'１３年旧東独の町、宗教改革ゆかりの町、そしてチューリンゲン、バイエルンの町巡り１５。ザールフェルト。

2013/05/31 - 2013/06/01

９日目、５/３１（金）。
ルードルシュタットからザールフェルトに戻りました。

ザールフェルト：人口３万人。ザーレ川の畔、チューリンガー・ヴァルトの東端に位置する古都。
８９９年文献。１１８０年都市権。１６８０～１７３５年ザクセン・ザールフェルト公国の首都。

ザーレ川について。
今回の旅はザーレ川の畔の町を幾つか訪れました。ハレ、アイスレーベン、ナウムブルク、ルードルシュタット、ザールフェルト。
バイエルン州の北部、上フランケンのフィヒテル山地（バイロイトの東）に端を発し、上記の町々を流れマグデブルクの少し南でエルベ川に注いでいる川です。流域にはハイデックスブルク城、ロイヒテンブルク城ほか沢山の古城が佇んでいます。全長４１３キロ。

写真はオーベレ塔。

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザールフェルト駅。
ルードルシュタット１２：２１のＲＢでザールフェルト着１２：３２。コインロッカーから荷物を取出しホテルに向かいます。
雨が激しくなってきました。

今日の宿ザール通りのホテルタンネ。
駅から５００ｍほどですが雨なのでタクシーを使いました。６ユーロ。

ホテルはすでに旧市街地にあります。チェックインしてすぐ、雨の中を勇躍出かけました。
ザール通りの昔のシュタット・アポテーケ。１６２０年。
当初ミュンツマイスターの屋敷だったが１７４７～１９６９年まで薬局。

この奥はどういう部屋になっているのか興味をそそります。

街の北の門ダルトーア。

ダルトーア。
１４世紀。

ダルトーア通り。

アルテ・ミュンツェ。

アルテシュロス、アルテミュンツェ。
１６０２年ガストホーフとして建築。
１６６０～１７３５年、一時的にザクセン・アルテンブルク公、ザクセン・ザールフェルト公の居城。１８４６年までミュンツェ/貨幣鋳造所。

マルクト広場です。

正面は市庁舎。

マルクトアポテーケ。
１１８０年。１６８１年来薬局。
古都の歴史ある薬局は建物も厳めしいですね。

マルクト広場の裏にある聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。
町一番の教会です。

聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。
中に入りました。

内陣から後陣。

聖ヨハニス教会。
美しい天井です。

聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。

聖ヨハニス教会。
豪華なパイプオルガン。

広場から西に歩いていきました。
ヒルトマンシェスハウス。
昔の貴族の館。１４８５年。

ブランケンブルガー塔。
市の北西門。１３７２年。

ブランケンブルガー塔。

クロスターガッセ。

クロスターガッセの先のフランチスカナー修道院。
１２５０年、シュヴァルツブルク公。

フランチスカナー修道院。
現市博物館。

市博物館。

プフォルテン通りのなにやらユーゲントシュティール風の建物。

ここら辺りは旧市街地の西のはずれです。

ボニファティウス教会。

街の中心部に戻っていきます。
ブルダーガッセのお花屋さんです。
１９０６年となっています。

ゲルトルード薬局。
薬局はどれも立派な構えをしています。日本の調剤薬局とは役目が違うのでしょう。

小さな町です。マルクト広場に戻ってきました。
塔は聖ヨハニス教会。

マルクト広場。

マルクト広場。
雨で閑散としています。

市庁舎。
１５３７年。

市庁舎。
チューリンゲン・ザクセン風ルネッサンス建築だそうです。

広場の一角のディー・リーデン。
１６世紀。アーケードの下に店舗が並んでいます。

ツーリストインフォメーション。

これも立派なヒルシュホーゼン薬局。

マルクト広場の裏に丸い建物が建っていました。

下のプレートにあるように、先の大戦後旧東独政府により政治犯が投獄された所のようです。
後ろの白い建物は市庁舎。

「１９４５年以降スターリン主義者によりここに投獄された犠牲者の追憶のために」。

オーベレ通りのオーベレ塔。
市の南の門。１４２９年。

オーベレ塔。
外側から。

旧市街地の南側の市壁の遺構。

町の防御施設。ブライトシャイト通り。

市壁沿いの公園。

ホーアーシュヴァルム。
市壁の先の公園にあります。

ホーアーシュヴァルム。
シュヴァルツブルク伯の居城跡。１３００年。

ホーアーシュヴァルム。

ホーアーシュヴァルム。

ホーアーシュヴァルム。

キッツァーシュタイン城。
中世の貴族の館。１５２４年。

キッツァーシュタイン城。
市街地の東端、ザーレ川の畔。

キッツァーシュタイン城。
エントツェンベルク家の館。現ザールフェルト音楽学校。

城の一部。

ザーレ川に出てきました。
水かさが増しています。

岸辺を洗っています。

ドイツの河川にははっきりした堤防が無いのでこれはもう溢れている状態でしょう。でも辺り一帯水に備える気配はありません。

ザーレ川の橋の袂のザール塔、町の東の入り口です。
塔の先が市街地ですぐ先にホテルがあります。

ザール塔。
１３６５年。
これで街を逆時計回りにぐるっと一周しました。

ホテルの近くの小さな家庭風レストランで夕食。
茸のオムレツ、ワイン。１５ユーロ。
肉料理が口に合わないので、無難なオムレツとかスパゲッティ類が多くなります。必ずパンが付いてくるので量的には十分です。

雨の中をよく歩きました。今日はこれで終わり。明日からはチューリンゲンを離れバイエルンに入ります。