2013/06/14 - 2013/06/19
857位(同エリア5160件中)
井上@打浦橋@上海さん
- 井上@打浦橋@上海さんTOP
- 旅行記362冊
- クチコミ19件
- Q&A回答292件
- 2,193,446アクセス
- フォロワー85人
私は今、北京です。
日本から6月9日に来まして、戻るのは7月12日になりそう。
北京、暑くなってきましたが、
上海なんかよりは湿度が低いので過ごしやすいです。
北京の宿泊先は、自分の部屋です。
窓からは日本大使館が見渡せます。
そして、SOLANA(藍色港湾)もすぐ近くにあります。
SOLANAは、今、人気が出始めてる大型ショッピングモール。
横浜のららぽーとをチョイと小さくした感じ。
また、日本料理屋が並ぶ好運街(ラッキーストリート)も近いのです。
でも食事は、そういうところは高いので、
部屋があるビルの地下食堂で取っています。
朝飯2人で10元、昼飯と夕飯も、それぞれ2人で30元。
超安いです。
でも、週に1回くらいは、
SOLANAかラッキーストリートで食事ってこともあるのであ〜る。
では、私の部屋がある高欄大厦周辺の様子をどうぞ。
「欄」は本当は「文蘭」と言う字です。
上の画像の字をご覧ください。
SOLANAの様子や、
日本大使館裏にある別世界。
そこには、わずかに残るスラム街のようなところがあるのです。
その様子などをどうぞ。
PR
-
まずは、私が今回住んでる高欄大厦のことです。
高欄大厦は亮馬橋路沿いの南側にあります。
北側(道側)3分の2が事務所棟で、南側3分の1が住居棟です。
私の部屋は15階の西向きの部屋です。
窓からは、日本大使館や二十一世紀飯店が見渡せます。
体をひねるのがチョイときついですが、北に目を移しますと、藍色港湾(SOLANA)も見えたりします。
左の画像が、私の部屋からの眺めです。 -
これが私の部屋の詳細画像です。
コレをいつ買ったのか・・・
1996年頃でしょうね。
13万ドルだったような・・・当時ですと日本円で1300万円ですね。
外国人ですから高く買わされたはずなんです。
中国人だったら、3分の2の価格で買えたはずなんです。
今はいくらか・・・まあ、220万元くらいでしょうかね。
日本円ですと、3400万円でしょう。
今回、売ってしまおうと思い、北京に来たのです。
中国はバブル・バブルだと言われて、何年になるのか・・・
10年以上前から言われていましたね。
でも、外野からの、そういった危惧など、どこ吹く風、と言う感じで、更に膨らんでいったのでした。
私は、その間、上海で暮らしてましたので、様子は肌で感じていました。
そんな危惧は、余計なお世話、日本の中国評論家は、よく分かってない、なんて見ていましたね。
バァーット、しかし、去年、日本生活に切り替えてからは、もう上海や北京の不動産は魅力無いな・・・
なんてったって、高すぎる、意味も無く高すぎる・・・東京や横浜の不動産のほうが、ずっと魅力ある。
それに、未だに上海に残ってる駐在員から話を聞きますと、
中国を引きあげる人が多くなった来た、景気の後退を肌で感じ始めて来た、とか・・・・。
中国のアジアやアフリカに対する横暴が世界に知れ渡り、更に中国に対する風当たりは強くなっていくでしょう。
ネガティブ要素がワンサカ。
イケイケドンドンの中国は、これからは下り坂・・・・そう見えてきたのです。
ということで、今回、売ることに決めたのです。
いや、亜運村にある部屋は、今回、売買契約済ませまして、金が入ってくるのを待ってる状態なんです。
その入金を確認したら、横浜に帰るのです。
それまでに高欄大厦の私の部屋が売れるかどうか・・・ -
高欄大厦のマンション価格は平米当り3万元です。
これが、周辺の物件と比べて、高いのか安いのか・・・・
安いのです。
高欄大厦の隣に亮馬名居という6・7年前に出来た高級マンションがありますが、その価格は5万元/?以上だそうです。
いや、それとの価格差は納得できるんです。なんせ、亮馬名居のほうが新しいし、高級感ありますから・・・・
納得できないのは、高欄大厦周辺にあるエレベーターの無い5・6階建てのアパート(「民宅」と言います)の価格が4万元/?で、高欄大厦よりグッと高いと言うこと。
なんでそうなるのか・・
1つは、高欄大厦の管理費が高いこと。一月・平米当り8元なんです。
それに反して、民宅は0.5元/月・?か1元/月・?とグッと安い。
それと、もう1つが・・・
民宅のほうが得房率(公称面積に対する実質使用面積の割合)が90%近くと高いからなんです。
