2014/11/25 - 2014/11/25
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アルデバランさん
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火曜日、ワイマールから電車で「アルンシュタット」に出かけてみました。
父母を亡くした少年バッハはオールドルフで長兄の世話になってましたが、15歳で300キロも離れた北ドイツのリューネブルクで国が運営するミカエル教会付属学校に学費免除生徒として寄宿し独り立ちしました。
再び、チューリンゲンの地に現れるのは3年後の18歳
ワイマールで5か月ほど宮廷楽師を勤めた後、バッハ一族の本拠地の一つ、人口3,800人ほどのこのアルンシュタトに新築された教会のオルガニストとして、職を得ました。
弱冠18歳、初めて職業についたスタートの地、アルンシュタットでは若気の至りでしょうかそれとも迸るオルガンや音楽への情熱からでしょうか、様々な逸話を残しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
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-
まず最初にアルンシュタットの位置です
ワイマールからエアフルトに戻りそこからローカル鉄道で約20キロ
ちなみに直線距離だと少年時代に過ごしたオールドルフからすぐです。 -
朝、ホテルで電車の時間を調べます
駅に時刻表が沢山あったのでもらってきました
え〜と…
9時の電車に乗って
エアフルトでの乗り換えは? -
ネットで帰りの電車も調べます
昨日は結構遅くなっちゃったから
アルンシュタットを3時58分でワイマールに5時前に帰ってこれます -
4泊したホテルアンナ・アマリアの窓から通りを見下ろします
-
7時45分
日が昇ってきます
今日も天気は良さそうです -
昨日のドレスデンと違って今日は近場です
電車も9時なので
ワイマールの朝の街をブラブラ歩きながら駅に向かいます -
GENさんとELLIさんが住んでた家なぞ見ながら…
-
もうおなじみになった市庁舎
今日こそはラーツケラーで夕食を!
と思いますが一体何処にある? -
ホテルエレファント隣の白い「黒熊亭」はすぐに見つかるのですが…
-
ラーツケラーはこのクラナッハーの家のすぐ隣だったんだけど…
気づきませんでした -
こ、これは…
一体なあに? -
不動産屋さんありました
この辺りの家のお値段は?
安くはないけど高くもないですね… -
おっ!
あのヘルダー教会です -
朝飯はいつものパン屋さんで既に済ませてますねん
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「玉葱亭」ありました…
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ワイマールは市街から少し離れたところに地下駐車場があるようです
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この並木道を上ってゆくと駅です
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ワイマール駅
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9時2分の電車にのります
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良かった、空いてる
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ワイマール〜エアフルト間
来る時はハプニングでバスだったので初めてです…
田園地帯に村が点々と -
エアフルトでローカル線に乗り換えます
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寒いんでしょうか
まだ陽が当たらない所は霜で真っ白 -
そのうち朝霧が…
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陽があたってようやく晴れてきました。
電車で移動を堪能します -
20分ほどで着きました。
バッハ、若気の至りのアルンシュタット -
小さな駅舎のアルンシュタット駅
10時前です -
モーツアルト通り、ありました
-
ワーグナー通りもありました
-
一面、エーデルワイスのようですが単に凍ってるだけです…
でも、日が当たってるのでそんなに寒くありません -
因みにアルンシュタット市内図
良かった…
ワーグナー通りを進んでいたら正反対の方向に行ってしまうところでした。
ご多分にもれず駅は市街から外れて北の方にあるので南に下ります
市庁舎RATHの周りに何か所か「BACH」の文字が見えます -
見えてきました
まずはヒンメルファールツ・キルヒェ
昇天教会 -
アルンシュタットはアイゼナハ、エアフルトと並ぶバッハ一族の本拠地の一つです。
大勢のバッハ家の人達がこの教会の墓地に眠ってます -
「24人」との案内が掲げられてました
-
「バッハ音楽一族がこの墓地に眠ってます」とか書かれているんでしょうか
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墓碑の3面にはバッハ、バッハ、バッハ…
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バッハ、バッハ、バッハ
この墓碑を見て、フランク・サリバンの傑作短編小説『忘れられたバッハ』を思い出しました。 -
他に2,3の墓碑があるだけで公園のようになってました
-
バッハ・キルヒェやインフォメーションこっちね…
行ってみましょう -
露天市の向こうに教会らしき建物が見えてきました。
バッハ教会ね -
石垣の前に露天の店舗が店を広げてますが、ちょっと見せて…
-
バッハ教会
横から入ってみます -
外観とは違って比較的明るい内部です
-
バッハが赴任した1703年当時、アルンシュタットには教会が3つありました。
このバッハ教会は1683年にできた新教会と呼ばれ格は一番下の下位教会でした。 -
日本人も多く訪れるようで、日本から来たというと日本語の案内パンフレットを見せてくれました
-
