ベルギー《ブリュッセル》：「不愉快と美食」体験の街

2012/09/17 - 2012/10/30

[2012.10.20(土)]曇り

10/13から７泊もノンビリと過ごした《スロベニア・リュビリャナ》の[Hotel SLON](ハードは４☆ながら、ソフトは５☆）のスイートルームを早朝にチェックアウトして、、、
機乗する事2時間弱の10時前には、此処ベルギーの「ブリュッセル国際空港」に着き・・・
タクシー乗車半時間程で、今日から3泊予定の５☆[Royal Windsor Hotel]のフロント・カウンターに来た。

チェックイン時刻まで「3個のスーツケース」の保管を依頼すべく・・・
カウンターの三人の左端に居たスタッフ姿のオジサンに、此方の意図を伝えたところ・・・
『イラッシャイませ！』の挨拶も無く、驚愕すべき態度が返って来た！！。

パートナーが（専ら英語で）話しに行っているのを、ロビーのイスから注視していたら・・・
その胸のプレートに「M＊＊＊」と名を記したオジサンの公用語のフランス語（オランダ語、ドイツ語）で言った事は、充分には理解出来なかったが・・・
彼の身振り手振りも合わせて判断したところ・・・
『此処は、５☆ホテルだから・・・夫々の担当者が居り、自分は関知しない』と言っている様であった。


午前中から事を荒立てたくはない！と言う冷静なパートナーの意向を尊重して・・・
荷物はボーイに預けて置いて、チェックインの14時迄の間・・・
頭を冷やし方々此の街の徘徊偵察に出掛けた。

矢張り、予想通り間違い無く・・・
ホテルのロケーションは申し分なかった！。

ホテルから徒歩数分先には・・・
市庁舎、王の家等の歴史的建造物に囲まれたブリュセルの中心地で、観光客が集い来る、中世の香り漂う石畳の世界遺産「グランプラス大広場」があった。

それで調子付いて、、、
名所の？「小便小僧」（日本人も多かった）辺りから・・・
更に、ヨーロッパで最も古いショッピングアーケードのひとつ「ギャルリー・サン・チュベール」迄をざっとぐるり徘徊した。



歩き疲れた後のお楽しみは、、、
創業１８９３年と言うレストラン[chez LEON]にて・・・
名物料理の「ムール・オ・ヴァン・ブラン（ムール貝をエシャロット、セロリをバターで炒めたものと一緒に白ワインで煮たもので、フライドポテトを添えてある）」を・・・
（同店の）パリ支店で食いそこなった分も合わせて美味しく食した。



午前に受けた不愉快な気分を払拭して、戻って来て・・・
通された部屋は一見問題は無かったが・・・
タオル等のセットが一人分しか用意されておらず・・・
更に、TVのリモコンには電池が入っていなかったので・・・
それらの補充をTELで要求し・・・
朝の無礼な対応についても話が及んだ。


間も無く来た！
頼んでいない「シャンペンボトル」、「高級そうなチョコレート菓子（名物のプラリネ）」等々で一杯の大きなワゴンが・・・。

これを観て、、、
失礼にも程があり、堪忍袋の緒も切れた！受取はキッパリと拒否した上で・・・
運んで来たスタッフに言った！！
『我々は、クレーマーでは無い！クレーム慣れした対応ではなく、誠意を込めた対応を求めているだけだ！』と。。。


外観やロケーションは、5☆ホテルでも・・・
ホテルとして一番大事な“お持て成しの心”は、３☆以下！？と言う初体験をした想い出深い一日であった！

丁度、その逆の優れた４☆ホテル（スロベニア・リュビリャナ）で・・・
今朝迄7泊もしてきた直後の出来事であったとしても・・・。。。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配