民宅の方が、無駄な空間である共用部分が小さいと言うことなんでしょう。
高欄大厦の得房率は70%行くのか、どうか・・・
無駄な空間と、無駄な人員を表す画像が左ですね。
管理費が高い、もう1つの理由は・・・・
当初、この高欄大厦は外国人向けのマンションとして売り出され、その時の管理費1ドル(当時8.7元)を未だに引きずってると言うこと。
ああ、そしてですね、高欄大厦の部屋のオーナーの中には、管理費を払わない人がいるから、払ってる人の負担が増える、というのもあるんでしょうね。どんなオーナーが払わないのか、まずは高欄大厦の開発会社のトップの親戚達、そして、腹黒い厚かましい中国人オーナーですね。
まじめに払ってるのは、外国人オーナーだけ。
管理費が8元から4元になれば、もう少し人気が出て、価格が高くなるのに・・・・
もう、それも待てません。
ということで、売るっきゃない!! -
コレが、私らがほとんど毎日利用していました、高欄大厦の地下1階にある食堂です。
朝は毎日でしたね。昼は、カアちゃんのみ毎日、私はほとんど行きません。夜は2日に1回はココでしたね。
朝は、だいたい一人当たり5元から7元。昼飯と夕飯は、15元の定食です。4種類のおかずと、スープとご飯です。
朝飯時は、高欄大厦の管理関係の人や、出勤前の人、学校へ行く小中学生。
昼飯時は、もう、ごった返します。事務所棟で働く人たちのほとんどが、ココで食いますから。ですから、昼飯には、私は行きませんでした。カアちゃんのみ。私の昼飯は、朝飯のときに、余分に買ってきた肉餅などです。
夕飯時は、私はおかずを肴に一杯。お酒は持ち込んだウィスキーと氷と炭酸で作るハイボールです。酒飲んでる人は、私しかいませんでした。
さて、高欄大厦の部屋の話を、もう少し。
1999年に自分ものになり、家具を入れてテナントをつけました。
当初の家賃は2800ドルでしたよ。今から考えると夢のような話。
それが続いたのが1年で、その後は、家賃は半分になり、更に半分になり・・・悲惨なものでした。最低時は、家賃2500元になりました。「ドル」じゃなくて「元」ですよ。その後持ち直し、つい最近まで入っていたテナントの家賃は4500元。北京の白領(バイリン)・・・高給取りのエリート・・・がテナントでした。彼は私の部屋を出て行ったあと、高欄大厦の同じ間取りの部屋を210万元で買ってしまったとか・・・。
今の部屋は、売ってしまうつもりですが、買い手が無ければ、引き続き貸すことも考えているんです。
そんな中、部屋を見に来たサラリーマンが居ます。是非欲しい、でも予算が無いので200万元にしてくれと、言ってきたので、それは断りました。
彼は一家5人で、この部屋に住むとか・・。
もう一人若い女性が部屋を見に来ましたが、サァーッと見て、サァーッと帰ってしまいました。見通しは、今のところ暗いのです。 -
ある日の私の朝飯です。
朝の散歩に行ったあとに、このボロ食堂で食べました。
このボロ食堂は、高欄大厦の対面にありますので、何度かココで食いましたし、肉包子を買って部屋で食うこともありました。
普通、日本人は、こういうところでは食わないのかもと思いますが、私は昔から、こういうところは、平気なのです。肉包子の「肉」に猫肉、いやネズミ肉が入ってるのかどうか、まあ、入ってないと思いますが、そういうのを混ぜてる店もあるとか・・うちのカアちゃん(中国人)は絶対、こういうところでは食べません。
豆腐花がうまいのです。2元なんでしょう。
肉包子は小ぶりのものが10個で5元です。
団結湖のホテルの近くの食堂では10個4元でしたから、ココのはチョイと高いですね。
こうやって、道端で、低いテーブルと低い椅子で、こういうものを食っていますと、気分は、もう、中国人になってしまうのです。 -
高欄大厦の前の道・亮馬橋路を東に行きますと、映画の宣伝看板が見えてきます。その先にあるのがドライブインシアターの楓花園汽車影院です。
「汽車」はこちらでは車(自動車)のこと。影院は映画館のこと。
この、ドライブインシアターは、結構古いのです。10年前には既にありましたね。以前、早朝ジョギングで中まで入り込みましたが、大きなスクリーンがありましたね。
http://bjaround.lotour.com/y/20110107/n560678.shtml
には、こう書かれています。
料金は一人100元。
北京で最初の汽車影院で会場は5つ。
1つの会場で4本から6本の映画を上映していて、夜7時から朝方まで見放題(・・・なのかな・・・?)
