2013/06/01 - 2013/06/02
242位(同エリア860件中)
ベームさん
10日目、6/1(土)。
今日からバイエルン州の北東部、オーバーフランケン地方の町を訪ねます。
クローナハ、クルムバッハ、コーブルク、バイロイト、フォルヒハイムの町です。
今日はザールフェルトからクローナハに行き、午後からクルムバッハ、そしてクローナハに戻ります。
クローナハではローゼンベルク要塞のマイン・フランケン・ギャラリーでクラーナハとティールマン・リーメンシュナイダーの作品をたっぷり鑑賞できました。リーメンシュナイダーはほぼクラーナハと同時代の当時最高の彫刻家と言われた人です。ヴュルツブルクで活躍した人で、そこのマイン・フランケン博物館に多くの作品が収蔵されています。
クローナハ:人口1万8千人。ここはバイエルン州です。1003年文献に現われている。1803年まではバンベルク司教領主の支配下で宗教戦争時代カトリック側の最前線だった。その後バイエルン王国に編入された。チューリンガーヴァルトの東南端に位置する。
父クラーナハ/Lucas Cranach der Aeltereの生地、ローゼンベルク要塞が有名。
写真はクラーナハの「ヴィーナスと蜂蜜を盗むアモール」。マイン・フランケン・ギャラリー。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オーバーフランケン地方。
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ザールフェルト駅。
ザールフェルト発6:54のREでクローナハに向かいます。 -
クローナハ駅着7:47。
今日と明日回るクローナハ、クルムバッハ、コーブルクの駅にはロッカーも荷物預かり所もありません。それでスケジュール作りに苦労しました。有名な要塞、博物館、古い街並みの残っている結構な観光地と思うのですが。DBさんもっと顧客サービスに力を入れてください。 -
クローナハ駅。
今日もしっかりと雨が降っています。 -
駅前の郵便局。
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今日の宿ホテルゾンネは駅から数分。
朝の8時ころ、こんな時間で扉は閉まっていました。ブザーを鳴らすと寝ぼけ眼の女将が驚いたような顔をして出てました。朝からチェックアウトする客はいないのでしょうか。 -
ホテルゾンネ。
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クラシカルな良いホテルでした。
バスタブ付。一泊朝食付き49.5ユーロ。 -
宿泊した有名人の写真をベタベタ貼っているところなんかいかにも田舎のホテル。
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日本人の写真も。
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ホテルの前辺り。早くも古い町の雰囲気です。
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午後はクルムバッハに行くので雨の中すぐ街へ。
ローゼンベルク要塞は9時30分のオープンなのでその前に街を一巡り。 -
ホテルからすぐの所にローゼントーアがどっしりと建っています。
塔の右下にボックスみたいなのが見えますね。 -
木の箱です。棚に本が並んでいました。
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自由な本棚。
いつも、毎日、毎週、証明書不要、無料、大人も子供も。 -
その横にヨハン・カスパール・ツォイス像。
文献学者。1806~1856年。 -
クローナハ川方向に向かいます。
聖アンナ教会。 -
聖アンナ教会。
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聖アンナ教会。
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クローナハ川。
水かさは増していますが溢れている様子はありません。 -
クローナハ川、シュピタール橋。
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シナゴーゲがありました。
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元のシナゴーゲ、1883年。
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ローゼンベルク要塞がかすんで見えます。
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クリストゥス教会。
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フリーゼナー通り。
クラーナハ薬局というのがありました。 -
通りの名前は忘れました。多分シュタットグラーベン。この道を上っていくと聖ヨハニス教会のある広場に出ます。
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通りの上から。
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広場に出てきました。市の地図によるとメルヒオール・オットー広場と言うようです。
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この広場はあまり大きくなく傾斜しています。
古い木組みの家、石造りの家、聖ヨハニス教会、シュタットアポテーケらに囲まれ、真ん中にエーレンゾイレの柱が建っています。 -
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広場の上の方の入り口にあるガストハウス・ツム・シャーフェンエック。
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エーレンゾイレ。
誰の栄誉を称えているのか。 -
ヨハネの噴水。
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聖ヨハニス教会。
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聖ヨハニス教会。
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シュタットアポテーケ。
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露店の花屋。
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ローゼンベルク要塞が霞んでいます。
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聖ヨハニス教会の裏のアンナカペレ。
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中を覗くと美しい聖母子像がありました。
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後ろは崖になっていて下をシュヴェーデン通りが走っています。
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聖ヨハニス教会に入ります。
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聖ヨハニス教会。
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以下聖ヨハニス教会。