アルンシュタットでのバッハの足跡や武勇伝も紹介されてます…
極めつけは1706年11月11日
「聖歌隊の指導を疎かにする一方で、女性をコーラスに参加させて」聖職者会議で査問させられてます。 -
バッハ君、なんて言い訳したんでしょう…
それとも開き直った? -
天井近くのオルガン
ここにはヨハン・フリードリッヒ・ヴェンダーが1703年に完成させたヴェンダーオルガンがあり、バッハはオルガニストとして弾いてました。 -
実はこの天井に近いヴェンダー・オルガンの他に2階の格子の所にもう一つシュタインマイヤー・オルガンというのがあります
-
広場方面からバッハ教会
ここアルンシュタットで青年バッハは又従妹で伴侶となるマリア・バルバラと知り合いになりました。
午後はそのマリア・バルバラと結婚式を挙げた郊外のドルンハイム村に行きます。 -
壁にまた碑がありました
-
坂を登ったところにバッハ教会は広場に面してます
広場はこのようにマーケットが立ち並びます -
広場にはお約束の市庁舎
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その横にツーリストインフォメーションがありました。
-
午後訪れる予定のバッハが結婚式を挙げたドルンハイム村への行き方を聞きます
-
バスとかはないようなので歩くことに。
徒歩だと畑の中を近道で3キロほどだそうです
地図に書いてもらいましたが肝心のドルンハイム村は郊外なので地図にはありません -
広場にはマーケットに交じって若きバッハの銅像がありました。
-
先日のミュールハウゼンのバッハより若いはずですがこちらの方が歳をとって見えます
-
18歳で、ここアルンシュタットでオルガニストとして本格的に職について4年間
青年バッハの一切の妥協を排した表情や活気がみなぎります -
マーケットが立ち並ぶ広場でバッハ教会の方を向く、バッハ
-
そして、ここでもチューリンガー…
-
広場からすぐの所にあるコールガッセ7番地
アルンシュタットに来た当時住んだ家で、伯父ヨハン・クリフトフとその子エルンストの家はバッハ・ハウスとなってます -
入口の戸は開いており中に入れました
伯父ヨハン・クリフトフとその子エルンストです -
バッハ関連施設の案内もありました
-
でも肝心の室内は鍵がかかっており入れません
今日は月曜じゃなくて、火曜日なんだけど…
まだ午前中だから?
あとで、又来よっと… -
また広場に戻って…
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路地を下ると、こんなのもありました
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広場の周りはどうやら「バッハ」で売っているようです
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ここにもバッハは住んでいた?
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カフェもありました
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このZIMMER Str.は特にバッハ一族が住んでいた通りです
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18番地も…
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インフォメーションのお嬢さんの言うには、
バッハが弾いたと言われる貴重なコンソールがあるバッハ博物館(棕櫚の館)は今はないそうで、展示品は城の博物館に移転とのこと…
行ってみましょう -
塔の手前に博物館はありました
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看板も何も出てないけど…
-
通りかかった人に、バッハ関連の展示は何処ですかと聞きました。
どうやらここを上がるようです -
教会の模型もありました
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そしてオルガン演奏台
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オルガンストップも…
-
ちょうど12時30分です
まだ、ゆかりの場所は2,3か所残ってますが後回しにして
広場まで戻らずに、このまま午後の部のドルンハイム村に行ってみましょう
以下続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- beachさん 2019/02/02 17:11:17
- アルンシュタット行ってきました!
- アルデバランさん
こんにちは。beachです!
先日はコメント頂きありがとうございました。
また、沢山の「いいね」もありがとうございます。
早速ですが、先日アルデバランさんからコメントを頂けたことがきっかけになり、思い立ったら吉日アルンシュタットに昨日行ってまいりました。
日帰りでしたので、アルンシュタットのみだったのですが、旅行記フル活用させて頂きました。ありがとうございます(*^^)v
小さな町ですが、私はこの中部ドイツ付近のバッハの町が好きです。博物館の方もとても親切でガイドをして下さいました♪
旅行記も追って書こうと思います。
取り急ぎ、御礼申し上げたくコメントいたしました。
beach
- アルデバランさん からの返信 2019/02/02 21:11:56
- Re: アルンシュタット行ってきました!
- beach様
こんにちわ
アルンシュタット行かれたんですね!
鎌倉とかいわゆる小京都とかの街に割と気軽に行ける感じなんでしょうね。
ドイツには魅力的な街が散在しており、とても羨ましいです。
少年期、青年期、壮年期、バッハの各年代の足跡をたどるのは本当に楽しいテーマだと思います。
アルンシュタットは小さな街ですが、いわれのバッハ教会に行くと日本語の説明書を見せてくれました。
日本には熱心なバッハファンが多いいんだなぁとつくづく思いました。
ガイドしてもらい、充実した訪問になったようでラッキーでしたね。
やっぱりコミュニケーションがとれるの大事ですね、レポート楽しみにしています…
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