10年前と言うと、北京に車が増え始めた頃。
また、若者が車を持ち始めた頃。
当時なら、この汽車影院は人気あったのかもしれませんが、今はどうなのか・・・・ -
亮馬橋路は東四環路にぶつかって終わります。
私が、この辺りをジョギングしたりうろつき始めた頃は、四環路は、まだなかったような・・・
朝陽公園の北門が、こんなところに出来たんですね。
私がうろつき始めた頃は、朝陽公園はなかったですね。
いや、前身の小さな公園rくぁしきものはありましたが、周りは、沼地と雑木林と野原とデコボコ道とあばら家と・・・そうそう小さな工場なんかもありましたね。
亮馬橋路の西方向の風景です。
西方向は東三環路にぶつかっておわります。
向こうは燕莎地区の風景です。
朝の6時25分ですので、車は少ないですが、午後3時以降は渋滞がひどくなります。 -
亮馬橋路を高欄大厦まで戻り、更に西へ行きます。
高欄大厦の西隣はカナダ国際学校です。
生徒はカナダ人より、北京人のほうが多いような。
皆さん、金持ちの北京人ですから、下校時は、高級車でパパかママが迎えに来ますので、この辺りの亮馬橋路は超渋滞状況になります。
カナダ国際学校の対面にあるのが、上海第一中心です。
オフィスビルなんでしょう。
「松子」という日本料理屋も中にあります。
道を挟んで、隣にあるのが日本大使館です。
昔は、日壇公園の近くにあったんですが、ココに移って来ました。
引っ越してきたのは、2年前だったかな・・・
なんかゴタゴタがあったようで、ココになかなか移ることが出来ませんでした。 -
私が朝飯を食う小さなボロ食堂の右に北に伸びる道があります。
それが安家楼路という道です。
左の画像の道が、その安家楼路です。
上が現在の様子、下が6年前の様子。
現在は街路樹が無くなり、長屋スタイルの店もなくなってしまいました。
6年前は右側には日本料理屋が並んでいたんですが、今は、もうなくなってしまいました。 -
その日本料理屋に行こうと思い、探しましたが、見つからず。
一度は諦めたんですが、その翌々日でしたか、高欄大厦に住んでる日本人に伺いましたら、今でも場所を替えて生き残っています、亮馬橋路から安家楼路をチョイ行くと、左に入っていける袋小路があり、そこに並んでる、ということでした。
早速、行きました。
そうしましたら、確かに、日本料理屋4店が並んでいました。
道側から、桜月、京(Jing)、百合亭、福寿司。
まずは、百合亭に行きましたね。
いや、ここは、3・4年前にも良く行きましたので、そこにしたのです。
私らが店に行ったのは、端午節の休みの日の5時45分。だもんですから、客は、私らのほかには、男性客が一人だけ。その後、日本人家族が2組入ってきましたが、私の興味を引いたのは、その男性客。
年のころなら、50代後半、60台代かも・・・。北京、長いのかもと思い、話しかけて見ました。果たして、そうでしたね。勤め先は日本大使館の隣のビル・上海第一中心らしいです。
中国との関わりは、いつから、と聞きましたら、1984年からですって・・・
ギャアーッ!!!じゃあ、白雲知ってますかと、聞きましたら、勿論、と来ました。学会系の店でしたね、と向こうから言って来ました。そして、私は当時、天津の塘沽に居ました、と言いましたら、一発で、ああ、そうですか・・・フムフムと納得していただきました。
いやぁ、いやぁ、なんといいますと、店に入って、なんとなくピピピと感じられる人がいて、そして、話しかけると、どこかで、ホンのわずかですが、
つながりがあったという経験、良くあることなのか、どうか・・・いや、私は結構あるんです。
その後百合亭には2回、京(Jing)と桜月にそれぞれ1回行きました。
7月12日までは、まだ2週間以上ありますので、今後も何度か行くでしょう。 -
これが6年前の安家楼路に並ぶ日本料理屋です。
当時の店で残ってるのは百合亭だけですね。
この安家楼路に日本料理屋が出来始めたのは、いつ頃だったのか・・・10年くらい前でしょうかね。
なんで、こんなところに、日本料理屋が、かと言いますと、この辺り、日本人が多く住む、燕沙地区や麦子店地区が近くに控えているからなんでしょう。でも、その地区の中では家賃は高くなる、ところが、チョイと離れていて、そして、チョイと荒んだ地区なら家賃が安い・・・そんなこんなで、安い日本料理屋が集まったと言うことなんでしょう。ですから、人気の店が多かったような・・・
ここで、2004年から2008年まで北京に単身赴任されていた星一徹さんの私の掲示板への書き込みを紹介します。