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祭壇。
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ピエタ。
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広場の下の方の出口/入口はバンベルク門。
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バンベルク門を潜るとシュヴェーデン通りの上に出ます。
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ローゼンベルク要塞に行くのにタクシーを捕まえるためため駅に行きました。
ハスラッハ川に架かる橋。 -
ハスラッハ川。
旧市街地ははクローナハ川とハスラッハ川に挟まれた格好になっています。かなり増水していました。 -
駅のタクシースタンドにタクシーがいない。困った、とても歩いて要塞まではいけない。思案していると丁度1台のタクシーが駅前に回り込んできてそのまま出ていこうとする。これを逃しては大変とあわてて呼び止め、運転手にローゼンベルク要塞へ行ってくれないかと話すとちょっと考えていたが「乗れ」と言ってくれた。やれやれ、勿論チップをはずみました。
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ローゼンベルク要塞。
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街の後方の高台に建つローゼンベルク要塞。
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ローゼンベルク要塞。
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ローゼンベルク要塞。
この要塞が文献に現われたのは1249年といいますが、基礎部分は980年頃にあったそうです。ヨーロッパ有数の要塞で30年戦争など幾多の攻防の舞台となりましたが攻略されたことがないほど堅固なものです。 -
ローゼンベルク要塞。
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私のお目当てはフランケン・ギャラリー/バイエルン州立博物館分室です。
リーメンシュナイダーとクラーナハの作品が揃っています。
特別展。リーメンシュナイダーからクラーナハまで。 -
展示品の数々。
宗教画や彫刻がほとんどです。 -
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東方3博士の礼拝。
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エジプト逃避。
ヘロデ王の幼児虐殺を逃れエジプトに逃れるキリスト親子。 -
メモを取ったり取らなかったりで名前が間違っているかもしれません。
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聖母戴冠。
死して天に召されたマリアは神により戴冠されます。 -
聖母戴冠。
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受胎告知。
ルネッサンス期のリッピのような受胎告知と違ってマリアにしても天使にしても生き身の人間らしくて親しみが持てます。 -
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右は聖カタリーナですね。車輪が描かれているのでこれだけは分かります。
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聖カタリーナ。
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聖カタリーナ伝説。
聖カタリーナはアレクサンドリアの貴人の娘。知性と美貌の持ち主だった。時のローマ皇帝マクセンティウスにキリスト教迫害を止めるよう訴えて皇帝とその学者たちを論破した。次に皇帝はカタリーナに言い寄るが撥ねつけられ、怒った皇帝はカタリーナを捕え幾度も鉄の釘の突いた車輪に縛り付け処刑しようとする。しかしその度に車輪が不思議なことに壊れてしまい果たせない。最後は斬首される。
307年殉教とされるが定説はこれは伝説でカタリーナは実在しないとしている。
聖カタリーナの絵にはアトリビュートとして車輪が描かれている。
以上クラーナハの作品でした。 -
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聖ハインリヒと聖クニグンデ。
バンベルク大聖堂に葬られている神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世と妃クニグンデと思います。 -
左ペテロとパウロ。
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馬に乗る聖マルタン。
自分の衣を切り裂いて貧しい人に与えています。これが実はキリストでした。 -
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ピエタ数点。
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どういう所に置かれていたのでしょう。教会向けとは違います。
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いずれも素朴なピエタです。
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クラーナハの部屋がありました。これからクラーナハの作品です。
年とった色事師。女は男のポケットに右手を入れています。 -
キリストと姦通女。
姦通した女に石を投げつけようとする群衆にキリストが言った。「お前たちの中で罪を犯したことが無いと思うものは石を投げよ」。石を投げるものはいなかった。 -
ロトとその娘たち。
ソドムの町の崩壊により子孫が絶えることを恐れた娘が父親ロトを酔わせて誘惑する。 -
白い頭巾をかぶった若い女。
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ヴィーナスと蜂蜜を盗むアモール。
クラーナハ好みの題材です。 -
ダイアナとアクテオン。
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左:ザクセン選帝侯フリードリヒ賢公、右:同ヨハン不変公(フリードリヒの弟)。
ともにマルチン・ルターの保護者だった。
以上クラーナハの絵でした。
私はクラーナハ描く絵では、ルターや王侯の肖像画も貴重なものですが、聖書とか神話に題材をとった絵の方が好きです。特に女性の描き方には何とも言えない色香を感じます。 -
リーメンシュナイダーの部屋もありました。以下リーメンシュナイダーの作品です。
マリアの死。 -
リーメンシュナイダーのマリア像は美しい。ヴュルツブルクのマイン・フランケン博物館にある「悲しみのマリア」像は絶品だと思います。
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マリアの母アンナ、マリアとイエス。
この3人セットになった絵や彫刻は良く見かけます。 -
聖アンナとマグダレーナ。
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以上リーメンシュナイダーの作品でした。
