ふたつの石畳～馬越峠と大門坂～　詩編

2013/06/14 - 2013/06/16

何もないところでも、人が歩けば道となり
道であっても、人が歩かなければ野と化す

今、この道を歩けるしあわせ。



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熊野古道はその文化的・歴史的な意義を現在に伝えようという"思い"を持った人々によって整備され復活を遂げつつある。

その道は・・・その思いを受け継ぐ人達が歩いてこそ、また道となる。


ぜひ、あなたもそのひとりになってください。
熊野古道を一緒に歩きましょう。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0

石畳の続く道を自分のペースで歩む
人に追い立てられて周りの物に目もくれなかったり
人に遅れを取らぬように頑張りすぎたり

そんな歩き方ではなく
今日は一人だから自分の息遣いで足を進めよう

石につまづいても手をさしのべてくれる人はいないけれど
新緑の木々のあいだから　ささやかに感じる風が私を励ましてくれる

いつもそばにいてくれた人がいつまでも存在するとそう思っていた
でも無限の関係などないと気づき
人は所詮　孤独な生きものだと、この道を歩くまでそう思っていた

でも違うよね、今この道を歩けるのはやはりあなたのおかげ

けっして、私一人では歩めなかった道を
時空を超えてあなたと歩もう

あなたの"思い"を求めて
このふたつの石畳・・・参詣　祈りの道。