■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは、北京に2004年から2008年まで単身赴任していた者です。この写真を見て懐かしくなって投稿しました。
この写真でスイカを売っている店の奥に「百合亭」と書いてある看板があります。これは「ゆりてい」と読む日本食料理屋さんです。大阪出身の「ゆりこ」ママが経営していて、ジャンボトンカツなどおいしいメニューが揃っていて週に1回以上はここでキリンビールを飲みながら夕飯を食べていました。
さらに百合亭の奥には「宮本屋」というヤキトリ屋があり、百合亭の対面にも「川野」という店もありました。この通り=「安家楼路」は日本人の単身赴任者にとってとても重宝な日本食街です。「安家楼路」に行けば毎日違った日本食料理屋に行って夕飯が食べれました。
■■■■■■■■■■■■■■■■
星一徹さんは、当時、王府井近くの東方広場に住んでいたと言うことですから。ココまでは相当距離がある。行き帰りはタクシーだったんでしょう。 -
私が安家楼路をうろつきまわり始めたのは、いつ頃か・・
2002・3年頃かもしれません。
当時は早朝ジョギングの為、イロイロなコースを走りましたが、時々、この道も行きました。
この道で目に付いたのは、ハングル文字を書きなぐった看板の店と、狗肉料理の看板と、のそっと歩いてる大きな犬でした。どれもが大きく、おとなしい犬でした。その時に、思ったことは、この辺りは朝鮮族が多く住むところなのかも、ということです。そして、あの犬達は食われてしまうのかも・・・
この道も5・6年後にはなくなってしまうでしょうね。
なんせ、この地区の西側は大使館が集まる第三使館区ですから。
この道の向こうにも、既に高層マンションが建ちはじめています。
わき道の小道の奥にも、家があるようです。
この便所はチョー臭かったですね。 -
上下2つの食堂は同じもの。
上が現在の店で、農家菜館という名で、川湘家常菜と書かれています。
「川」は四川料理で、「湘」は湖南料理。
どちらも辣い料理。
「川」のほうは、この辣の味に「麻」が加わる。
つまり、花椒(さんしょ)のシビレ感が加わる。
下が7年前の店先。
当時の名は湘郷菜館。
当時は湖南料理屋。
まあ、7年前も現在も、同じ、湖南料理をやってますので、経営者は同じなのかも・・・ -
7年前にうろついた時に発見した、この地区に似合わない建物と風景。avex China と書かれていました。(下の画像)なんだ、この avex China とは・・そして、なんで、こんな荒んだところに事務所を構えたんだろう・・avex China というものが、当時は私、全然知らなかったんですが、あとになって、avex というのが日本の音楽事務所であることを知りました。
今回、その建物を撮ろうと思い、行きましたが、もう avex China の表記がないような・・あれれ、どうしたんだろう・・(上の画像)と言うことで気になり [ avex China ] で検索掛けましたら、どうやら解散してしまったようですね。
今は、何のために、この建物は使われているのか・・車が何台も駐車していますので、なんらかに使われてるんでしょうが・・
ここでまた星一徹さんの、私の掲示板への書き込みを引用します。
■■■■■■■■■■■■■■■■
それから2年ぐらい経った2007年ごろ私はこの安家楼路を歩く人種が変わったことにある日気付きました。どう変わったかというと、若いカップルや女の子同士が夜でも安家楼路を歩くようになったのです。風俗嬢の類ではなく、北京の普通の若者たちです。
そこで、私はまた安家楼路の奥のほうに探索に出かけたのですがなんとなくその理由がわかった気がしました。かつて風俗、やくざ街だったところに
エイベックスの北京本社ビルが建っているのです。若者文化を代表するエイベックスがこのような場所をなぜ選んだかは知りませんが、明らかに雰囲気は変わっていました。安家楼路の周辺はドイツ、アメリカ領事館など外国の
施設が多くあり、かつての危ないエリアもこれからもっと変わっていくのかもしれませんね。
■■■■■■■■■■■■■■■■ -
avex China があった建物手前の道を西へ行きます。
ここでまた、星一徹さんの書き込みを引用します。
■■■■■■■■■■■■■■■■
安家楼路の奥のほうは井上@打浦橋@上海さんがおっしゃるように5年以上前は朝鮮族が多く住んでるエリアだったそうですね。また、床屋などの風俗店がたくさんあって、その風俗嬢たちの住居もこの辺りに多いとY子ママ(百合亭のユリ子ママ)や白宮ママに聞きました。北京でも有数の危険区域でやくざ同士の抗争もあり、死体がゴミの中に捨てられていたこともあったそうです。