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これがヴュルツブルクのマイン・フランケン博物館にあるリーメンシュナイダーの「悲しみのマリア」です。
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堪能してローゼンベルク要塞を後にしました。下りは歩きです。
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要塞の麓に刑務所があります。
街の真ん中、身近な場所にです。 -
窓はすべて鉄格子で塞がれています。
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刑務所の横を町の方に下って行きます。
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オーベレトーア。
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少し下るとマルクト広場。
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市庁舎。
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市庁舎前の父ルーカス・クラーナハ像。
1472〜1553年。 -
オーベレトーア。
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ミヒャエルの泉。
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ルーカス・クラーナハ通りを降りてきました。
通りを振り返った所、この通りを上った突き当りが市庁舎です。 -
ルーカス・クラーナハ通り。
クラーナハが生まれた辺り。 -
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ルーカス・クラーナハ通り。
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再びメルヒオール・オットー広場に戻ってきました。
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賑やかな音が聞こえたと思ったら突然ルーカス・クラーナハ通りを下って音楽隊がやって来ました。
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ブンチャカブンチャカ。
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堂々たる行進。
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紅一点。
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バンベルク門のほうに消えていきました。もう一人女性がいました。
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旧市庁舎。1512年。
ルーカス・クラーナハ通りの一本西の通りアムツゲリヒツ通り。 -
アムツゲリヒツ通り。
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奨学生の家。
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マルクトハレ。
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アムツゲリヒツ通り。
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アムツゲリヒツ通り。
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さっきの音楽隊が休んでいました。
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アントラブロイ、酒場ですね。
お疲れさま。これから一杯やるのですかね。 -
アムツゲリヒツ通りには木組みの家や石造りの重厚な建物、官庁が並んでいます。
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相当くたびれていますがお役所です。
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裁判所。
アムツゲリヒトとは地方裁判所の事です。
これでクローナハを終わりクルムバッハに急ぎます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- konomiさん 2014/02/08 22:24:57
- バイエルン いいですね
- ドイツは20年前にいきましたが、その時バイエルン地方だけは行かなかったんです。
今となっては後悔。
クラーナハは、最初は何とも変な感覚を覚えますが、なんだか病み付きになる絵を描く人ですね(^^)
以前、ストラスブールで、ドイツ木彫の流れをくむ素晴らしい彫刻を見てから、いつかはまたドイツに行ってみたいと思っています。
ドイツ彫刻の精密さは、日本の松本喜三郎、安本亀八、平櫛田中などの「生き人形」に通じるものがあり、とても興味があります。
ドイツのブレーメンにあるウーバーゼー博物館にも、日本の生き人形が収蔵されているそうで、ここにもぜひ行ってみたい。
もし、20年前にブレーメンに行ったときに知っていたら・・・と思うとちょっと悔しいです(笑)
- ベームさん からの返信 2014/02/09 11:09:25
- RE: バイエルン いいですね
- konomiさん、
メッセージ有難うございます。
この春4年ぶりにフランス、パリに行く予定なので、モンマルトル巡りのモンマルトロビュスの話がとても勉強になりました。もう歳なのであの坂がきついかなと思っていました。機会があれば乗ってみたいですね。
ドイツに行かれることがあれば是非バイエルンへどうぞ。北・中部ドイツの町ほどには重厚さはありませんがミュンヘンを中心に明るい素敵な町が沢山ありますよ。
> 日本の「生き人形」のことはあまり知りませんが確かにドイツの彫刻に通じるものが有るかもしれません。もっともドイツの場合ほとんどが聖書をモチーフにした宗教的なもののようです。ティールマン・リーメンシュナイダーのマリアの彫刻などその美しさと精密さに驚かされました。バイエルンのヴュルツブルク、ローテンブルクあたりでその作品に多く出会うことが出来ます。是非。
ベーム
>
>
- konomiさん からの返信 2014/02/09 11:25:44
- RE: RE: バイエルン いいですね
- > この春4年ぶりにフランス、パリに行く予定なので、モンマルトル巡りのモンマルトロビュスの話がとても勉強になりました。もう歳なのであの坂がきついかなと思っていました。機会があれば乗ってみたいですね。
>
> 春のパリはいいですね〜〜。ぜひ楽しんできてくださいね!
松本喜三郎は江戸時代の人で、熊本出身です。
観音像も作っていますよ。やっぱり宗教界というのは、美術家にとっていいパトロンなんですね。
http://daizukan9.blog63.fc2.com/blog-entry-966.html
- ベームさん からの返信 2014/02/09 19:59:26
- RE: RE: RE: バイエルン いいですね
- konomiさん、
松本喜三郎氏の観音像拝見しました。とても美しくなにか妖艶さを感じます。西洋中世のマリア像の厳しい美しさとは違った美の世界ですね。生き人形というジャンルを知り勉強になりました、有難うございます。
ベーム
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