品種だそうです
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袋田の滝付近のマップで、袋田周辺の案内が図示されています
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見物の料金を支払って滝見台へ行く通路は隧道になっています
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隧道の天井のデコです!夜景ではないですが、ちょっとだけ仙台の光のページェントのミニミニ版に思えました
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袋田の滝は四段の滝といわれるそうですが、そのうちの上二段(と見違えた三段)です
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滝見台の階段を移動して、ようやく四段の滝がとらえられました
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滝見台から滝に向かって下から見上げた時の落下する流水で、迫力満点です
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袋田の滝を詠んだ4人の著名人(西行法師・徳川光圀・徳川斉昭羅・大町桂月)を紹介する碑
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左の滝見台と右の滝、近いですね
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滝見の帰りに吊り橋を渡るとき河床を見ると、巨大な転石がゴロゴロしていました
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行きの隧道と反対側の帰路から滝と吊り橋を遠望しました
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今宵の宿、滝美館で、大きくはありませんが、袋田の滝に近い閑静な宿で、居心地良かったですよ!
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