私は2005年ごろにこの様な話を聞いて、百合亭で夕飯を食べた後、安家楼路の奥のほうに探索に出かけたことがありました。でも、その時は床屋のような風俗店は1つも開業していなく北京のほかの街と同じように建物の打壊し作業が始まっていました。人通りもほとんど無く、やばいエリアだと聞いていたので怖くなって途中で引き返してきました。
■■■■■■■■■■■■■■■■
道脇には、洗濯物がぶら下がり、売り物なのかプラスチックのタライやバケツやイスが置いてあり、折りたたみのテーブルにリヤカーに自転車にバイクまでが、雑然と置いてある。
狭い小道には食堂や理髪店、廃品回収屋も並ぶ。
理髪店はマッサージ屋も兼ねてるのかもしれません。 -
ここで、この安家楼で以前仕事されていた方が書かれた本の記事の一部を引用させていただきます。
その本は齋藤さんという方が書かれた「北京緊急報告―中国人との付き合い方」という本でして、齋藤さんは2004年から2008年まで北京にいまして、仕事場が安家楼だったそうです。
当時の安家楼の状況が詳しく描かれていますので、引用しました。
なお、引用に関しては、齋藤さん本人に了解を得ています。
引用文は次でどうぞ・・・ -
■■■■■■■■■■■■■■■■
私が北京で仕事をしていた地区は“安家楼”と言って、まさしくそのような町でした。
(中略)
そんな近代的ビルの真ん中に安家楼はあります。安家楼の入り口に“武之助”と言って広島焼きで非常に有名な店があります。
夕方ともなると、周りから武之助目指して日本人が押しかけてきます。高級な店ではありませんが、安くて美味しい店です。多くの日本人はそこまでは来ますが、その奥には行きません。100メートルも行くと異臭がただよっていて息苦しくなってきます。異臭の元は界隈にレストランも多いのですが、清掃車が頻繁に来ないようです。多分、1週間に1回くらいなのでしょう。毎日ごみをどんどん出してしまうために、犬や猫などが食い荒らして袋が破れてしまって、外に飛び出してしまっている生ごみが多いのです。それらが、異臭の原因でもあります。安家楼の一番奥に私の仕事場がありました。そこの一角の公衆トイレは特に汚く、結局行けませんでした。その男子トイレを見ただけで吐きそうになってしまった。女性はそんなトイレでも毎日、利用していますが、なぜかポリバケツに水を入れてトイレに行きます。たぶん汚物を水で流しているのでしょう。女性トイレは綺麗になっているのだと思います。安家楼は商店街で特に建材店、自動車の修理工場、レストラン、美容院がとても多い町です。先ほども行ったとおり、汚物がそこら中に散らかっている為、町全体が異臭で覆われています。でもなぜだか不思議なことに、女性は美人ぞろいで美容院の女性などは私が通るたびに手を振ってくれます。朝は結構パジャマ姿などで眠そうな目をしながら、平気で街中に出てきて髪の毛を洗ったりしています。それが夕方になると見違えるばかりに化粧をして美しくなり、あでやかな洋服を着て近くの日本人街に出かけて行きます。それを私は呆然としながら見とれてしまっていた時もありました。
(後略)
■■■■■■■■■■■■■■■■ -
雑貨青空市場を抜けると池にぶつかります。
池の向こうにある建物は何と言うのか・・・
その建物の裏(南)にあるのが日本大使館です。
この辺りから日本大使館までは350mくらいでしょうね。
この池は釣り人が多いですね。
皆さん、日本製の釣具を使ってるんじゃないでしょうか。
フムフム、そうか、釣堀のようになってるんですね。
5月2日に1000斤(500kg)の魚を放ち、その後も毎週土曜日には1000斤の魚を放つそうです。
安家楼魚場というところが経営してるようです。 -
池を離れて西に向かい、天澤路に出ました。
この道は、亮馬橋路を超えますと麦子店街になります。
向こうに見えるフォーシーズンズホテルの建物は、5・6年工事がストップしていまして、2年前だかに完成し、何になるのかなと、思っていましたら、ホテルになっていたということです。
福景苑は外国人向けのサービスマンションです。
天澤路の両側には大使館が並びます。
アメリカ大使館の前は、いつも賑わっています。
日本大使館の前は、いまや寂しいものです。
7・8年位前ですと、賑わっていたんですけどもね。
歩道部分にレンタサイクルが並んでいますが、使う人居るのかな・・・
料金とか使い方の説明の表示もないし・・・
この先左にはフランス大使館があります。
フランス大使館は立派です。敷地も広いし・・・。
右にはイスラエル大使館が見えてきました。 -
ここからはSolanaのことです。
Solanaの正式名称は藍色港湾国際商区です。
私の部屋のある高欄大厦の南にある大型ショッピングモールです。
高欄大厦を出て歩いて4・5分のところにありますので、毎日行っています。
いや、私は、ここ12・3年、毎日、階段や坂の上り下り運動していまして、その運動場所は上海ではココ、横浜ではココと決まっているんですが、北京の高欄大厦に住む時は、いつもSolanaに行くのです。運動に適したスロープがあるので・・・
Solanaは我が部屋から見えるのです。
それが、一番上の2つの画像です。
1つは7月2日の朝のもので、もう1つは7月3日の夕方(と言っても7時24分)のものです。
カラフルな低層建物群がSolanaです。
Solanaの向こうが朝陽公園で手前が亮馬河です。
こうやって見ますと、北京は緑が多いのが分かります。
中の画像はSolanaから見た高欄大厦です。
下は朝陽公園から見たSolanaと、その向こうの亮馬名居と高欄大厦です。
手前の池は朝陽公園内の荷花湖(正式には水碓湖と言うのか・・?)です。 -
これはSolanaの案内図。
実際は地上は3階まで、地下は2階までありますが、地上3階部分には主だったものはありませんし、地下2階は駐車場ですので、地下1階と地上1・2階のみを取り上げました。
地下1階は広場階と表示されていますが、ココが一番に賑わうところですね。
中央広場という盆地のようなところに、噴水があり、子供の水遊び場があり、青空コンサート会場もあるからです。
1階は外回りが美食街。
亮馬河沿いにある亮馬食街は中華料理ばかり。
湖を望む湖畔美食街は、西欧料理に日本、韓国、ベトナム料理など・・・
2階は全てが建物内。
服飾関連などの店が並びます。 -
ここがSolanaで一番賑わう中央広場です。
Solanaは中央広場と、それを囲んだ3階建ての建物で成り立っています。
中央広場は地上から6・7m下がったレベルにあるので、地上からは階段やエレベーターやエスカレーターで降りていく形になります。
緩やかなスロープでも降りられますが、そこが私の日課の運動場所になるのでエす。そのスロープを、毎日、午前30回、午後20回上り下りしてるのです。
広場には売店がいくつかあり、座るところもたくさんあります。
子供の水遊び場所、噴水、コンサート会場もあります。
この広場から周りの建物の地下1階部分に入っていけます。
そして映画館も、ココから入ります。
また、BHGという高級スーパーも地下1階にありますので、広場から入っていけます。 -
中央広場ではビール・フェスティバルが6月7日から行われています。
時間になるとコンサート会場では、ロックバンドや女性歌手が演奏や歌を披露します。
また、白いミニスカートのスタイルのイイ女性が、客の注文を受けたりビールをテーブルに運んだりします。
ここで提供されるビールはSTELLA ARTOIS(ステラ・アルトワ)というベルギービールです。
小瓶は1本、25元だそうです。
皆さん、ピッチャーと言うのか、ビールが入った縦に長い容器をテーブルに置いて、そこから自分で注ぎながら飲んでいました。
見た感じ3リッター以上入っていそうな・・・。
これ1本が200元だそうです。
皆さん、思いっきりがイイといいますか、豪快といいますか・・・
北京人は裕福だなと、思ってしまいました。 -
STELLA ARTOIS(ステラ・アルトワ)は、もしかして、私は上海で飲んでるかもと思い、去年のブログをチェックしました。
そうしましたら、やはり飲んでましたね。
上海の我が家の近くには、上海で今や人気のスポットになりました田子坊があるんですが、その北西部にTAIKANG TERRACEという一画が新たに出来たんです。そして、そこにはベルギービールを提供するKAIBA(開巴)というのが出店し、そこでは、土日は、料理1品付きでベルギービールが飲み放題だ、と言う情報を聞きつけ、早速行ったのでした。
それが左の画像です。
コレで148元なんですから、安いものです。
ベルギービール好きの人間なら、泣いて喜ぶでしょう。
KAIBA(開巴)、また行きたいなぁ・・・・ -
Solanaの亮馬河沿いの1階部分にはレストランが並びます。
このレストラン街を亮馬食街というらしいですが。ココに並ぶのは皆、中華料理屋です。
台湾料理、香港料理、四川、湖南、雲南、新疆、貴州料理屋などです。
四川と台湾と雲南料理屋には行きました。
中央広場へ降りるスロープの手前にあるのが、ドイツ料理屋です。
NORD LAND BAR & RESTAURANT と言います。
中国語表記は北?風尚となります。
ここでも、ドイツ料理とドイツビールを楽しみました。
その北?風尚の対面にあるのがLa Pizzaというピザ屋です。
イタリア人が取り仕切ってるんでしょう。
スロープの運動の際に、その背の低い、ひげが濃い、陽気そうな料理人を何度か見かけました。
ここでも、ピザとかぼちゃスープとサラダと8.5%のビールを楽しみました。
これらのレストランの近くにフランス料理屋もあります。
MAXIM'Sと言う店です。
店の前の2人はフランス人なんでしょう。
もう一人フランス人らしき人がいまして、その人は朝の9時頃に店に入っていきます。
ここは価格も敷居の高そうなので、身を引いてしまうのです。 -
中央広場から、湖側に向かいすと、鐘楼広場と言う広場に出ます。
そこにはスターバックスがあります。
スターバックスはSolanaの北西角にもありますが、ココのほうは気持ちイイでしょうね。
Solanaの南側、つまり湖沿いの1階部分にはレストランが並びます。
ということで、このレストラン・ストリートは湖畔食街と言うそうです。
鐘楼広場から西側にはアジア料理屋が多いですね。
でmハンバーガ屋もあります。
Let's Burgerという店ですね。
その隣にはベトナム料理屋があり金魚と言う寿司があり、更にその隣には韓国焼肉屋があります。 -
鐘楼広場から湖畔食街を東へ行きます。
この辺りには、北京のオートバイ好きが集まってくるようです。
この日も、3台集まってきていますが、こういう光景を何度か見ました。
ハーレーに乗ってくる人や、「MAD DOGS」と書かれたシャツを着てる人も見かけました。
こちらの湖畔食街のレストランは、皆、湖畔側にオープンスペースを設けていました、そこで食事する人が多いです。地元の北京人も多いですが、欧米人の客も多いのです。
でもって、ココに並ぶレストランは、皆、欧米料理です。
皆さん、湖畔の風景を楽しみながら、生ビールなどを飲みながら食事と会話を楽しんでいます。
前を行く二人は、男性が日本人で、女性が賃貸物件紹介業者です。
彼女には、2・3日前にお会いしたばかり。
リロケーション北京で働く中国人女性でして、オフィスは高欄大厦にあるのです。
http://beijing.relo-china.com/
がその会社のHPです。 -
湖畔食街の東端まで来ました。
蘭堂というレストランの店先には、ビールの一斗缶が積み上げられています。
湖畔食街の東端からは朝陽公園の中心島劇場が目の前に見えます。
この日は日曜日でしたので、車で来る人が多かったのです。
Solanaの駐車場は地下2階にも、地上にも広大なものがあるんですが、そこにも収まりきらず、通路などにも車が駐車していました。 -
Solanaの地下1階には、BHGというスーパーがあります。
正式名は北京華聯精品超市と言いまして、北京の富裕層や北京に住む外国人向け、と言う感じのスーパーです。
サンドイッチやサラダと言った、普通のスーパーには置いてないものもあります。
それに、刺身や寿司などもあります。
サンドイッチは昼飯用に何度か買いましたが、コーラとかビールなどは普通のスーパーなどよりは少し高いのです。
いや、いや、野菜はメチャ高でしたね。
トマトの4個入りパックが12元だったんですが、その3・4日後、普通の地元のスーパーでは4個入りが4元で売っていました。 -
ここからは朝陽公園の様子です。
高欄大厦からは朝陽公園の北門が近いので、そこから公園に入り込みました。入園料5元と表示されていましたが、、2.5元でOKでした。
公園に入り、公園の中の川・亮馬河沿いに西へ向かいました。
そこから見える高欄大厦と亮馬名居です。
朝陽公園には池といいますか小さな湖がいくつかあるんですが、そのうち一番北にあるのが荷花池です。昔の地図を見ますと、この池は水碓湖と表示されています。
この池の向こうがSolanaなんです。
そして、この池の中の島にあるオペラハウスっぽい建物が中心島劇場です。
そこへ行く橋の上から見えるSolanaと亮馬名居と高欄大厦です。 -
朝陽公園はチョイと前までは東洋で一番大きな公園と言われていたはず・・・。そんな広大な公園ですが、池や川があり、遊園地や劇場やイロイロなものが詰まっています。そして、緑が多いんですよね。
ですから木陰も多くて、ホッと一息つけたりするのです。
これは荷花湖です。この一帯が朝陽公園となる前は、水碓湖と呼ばれていました。
荷花湖の向こうにはSolanaが見えます。
Solana方面を望遠で撮りますと。その後ろに立つ建物群も見えます。
亮馬名居と高欄大厦ですね。 -
屋根つきの休憩場所も多くあり、そこでは孫を連れたお爺さんや、老夫婦が一休みしています。
朝陽公園は広大ですので、人はまばらという感じですね。
上海や北京の公園と言いますと、朝から人がワンサカ、人人人でごった返していたりするんですが、ここは、そういう意味では静かな公園ですね。 -
これは北京で飲んでいた酒です。
当初は日本から持ち込んだサントリー・レッドのデカボトルを飲んでいたんですが、それがなくなったので、燕莎友誼商城の地下のスーパーで買ってきた中国製のウォッカに切り替えたのです。
晩酌はまずはキンキンに冷やした燕京ビールですね。
そして次が、ウィスキーの炭酸割り・・・そうですハイボールですね。
ウォッカに切り替えたあとは、ウォッカのダイエットコーラ割り、そして、クワス(格瓦斯)割りにして飲みました。
中国製のウォッカですが、どちらも山東省のもので、1つは烟台製の古井檸檬伏特加、もう1つは青島製の青島俄得克です。
この中国製のウォッカやジンには、なかなか出会えないのです。
上海でも、私が知ってるところでは、巴黎春天の地下のスーパーでしか見たこと無いのです。
北京でも、燕莎友誼商城の地下のスーパーでしか見かけたことない。
その2つのスーパーですが、どちらも外国人が利用するスーパー。
地元ローカルスーパーですと、輸入もののジンやウォッカしかない。
そういうのは、100元以上ですが、私が飲んでた2つのウォッカは25元です。超安いのです。上海や北京に住む貧乏な欧米人は中国製(山東製)の安いものを飲んでると言うことなんでしょう。
クワスというのは、ロシアの麦芽発砲飲料らしいです。
本来のクワスには、わずかですがアルコールが入ってるそうですが、中国製のクワスには入っていません。 -
北京に1ヵ月近く居たんですが、青空の日はどのくらいあったか・・・
まあ、PM2.5で騒がれてる北京ですが、なんだかんだ、半分くらいは青空だったような・・・でも、やはり、イマイチパッとしない青空が多かったんですね。
しかし、7月2日は、もう、素ん晴らしい青空だったですね。
と言うのは前日までは、もうどうしようもないモヤモヤ天気が4・5日続いていて、前日の夜に、大雨豪雨が降り、そのモヤモヤを全て流し去ってしまったからなのです。朝起きて、感激してしまいましたね。まずは、窓から見える風景をカメラに収め、外にも出て行き、イロイロ撮り捲ってきたのです。
この日は、北京の北西部にある山並みの姿もハッキリ確認できました。
コレが見える時は、空気が非常に綺麗な証拠。
20年前は、こういう天気が多かったんですが、最近では、こういう日は珍しいんでしょうね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- よーじーぼーりさん 2013/07/12 05:34:02
- 北京いまむかしの風景
- 師匠♪今回も楽しませて頂きました。安家楼、良いですねー。
その昔私が見た「呼家楼」はまさしくこんな感じでした。
あまりの汚さに食事をする気になれず、でも何かして帰ろうと
美容室で洗髪とマッサージを受けた思い出が。
マンションは高値で売れたでしょうか。
週末は早速お馬さんかな?^m^
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2013/07/12 06:43:25
- 安家楼&呼家楼
- よーじーぼーりさん、どうも。
今年は4月に2週間北京、6月は1ヶ月。
そして、7月27日にまた北京、そのあと上海ということになります。
日本に戻ってくるのは8月11日。
安家楼のような、ああいうところがポツンと残ってるんですよね。
あそこから日本大使館までは300mくらいでしょう。
呼家楼というところは、以前は、全く縁がなく行くことは無かったんですが、
4月に団結湖に宿泊していた時に、1回うろつきましたが、
そう言えば、そんな昔の荒んでいた時期の面影を、
感じられるところありましたね。
家は亜運村のものは売って来ました。
その金をいつ日本円に替えて、日本に送金するか。
今、元は16円ですが、年末には17円に・・・来年には18円に
いずれは20円に・・・ということで、なかなか踏み切れません。
だもんですから、一応、半年定期預金にしました。
金利がイイんですよね。
安家楼近くの家は、まだまだ売れないでしょう。
希望価格を高く設定してしまったので・・・
空き部屋ですので、もし、気が向いて、北京へ・・・
そして長居するというなら、使ってください。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
北京(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
34